灼熱カバディ あらすじ75話「二番手」

漫画

「攻撃手で活躍するのは諦めなさい」久納から放たれた無情の一言、宵越はどうする!?

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あらすじ

74話のあらすじを読む。

久納「昨日の練習後、このチームの事は慶ちゃんに聞いたわ。守備を教えるうえでアタシから言いたいことは二つ!!」

固唾を飲んで久納の言葉を待つ能京メンバー達。

久納「あなた男の子なんですって!?トリートメント何使ってるの!?化粧水は!!?なんかいいにおいもする!!」
人見「え・・・!?えーと・・」

何と久納が食いついたのは、能京の紅一点(?)人見だった。
既に30をすぎた自分の若々しさを保つため、人見のケアの方法が気になって仕方ないのだろう。
「今そんな事いいだろ!!」と宵越がツッコミを入れる。

ゆんこ
ゆんこ

ちなみに75話のちょい足しで、「化粧水は年齢によってベストなモノが違う」と人見に悪気なくマジレスされ、久納はへこみますw


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エースを守る守備から、倒しに行く守備へ

久納「このチーム、『倒しに行く守備』を完成させるには時間が足りないわ。でも能京は幸い圧倒的な攻撃手がいるから、当面の目標は『完璧にエース正人ちゃんを守る守備』を作る事になる」

宵越(紅葉みたいなスタイルか・・)

久納「勿論倒しに来ない守備は怖くないから、同時に倒す技術も教えていくけど、これは上級編。試合で経験を重ねないと完成は難しいわ」

大会の1回戦・2回戦では「エースを守る守備」、その過程で「倒せる守備」を完成させる。

久納「練習も試合も全て糧にするわよ!」
「はい!!」
宵越(1回戦から徐々にスキルアップってことか・・。意外と地に足が着いた考え方だな)

納得感のある久納の指導方針に、宵越は感心する。

ポジション変更とタマ拾い

久納「その上で守備位置を変更するわ!今まで慶ちゃんが教えたポジションは初心者用。これが今後のポジションになるわ」

能京のポジション変更

 左角左中中央左中央中央右右中右角
以前宵越畦道水澄伊達井浦王城
変更後伊達畦道井浦王城水澄

宵越(部長と井浦・・伊達と水澄もバラバラ・・!?大会直前にこんな動かしてもいいのか!?)
*王城と井浦は隣同士だが、カバディの鎖は基本2-3-2なので、鎖を組まないという意味でバラバラと言っている。

そして守備のメンバーを見て、宵越は重大なことに気づく。

宵越(俺は――ッ!!?)

そう、自分がメンバーに入っていないのだ。

宵越「俺は!?久納さ・・コーチ!?」
久納「久納ちゃん、でいいわよ。あなたはまだ連携とかいう段階じゃないの。不倒ちゃんと先生には特別な特訓をさせるわ」
人見「先生!?」
宵越「と・・特別!!」

久納「球拾いよ」

特訓というよりは、野球部の1年がやらされそうな雑用に二人は愕然とする。
久納は大量の野球ボールを床に転がした。

久納「不倒ちゃんはサッカー・・スポーツ選手としての動きはグンバツ!!でも格闘技、キャッチの勘は並以下よ。これはそれを養う訓練」

久納は低い姿勢から最速で球を掴んでみせた。
そのあまりの速さに宵越は驚く。

久納「素早く的確にボールを拾い上げる!」
宵越「そ・・そんだけ!?」
久納「それだけの事が出来てないから言ってるの!まず30分!!やってみなさい!」
宵越「・・はい・・」

コーチ直々の守備練習

宵越と人見はコートの隅っこで球拾いを続けていた。
20分も経つと、球拾いが意外にキツイことに宵越は気づく。

ボールの位置が低いので常に低姿勢を求められ、宵越が素早く動けば動くほどブレーキの時に負担がかかる。
さらに極めつけなのは人見とそこまでペースが変わらないことだった。
運動が苦手な人見と大差ないことに、少なからず宵越はショックを受ける。

宵越(正確さか?それだけじゃない気もするが・・)

一方他のメンバー達は、久納直々に攻撃しての守備練習を行っていた。
宵越はそちらの練習が気になりチラチラ見てしまう。

久納「正人ちゃんをタッチしにいくとは言ったわ!でもそれありきで動いちゃダメ!!試合じゃ誰を狙ってくるかなんて分からないわよ!」

実戦さながらの久納の指導に、球拾いをしているだけの自分が歯がゆい。
久納は丁寧に守備のやり方を確認していく。

久納「正人ちゃんは守りつつ自分も躱す!この位置ならスキンちゃん(畦道)が周りを誘導してプレッシャーをかけるの!」

王城は攻撃手なので当然守るが、それだけでは駄目だ。
王城を守ろうとして他の守備がたくさんタッチされてしまうと、次の守備の時に辛くなる。
畦道は体性感覚が優れているので、ギリギリを見極めて両サイドを動かすよう指導される。

