灼熱カバディ あらすじ59話「エースだから」

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重いけどつらくはない。これは、フラフラ悩む僕を支えてくれる・・『碇』

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あらすじ

58話のあらすじを読む。
灼熱カバディ あらすじ58話「師弟対決」
能京王城の攻撃。王城の左足を掴んだ右藤はカウンター封じを使うも、つい足を引いてしまい倒されてしまう。そして支援に来た二人と先回りしていた佐倉をタッチする王城だったが、自陣を目前に佐倉に足を掴まれ引き倒される。果たして師弟対決の行方は・・?

王城と佐倉の師弟対決第1ラウンドは攻撃王城が4点獲得という形で幕を閉じた。
しかし王城もタッチの際にマットに頭を打ち出血。

能京VS紅葉 現在7対2

結果、佐倉・王城ともにコート外の状況になる。
王城の代わりにコートに入ったのは関だった。

井浦(正人の事は予想外だったが、関を出すには悪くないタイミングだ。相手は残り2人・・なるべく時間を使って点差を広げて・・)

井浦が王城不在時の作戦を頭の中で考えていた時だった。
紅葉の攻撃から再開というところで、右藤が審判に驚くべきことを宣告する。

右藤「紅葉、全滅ローナします」

井浦(しまった!!その手が・・!!)


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全滅する?

水澄「い・・今なんつった・・!?」
伊達「全滅する!?」

伊達や水澄も右藤の宣告に戸惑っている。

宵越「先輩も知らないのか?」
水澄「知らねーよ・・」
井浦「無理もない。ほぼ使われない権利だ」

宣告による全滅

コート内の選手が2人以下になった場合、そのチームのキャプテンはローナを宣告することが出来る。
コート内にいる人数分の得点とローナによる2点を相手チームに与え、全員が復活できる。

チームの態勢を整えるために使うそうだが、コート内にいる人数分の点数に加え、全滅ボーナスの2点も相手に与えることになり、ほとんどメリットはないように思える。

水澄「守備なら、人数増えれば守り易くなりますけど・・紅葉は次攻撃だし・・」

能京は人数分の2点と全滅2点を加えて、11対2と大きくリードを広げた。

井浦「そう。メリットは1つだけ・・佐倉を即攻撃に出せる。それだけだ

ゆらぐ

佐倉がコートに戻ってきた。
しかし佐倉は攻撃に出ようとせず、明らかに様子がおかしい。
マットについた王城の血をじっと見つめている。

佐倉(僕は何をしてる・・?尊敬する人にケガを負わせて・・結局止められもしない・・!!)

コート外からも見て取れる佐倉の動揺。
佐倉の集中は完全に揺らいでいた。

「代わりに攻撃レイド出ようか?」

何と、紅葉メンバー全員が中央線の前に並んだ。

石田「1点はいける気がする」
三村「俺なら2点かな」

花井「い・・1点なら・・」
右藤「俺レベルだとボークラインは越えられるな・・」
石田「無得点じゃねーかそれ」
木戸「2点」
加治「同じく」

紅葉メンバーが好き勝手言い始める。

佐倉「そんなに楽じゃないよ・・!!」
右藤「わかってんじゃねーか」

王城はプレー中の事故で恨むような人じゃないと右藤は言う。

右藤「だからお前は凹むべきじゃない。もう超えちまうぞ師匠って誇るトコだぜここは」

八代「紅葉攻撃!」
佐倉「は・・はい!カバディ・・」

審判に促され、佐倉はつい攻撃に出てしまう。
紅葉メンバーが佐倉を送り出す。
中心には右藤の笑顔があった。

佐倉(結局・・当たり前のように攻撃に出ちゃったな・・)

ヒドイ友人

佐倉(昔からヒロにはいいように動かされる。ヒドイ友人だ。僕がカバディを辞めた時もそうだった)

中3の夏、海外遠征の直前に佐倉の祖母が認知症で入院することになった。
佐倉はメールで一言「勝手にごめん。カバディやめる」と右藤に送っていた。

その後右藤と直接会って、能京高校には行かないことを話す。
近場の高校に行き、祖母のお見舞いに毎日行きたかったからだ。

日常会話でもメディアでも出て来ないカバディは、離れようと思えば簡単だった。
その後佐倉は埼玉紅葉高校に入学する。
部活動一覧のプリントが配られたが、当然そこにカバディ部の名前はない。

