【プリマドール】第12話 人と人形が支えあう未来は来るのか?

プリマドール

総評と今後のプリマドールの世界をご紹介します!

アニメ「プリマドール」の第12話「この想い、響かせて」の考察ページです。

何とか黒猫亭の皆で機械人形の暴走を止めますが、灰桜の論理機関は壊れてしまいます。

修理から目覚めた灰桜は、夕霧と同じく記憶を長く留めておけない状態に。

灰桜は自ら初期化する道を選びます。

果たして、人と人形が共に生き、側で支えあう未来は来るのでしょうか?

今回はアニメ「プリマドール」の総評と、今後も広がるプリマドールの世界を紹介していきます。

前回の考察はこちら👇

このページはアニメ「プリマドール」12話のネタバレを含みます。

12話をご視聴の後読んでいただけると、より楽しめます。

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プリマドール総評

ここからは、アニメ「プリマドール」を完走した後に感じたことや、回収されていない部分、納得いかなかったところなどを書いています。

辛口な部分も多いと思いますが、どうぞおつきあいください😘

灰桜の影響で、黒猫亭の人形が成長していく姿が良かった

とにかく灰桜は人形らしくなく、誰かに命令されたわけでもないのに、やりたいことをやる人形でした。

灰桜の行動には、人が触れられたくない部分に無遠慮に入り込んでくるような危うさもありましたが、結果として、黒猫亭のメンバーが大きく成長していくきっかけになったと思います。

特に月下は初め無表情でしたが、少しずつ感情が表に出てきて微笑むようになり、歌を届けたいと思うようになったのは良かったですね。

黒猫亭のメンバーの戦時中エピソードはもう少しキャラに愛着を持ったタイミングでやって欲しかったかもしれません。

よく知らない子の重い話を見るより、その子の人となりを知った上で、掘り下げる意味で描いてもらえると、より感情移入しやすかったかなと思います。

私の場合は、キネティックノベルの方を読んでから視聴しているので、灰桜や鴉羽には既に思い入れがありましたが、読んでいない方からすると感情移入しづらい人も多かったのではないかという印象です。

安易に桜花=灰桜ではないところが楽しめる

灰桜の正体はずっと桜花だと思っていたので、イナバと桜花のハイブリッドという真実はなかなか解きごたえがある謎でした。

灰桜のポンコツぶりや序盤からあった伏線を見直してみると面白かったです!

皇統派のその後が描かれていない

ラジオで武装蜂起したニュースが流れた。

アルタリアにいたおよそ60万の部隊が武装蜂起したはずですが、その後は描かれませんでした。

灰神楽の歌で、アルタリアにいた機械人形も暴走したのでしょうか?

全方位増幅音声信号がどれくらい届くのか、そもそも皇都とアルタリアがどれくらい地理的に離れているのか分からないので、どうなったのかイメージしづらいですね。

戦争が終わったはずの世界で、再び戦争を起こそうとしていた彼らがどうなったのか、その後の処遇などはどうなるのかは気になるところです。

人と人形の溝は埋まっていない

今回灰神楽の暴走によって、多くの機械人形が暴走し皇都は火の海になってしまいました。

一夜で何とか事態が収まりましたが、人からすれば「また機械人形が暴走した」と余計印象を悪くしてしまったように思います。

戦争が終わった世界で、人と人形がどう共存していくのか?がテーマだったとしたら、かなり救いようがない状態になってしまったのではないでしょうか?

