保養所で発見された桜花型の自律人形の正体に迫る!
アニメ「プリマドール」の第9話「ひとときの六重奏」の考察です。
迷子の自律人形・灰神楽が新たに仲間に加わりました。
そつなく黒猫亭の従業員として働く灰神楽でしたが、ある夜機械人形を操り火事を引き起こしてしまいます。
一体彼女は何者なのでしょうか?
- 灰神楽の正体は?
- 菊花は桜花型の自律人形
- 何故灰神楽は暴走したのか?
- レバルジャクで起きた武装蜂起
軍の保養所で見つかった自律人形との関連を明らかにしつつ、彼女の正体について紐解いていこうと思います!
前回の考察はこちら。
このページはアニメ「プリマドール」9話のネタバレを含みます。
9話をご視聴の後読んでいただけると、より楽しめます。
灰神楽の正体は?

灰神楽の正体は菊花ではないでしょうか?
軍の保養所にあった自律人形は菊花に酷似しています。
前話のラストで、人形は起動後に兵士を脅し「新しい体を・・」と要求します。
おとめたちがナギをさらった皇統派を捕獲した後は、人形から論理機関がなくなっていました。
この時既に新しい体に論理機関を移して、保養所から逃走したものと思われます。
新しい体となり灰神楽と名乗った人形は、灰桜たちと共に黒猫亭に向かうことになります。
しかし論理機関は壊れたままなので、自分が菊花だということは覚えていないようです。
菊花は桜花型の自律人形

桜花「あの子は・・菊花はどうしていますか?」
遠間博士「今最前線で指揮を執っている。お前の代理として。桜花の役目を果たしているのだ」
桜花「誰よりも戦うことを怖がっていたのに・・」
プリマドール9話「ひとときの六重奏」
菊花は桜花型の自律人形で、戦時中は一時戦線離脱した桜花の代理として最前線で指揮を執っていたようです。
この後桜花も戦場全ての人形と強制リンクし、行方が分からなくなっています。
ナギは破壊されたと言っていますが、灰桜が桜花なのではないかと私は思っています。
桜花=灰桜については、こちらの記事で考察しています👇

ナギの最初の友達として作られたなら、桜花と菊花も仲が良かったんでしょうね。
菊花は桜花を姉のように慕っていたのではないでしょうか?
何故灰神楽は暴走したのか?

そもそも何故人形は暴走するのでしょうか?
機械人形は命令がないと動けない。
自分の上位機種が誤った命令を送ったり、過去の命令を取り消さずにおいている場合がある。
すると、傍から見るとまるで理解不能の行動を取っているように見える。
この状態を暴走と称するのだ。
プリマドール公式サイト キネティックノベル Lite 5話「異邦人形」
つまり灰神楽にも命令が誤って残っていて、何かがきっかけとなって行動を開始したということになります。
恐らく破壊工作の命令が残っていたんでしょう。
灰神楽が自分の意思で黒猫亭に火をつけたわけではありません。
レバルジャクで起きた武装蜂起

アルタリアの首都レバルジャクに駐屯していた西征軍が武装蜂起したことがニュースで報じられました。
皇軍はアルタリアを前線拠点として、ローベリアと戦争をしていましたが、皇国とローベリアは36年にわたる戦争の後に停戦条約を結んでいます。
しかし西征軍総司令部は戦争が終わったにも関わらず、本国への召喚命令を拒否しています。
彼らの中でまだ戦争は終わっていないのです。
9話の感想

桜花そっくりの菊花の登場にビックリです!
もし灰神楽=菊花ならば、イナバに「懐かしい」と言っていたのも頷けますし、灰桜(=桜花?)をお姉ちゃんと慕うのも納得かなと。
灰桜=桜花に引き続き、灰神楽=菊花説はちょっと大胆かもしれませんが、いかがでしたでしょうか?

レバルジャクで武装蜂起が起きてしまいましたが、灰桜たちが皇都博覧会で歌を届けることで、真の戦争の終結を迎えるといいですね。
何たって「平和記念」ですから😘
自律人形たちが、真の意味で人間から自立し、自分のやりたいことを見つけていってくれることを祈っています。
次回の考察はこちら👇
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