【考察】ルパン三世PART6 #20 女同士の友情とアヨン教の闇

ルパン三世PART6

不二子の女友達が登場!不二子の新たな一面も描かれる

アニメ「ルパン三世PART6」の第19話「二人の悪女」の考察ページ。

「登場人物」「グレイソンカンパニー」「アメリアの秘密」「今週の花言葉」を掲載。

ルパン三世の峰不二子というと、どんなイメージだろうか。

筆者の不二子のイメージは、悪の親玉相手に美貌で取り入っていたり、ルパンを裏切ったり、「男を手玉に取る女性」だ。

今回の話では不二子のかつての仕事仲間であるアメリアという女性が登場する。

アメリアは不二子とある仕事をした後、黙っていなくなった。

アメリアが新たに不二子に持ち掛けた仕事とは何だったのだろうか?

前回の考察はこちら。

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登場人物紹介

アメリア

不二子のかつての仕事仲間。
天然の人たらしで人の懐に入り込むのが上手い。
しかし作戦の詰めが甘く、よく失敗する。

不二子「ちょっと癪だけど、あんたが持ってくる仕事で退屈したことって一度もないのよね」

ヘビースモーカーだったらしいが、現在禁煙中。

グレイソン

一流IT企業グレイソンカンパニーの社長。
美しいものが好きで不二子を自分のものにしようとする。
支配欲が強く、相手の身体に自分の名前が入った焼き印を押すのが趣味。

グレイソンカンパニー

グレイソンカンパニーは裏で人身売買を行っていた。

社長だったグレイソンは、不二子とアメリアにやられた後失踪したことになっていたが、出資先であったアヨン教を乗っ取り教祖になる。

グレイソンは「インビジブル」というダークウェブ上の闇サイトで、人身売買、臓器売買、人間剥製の販売など悪事を働いていた。

元は一流IT企業だけあってセキュリティが高く、インビジブルをハッキングするのにルパンも手を焼いていた。

そんな時、アヨン教の本拠地であるアトラス島がインビジブルのサーバーの在りかの候補であることを突き止めたルパンは、不二子のピンチにかけつける。

ルパン「ネット経由じゃハッキングできなかったんでな。直接来てやったぜ」

アメリアの秘密

アメリアの様子が変だと気づいていた不二子。

実はアメリアには秘密が二つあったのだ。

アメリアはグレイソンを殺そうとしていた

アメリアが育ったエデン孤児院はグレイソンの息がかかった施設だった。

アメリアは幼い頃誘拐され無理矢理孤児にされたことをグレイソンカンパニー本社で知ったのだ。

孤児院の友人は全て売り飛ばされた後死んでいる。

アメリアは失踪したグレイソンに復讐するため、不二子の前から黙って姿を消し、不二子をおとりにしてまでグレイソンと直接会える機会をずっとうかがっていた。

アメリアは妊娠していた

グレイソンを殺そうとしたアメリアを止めたのは不二子だった。

不二子「母親が手を汚したら子供が悲しむわ」

ヘビースモーカーだったアメリアがタバコをやめたこと、食が細くなったこと、何よりグレイソンから反撃されそうになった時にお腹をかばったことで気がついたようだ。

その後アメリアは無事出産し、赤ちゃんも二人の魔法の言葉「デーヴィ」を愛用している。

デーヴィーはヒンズー教の女神の名前だが、二人の魔法の言葉との関連は不明である。

そしてアメリアには解明されていない謎がある。

それは「子供の父親は誰なのか」ということである。

「ほ~ら不二子パパでちゅよ」とアメリアはふざけて言っていたが・・さすがに不二子がパパというのは無理があるだろう。

しかし、女性はミステリアスな面がある方が魅力的に思える。

「腐れ縁よ!」と言いつつも、不二子は決してアメリアを見限ったりしなかった。

何だかんだでいい友人なのだろう。

今週の花言葉

さて、今回も花言葉が出てきたので、今までの分とあわせてまとめて掲載する。

女性花言葉登場話
マティアマリーゴールド変わらぬ愛14話
メルセデスカーネーション母の愛14話
ミレーヌスズラン再び幸せが訪れる15話
ギャビーポインセチア私の心は燃えている16話
ワン・リンファナズナあなたに私の全てを捧げる17話
ヘイゼルビオラ揺るがない魂18話
アメリアアングレカムあなたといつまでも一緒に20話

しかし第2クールで花言葉が多用されている理由については現在不明である。

トモエに繋がるヒントが隠されているかと思ったが、関連性は見つけられなかった。

20話の感想

不二子といえば、男相手に騙し騙されの関係であることが多いが、女同士のくだけた親しげな様子の不二子を見ることができた。

彼女が身籠っていることを気にかけて、手を汚させなかったことも、女性ならではの気遣いが感じられる。

これぞルパン!という定番の展開と、不二子の新たな一面を見れたので、大満足な回だった。

ラストに飛んでいた蝶だが、これは恐らくオオカバマダラだろう。

毒を持った蝶でサブタイトル「二人の悪女」にふさわしいのかもしれないが、二人のやりとりは可愛らしく微笑ましかった。

次の話の考察を読む

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