灼熱カバディ あらすじ65話「スポーツマン」

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「見たか!スポーツマン共・・!!」マグレなんかじゃないって、思ってもいいかなぁ・・。

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あらすじ

64話のあらすじを読む。
灼熱カバディ 64話「絶体絶命」
水澄はコート外でうなだれていた。水澄の特攻は佐倉には通用せず、王城までアウトになってしまった。「6番特攻、攻撃手。行ってくる」宵越はチームを奮い立たせるべく、時間を使わせず2点を取ることに成功する。しかし王城を戻すにはあと2点足りなかった。

紅葉 佐倉の攻撃

佐倉(『次』はない。ここで終わらせる)

佐倉の攻撃に対して、能京の守備は5名。

終盤だというのに、佐倉の動きはさらにキレが増し、疲れが見える畦道は避けるので精一杯だ。
佐倉は左足で畦道の右足をタッチしようとする。

隣にいた宵越は畦道を助けようと、鎖を作り畦道を引っ張ろうとした。
しかし、佐倉は右手で鎖の繋ぎ目をタッチし、畦道と宵越を同時にタッチする。

宵越&畦道「え・・」

予想外の事態に二人の心臓が波打った。
宵越がタッチされれば次の攻撃に出れる人間がいなくなる。
そして二人タッチされれば5点差になってしまう。

佐倉を倒すしか、道は残っていなかった。


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意地が、疲労を置き去りにする

畦道と宵越は最速でキャッチに向かう。
負けたくないという意地が疲労を置き去りにした瞬間だった。

しかしそれは佐倉も一緒だった。

佐倉(負けられない・・僕は負けない。この合宿でいろんな強さを学んだ。自分の弱さを知った。やるべき事を思い出した。僕の力でチームを勝たせる!!)

その佐倉の横に水澄が回り込んでいた。
腕を伸ばし佐倉の進路を妨害するも、あっさり弾かれる。

佐倉(キャッチとしては浅い・・!!何が狙いだ!?)

以前の水澄は相手を倒すのが好きで、一人で突っ込んでいきがちだった。
能京では守備のお手本がいなかったこともある。
しかしこの合同合宿で、英峰が一度だけ水澄の守備で驚いた技があったのだ。

水澄(俺が倒せなくてもいい。凹んでるヒマはねぇんだ!勝つ為の最善・・そうだろ!宵越・・!!)

水澄が佐倉の足止めを一瞬行ったことで、他の守備が追いついていたのだ。

神畑ブロッキング!!水澄は時間稼ぎだ!!」

水澄(いけ・・いけ・・!!敵わねぇんだ・・!俺一人じゃ・・)

掴みに来た人間を盾に!!

井浦「おおお!!」
井浦が佐倉の腰をキャッチするが、井浦の体重では佐倉は止められない。

神畑(当然そうなる!!1人では止まらない!!)

井浦「支援!!」

宵越・畦道・伊達が支援に入る。
もう能京には佐倉を倒すしか道がないのだ。

宵越の手が佐倉の足をキャッチする。
しかし佐倉はどこまでも冷静だった。

能京のパワーである伊達は、佐倉の腰を掴んでいる井浦自身が壁になり、キャッチにいけない。
伊達がいないなら、佐倉は回転を使うことが出来るのだ。

しかし水澄が別の角度から食らいついてくる。
まだ水澄の心は折れていなかった。

佐倉(粗削りで未熟・・それでも向かってくる・・立ち向かおう。もう僕は恐れない。全力の回転でキミごと振り払う!!)

佐倉は渾身の力で回転した。

しかし佐倉の回転は、水澄を巻き込むことなく空を切った。

佐倉(来ない・・・!!?)

