飛び交うロシア語とスペイン語は一体何と言っていた?
アニメ「LAZARUS ラザロ」の第2話「Life in the Fast Lane」の考察です。
アクセル「やりようによっちゃいくらでも悪用できるぜ」
副作用がない安価なハプナは「奇跡の薬」と呼ばれているため、ほぼ世界中の人が服用している状態です。
アクセル「この中でハプナを使ったヤツはいるか?」

アクセルの質問に漏れなく全員が手を挙げていたように、ハプナは老若男女問わず一度は口にしたことがある薬と言っていいでしょう。
そのため全世界の人にとって、スキナーの犯行声明は他人事ではないわけです。

服用した3年後に死ぬ薬なので、命かかってますもんね~…😅
もしスキナーが持つとされる特効薬を手に入れることができたら、とんでもない高値で取引されるでしょうね😱
今回FBIが出てきましたし、既に高額の懸賞金が設定されているのかもしれません。
- スキナーは何故失踪したのか?
- 何故10万人のスキナーが現れたのか?
- アクセルはシェルター内が危険だと分かっていた?
- スラングまみれのロシア語とスペイン語
- エレイナはハッキングの時に性格が変わる?
今回はスキナーが失踪した理由や、ラストに10万人のスキナーが現れたこと、地下シェルターに群がったマフィアやスパイたちが一体何と言っていたのかについて解説します。
気になる方は是非最後まで読んてみてくださいね🎵
前回の考察はこちら👇
スキナーは何故失踪したのか?

スキナー「私の計算では、今からちょうど三年後、北極の氷は溶けて消失する。だが、それは始まりに過ぎない。今ここで手を打たない限り、雪崩のように地球は崩壊していく。誰も住めなくなった地球で、一体どんな経済活動しようというのか!」
アニメ「LAZARUS ラザロ」第2話「Life in the Fast Lane」
スキナーは気候変動の問題に懸念を抱いており、国連総会でもそのことを訴えました。
しかし各国の首脳はスキナーの意見に耳を傾けることはなく、その後スキナーは姿を消しています。
国連で失望したことが、今回の犯行声明のきっかけとなったことは十分考えられます。

ただ経歴を見るかぎり、スキナーは姿を消す一年前にハプナを開発しているので、国連がきっかけというなら順番が逆ですよね…。
そうなると、犯行声明そのものがスキナー本人のものなのか怪しく感じてしまいます。

エレイナ「スキナー博士が…ええと…10万人くらい」
ハーシュ「どういうこと?」
アニメ「LAZARUS ラザロ」第2話「Life in the Fast Lane」
実際にラストではなんちゃってスキナー?が大量増殖していましたし、犯行声明自体がディープフェイクの可能性は捨てきれないですよね😅
何故10万人のスキナーが現れたのか?
さて、何故これだけ大量のスキナーが現れたかについては、さまざまな理由が考えられます。
ここでは「なりすまし」「改竄」という観点から解説していきます。
愉快犯や信奉者の「なりすまし」

スキナーは先日の声明で一躍時の人になりました。
有名人になりすましたいという愉快犯がいてもおかしくありません。
またスキナーは賞金のほとんどを寄付して、自身は質素な生活を送っていました。
スキナーに恩義を感じている人々や終末思想に憑りつかれている宗教団体などが、スキナーを捕まえさせたくないといった理由でスキナーになりすましている可能性があります。
監視カメラデータの「改竄」

スキナーを捕らえたい何者かが、情報操作をすることで意図的に混乱を引き起こしたパターンです。
なりすましとはいえ、これほど大量のスキナーが一斉に見つかるのもおかしいので、映像データの改竄が一番納得がいく理由かなと思っています🤔
今やスキナーは世界中から狙われているといっても過言ではありません。
国を挙げてスキナーを見つけようとしてもおかしくないので、ライバルを蹴落とすためにこういった工作が行われているのかもしれませんね。
アクセルはシェルターが危険だと分かっていた?

アクセル「B12…ここか」
クリス「人っ子ひとりいなさそうだけど」
アクセル「…行くぜ」
アニメ「LAZARUS ラザロ」第2話「Life in the Fast Lane」
スキナーは8年前に核シェルターを購入していました。
アクセルとクリスはアリゾナの核シェルター地区へと向かいます。
クリスは核シェルターの前で「人っ子ひとりいなさそう」と言っていましたが、アクセルは別の車のタイヤ痕に気づいていました。
これはギリギリのスリルを好むアクセルが、危険を承知でわざとクリスに言わなかったのだと思います。
スラングまみれのロシア語とスペイン語

シェルターでは国籍不明の敵と次々を現れました。
使われていた言語はロシア語とスペイン語です。
クリスはロシア出身なので、ロシア語が聞き取れたみたいですね。
さて一体どんな会話があったのか聞いてみましょう!
(汚い言葉が多いのでご注意ください😱)
Si tratan de parar a nosotros, ¡disparamos los huevos a todos!
(意訳)俺らを止めるってんなら、てめえらのタマをぶち抜くぞ!
Да я тебе сейчас замочу нахрен!
(意訳)今すぐブッ〇してやる!

