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【考察】ルパン三世PART6 #22 母と父の手がかりを求めて

ルパン三世PART6

フィンは極北の国で自分の出生の秘密を知る。

アニメ「ルパン三世PART6」の第22話「私のママの記録」の考察を取り扱う。

オムニバスエピソードかと思いきや、トモエが暗躍するエピソード。

トモエが持つ恐るべき能力の片鱗が見え隠れする回だった。

今回のエピソードの主人公とも言えるフィンが産まれた日に何が起こったのか?

彼女の母は何故遠い地でフィンを産んだのか?

フィンの父親は誰なのか?

さまざまな謎をはらんだ22話を人物相関図を使いながら解説していく。

この記事で分かること
  • 22話の登場人物
  • 22話人物相関図
  • 3月13日に起こった二つの事件
  • トモエの能力は何なのか?
  • 未回収の謎一覧

そして残り2話となったPART6だが、未回収の謎を思いつく限り一覧にした。

佳境に入ったメインストーリーの整理に役立ててほしい。

前話の考察はこちら。

メインストーリー「Witch and Gentleman」へのリンク一覧はこちら。

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登場人物紹介

フィン・クラーク

イヴォンランドで16歳で自分を産んで死んだ母マリエルと、顔も知らない父の手がかりを求め、母のホームステイ先であったダニエル夫妻の元を訪ねた。

マリエルの部屋から、とある家庭教師とマリエルの会話が録音されたテープを見つける。

マリエル・クラーク

フットボールプレーヤーだったショーンを応援するため、マネージャーとして彼を支える。

同じくフットボールプレーヤーであるアレンに言い寄られて迷惑そうにしていた。

ある事件後に妊娠し、表向き留学という形でアメリカから遠く離れたイヴォンランドのホストファミリーにお世話になる。

そこで父が手配した家庭教師トモエに教えを受ける。

3月13日、アメリカのショーンから電話があり、電話の向こうでショーンとアレンがキャサリンに撃たれたショックで容体が急変。

フィンを出産した後に帰らぬ人となる。

ダニエルとアンナ

妊婦だったマリエルを受け入れたホストファミリー。

アンナは15年前、マリエルがいた頃に精神が退行しており、フィンに対してマリエルであるかのように接する。

ショーン

マリエルの思い人。

フットボールプレーヤーで、スーパーボウルに出場することを夢見ている。

マリエルに電話している時にアレンと口論になり、キャサリンに射殺される。

アレン

フットボールプレーヤーでレギュラー。

女の子は全員自分のことを好きだと思っている節がある。

マリエルに言い寄り、彼女を襲った。

ショーンと同じく、キャサリンに射殺される。

トモエ

マリエルの父から、マリエルの傷ついた心を癒すために手配された家庭教師。

マリエルの母・ステファンにも2年間教えていたらしいが定かではない。

マリエルの思い人をショーンからアレンへとすり替えようとしたが失敗した?

キャサリン

トモエ曰く、マリエルの親友らしい。

ショーンとアレンを射殺した後、自殺した。

最期の言葉は「先生、褒めてくれますか?トモエ先生」だった。

22話人物相関図

(タップで拡大)

3月13日に起こった二つの事件

アメリカではキャサリンがショーンとアレンを射殺した後自殺するという事件が起こる。

ホームステイ先で銃声を聞いたマリエルは容体が急変し、フィンを出産する。

マリエルの手帳の後ろのページには子供の名前の候補が多く書かれており、フィンに赤い丸がついていた。

マリエルはアレンに襲われ心に傷を負ったが、フィンの父親が誰であれ、産まれてくる赤子を心から慈しんでいたことが判明した。

トモエの能力

今までのトモエは泥棒の技術や学業・政治などを教える家庭教師だったが、22話では「傷ついた心を癒す」ことを目的として呼ばれている。

トモエはマリエルの思い人をショーンからアレンにすり替えようとしたり、キャサリンという親友がいるかのように話す。

フィン「先生の話すことに、最初ママは違うって何度も言ってたのに、昨日はもう受け入れてた。変だよね?これって催眠術?」

マティア「・・違う」

催眠術ではないらしいが、それならば一体トモエの能力は何なのだろうか?

洗脳か、マインドコントロールか、それとも別の何かなのか?

いずれにせよ、人の精神や記憶に作用する何らかの能力を持っていることは確かだ。

ここで問題になってくるのが、ルパンのトモエに関する記憶である。

もしトモエが記憶をすり替える能力があるとするなら、ルパンのトモエとの思い出の信憑性が薄れてしまう。

ここに来て、トモエが全ての黒幕という可能性が浮上してきたと言えるのではないだろうか。

メインストーリー未回収の謎一覧

第2クールはトモエを中心にさまざまな謎があるが、そのほとんどは解明されていないどころか謎が深まるばかりだ。

その中で筆者が気になる未回収の謎を一覧にした。

「unknown」の秘密は何なのか?

