灼熱カバディ あらすじ38話「外周レース」

漫画

「このレースで面白れーモン見せてやる」勝ちを確信している宵越の秘策とは?

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あらすじ

37話のあらすじはこちら。

合宿も5日目を迎えた。
選手たちの行動にも自然と2つの傾向が表れてくる。

  • ひたすら量。がむしゃらに足場づくりに励む者
  • 持っている技術を磨き上げる者

そんな中、紅葉3年部長・右藤ヒロは宵越に不気味な物を感じていた。
今日も宵越は足を滑らせ、英峰の守備から「またスリップか?」と言われている。

(・・・宵越は謎だ。ただがむしゃらにやっているようで、何かを磨いているような不気味さがある・・・)

朝の外周レースで上位を取れない能京は、いつも罰ゲームで居残り掃除をやらされていた。
外周レースの上位は、ダントツで佐倉。
続いて、右藤ヒロ・若菜だった。

能京は畦道と井浦が早いようだが、今日は井浦が宵越に抜かれたと言う。

宵越「走るだけならいけるからな。明日のレースは1位を取れるぞ」

勝ちを確信している様子の宵越に、畦道は首をかしげるのだった。


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外周レース最終日

外周レースおさらい
  • 外周は1周約6㎞
  • 体力だけでなくペース配分が問われるコース
  • 緩やかな勾配が続く
  • 足が沈むウッドチップの地面
  • カーブが多く存在する
  • 上位10名にポイントを振る(1位:10pt、2位:9pt・・10位:1pt)
  • 合計点の少ない学校が、練習後居残り掃除の罰ゲーム

1周目のジョギングを終えた後、宵越と佐倉が言葉を交わす。
お互いあまり疲れは見えない。
特に地元ということもあり、佐倉は慣れているようだ。

宵越「ガキの頃からやってたのか?」
佐倉「うん。カバディから離れてる間もこれは続けてた」

宵越「離れてた?」

何と佐倉は中3の夏から去年の冬まで、およそ1年半のブランクがあるという。

右藤「・・別に言う必要もないし、気軽に話せる事情でもなかったから」
宵越「なんだ、気軽に話せない事情って・・」

これだけ動ける佐倉がカバディから離れていた理由が少し気になる宵越だったが、事情を話そうとする佐倉を右藤が制する。

右藤「よせよせ。悪いけど・・まだ宵越に何も宵越にもらってないだろ」
宵越「確かにお前の言う通りここじゃ学んでばっかだ。フェアじゃねーってこったろ」

「安心しろ。このレースで面白れーモン見せてやる」
「大して興味はねーが、俺が勝ったら話は聞かせてもらう」

よほど離せない事情があったのか、右藤が食い下がるが、佐倉は「大丈夫」と言う。

佐倉「それに僕は負けない」

最後の外周レースが始まろうとしていた。

佐倉と王城の出会い

中学2年生の頃、佐倉は1回だけ一軍に混ざって練習することがあった。

佐倉「井浦先輩の友達がいるんですよね?何て人ですか?」
井浦「1番強い奴」
佐倉「ぇえ・・・?わかるかな・・・」

佐倉は感覚に頼ったプレーをしていて、特に苦労せず一軍の練習に誘われたが、この日「それでは甘い」と思い知らされる。

自分のプレーが一軍では何一つ通用せず、何をしても無駄な気がして、カバディがつまらなく感じて来たその時だった。
あまりにも楽しそうにプレーする王城を見かけて、佐倉は気になって練習終わりに王城に話しかけた。

王城「楽しいからつい笑っちゃうんだ。佐倉君は楽しくない?」
佐倉「楽しいんですけど・・競争が苦手なんです。怖いって感覚が上回ることがあって・・強くなれると思って始めたのにな」

王城「強くなりたいんだ?」

佐倉と一緒に暮らす祖母がいつも心配するという。佐倉は気弱だからイジメられていないかと。

王城「・・・一緒だね」
佐倉「え・・?」

王城「いつも周りに心配される。そんなに細いのに大丈夫なのかって」
「気にすることないよ。怖いのはみんな同じ・・いっぱい考えていっぱい練習すれば強くなるのも同じ」

王城「そのうち誰にも心配されない程、強くなれる」

その後、自分よりはるかに大きい六弦に向かっていく王城を見て、王城こそ井浦が言っていた「1番強い奴」だと佐倉は気づくのだった。

引き離せない?

その日以来、佐倉は時間の許す限り一軍の練習を観に行った。
身体で劣っているのにも関わらず強い王城は、技術の集大成であり、どこを見ても勉強になったからだ。

そして佐倉は「いっぱい考えていっぱい練習する」ようになった。
走ることは、「足を、腕を、身体を完璧にコントロールすること」になり、最強の脚が出来上がった。

外周レースの際にもそれは活かされていた。
カーブが多いコースでは位置取りが重要になるが、佐倉は鮮やかにカーブを駆け抜ける。

宵越(最短最良・・無駄がねぇ!!)

宵越の目に映る佐倉の背中が、王城と重なる。

宵越(そこまで部長を尊敬するなら・・1日だってカバディから離れるハズがないだろう。何なんだお前は・・)

一方佐倉も違和感を感じていた。

(・・ん・・?思ったより引き離せてないな・・)

直線で詰められたと思った佐倉は、さらに際どい位置取りでカーブを曲がる。
振り返ると宵越の姿はなかった。

(2周目からはもっと注意しよ・・)

宵越「他人の事情に大して興味ないタチなんだけどな」

後ろにいたと思った宵越の声が隣から聞こえて、佐倉は驚愕する。
宵越は佐倉と並んでいた。

(それだけ走れる人間がなぜ辞めたのか・・本気で気になってきたぜ)

宵越「聞かせてもらう。お前に勝ってな」

38話感想

佐倉にブランクがあることが明かされました。
元々、佐倉と右藤は能京高校に入学するはずでした。
能京高校には寮があり、佐倉と右藤にとっても都合が良かったのです。

しかし佐倉がとある事情があって、カバディを離れることになったため、佐倉と右藤が能京に来る約束は果たされることはありませんでした。
そのことで佐倉は王城たちに負い目があります。
31話で佐倉が「王城さん・・・攻撃手として王城さんの力になるって約束守れなくて・・・すみませんでした」と言っていたのは、能京に行けなかったからなんですよね。

そして佐倉が王城に師事するようになったきっかけのエピソードも明らかになりましたね。
佐倉はこの頃から、自分を心配する祖母を安心させるため、「一番になること」にこだわっていました。

一体佐倉に何があったのか?
それは次回明らかになります。

ゆんこ
ゆんこ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

それでは次回のあらすじでお会いしましょう~😀

39話のあらすじを読む。

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