アマテが本当に望んでいるものは何?
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の第3話「クランバトルのマチュ」の考察です。
アンキー「あんたさ、クランバトルやらない?」
ネノクニで軍警察を叩きのめしたことがバレるのを恐れたのか、それとも、シュウジが見せてくれた「キラキラ」をもう一度見たかったのか…。
思わぬ流れからアマテはクランバトルに参加することに!😲

エントリーネームのマチュは幼い頃のニックネームだったんですね✨
そして物語の舞台やアマテの取り巻く環境がだいぶ分かってきました。
- 物語の舞台は独立戦争終結から五年後!
- アマテを取り巻く環境について
- 両親はエリート、自身はお嬢様学校の生徒
- 何不自由ない暮らしのはずなのに、自由じゃない
- 表面上は周囲とうまくやっているが…。
- アマテの本当の望み
- アマテは「キラキラ」をどこで見た?
- 「本物かもしれない」の意味
- おまけ:赤いガンダムのデータ掲載
3話では、現在がU.C.0085であることや、イズナ・コロニーとジオンの関係、そしてアマテがまさかのお嬢様学校の生徒だったという驚きの事実も判明。
少しずつ姿を現しはじめたジークアクスの世界観。
今回はその背景を整理しながら、アマテが本当に望んでいることを探っていこうと思います!
おまけでは、アマテが見ていたFOOLYPEDIAに掲載されていた赤いガンダムのデータを公開しています。
気になった方は最後まで読んでみてください🎵
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の3話のネタバレを含みます。
3話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。
物語の舞台はU.C.0085

シャリア「預けたものは引き取ります。では…」
タマキ「…昨日付け?」
カムラン「中佐はスジを通されたのさ」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
エグザベの入国申告書から、物語のU.C0085であることが判明しました!

ジオン独立戦争が終結してから5年経ってますね~。
タマキの「昨日付け」というセリフから、今日は6月9日ということが分かります。
ジオン公国と地球連邦政府との間で、戦後の取り決めや処理はひととおり終わったものの、辺境のコロニーでは難民や残留孤児といった戦争の爪痕が色濃く残っている状況でしょうか?
今も続くジオンのコロニー支配
本来なら、ジオンの軍人がコロニー内で事件を起こしても、その身柄は「地位協定」に基づいてジオン側に引き渡される決まりになっています。
しかし今回のエグザベ少尉は現行犯逮捕だったため、ジオン側が要求しても身柄を引き取ることができませんでした。

ワード「何だと!?こいつ一人のためにそこまでするのか!」
軍警「停船せよ!ジオン軍所属ソドン!停船せよ!繰り返す!」
シャリア「構いません。このまま微速前進」
コモリ「むちゃくちゃですよこんなの!」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
そこでシャリアはエグザベを引き取るために、軍警の停船命令を無視してコロニー内に侵入。
昨日付けの入国申告書を渡すことで一応筋は通していますが、このやりとりからは「戦争が終わっても、実質的な力関係はジオンの方が圧倒的に優位」という構図が見えてきます。
戦後の平和がいかに不安定な均衡の上に成り立っているかが、改めて浮き彫りになったと言えそうです。

エグザベ君を引き取るためとはいえ、これはちょっと…😅
戦争が終わっても、実際は何も変わってないじゃん!
という住民の怒りの声が聞こえてきそうです…。
アマテを取り巻く環境について

3話では、少し特殊なアマテの家庭環境や学校生活が描かれました。
何不自由なく暮らし、表面上は周囲ともうまくやっている。
けれど、彼女の心にはどこか満たされないものがあるようです。
今回はそんなアマテを取り巻く環境を整理しながら、彼女が抱える生きづらさの正体と、心の奥底で本当に求めているものは何なのかを探ってみたいと思います😊
両親はエリート、自身はお嬢様学校の生徒

アマテ(もしバレたら…)
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
ネノクニで暴れたモビルスーツのパイロットが自分だとバレたら…。
アマテの脳裏には、センセーショナルなニュースサイトの見出しが浮かんでいました。
匿名掲示板には「父親が外交官で、母親が監査局職員らしい」と書かれています。
両親揃って超エリートですね😲