トモエによってルパンの屋敷から盗まれたお宝の一つ。

13話に初登場し、トモエが生きているのではないかとルパンが疑うきっかけになった。

unknownをオークションに出品したのは誰か?

トモエの可能性は高いが、まだはっきりしない。

あの日何故トモエはルパンに銃を向けたのか?

屋敷からお宝が盗まれた夜、トモエはルパンに銃を向けている。

あの日の真実を知ることはルパンにとって重要な意味があるはずだ。

第2クールの女性たちは何故花言葉を言うのか?

今までの女性と花言葉一覧まとめ。

女性 花言葉 登場話
マティア マリーゴールド 変わらぬ愛 14話
メルセデス カーネーション 母の愛 14話
ミレーヌ スズラン 再び幸せが訪れる 15話
ギャビー ポインセチア 私の心は燃えている 16話
ワン・リンファ ナズナ あなたに私の全てを捧げる 17話
ヘイゼル ビオラ 揺るがない魂 18話
アメリア アングレカム あなたといつまでも一緒に 20話
ムルー マーガレット 真実の愛 21話

今回マリエルは花言葉を言っていない。

しかし好きだった花を持ってダニエルたちと写真に写っている。

この花はアイスランドポピーのように見えるが定かではない。

マティア・ファーラーは何者なのか?

オークションハウスの近くにある花屋の店員だった。

元々一つのところに落ち着く性分ではないらしい。

コトルニカ共和国での一件以来、国際指名手配されている。

塀を軽々乗り越えたり、ICPO捜査官であるアリーを圧倒したりと身体能力は高い。

トモエの教えを受けているが、カセットテープから「トモエ先生」と聞こえた時には苦々しい表情をしたり、トモエが失敗したと分かった時には笑っていたため、トモエと対立しているのだろうか?

トモエの子供は誰なのか?

トモエは「教え子はみんな私の子供だからよ」とよく言っていた。

しかし、教え子という意味ではない子供がいたらしい。

トモエが持っていた箱は何だったのか?中身には何が入っている?

ヘイゼル「これはその子の親であるためのものだって言ってたわ」

ヘイゼルの体調不良の原因は何だったのか?

ヘイゼルは「何か昨日からおかしくて・・」と言っていた。

体調不良の原因はまだ判明していない。

またルパンも「な~んか調子が出ないんだよなあ」と言っていたのも不安を掻き立てる。

ヘイゼルを殺害したのはマティアだったのか?

初めは第一発見者である銭形が逮捕されたが、八咫烏やアリーの奮闘で釈放される。

決め手になったパパラッチの写真にはマティアの姿が映っていたので、マティアが殺害した可能性は高い。

アリーは死んでしまったのか?

「狙った獲物は必ず殺すの」とトモエに言われていたマティア。

その教えどおりならアリーは死んでいることになる。

しかし、イヴォンランドに来たのが銭形だけだったというのが気になる。

もしアリーが死んでいるなら、八咫烏はそれこそ血眼で銭形と共にマティアを追いそうだからだ。

アリーの生死も残り2話で判明するかもしれない。

アリーが銭形に託したテープレコーダーには何が録音されているのか?

何故ルパンに渡してとアリーが言ったのかも気になるところだ。

トモエの目的は何なのか?

トモエの教え子である女性たちが何人もルパンに近づいており背筋が寒くなるが、トモエの目的は一体何なのだろうか。

また今回片鱗を見せたトモエの能力は何なのか?

これが第2クールの一番大きな謎と言えるだろう。

22話の感想

22話はフィンという少女から見ればハッピーエンドの話だった。

結局父親が誰かははっきりしなかったものの、傷ついたマリエルはそれでもお腹の子を愛し、大量の名前の候補から「フィン」という名前を自分につけてくれた。

フィンは16歳の誕生日を迎え、己の出生を秘密を知り、まさに第二の産声をあげたと言ってもいいのかもしれない。

これからフィンがたくましく生きていくことは容易に想像できる。

アンナも15年前から止まっていた時が動き出し、ダニエル夫妻とフィンはこれからも良い関係を築いていくことだろう。

しかしルパンや視聴者視点で見ると、トモエの恐るべき能力の片鱗が見え隠れし、トモエという人物がますます分からなくなった回だった。

これだけ多くの謎が残されており、残り2話で全てが明らかになるのだろうか?

佳境に入ったルパン三世を楽しみたい。

次の話の考察を読む。

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