もちろん、変わらず黒猫亭に来てくれるお客さんは違うでしょう。

ただこの状態では、全ての人間と共存するというよりは、「分かってくれる人だけが分かってくれればいい」と、ある意味閉鎖的な状況になってしまった気がします。

また灰神楽から見れば、特に人間が反省したわけでもなく、恐らく今後も人形を利用しようとする人間は現れるでしょう。

皇統派がどうなったかもよく分かっていませんし、例え皇統派がなくなっても、人形を兵器として見る人間がいなくなるわけではありません。

黒猫亭を理解してくれる少数の人間だけではなく、一般市民の人形に対する認識を変えるような何かが起こって欲しかったなとは思います。

灰桜には初期化して欲しくなかった

灰桜は無事修理されて目覚めましたが、夕霧と同じく記憶を長く留めておけない状態になってしまいました。

灰桜にとって、黒猫亭の皆と過ごした時間は宝物のようなものです。

それを思い出せない、大切なものを失ってしまうことの辛さはよく分かります。

千代「本当に大切なものは記憶じゃないよ」

プリマドール12話「この想い、響かせて」

千代のこのセリフは、例え覚えていなくても灰桜は灰桜であり、そこにいてくれるだけでいいという意味だったのではないでしょうか?

論理機関には修復機能があるため、いつか灰桜の壊れた論理機関も直るかもしれません。

優れた人形師であるナギも決して修理することを諦めていないので、灰桜も初期化はせず、壊れたままでもいいから今のままでいて欲しかったなと思います。

また灰桜には桜花の記憶もあるため、戦争で辛い思いをした桜花が、いつか灰桜の中で笑顔を取り戻せる日がきたら嬉しかったですし、「戦争の時苦しかったことも決して無駄ではなった」と、桜花にも救いを見出せる選択をしてほしかったですね。

ただ初期化後の灰桜はキネティックノベルLiteで描かれており、そこで灰桜が全然変わっていなかったのは安心しました!

キネティックノベル版 全4巻発売決定!

まだまだプリマドールの世界は終わらない!

プリマドールの後日譚がキネティックノベルで描かれることになりました🎵

 収録エピソードストーリー
1巻冬空花火/雪華文様

(冬空花火)
黒猫亭が開店する、すこし前のこと。
新年を迎えたアルタリア共和国。皇軍の駐屯するこの国で、リリアはその身を追われていた。窮地を救ってくれたのは、のほほんとした雰囲気の自律人形。彼女の名前【灰桜】。ローベリアに渡りたいというリリアの願いを手助けしてくれることになり……?

(雪華文様)
メンテナンスから目覚めた【鴉羽】。そこは皇軍の保養地である小さな島で、彼女を直した人形師【遠間ナギ】から新しい役目を与えられる。それはまるでメイド人形のような仕事で、不本意ながらも日々を過ごしていく。春の雪解けが近づく中、戦争の足音も少しずつ近づいてくる。

2巻無名典礼桜花の暴走により、機械人形に支配された戦場。ある目的のために、密かに潜入する名も無き皇軍兵の姿があった。生者の存在しない市街で、彼が出会ったのは奇跡的に暴走を免れた支援用人形【箒星】。二人は手を取り合って、この地獄から逃れようとするが……?
3巻皇都探偵灰神楽の暴走事件から数ヶ月後。メンテナンスのため、灰桜が長い眠りについている頃――いまだ頻発する人形の暴走事件に対応するため、密かに奔走するのは自律人形【月下】と【レーツェル】。哀しい運命にある人形たちを救うべく、夜の皇都を駆ける。
4巻プリマドール・アンコール論理機関を初期化して以来、歌が歌えなくなってしまった灰桜。彼女ともう一度ステージに立ちたい。そう願った黒猫亭の人形たちは、一縷の望みをかけて海を渡ることに。かつての敵国ローベリア。桜花と同じ性能を持つ第一世代自律人形【シアナス】に会うため、平和式典の舞台でショーを披露することに。もう一度灰桜は歌声を響かせることが出来るのか……? 

やはり、気になるのは第4巻の最終エピソードでしょうか?

桜花と同じ性能を持つ第一世代自律人形シナアスは、公式ホームページのヒストリーの中にしか登場しない人形でしたが、ここでお披露目となりそうですね。

初期化されて歌が歌えなくなった灰桜がどうなるのかは、こちらを見れば分かりそうです!

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