ガンマンの武器にはこんな使い方もあるんだ。
あらすじ
#7「語られざる事件」の考察を読む。
時は現在より遡って3年前。
リリー・ワトソンはスコットランドにある寄宿学校に通っていた。
ケニーは同じクラスのリリーに仄かな恋心を抱く少年である。
ある日スコットランド国立美術館を見学している時に、リリーが何者かに誘拐されそうになる。
その時ケニーはリリーを陰ながら守るルパンに遭遇する。
リリーの身を案じたホームズは、リリーをロンドンに連れ戻すことを決意。
リリーをロンドンに送迎する時に襲われると踏んだルパンは、ケニーにリリーの身代わりになるよう頼む。
リリーに扮したケニーを守る次元に、次元と因縁のある男ブラッド・ロークが立ちはだかる！
ケニー「ガンマン・・ホントにそんな職業の人がいるとは思わなかった」
次元「ガンマンってのはな・・職業じゃねぇ。生き方なんだ」
「ラスト・ブレット」登場人物
ケニー・ハウエル
リリーと同じくセントフィリップスボーディングスクールに通う少年。
リリーに恋心を抱く。
リリーとは友達で、国立美術館でリリーを連れ去ろうとした男に勇敢に立ち向かう。
このことをきっかけにルパンと次元に出会った。
ブラッド・ローク
元CIAのトップクラスのヒットパーソンだったが、今は暗殺家業に手を染めている。
次元とは腐れ縁で、何度か戦っているようだ。
さまざまな銃を使いこなし、服の下には防弾チョッキを着こんでいる。
次元の相棒
次元の相棒は、S&W M19 コンバットマグナム。
この銃の材質は炭素鋼でな。元々が38スペシャル用に開発された肉厚のないKフレームから作られておる。だから火薬量が多いマグナム弾ばかり使っていると、だんだんと脆くなってくる。
ルパン三世PART6 #8「ラスト・ブレット」店主の台詞より引用。
次元は357マグナムを好んで使うため、フレームにひびが入ってしまっていた。
その他小ネタ
8話に登場した文学作品を紹介する。
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ドリアン・グレイの肖像
アイルランド出身の作家、オスカー・ワイルドの長編小説。
美貌の青年ドリアン・グレイはモデルとなり、やがて肖像画が完成する。
その美しい出来栄えにドリアンは「肖像画の方が歳を取ればいいのに」と言い出す。
すると、肖像画の方が歳を取り、当のドリアンは若々しく美しいままという不思議なことが起こる。
ドリアンは次第に堕落した生活を送るようになり、肖像画は徐々に醜く変貌していく。
最後はドリアンが肖像画にナイフを突き立てるが、たちまちドリアンは醜く変わり果てて死んでしまう。
あしながおじさん
アメリカの小説家ジーン・ウェブスターの作品。
子供向けアニメにもなったりと世界中で愛される名作。
孤児ジュディが文学の才を見込まれ、援助者「あしながおじさん」に毎月の文通を条件に奨学金を受けるという話。
#8「ラスト・ブレット」の感想
今回は次元回。
ルパン三世PART2の99話「荒野に散ったコンバットマグナム」でもそうだったが、圧倒的な武器の物量を前に不利な状況で戦うことが多い。
そのような状況においても、相棒のコンバットマグナムで窮地を凌いでしまうからこそ、次元はかっこいいのかもしれない。
「すっかりお前を巻き込んじまったな」と言うルパンに対して
次元「そりゃあいつものことじゃねぇか？」
と笑う次元も良かった。
仲間にレイブンとの因縁のことを隠しているルパン。
しかしこうしてルパンが最初に頼るのが次元であり、当たり前のようにルパンを助ける次元に、二人の揺るぎない信頼関係が垣間見えるのがいい。
次元回を収録したトムス公式チャンネルはこちら。
『ルパン三世 PART2』第58話「国境は別れの顔」
『ルパン三世 PART3』第6話「ルパンが戦車でやってきた」
『ルパン三世 PART2』第99話「荒野に散ったコンバット・マグナム」
どれも次元好きにはたまらない回になっているので見て欲しい。
個人的なツッコミポイント1
レストレード「信頼できる部下を手配しよう」
信頼できる部下「うわあ！」（スタンガンでやられる）
信頼できる部下が役に立たない！！！😭
個人的なツッコミポイント2
次元「しかしあいつはそれ以上のことを学んだはずだ」
ケニーが女装に目覚めたらどうしよう・・😅
9話の考察はこちら。
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