タマキ「ごめん。留守番お願い」
アマテ「仕事?」
タマキ「今から局舎」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
外交官は海外赴任が多い職業ですし、母も急な呼び出しで家を空けるなど、子供を放任しがちなようです。
とはいえアマテも高校生。
むしろ年頃の女の子なら、親との距離感としてはこのくらいがちょうどいいのかもしれません。
そしてアマテが通うのは、ハイバリー高校というお嬢様学校。

お、お嬢様…??
アマテには全ッ然似合わない…😅

タマキ「やっぱり塾遠いの嫌?」
アマテ「ううん。でもお金もったいないかなって」
タマキ「なんで?アマテの友達はみんな行ってるんでしょ」
アマテ「バイトしてる子もいるよ」
タマキ「ふーん。でもね、今は勉強でしょ」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
お嬢様学校なだけあって学費も高く、中にはバイトをしている子もいるようです。
そんな環境の中で、アマテは塾に通わせてもらい、勉強に集中できる環境を整えられていることからも、かなり裕福な家庭で育っていることが分かります。
何不自由ない暮らしのはずなのに、自由じゃない

アマテ「宇宙って自由ですか?」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第1話「赤いガンダム」
しかし、アマテは何不自由のない生活の中で、どこか息苦しさを感じていました。
それはただ門限があるといった話だけではありません。
本当に自由を感じているなら、アマテが「自由ですか?」なんて問いかけることもなかったでしょう。
アマテは生まれた時からコロニーで暮らし、本物の重力も、空も、海も知らずに育ちました。
与えられたものに囲まれて生きる日々の中で、本当の何かに触れたことがない。
アマテは心のどこかで、ずっと言葉にできないモヤモヤを抱えて生きてきたのかもしれません。
シュウジ「焦らないで、マチュ。もっと自由になっていい。海を泳ぐ魚みたいに」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
本当の自由への渇望、それがアマテの行動力の源です。
とするとシュウジの言葉は、アマテの心を解き放つ魔法の言葉だったのかもしれませんね。
周囲から浮いていた?

周囲の人間関係も、アマテには大きな問題はありませんでした。
女生徒A「アマテ―。進路希望の紙書いたぁ?」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
アマテに話しかけてくれる友人だってちゃんといます。
しかし心から理解し合えるような親友はいませんでした。
だからこそ、アマテは無意識に「キラキラ」を求めてしまったのではないでしょうか?
「キラキラ」とは、作中でニュータイプ同士が心を通わせたときに起こる独特の描写。
それは普通に言葉を交わすのとは少し違って、まるで心の声が直接届くような、お互いの存在を感じ取れる特別な瞬間のことです。

アマテ「シュウジ!どこ?」
シュウジ「近くにいるよ」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
与えられた日常に息苦しさを感じていたアマテにとって、シュウジは「心の底から繋がれる相手」だったのかもしれません。
これから2人がどんな関係を築いていくのか、非常に楽しみですね!😊

こうして整理してみると、シュウジってアマテの望みを叶えてくれる子なんだよね…。
これが本物のマヴか😎
アマテは「キラキラ」をどこで見た?

アマテ(間違いない!きのう見たあのラクガキ…あれはっ!キラキラだあ~)
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
ニャアンに付き添って、ネノクニにあるカネバン有限公司に向かう途中の壁にありましたね。

というかシュウジ、いろんなところにラクガキしまくってるんですね😅

アマテに会った時、白いスプレー缶で何か描き足していましたが、左にあった赤いやつとあわせて見ると、白いガンダムと赤いガンダムに見えてきますね😍
「本物かもしれない」の意味

アンキーはオメガ・サイコミュの起動デバイスを気にかけていました。
ジークアクスがサイコミュで動くモビルスーツということに気づいているのかもしれません。
アンキー「あの子は間合いが分かってるんだ。本物かもしれない」
マブ「本物?何のですか?」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
とすると、「本物」というのは、ニュータイプのことを指しているものと思われます。
ただフラナガンスクール首席のエグザベですら、オメガ・サイコミュを起動させることはできませんでした。
ひょっとしたらアマテはニュータイプの中でも特別な存在なのかもしれませんね。

そういえば、アマテがミャアンとぶつかる前に受信したメールのことも気になっています。
このメールを送ってきた相手も、アマテが特別なニュータイプだと知っていたんでしょうか…?
おまけ:赤いガンダムデータ

