灼熱カバディ あらすじ39話「先を行く者」

漫画

『後悔』が力に変わる時!外周レース最終日、1位を制するのは誰だ?!

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あらすじ

38話のあらすじはこちら。

ラスト1周でついに佐倉と並んだ宵越。
誰も話す余裕すらない外周レースで、宵越が見せた底力に畦道は驚く。

畦道(練習じゃ体力差はそうなかったろ!?ヨイゴシ!!)

宵越はカーブでさらに加速し、とうとう佐倉を抜いてしまった。
佐倉も宵越の速さのからくりにようやく気づく。

元々宵越はサッカーで全国レベルの怪物、「不倒」と呼ばれた回避の達人だった。
外周レースの長いコース・沈む足場は、サッカーで十数年走ってきた者からすれば、得意な条件だったのだ。

カバディに転向して疎かになっていた、宵越の脚という財産が、今真価を発揮しようとしている。


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走りの技術

宵越(スピードを落とさずに、歩幅を変えスムーズに曲がる。重心を操作し躱す!)

サッカーで培ったものをカバディに応用するのに苦戦していた宵越だったが、合宿期間中に徐々にイメージのズレを修正していた。
右藤が宵越に「がむしゃらにやっているようで、何かを磨いている」と感じていたのはこのためだった。

右藤(宵越・・!!お前この中で一番・・走るの上手いんじゃねーか!!)

今までタッチの技術ばかり磨いていた宵越。
しかし英峰の若菜のシャッフルレイドを見て、走りの技術だけでも攻撃の脅威となり得ることを知ったことで、宵越の持つ全国レベルの走りの技術が、カバディに活かされようとしていた。

佐倉(コース取りに体重移動、歩幅の作り方が完璧だ・・!カバディのそれじゃないけど・・・。近いうちに彼はこの技術をカバディに落とし込んでくる)
(すごい・・!カバディじゃあまり目立ってなかったけど、全国で認められる選手だったんだもんな・・・)

佐倉はたった一人からも認められなかった自分の過去を思い出していた。

カバディから離れた理由

佐倉の祖母「またケガこさえて・・大丈夫かい?」
佐倉「心配ないよ。僕より華奢な人だって活躍してるんだ」
佐倉の祖母「学は優しい子だからねぇ。競争は苦手じゃないかい?」
佐倉「はは・・ちょっとね」

そういって、佐倉の祖母は優しく佐倉の頭を撫でてくれた。
その手はいつも温かく優しかった・・・。
大好きなおばあちゃんに安心してもらいたくて、佐倉はいっぱい考えていっぱい練習した。

そして中3の夏、一軍の監督がやってきて、今年の夏の海外遠征の主将に佐倉を据えたいと言って来た。
背番号1番のユニフォームを手に、佐倉は上機嫌だった。

佐倉「おばあちゃん驚くよなぁ!だって僕が1番なんだもん!」
(僕は弱くないって言えるんだ。安心していいよって・・)

そして帰宅した佐倉が見たものは、片づけたはずのストーブを焚いて、ぼんやりと座る祖母・・・。

「あのー・・あなた・・誰?」

他人を見るような目で自分を見つめる、大好きなおばあちゃんの姿だった。

医師によると、佐倉の祖母は認知症になっていた。
家族と信じられないような気持ちで説明を聞き、茫然と病院の椅子に座り、佐倉は呟く。

(僕は弱くないから安心していいよって・・伝えたかっただけなんだ・・僕は強いから大丈夫って・・でも、もう・・・)

佐倉「なんだ・・もう心配されてないじゃん・・・」

目標を失い、佐倉は項垂れる。

その日以来、佐倉はカバディから離れ、毎日山の向こうの病院まで走っていき、おばあちゃんのお見舞いに行った。
佐倉の最強の脚は、この日から1年半もの間空回りしていた。

『後悔』が力に変わる時

残り200m、宵越は佐倉を振りきれないでいた。
佐倉は宵越のすぐ後ろにピタリとついてくる。

宵越(なんだ、この粘りは・・!!どんな事情があろうが・・一度辞めた人間だろ・・・!!)

そして宵越は思い出す、自分も「一度辞めた人間」だということを。
全国レベルの実力を持ちながら、チーム内の不和でサッカーを辞めたことを。

(そうか・・そうだよな・・同じじゃねーか)

能力が拮抗していれば最後は気持ち。
負けたくないという意志。

『後悔』すら力に変わるのだ。

この勝負の軍配は・・?

追いつかれた時、嫌じゃなかった

佐倉「残念・・僕の・・勝ちだ。辞めた理由聞けないね」

最後の直線を制したのは佐倉だった。
宵越と佐倉は力を出し切って、肩で息をしている。

宵越「もう・・・どうでもよくなった・・よっぽどの事があったっつーのはわかったしな・・」

「くそ・・先輩っつーのは・・・やっぱ強えーな」

カバディの世界で先を行く者への最大限の敬意を、悔しさと共に宵越は吐き出す。

それが宵越なりの賞賛と気づいた佐倉は、「ありがとう」と笑うのだった。

39話の感想

ゆんこ
ゆんこ

佐倉がカバディから離れていたのは、おばあちゃんの為だったんですね!

それにしても、佐倉のおばあちゃんを見ていると、私も自分の祖母のことを思い出しますね。
おばあちゃんって何であんなに優しいんでしょう?
うちの場合は認知症とかなることなくコロッと亡くなってしまいましたが、印象的だったのが、おじいちゃんも後を追うように亡くなってしまったこと。
おじいちゃんもおばあちゃんのことが大好きだったんだなぁと、子供心に思いましたっけ。
そんなことを思い出してちょっとホロリと来た回でした。

さて、6日目の外周レースが終わり、次回はついに合宿最終日の練習試合に入ります。
この合宿で学んだことをどこまで出せるのか、この試合で明らかになりそうです。


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