ホントに攻撃的な言葉だった😱
その後、クリスが「Чёрт!(チョルト!)」と言っていましたが、これも「クソ」とか「チクショウ」みたいな意味のロシア語です。
Да он, блин, из них откуда выскочил!
(意訳)一体どこから出てきやがった!?
¡Ay el doctor aquí! ¡Mátan esos hijos de puta!
(意訳)博士がいる!あのク〇野郎どもを〇せ!

コバヤシをスキナーと勘違いして群がってますねえ~。
¡Chuta esto, cabrón!
(意訳)蹴飛ばせ、〇ソ野郎!
以上、「多分こんなこと言ってるんじゃないかなあ~」という意訳です。
あくまで作品の中で出てくるセリフですからね!
私はこんな汚い言葉使いませんから😅
ちょっと敵が興奮していたうえ汚い言葉だったので、聞き取りが合ってるかは微妙です…。
読者さんの中に、ロシア語とスペイン語が堪能な方はいらっしゃいませんか~!🤣
エレイナはハッキングの時に性格が変わる?

ダグ「それよりもエレイナの方がヤバい」
リーランド「え、マジですか?」
ダグ「数々の事件を起こした有名ハッカーらしい」
リーランド「へえ…何かおとなしそうに見えるけど」
アニメ「LAZARUS ラザロ」第2話「Life in the Fast Lane」
エレイナは「マッド・スクリーマー」の異名をもつハッカーです。

「mad」は「狂気」、「screamer」は「叫ぶ人」という意味だとしたら、エレイナはハッキングする時に性格が豹変する可能性があります。
PVでは不敵に笑うエレイナも確認されているので、今後彼女がどういう活躍を見せてくれるのか楽しみです!
LAZARUSのPVはこちら👇
2話の感想

アクセル「おまじないだ。この天使がいっつも俺を守ってくれんだ」
いや~アクセルのイカレっぷりがあらわになった気がします!
「これがあるかぎり俺は死なないんだ」と言っていましたが、その自信は一体どこから来るんでしょうか?😅

そういえば、アベルがいたバビロニア・シティのシンボルも天使像でしたね。
この天使像とアクセルのペンダントが何か関係しているのかもしれません。
それでは以下、気になったことです!
「また後でクロコダイル」って何?

トーク番組で司会者が「また後でクロコダイル」と言っていましたね。
日本語だと少し分かりづらいのですが、英語だと「In a while, crocodile」となり、whileとcrocodileが韻を踏んでおり、リズム感のある言い回しになっています。
同じく番組中に登場した「See you later, alligator」も、later と alligator で韻を踏んでいて、これも定番のフレーズです。
どちらもカジュアルな別れの挨拶として使われるもので、「See you later, alligator」に対して「In a while, crocodile」と返すのが、お決まりのやり取りとなっています😊
1話から続けて登場している人物(と猫w)

スピード違反を取り締まっていた警官は、1話でアクセルを脱獄犯と気づかず取り逃がした警官です。

こちらも1話でクリスをつれなく振っていた猫です。
ちなみに♂。
ひょっとしたら、今後も彼らがたびたび登場するのかもしれません😍
猫にいたっては、ちゃっかりラザロのアジトで飼われる…という展開もある!?
レザーフェイスって何?

クリス「レザーフェイスとドライブなんてごめんよ!」
レザーフェイスとは、1974年公開のホラー映画「悪魔のいけにえ」に登場する架空の殺人鬼のことです。
その名の通り人間の皮膚で作った仮面で顔を隠しており、チェーンソーを武器に人を襲ったりしています。
アクセルをレザーフェイス級の危険人物だと判断し、クリスは思わずアクセルを車から叩き出したんですね😂
実際に映画「悪魔のいけにえ」でも、ヒッチハイカーを車から追い出すシーンがあります。
ヒッチハイカーはレザーフェイスの兄弟であって、レザーフェイス本人ではないのですが、「危険なヒッチハイカーを車から追い出す」という映画の構図が、クリスがアクセルを突き放すシーンと重なっていて、映画を知っている人にとっては嬉しい演出となっています。

ちなみにゆんこはホラー映画を観ると眠れなくなるので、一切見ません😂
エイリアン系とかも全然ダメです…。
渡辺監督のインタビューが掲載されました!
記事の中で監督はビバップに寄せたつもりはないことを語っています。
ただキャストに山寺宏一さん・林原めぐみさん・多田葵さんがいるってだけで、ビバップファンはどうしても連想しちゃいますよね😂
石塚運昇さんもひょっとしたら、出演したかったかもしれないなぁ…😢
*石塚さんは2018年にご逝去されています。
私としては監督が新たに描く世界を楽しみたいと思っているので、ビバップっぽくなくてもむしろ大歓迎です🎵
ビバップ大好きスタッフが集まったためか、どうしてもビバップテイストは出ていますが、監督自身には過去作に囚われすぎず、のびのび作品を作って欲しいですね。
今後もラザロを楽しんで視聴したいと思います🎵
次回の更新は4月21日(月)の予定です。
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