驚いたのは、右藤も埼玉紅葉高校に来たことだった。
てっきり王城との約束通り、能京高校に入学するものだと思っていた。

佐倉(ヒロは紅葉に来る事なかったのに・・なんで・・)

右藤は生来の人懐っこさもあって、色んな部活から声をかけられているようだった。

そんな友人を横目に佐倉は毎日祖母の為に病院に通い続ける。
そこに目標はない。
ただ何も考えずに身体を動かしたかった。

ある日、佐倉は陸上部に声をかけられる。

陸上部「佐倉君、毎日病院行ってるんだって?すごいな!山の裏だろ、あそこ!!」
佐倉「走ったらすぐだよ」
陸上部「陸上部に欲しいぜ全く・・!ヒロも結局入らねーしよ」
佐倉「へぇ・・」
陸上部「何考えてんだあのデコ助・・新しい部活創るとかさ

佐倉は右藤が何部を創ろうとしているかすぐに気づく。
・・外は雨が降り始めていた。

ここまでするなんてヒロはおかしいよ

右藤が傘をさしてコンビニから出てくる。
創設するカバディ部のユニフォームデザイン案をコピーしてきたところだった。

コンビニの外では、雨の中走ってきた佐倉が待ち構えていた。

佐倉「部活を創るなら・・能京に行けば良かったんじゃないの?わざわざ僕にカバディを近づけるのは・・嫌がらせに近いよ」
右藤「入部しろなんて言ってないだろ」
佐倉「せっかく忘れかけてたのに!!」

背番号1番のユニフォームを貰った時、佐倉は嬉しかった。
佐倉「おばあちゃん驚くよなぁ!だって僕が1番なんだもん!」
自分を心配してくれる優しい祖母を安心させたかった。
しかし祖母は自分の事を忘れてしまっていた。
だからカバディから離れて、毎日祖母に会いに行っていたというのに・・。

右藤は好きだからカバディ部を創ったと言う。
色んな部を覗いていたのは、カバディ部に誘う為だったのだ。
佐倉に無理強いはしないが期待はすると言う。

佐倉「僕は1年以上カバディを見てすらいない・・。ここまでするなんてヒロはおかしいよ」

右藤「何もおかしくない」

すげースポーツ選手が見たけりゃ金を払うし、遠くにだって足を運ぶ。
労力を使うモンだろ。
俺にとってその選手が・・
佐倉お前だっただけだ。

しかも一緒にプレーができるとなれば・・最高だなって。

カバディを辞めると言った時も、決して右藤は佐倉を引き止めたりしなかった。
「そっかぁ・・」の一言だけだった。

その右藤の熱い言葉に、佐倉の頬を雨交じりの涙が流れる。

佐倉(・・・僕は・・・そこまでのプレーヤーなんだろうか・・・)

気持ちに従って戻ってしまえば、きっと期待という重石を課せられる。
でもあの日からずっと、何の目標もなく空回るこの脚を地面につけてくれるのは・・・。

見ててね

攻撃に出た佐倉が全然動かない。
周囲には佐倉が攻めあぐねているように見えた。

佐倉(そうか・・そうだったんだな)

後ろでは紅葉の仲間が佐倉を見守っている。

重いけどつらくはない。
期待これは、フラフラ悩む僕を支えてくれる『いかり

右藤(お前がガチで勝ちたいと思うようになったら・・・誰にも負けねーと俺は思ってるからな)

最終日の前夜。
ヒロはそう言ってくれた。
いつもどおり待ってるだけだと。

見ててね。僕はエースだから。

吹っ切れた佐倉を見て、右藤は呟く。

「遅いんだよ。いつもいつも・・」

文句交じりのその言葉とは裏腹に、右藤は笑顔だった。

59話の感想

ゆんこ
ゆんこ

ヒロ、お前!!!ヒロ・・!!

飄々とした右藤の熱い気持ちが語られた回でした。
好きなものの為に労力は惜しまない!
しかし本人の意志はきちんと尊重して、ただずっと佐倉が戻ってくるのを待ってたんですね。
「お前はすごいプレーヤーだ」とずっと言い続けてくれた。
二人の友情にじ~んと来ました😭

仲間達の思いに応えて、次回佐倉がスーパープレイを見せますよ。


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コメント

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