ここではアマテが見ていたPOOLYPEDIAにあった赤いガンダムのデータをまとめています!
概要
ガンダムはジオン公国軍のモビルスーツであるという認識が一般的であるが、元は地球連邦軍が開発したモビルスーツである。
鹵獲戦闘時に設計データがほぼ失われてしまったことと、機体そのものも戦争末期に消息を絶ったため、機体情報に不明な点が多い。

ゼクノヴァのことは書かれていないので、ひょっとしたら秘匿されているのかもしれませんね😓
特徴
戦後、ジオン公国が公開した情報によれば、基本設計はジオン公国のモビルスーツ技術をベースに連邦軍の最新技術を搭載した機体であったとされる。
一般的に運用されていたMS-06ザクタイプまでのモビルスーツには見られない、ルナ・チタニウム合金製の装甲、ビーム・ライフル、ビーム・サーベルなどのビーム兵器、頭部バルカンとセンサードムが装備されており、これらは当時のモビルスーツ設計思想とは一線を画すものであった。
ジオン公国軍により、少なくとも二度改修が行われ、その際に搭乗者であるシャア・アズナブル大佐のパーソナルカラーに塗装された。
これがジオン公国軍側での運用名「赤いガンダム」の由来となっている。
また、オールレンジ攻撃が可能なビットは、この改修時にアルファ型サイコミュとともに装備させたものである。
戦果と影響
ジオン軍による運用が開始されると同時に各戦局で目覚ましい戦果を挙げた。
諸説あるもののジオン独立戦争でガンダムに撃墜された戦闘艦は10隻以上、モビルスーツは60機以上とされ、搭乗者であったシャア・アズナブル大佐は「赤い彗星」の異名で恐れられた。
3話の感想

シュウジと会った時のアマテ、顔を赤らめてましたね。
会ったばかりなのに、もう好きになっちゃったんでしょうか?😱

私はいきなり匂いを嗅いできて、下水に連れ込む人は無理かもしれない🤣
とはいえ、
「二人がくっつくとニャアンはどうなるの?EDはアマテとニャアンがあんなに親密そうにしているのに…」
と、一体どのカップリングを応援したらいいのか、気持ちが渋滞していますw
以下、気になったことです!
ニャアンは故郷に帰りたい?

故郷のコロニーが戦場となり難民になった時、幼い彼女は家族の安否を確認する暇もなく、単身プチ・モビルスーツでコロニーを脱出。運よく船に拾われてマチュの住むコロニーに来た。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」公式サイト キャラクター「ニャアン」
生き抜くためとはいえ、非合法の密輸品の運び屋をしているニャアンは少し心配ですね😓
本来であれば、家族の庇護を受けていてもおかしくない年齢ですし、家族の安否も気になっていると思います。
とにかく生き抜いてお金を貯めて、家族の無事を確認したい…というのがニャアンの生きる目的なのかもしれませんね。
日昇新聞

日昇新聞オンラインでは、未成年報道でありがちな目隠し線入りのアマテの顔写真も掲載されていましたw

日昇新聞なのはサンライズだから🌄
ゆんこさんじゃなきゃ見逃しちゃうね(やかまし)
またしても不憫なエグザベ君


無茶苦茶軍警にボコボコにされてますやん…😭
フラナガンスクール首席のニュータイプとはいえ、実際に体を使うことは普通の人間とそんなに変わらないはずなので、コテンパンにされてしまったのかもしれませんね…。
いつかエグザベの前に本物のマヴが現れ、彼が大活躍する日を待っています😂
17バンチ事件って何?

カムラン「だからといって17バンチ事件の二の舞は…」
シャリア「無論です」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第3話「クランバトルのマチュ」
カムランが言っていた17バンチ事件が気になりました。
恐らく過去にも、一般市民を巻き込むような深刻な事件があったのでしょう。
しかも、今回のように形だけでも手続きを踏むことができず、ジオンが非難を浴びた可能性もあります。
そうした過去があるからこそ、イズマ・コロニーの人々が今回の騒動に敏感になっているのかもしれませんね。
次回も戦いの予感?

次回のクランバトルの相手は可愛い女の子のようですね。
パイロットスーツを着ている女の子の姿がありました。
「クラバなんてまともな奴はやらない」と1話でニャアンが言っていましたが、この子には一体どんな事情があるんでしょう…。
そして来週はついに必殺技が飛び出したりするんでしょうか?
今後の展開も見逃せませんね!
次回の更新は4月30日(水)の予定です。
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