水澄の回想

1人でも無敵だった

中学生の水澄は喧嘩で負けなしだった。
ツレはいたが、一人でも無敵だった。

朝から晩まで仲間とだらけた日々を送る水澄の目に、走り込みをしているスポーツマン達が映る。

水澄(必死こいてまぁ・・何が楽しいんだ?意味わかんねーな・・)

そんな自分が高校入学をきっかけにカバディを始めた。
1人でも無敵だと思ってた自分が、仲間と力を合わせるなんて、この時は考えもしなかった。

ずっとやってきてる人間・・すげー・・

カバディを始めたきっかけは井浦の勧誘(脅迫)だった。
水澄は喧嘩の映像で脅され、渋々カバディ部に入る。

井浦「新入部員の水澄京平君だ」
水澄「チッ・・」

少ない部員、バラバラのジャージ、そして部員達はどこか遠巻きに水澄を見ている。
そんな中水澄に声をかけてきたのが王城だった。

王城「よろしく」

小さく細い王城がまさか部長だなんて、水澄は思いもよらなかった。
無理矢理連れてこられたこともあって、水澄の機嫌は最悪だったのだ。

水澄「ああ?なんだガリガキ。かまうな!俺は機嫌が悪りんだよ。泣かしちゃうぞ」

練習が始まると、水澄はすぐバテた。

王城「・・大丈夫?」
井浦「まだ休憩じゃねーぞ」

さっきガリガキと威嚇した王城が水澄を気遣ってくる。

体育館の裏で吐きながら、「ずっとやってきてる人間・・すげー・・」と水澄は思うのであった。

続けて来た人間に勝てるのか?

そして初の大会の屈辱。
冬の大会後の伊達との喧嘩。
伊達「昔から打ち込んでいたものが一つでもあるのか?」

スポーツをやってきていない自分にはそんなものはなかった。
中学の頃水澄のことを「すげー!」と言っていた仲間の声が、今では遠く聞こえる。

そしてセンスのある畦道、サッカー界で有名な宵越が入ってからも変わらない。
水澄(俺はスポーツをやってきてねーんだ。もっと・・もっと練習しねーと・・!!)
練習が終わった後も、何度も走りこんだ。

王城(むやみにキャッチにいかない)
王城(8月の大会・・全国制覇に向けて自分の1番を手に入れてくれ)

水澄(日本一・・どんな世界なんだろうな。俺でも分かるのは一度も負けちゃいけねーってことぐらいだ)

水澄が出会った、ずっとカバディをやっている選手は一切の手抜きをしなかった。

水澄(そうやって続けて人間に勝てるのか?俺が勝ってもいいんだろうか)

マグレなんかじゃないって思ってもいいかなぁ・・

でも今、

俺の身体が佐倉の回転を予測したのは・・
佐倉を倒しに行けるこの状況になったのは・・

・・・マグレなんかじゃないって、

・・思ってもいいかなぁ・・・

水澄「おぉオオオ!!!」

水澄渾身のキャッチが佐倉にささる。

コート外まで吹き飛ばすような勢いのキャッチだったが、佐倉も意地を見せ右手で踏ん張り、体勢を立て直すと、再度自陣を目指す。

佐倉(僕は・・・紅葉の・・・!!)
しかし伸ばした手は水澄に握りこまれる。

水澄(知ってるよ、エース!!)

そして長い戦いの決着がつき、紅葉の攻撃失敗が宣言される。

もう君もなってるよ

「と・・止めたあぁあーッ!!」

若菜「キャッチのタイミングをずらした・・のか?」
君嶋「危機を察知して咄嗟に対応・・。経験と練習量が裏付ける良い守備だ・・!!」

水澄「見たか!!スポーツマン共・・!!おらあぁあッ!!」

王城「京平・・」

(・・そんな体育館中に威嚇しなくたって・・なってるよ)

王城「・・もう君もなってるよ」

日々チームの為練習を積み、ここ一番の守備を見せた男は、かつて水澄が「すげー」と憧れたスポーツマンの姿そのものだった。

65話の感想

ゆんこ
ゆんこ

水澄はとっくにスポーツマンになってたんですね。

前話の宵越のプレーで水澄が立ち直ってからの、今回の話でした!
スポーツとは縁遠い生活を送っていた水澄がカバディを始めて、ここまで頑張ってきた日々のことを考えると、熱い展開でしたね!

作者の武蔵野先生の作風かなと思うんですが、「たまたまこうなった」という展開にはしません。
水澄が王城アウトで落ち込んで、宵越が勝つ為に最善を尽くすことを見せ、そこから佐倉を倒す展開には痺れます。

水澄も勝つ為に最善を尽くして、自分はブロッキングに徹して仲間を頼ります。
そして「むやみにキャッチにいかない」というのは王城から教えられたことでした。

そういうピースが合わさって、今回の話に繋がったと思うと、いやあ灼熱だ!!😂


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