【プリマドール】第10話 灰神楽が暴走した理由と目的を解説!

プリマドール

11話予告から読み取れる、灰桜の意外な正体とは?

アニメ「プリマドール」の第10話「斉唱は終わらない」の考察です。

戦時中の桜花と菊花のこと、暗躍する皇統派についておさらいし、灰神楽の暴走の理由や目的が何なのかを解説します。

また11話予告から、今までの定説を覆す灰桜の正体について検証していきます。

前回の考察はこちら👇

このページはアニメ「プリマドール」10話のネタバレを含みます。

10話をご視聴の後読んでいただけると、より楽しめます。

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戦時中の桜花と菊花

並んで写真を撮る様子は家族そのもの(10話)

桜花と菊花は遠間甲太郎博士に作られました。

元々はナギの良き友人となるよう作られており、遠間博士を「お父様」と呼んでいたことからも、家族同然の自律人形だったことが分かります。

桜花初陣の時の様子(1話)

そんな中、皇国とローベリアで戦争が始まり、自律人形桜花を軍事利用することが決まります。

始めこそ桜花は軍人から胡乱な目で見られますが、「皇軍の決戦兵器」「輝かしき勝利をもたらす存在」として皇軍に重宝されるようになります。

桜花の代理で菊花は最前線で指揮をとっていた(9話)

菊花が桜花の代理として指揮を執っていた頃、桜花は戦場全ての人形と強制リンクする準備をしていました。

夕霧は多くの機械人形とリンクしたことで壊れてしまった(1話)

多くの機械人形とリンクすると、情報処理限界を超えて壊れてしまいます。

皇国の決戦兵器と言われた桜花も例外ではありませんでした。

10話より。戦場に復帰した桜花はもう以前の桜花とは違っていた。

桜花「全ての人形を破壊し停止させる。それが私の役目」

これ以上戦場全ての機械人形とリンクすれば、桜花が壊れてしまうと思った菊花は、一時的に桜花から指揮権を奪い、機械人形たちを操って自滅させますが、桜花に咎められます。

桜花「どうして邪魔をするの?戦うことが私の役目なのに」

菊花「そんな・・桜花」

プリマドール10話「斉唱は終わらない」

しかし菊花の思いも虚しく、既に桜花は壊れてしまっていました。

炎の中の桜花。本当に破壊されてしまったのだろうか?(7話)

ナギ「桜花は破壊されたんだ。見つかるはずがないよ」

「桜花型はあの戦争で完全に壊れたんだ。だからもう二度と元に戻らない」

プリマドール7話「夢想の日々」/8話「常冬のロンド」

桜花型は戦争によって壊れ、人々と自律人形の心に大きな傷を残した戦争は終結しました。

このサイトでは、桜花=灰桜としてきましたが、11話予告からもう一つの可能性が示唆されました。

こちらについては後述の「灰桜の正体について」で解説します。

暗躍する皇統派

続いて、戦争が終わったはずの世界で、灰桜たちの平和を脅かす皇統派についておさらいします。

おとめ「ローベリアとの停戦条約が結ばれた結果、人形の軍事利用は全面禁止。機械人形についてはその全てが破棄が決まった」

おとめ「しかしそれを不満に思っている連中もいる。皇統派の連中、好戦派軍人どもだ」

プリマドール2話「月と奏でる」
皇統派は桜花型の実験に失敗し、暴走事故を引き起こしている(5話)

プリマドールでは、たびたび皇統派が暗躍し、人形がらみの事件が起こしています。

ここ最近頻発している人形の暴走事故は皇統派によるものです。

桜花型を作った遠間博士の孫であるナギは、皇統派の監視対象でした。

2話では、黒猫亭の周りをうろついていた機械人形を月下が発見し破壊しています。

月下に近づいた老夫婦(7話)

7話でも、皇統派の工作員が現れたりと、幾度も皇統派は黒猫亭の周囲に現れていました。

人形を利用したい皇統派は、優れた人形技師であるナギの協力を欲していたからです。

アルタリアで桜花型(菊花)を発見した皇統派は、調査の名目でナギをアルタリアに呼び出し、修理するようナギを脅迫しますが、灰桜と鴉羽の活躍でナギは救出されます(8話)。

「アルタリアにて西征軍が武装決起。首都レバルジャクは厳戒態勢に入りました」(9話)

皇統派はアルタリアに60万もの兵が駐屯していましたが、本国への召還命令に従わず、ついには武装蜂起します。

黒猫亭にやってきた菊花

鴉羽と灰桜がアルタリアから帰国する際に、一緒に連れ帰ったのが来歴不明の自律人形・灰神楽です。

ナギ「菊花・・なんだね?」

菊花「うん。ナギは大きくなった」

プリマドール10話「斉唱は終わらない」

灰神楽の正体は菊花であることが10話で明かされました。

ナギ「もう敵はいないよ。戦争も、菊花の役目も終わったんだ」
「君は新しい時代に新しい君として生きていくんだ」

灰神楽は灰桜たちと共に皇都博覧会でのステージの練習を始めます。

しかし、皇都博覧会が間近に迫ったある日、一人部屋にいた灰神楽は扉の向こうの声を聞き取ります。

「賊軍鎮圧部隊が編成されるらしいが、人形もないのにどうやって戦うんだ?」

「焦るなよ。俺達には切り札があるじゃないか」

プリマドール10話「斉唱は終わらない」

そして、こうつぶやくのです。

灰神楽「ナギ。戦争、終わってないよ」

灰神楽の目的は?

