灼熱カバディ あらすじ81話「かける想い」

漫画

「まだ、ここでカバディがしたい」先輩の想いを託される宵越。いよいよ大会が始まる。

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あらすじ

80話のあらすじを読む。

井浦「帰ったら対策を練るぞ」
「うす!!」

運命の抽選を終え、帰路につく能京カバディ部。
帰ったらさっそく1回戦の対策を練る予定である。

1回戦の相手は、伯麗IS(インターナショナルスクール)。
元世界組7番の外園が率いる外国人集団だ。

大会まであと16日


この話が収録されている9巻を買う。

新ルール

1回戦の相手は決まったのものの、練習内容はこれまでと変わらない。
「エースを守る守備」は着々と完成に近づいていた。
宵越は変わらず、ピンポン球相手の球拾いに奮闘中だ。

久納「OK!だいぶ安定して守れるようになったわね!!」

しかし畦道には不安があった。
それはまだ一度も倒すところまでいっていないということだ。

久納「安心なさい。守備が点を取る方法は攻撃手を倒すことだけじゃないわよ?」
宵越「?」

まず攻撃手は敵陣のボークラインを越えないと失点となる。
これは自陣近くに張りついて、安全に時間を潰すことを阻止するためのルールである。
しかし実際はボークラインを越えさせないことは難しい。
守備がボークラインより前に出れば、タッチから帰陣までの距離が短くなり、攻撃手は自陣に帰りやすくなるからだ。
また誰かをタッチすればボークラインを越えたのと同じ扱いになり失点がなくなる。

ならば、結局攻撃手を倒す以外の点を取る方法とは何なのだろうか?

久納「やっと大会で採用されたのよ。新ルールの『3rdレイド』が」

3rdレイド

無得点の攻撃が3回続くと失点になる

伊達「スリーバント・・みたいな?」
久納「そう!要するに逃げ腰の攻撃はダメってこと」

そこで今やっている練習が役に立つというわけだ。
攻撃手を倒すことが出来なくても、威嚇と回避で無得点で凌げば、時間を潰しながら点差を広げられる。

久納「そして攻撃手は当然3回目、無理にでもタッチを狙ってくる。バントも2回失敗したら振ることが多いでしょ?」

絶対タッチしてくると分かっていれば、狙いは絞れるうえ、相手の攻撃手は無理してタッチを狙ってくるため、格上の相手も倒しやすくなるというわけだ。

久納「そしてもう一つの新ルール!!」
宵越(まだあんのか!?)
久納「その名も『スーパータックル』

宵越(名前がダセぇ!!)

スーパータックル

攻撃手が3人以下の時、攻撃手を倒すと2得点になる

宵越(な・・なんか・・守備の重要度がどんどん上がってる気が・・)

新ルール追加により、守備がザルの男・宵越は蒼褪める。
改めて宵越は気合を入れ、球拾いに勤しむのだった。

大会までの2週間

久納「慶ちゃん!新ルールのおかげでグッとモノになる子がいるわ。アタシは時間に限りがあるからお願いできるかしら」
井浦「・・聞くまでもないでしょ。俺の役目ですよ。そういうのは」

大会までの2週間、最初の1週間は今までの練習をさらに突き詰め、残り1週間は宵越を攻撃手に守備練習を行う。
それと並行して、個人のスキルアップも図っていった。

そして大会まであと2日となった、練習後。
1年生は関の体重に余裕ができたため、一緒に晩御飯を食べに来ていた。
横一列で定食を頬張りながら、宵越は1人焦っていた。

宵越「焦る・・!!」
人見「大会が近づくと緊張するよね」
畦道「ヨイゴシもそういうのあんだな」

宵越「緊張じゃねーよ。試合に出られなかったら嫌なんだ。お前らもなんか・・別でやってるし・・」
畦道「ヨイゴシだって別メニューだべ?」
宵越「俺と人見のは基礎煉っつーんだよ。お前らの応用とは違う」

大盛りのどんぶり飯を食べると、他の皆がまだ食べているにも関わらず、宵越は早々に立ち上がる。

宵越「我慢できん!練習してくる!!」

足早に定食屋を後にした宵越に続き、伴も練習に向かう。
せっかちだなぁと笑う人見。

と言いつつ、畔道・関・人見も、残りの御飯を掻き込む。
大会が近づき、居ても立っても居られなくなったのは皆同じらしい。

慣れないことをした小食の人見はその後噴き出し、畦道の介抱をうけるのであった・・。

ゆんこ
ゆんこ

この「新ルールでグッとモノになる子」って関かな?