そしてもう一度久納が攻撃を仕掛ける。
久納が王城を狙っていることに気づいた畦道は、両サイドの井浦・関と共に久納を威嚇する。
久納は威嚇に来た3人に狙いを変えタッチしようとしてくるが、3人はかろうじて躱した。
しかし躱した後、畦道は井浦をキャッチに誘導する。

久納「正解」

久納の狙いは王城から守備を引き離すことだった。
もし3人全員が王城から遠ざかれば、久納は守備がいない王城をもう一度狙いにいける。
畦道が井浦をキャッチに誘導したことで王城を守れるし、上手くいけば久納を掴むことが出来たはずだ。

久納中央センター、及第点ね」
畦道「う・・うす!」

久納は畦道のツルツル頭を撫でながら笑顔で言う。
一方で左中と左角の伊達・伴にダメ出しする。

久納「甘いのはレフトォ!!フォローが遅すぎるわ!!白目ちゃん(伊達)ア~ンド、リーゼントちゃん(伴)!!」

軽い攻撃手とばかり守備練習をしてきたせいか、回避がチラついて思い切りの悪い守備になっていると言う。

久納「特に白目ちゃんは部内一のパワーがありながら何をビビってるの?あなたは守備・・一番固い盾として相手の剣を折らなきゃ。倒すんじゃないの、殺すのよ

久納は笑顔のままで親指を下に突き出す。
試しに自分を倒してみろと久納は言う。

伊達「え・・」
久納「その筋肉は飾り?」

伊達は思い切り久納を倒す。
しかし何事もなかったかのように久納は立ち上がった。

久納「そうそう。最悪得点されてもいいのよ。『こいつはヤバイ』って思わせることが重要だからね。それを踏まえて、次行きましょうか」

俺のいない陣地

宵越は新しい守備のポジションをよく観察する。

部長の一番近くによく掴みに行く水澄・・。
臨機応変に周りを動かす畦道・・。
何でも屋の井浦に、いざとなれば突っ込んでくる関。
リーチと脚のある伴の隣に一撃必殺の伊達。

遊撃の水澄。
威嚇+キャッチは2陣(伴/伊達と畦道/関)
そして王城の最終防衛は井浦。

相手が王城を狙いに来た場合、しっかりと王城を守る形が出来上がっているのだ。

宵越(俺のいない陣地で・・)

ここで30分経過を知らせるブザーが鳴る。
ようやくチーム練習が出来るかと思いきや、久納は休憩後もう1セットやるように宵越に言う。

久納「あなた、しばらくチーム練習はナシよ」

攻撃手で活躍するのは諦めなさい

宵越「しばらくって・・・?」
久納「大会までに決まってるでしょう?」

大会までずっと球拾いをやらされるのか?

宵越「え・・!?あの・・基礎が大事なのは分かる!でも対戦形式もやらないとマズイだろ!?確かにまだロクな守備は出来てねーが・・俺は攻撃手としてコートにいなきゃ・・」
久納攻撃手?もういるじゃない」

久納は王城を指さす。
宵越「1人じゃねーか!!いざという時伴や関じゃ攻撃できないだろ!!」

王城がアウトになることもある。
そういう時の為に自分が必要なはずだった。
伴や関は攻撃手として生き残る気がなく、守備に徹することが出来るのに対して、宵越はタッチされないよう逃げ回るので、守備が1人減るのと同じだと久納は言う。

宵越「だから攻撃で取り返す・・」
久納「攻撃に出るのは1人でしょう。正人ちゃんがコートにいる間は置物じゃないの」

本当に強い攻撃手はどんな相手でもコンスタントに点が取れる攻撃手だと、久納は宵越を突き放した。

久納「最初にハッキリ言うべきだったわ。あなた攻撃手で活躍するのは諦めなさい。正人ちゃんがいる限り、あなたは二番手だもの」

75話の感想

ゆんこ
ゆんこ

宵越ィ~・・辛い・・😭

「最強の攻撃手になれ」と井浦に背中を押され、王城を目指して攻撃手として成長してきた宵越に、久納からの突然の死刑宣告!!
当時は読んでて辛かったです😭

守備の重要性は分かっていたんですが、宵越と同じように、私も久納の言葉に納得できなかったですね。
突然「補欠になれ」って言われたわけですし。
この後、宵越は「ハナから二番でいいなんて思うくらいなら、辞めた方がマシだ」と久納に突っかかります。

久納はコートに上がるように言い、二人は勝負することになるのですが・・。
それは次回のお話です。

「ちょっと今回の話辛すぎるわ・・」という方は、8巻末のおまけ4コマがほのぼのしていて面白いので、そちらをご覧ください。


久納コーチのほのぼの?4コマが収録されている8巻を買う

76話のあらすじを読む。

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