灰神楽「ただちに戦闘行動を開始せよ」

皇都博覧会で暴走し、機械人形や夕霧と強制リンクした灰神楽ですが、その目的は何なのでしょうか?

灰神楽が暴走した理由については、二つの理由が考えられます。

  1. 皇統派によって送り込まれた工作員だったから
  2. 人形たちを二度と戦争の道具にさせないため、人形を利用しようとする人間を一掃し、真の意味で戦争を終わらせたかったから

工作員説

菊花の新しい義体となった灰神楽は、皇統派が遠間博士の研究資料を基に最新技術で組み上げたものです。

皇統派の目的は皇国内部の分断工作で、そのために菊花を利用しているという説です。

ナギの拠点である黒猫亭を焼失させたり、平和記念博覧会という大舞台で暴走したのも、皇統派の分断工作ということになります。

人形を戦争の道具にさせないため

菊花の必死の訴えも桜花に届かなかった。(10話)

戦時中、菊花は桜花が壊れるのを目の当たりにしています。

それは菊花にとっては辛い記憶です。

皇統派の保養所から逃げ出し、灰桜たちが新しい生き方をしているのを目の当たりにした灰神楽は、灰桜たちを戦争の道具にされたくないと考えます。

皇統派も、軍事力を誇示して皇統派を牽制しようとする皇国も、どちらも人形を兵器として利用しようとしていることには変わりありません。

人形を利用しようとする人間を一掃し、真の意味で戦争を終わらせるのが、灰神楽の目的です。

ゆんこ
ゆんこ

最終的な答えを一つには絞れませんでした・・😭

灰神楽はどうなる?

6話のサブタイトルは「ひとときの6重奏」6人で歌えるのはほんのひとときなのでしょうか・・。

灰神楽の結末はもう判明しています。

プリマドールの公式ホームページに公開されている本編後日譚の小説に、灰神楽は登場していません。

灰神楽は完全に破壊される、もしくは機能停止するということになります。

いずれにせよ、6人で歌うことはなさそうです・・。

本編後日譚の小説はこちらで見ることができます。

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灰桜の正体について

光り輝く灰桜。(11話予告)

灰神楽の目的が何であれ、事件の鍵を握るのは灰桜です。

千代「自律人形と人間を歌で繋いでいるの」

灰桜は人間の命令に従う人形ではなく、常に自分で考え行動しています。

灰神楽が黒猫亭にやってきて以来、黒猫亭で働く自律人形たちも成長し、黒猫亭に訪れる人たちを歌で笑顔にしてきました。

戦争が終わった世界で、人と人形が共存していくため、灰桜たちが活躍することは間違いありません。

11話予告の内容を引用しつつ、今までの定説を覆す灰桜の意外な正体について探っていきます。

灰桜はイナバと桜花のハイブリッド?

桜花「あなたが生まれて、そして私たちが生まれた。だから姉妹みたいなものね」

11話予告では、桜花が誰かに語りかけています。

ここでいう「あなた」はイナバを指すのではないでしょうか?

イナバは桜花よりも先に生まれた兎型機械人形です。

鴉羽「同じ世代の人形同士はね、リンクして記憶を共有できるの」

プリマドール3話「星空の鎮魂歌」

また灰桜は第二世代である箒星や鴉羽とリンクして記憶を共有していたため、桜花の論理機関を複製した第二世代ということになります。

つまり壊れた桜花の論理機関を複製しイナバに埋め込み、ナギが新しく作った義体に移植した人形が灰桜ということになります。

予告で桜花とイナバが何かされていたのは、複製した論理機関の移植手術のようなものではないでしょうか。

桜花「泣かないで・・泣かないで・・・そばにいるから」

このセリフは、戦時中に桜花がイナバに歌っていた歌詞と全く同じです(9話)。

おとめ「あの戦争で、我々人間と自律人形は共に戦った仲間だった。だが、同時に敵でもあった。人形たちの頼もしさと同じだけの脅威を、我々は目の当たりにしてきた。人はけして強くなく、一度恐怖したものに、たやすく心を許せない。もっとも貴様を見て怖いと思う者はいないだろうが」

プリマドール6話「黒猫亭の音楽会」

ポンコツの灰桜を見て、兵器として利用する人間はいないでしょうね。

灰桜は桜花の記憶を持ちながら、イナバの愛くるしさを併せ持ったハイブリッドということになります。

戦時中に人と人形の共存を夢見た桜花が、戦後を生きる灰桜に夢を託したのかもしれません。

次回の考察はこちら👇

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