「あ、副部長に・・」くらいしか言ってなかったので、定かではないんですがw

攻撃手への未練

宵越が駆け足で旧体育館に戻ると、まだ灯りがついていた。

宵越「ん・・!?まだやってんのか・・?」

中を伺うと、王城と井浦が攻撃練習を行っていた。

井浦「そろそろ上がるか?」
王城「・・もう少し。慶からの得点はやりにくい。一番練習になる」
井浦「まぁ・・もう考えが読めるからな・・」

遅い時間まで付き合ってもらっていることを王城は謝罪する。
井浦は全く気にしていない様子だ。

それより1回戦の相手・外園も、王城のことを知り尽くしているのが気になるようだった。

再び二人は攻撃練習を再開する。

王城「それは合宿の時痛感した。僕も変化するしかない」
井浦「・・それでも絶対はねぇ。倒された後のことも考えろよ」
王城「・・慶が攻撃に出ることもあるかもね」

井浦「!!」

一瞬動揺した井浦はあっさり王城にタッチされてしまう。
「隙あり」と王城は笑った。

井浦「・・お前がやられたら宵越が出る。久納さんもそのつもりだ」
王城「・・慶はそれで良かったの?攻撃手に未練はないの?」

何となく入るタイミングを失って、旧体育館の入口にいた宵越は次の井浦の言葉に驚く。

井浦「・・あるよ」

まだ、ここでカバディがしたい

井浦「でもあんだけ頑張って・・あんだけ成長する奴を見てたらさ。・・仕方ないとも思える」

王城がいなくなった時、代わりに戦うのは宵越だと井浦は言う。

井浦「言っとくが、ただ諦めた訳じゃねーぞ。俺はあのバカにできないことができる」

常に変化するカバディの戦況に応じて、コート内で指示を出せる井浦の存在は貴重だ。

宵越(バカ、か・・・)

宵越は久納に「攻撃手で活躍するのは諦めなさい」と言われた時、何と言っただろうか?

宵越「ハナから2番でいいなんて思うくらいなら辞めた方がマシだ」

しかし井浦はそんな素振りを一切見せないまま、ひっそりと宵越にその場所を譲っていたのだ。
宵越は、自分に場所を譲った人間のことなんて考えていなかった。
自分のことしか考えていなかったのだ。

井浦「それに俺は世界組とは違う。選手としてじゃなく、チームとして勝つことが最優先だ」
王城「・・大丈夫。僕だって、その目標は同じだ」

少しずつカバディが広まっていく日本で、一緒に練習した仲間と日本一になる

これが王城の目標だった。

井浦「なんでだろうなぁ・・ガキの頃から数えきれないほど繰り返してきたのに・・大していい思い出もないハズなのにな・・」

最初攻撃手として自陣に戻った時の感動を井浦は覚えている。
王城にしつこく誘われてやってみたカバディ。
掴まれて倒れてしまったが、鼻血を出しながら帰陣したあの日。
それからは苦い思い出の方が多かった日々。

井浦「まだ終わりたくない。まだ、ここでカバディがしたい

宵越は先輩の想いをただ静かに聞いていた。

歴史を変えなさい

いよいよ大会を明日に控えた練習日。
久納は選手にユニフォームを渡していく。
宵越は6番のユニフォームを渡された。

久納「それと初戦なんだけど・・スタメン攻撃手は不倒ちゃんで行くわ」
宵越「・・え!?」

王城が出ると思っていただけに、久納の提案に宵越は驚く。

久納「ひとまず最初はアナタよ。慶ちゃんと話し合って決めたわ」
井浦「絶対に落とせない初戦で光る、お前には正人より優れてる部分がある」

「序盤の強さ。流れを作る能力だ」

久納「試合の流れ・・いえ!万年一回戦負けの歴史を変えなさい」

王城と井浦が宵越を信頼してくれているからこそ、初戦の攻撃手を任せてくれたのだ。

まだ、ここでカバディがしたい

自分の為だけではない、先輩の想いに応えたかった。

宵越「任せてくれ」

宵越はユニフォームを握りしめ、力強く頷くのだった。

81話の感想

ゆんこ
ゆんこ

宵越の攻撃手への思いが変化した瞬間でしたね!

今まで宵越は常に第一線で活躍し続けるのが当たり前と思ってきました。
サッカーでは常にそうでしたし、王城に追いつき越えようとしていたこともあって、それが当然だったんです。

しかし井浦が自分の成長を見て、ひっそりと二番手の場所を譲っていたこと、チームとして勝ちたいという3年の先輩達の気持ちを聞き、チームで勝つ為の最善を尽くそうと決めたと思います!
「任せてくれ」って言葉が頼もしいですね😊

さらに「慶が攻撃に出ることもあるかもね」も盛大なフラグです。
ブロック決勝、奏和との戦いで、井浦が「俺は攻撃手だった」と体が自然に動くことになります。
そしてそれが値千金の攻撃になるのです。


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