灼熱カバディ あらすじ50話「目指す方向」

漫画

「俺の目指した方向・・どっかで間違ってたのかな・・・」英峰との試合後、落ち込む宵越に王城がかけた言葉とは?

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あらすじ

49話のあらすじを読む。

神畑「失敗した技で帰すほど、英峰俺たちは甘くない!!」

土壇場で宵越は新技「バック」で3人タッチに成功する。
しかし自陣に戻ろうとした時、宵越は足を滑らせ帰ることが出来なかった。

宵越の攻撃失敗により、能京は全滅ローナで8点差になってしまう。

そして能京VS英峰の激闘は24対33で幕を閉じるのであった。


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私と同じミスを犯す気ですか?

試合終了後、能京と英峰は各々握手をかわす。
神畑は気落ちした様子の宵越に声をかけようとする。
しかし、八代がそれを制した。

八代「神畑君。私と同じミスを犯す気ですか?」

八代は自分が畦道にかけた言葉で、畦道を大きく成長させたことを指して、神畑の言葉を遮った。
神畑が宵越の技に言及すれば、将来宵越が英峰の脅威となって立ちはだかる未来を危惧したのだ。

宵越に背を向けた神畑と入れ替わるように、井浦が宵越に声をかける。

井浦「最後の技はなんだ?聞いてなかったぞ。ちゃんと報告しろ」

「惜しかったよな!」と明るく言う水澄達とは裏腹に、井浦は何だか怒っている様子だった。

宵越「・・悪かった」

宵越は井浦の態度に怒ることもなく、一言謝って体育館を後にするのだった。

見る気にならねぇ

能京VS英峰の後は、英峰VS紅葉が行われる。
試合の間に休憩とアップがあり、確固たる練習法が確立されていないカバディにおいては、他校の試合直前の動向も貴重な情報となる。

学ぶ姿勢に貪欲ないつもの宵越なら、他校のアップを参考にしただろう。
しかし宵越は体育館を出て、1人ベンチにいた。

宵越(今までこんなことはなかった・・なんか・・・見る気にならねぇ・・)

木陰になっていないベンチは暑い。
そんな時、王城が冷やしたボトルを宵越に差し入れに来た。

王城「攻撃が失敗する事なんていっぱいあるよ。気にしてたらキリがない」
宵越「・・そりゃわかってるよ。でも今回は違うんだ。方向が・・・」

俺の目指した方向・・どっかで間違ったのかな・・

どいつも試合で勝つ為に練習をする。
だが部活なんて与えられた時間はどこも似たようなモノ。
当然、才能によって伸び方は違うが・・差ができる1番の、理由は努力の質。

目指す方向が自分にとって正しいかどうかが大事なんだ。
ただ汗を流すなら誰でもできる。

宵越俺の目指した方向・・どっかで間違ったのかな・・

畦道がこの合宿で正しい方向に成長したことを挙げ、自分の目指す方向が間違っていたかもしれないと、宵越は思い悩んでいた。

宵越なりに、自分の長所や経験を活かした技術を目指したつもりだった。
しかし結局、佐倉にも神畑にも勝てなかった。

宵越「まぁ大丈夫だ。そんなにヤワじゃない。少し時間を無駄にしたってだけ・・無謀な技は忘れて地道にやるよ」

新技のことは諦めて、宵越は気持ちを切り替えようとする。

あれは僕も目指した技だ

王城「脚はなんともないの?」

唐突な王城の質問に宵越は面食らう。
最初の頃、皮がめくれたりはしたが、何ともないと答える。

そして、狭いコートで素早く方向転換する必要があるカバディにおいて、自陣が後ろにある以上、「急バック」ができれば最強の攻撃技になると王城は言う。

宵越は王城の真意をはかりかねていたが、王城は驚くべきことを口にした。

王城「同じ事を昔考えた。あれは僕も目指した技だ」

宵越「・・・!!なんで・・もっと早く教えてくれなかった?もっと早く練習していれば完成度だって・・!」

バックが最強の攻撃技になることを教えてくれていれば、もっと早く練習していたと宵越は言う。
しかし脚への負担を考え、王城は言わなかったのだ。

恐らく王城もバックをやろうとして、脚を壊した経験があるのだろう。
まだ先がある宵越の脚を壊すようなことはしたくなかったのだ。

井浦が怒ったように「ちゃんと報告しろ」と言っていたのは、そういう理由があったのだと宵越は察した。

王城「失敗は失敗。もうちょっとだったとか慰める気はないし、君も納得しないだろう?だから僕が言えるのはこれだけだ」

ねぇ、宵越君。僕の目指した技術は、間違ってたのかな?

宵越「・・・いや・・間違ってない・・です・・」

諦めようとしていた技術は、王城も目指していたものだと知り、宵越はそう答えるのがやっとだった。

俺はちゃんと

王城「じゃあ先行ってるね!」

王城は英峰と紅葉の試合を見るため体育館に戻って行った。

王城がいなくなった後も、宵越は一人立ち尽くす。

サッカーをやっていた頃は、ロベルト・バッジョを手本に技術を磨いていたこと。
カバディには目指すべき手本がいなかったこと。
王城と出会って、王城が宵越の目指すべき方向になったこと。

王城(あれは僕も目指した技だ)

悩む自分に、王城がそう言ってくれたこと。

宵越(・・そうか・・・俺はちゃんと・・・)

そして、ようやく自分の目指す方向が間違っていなかったと、宵越は確信するのだった。
空を見上げると、飛行機が山の頂にむかって飛んでいた。

50話の感想

ゆんこ
ゆんこ

王城の一言で宵越が立ち直りましたね!

先の話ですが、関東大会決勝リーグを前にして、王城が同じ世界組の部長に悩みを打ち明けるシーンがあります。
「僕は部長として、正しく進んできただろうか?」という悩みです。

少しずつカバディが広まっていく日本で、一緒に練習した仲間と日本一になる

というのが、王城の目標でした。
しかし元々カバディに積極的な人間は少なく、何人もカバディ部を辞めていきました。

「何か怖いっつーか。勝ちたいなら、素人に頼らず強豪に行けば良いのに・・」

気楽にやりたい人からすれば、王城は恐怖の対象でしかなかったのです。

王城(もっと自分が強くなれば周りは関係ない・・プレーに集中しろ)

そう思いながら、がむしゃらにカバディを続けた三年間。
三年目にして、ようやく自分と同じ目標を持つ仲間が集まりました。

今回の話で、王城は悩む宵越を立ち直らせる言葉をかけます。
そんな王城の姿を見ると、「大丈夫。君はちゃんと部長だよ」と、私は思うのです。


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51話のあらすじを読む。
灼熱カバディ あらすじ51話「決めつけの優劣」
宵越が立ち直って体育館に戻った時、英峰VS紅葉の試合の真っ最中だった。10対4のロースコアで英峰のペースである。その時神畑の怒号が体育館に響き渡る。一体何があったのかと驚く宵越。右藤によると、佐倉が手を抜いているというのだが・・?

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