静句が言っていた経験豊富な方って誰のこと?
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」の第8話「夜宴」の考察です。

そういえば、ゆんこの世界にはモリアーティ教授たちはいないのか?

ジャックとクロウリーは実在の人物なんですが、他のメンバーは小説の中にしかでてきませんね。

ゆんこの世界の夜宴のメンバーたちがどう描かれているのか気になるな。
教えてくれるか?

もちろんです!
有名人ということもあって、「視聴者も当然知ってる」という前提で話が進んでましたからね。
今日は教授とホームズの因縁や、切り裂きジャックの話をしましょうか🤭
- モリアーティ教授とホームズの因縁
- ホワイトチャペルの殺人鬼・切り裂きジャック
- 黄金の夜明け団の魔術師・クロウリー
- 吸血鬼カーミラと人造人間ヴィクター
- 結局バリツは何だったの?
- 津軽が教授たちを追ってきた理由は?
- 静句が言っていた「経験豊富な方」って誰のこと?
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」8話のネタバレを含みます。
8話をご視聴の後で読んでいただけると、より楽しめます。
モリアーティ教授とホームズの因縁

ホームズ「お久しぶりです、モリアーティ教授」
教授「ライヘンバッハの滝以来だね、ホームズ君」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」8話「夜宴」

ライヘンバッハの滝といえば、スイスにある滝だな。

コナン・ドイルの小説「最後の事件」の中で、モリアーティ教授がホームズを待ち伏せして、ライヘンバッハの滝で二人は死闘を繰り広げるんです。
最後は相討ちで二人揃って滝壺に落ちるんですよ😱
1891年5月4日の話です。

それまで頭脳で戦ってきた二人が、いきなり腕っぷしで勝負というのはいささか無理があるのではないか?

それは…作者のドイルがホームズを亡き者にしようと考えていたから、多少無理のある展開になったのかもしれないですね。
作者は別の歴史小説を執筆するために、「最後の事件」でホームズシリーズを終わらせたかったんです。
結局ファンの声に押されて、「ホームズがバリツで教授を投げ飛ばして実は生きていた」という設定でホームズは復活したんですよ。

ファンのおかげでホームズは命拾いしたわけだな。

アンファルの世界では、ホームズのみならず教授も生きていて、新たな組織「夜宴」を立ち上げたみたいですね。

今1899年だから、8年の時を経て教授は姿を現したことになるな。
「弟子に刺激を受けた」とか言っていたが…。

弟子というのはホワイトチャペルの殺人鬼・切り裂きジャックのことですね。
次は彼について話していきましょう!
ホワイトチャペルの殺人鬼・切り裂きジャック

ホームズ「…その若者というのは?」
教授「君たちで知らない者はいまい。11年前ホワイトチャペルで完全犯罪を成し遂げた男だ」
ホームズ「まさか…切り裂きジャックか!」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」8話「夜宴」


切り裂きジャックは、1888年にロンドンのホワイトチャペル周辺で犯行を繰り返したとされる殺人鬼です。
残忍な手口が有名で、現在も未解決事件となっています。

ジャックと名前が分かっているのに、スコットランドヤードは捕まえられなかったのか?

ジャックって名前は、新聞社に送られた手紙に署名されてただけなんですよ。
その手紙も本人が送ったものなのか疑わしいんですよね。
当時は犯人を名乗る人物から多数の手紙が届いていたらしいので…😅

これだけ大きな事件だと、いたずらで手紙を出す人間も多かっただろうな。

アンファルの世界では、ジャックはイギリス人ということになっていますね!
鬼と吸血鬼が混ざっていて、吸血鬼特有の弱点もないということで、まさに教授が生んだ最強の生物として描かれています。
黄金の夜明け団の魔術師・クロウリー

ホームズ「少し前に新聞を騒がせた男だ。自称魔術と数秘術の研究家で、倫敦中のカルト教団を渡り歩いて残酷な儀式を繰り返したことで知られる」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」7話「混戦遊戯」


アレイスター・クロウリーは19世紀イギリスの魔術師ですね。
セレマ思想を唱えて魔術や儀式を実践し、「法の書」を代表とした魔術関連の著書を多数発表しています。
K2に登頂するなど登山家の一面もあったみたいですね。
アンファルの舞台である1889年頃は「黄金の夜明け団」という魔術結社に参入していますよ。


そういえば、潜伏先にセレマのシンボルがあったな。

あのアジトはクロウリーが用意したものだったのかもしれませんね!

「今は別の組織に入れてもらっています」とクロウリーが言っているのを聞いたが…。

アンファルの世界では、既に黄金の夜明け団を追放されちゃった設定なのかもしれません😅
吸血鬼カーミラと人造人間ヴィクター



カーミラはJ・S・レ・ファニュの小説「カーミラ」に登場する女吸血鬼。
ヴィクター・フランケンシュタインはメアリー・シェリーの小説「フランケンシュタイン」に登場しています。

こうして解説されると分かるが、夜宴のメンバーって豪華なんだなあ。

ですね!
夜宴で推しキャラがいるなら、調べたり登場する原作小説を読んでみることをオススメしたいです😊
結局バリツは何だったの?

ホームズ「バリツを使う!」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」8話「夜宴」

ホームズがバリツでクロウリーを退けたってシーンだと思うんだが…。
結局どのへんがバリツだったんだ?
バリツは日本武術なんだろう?

確かにあのシーンちょっと分かりづらかったですねえ😓
ホームズが棒切れ持って殴りかかったかと思ったら、クロウリーが自分の針でやられてましたもんね。


恐らくアンファルの世界では、バリツには観察眼も含まれるのではないでしょうか?
ホームズはあの瞬間、クロウリーの右手の麻痺毒が塗られた針に注目していました。
もし針がクロウリーに刺されば…。

当然クロウリーは急いで解毒剤を飲むだろうな。
ホームズはそれを見越して、クロウリーの隙を作りだしたということか。

教授と対峙した8年前と違って、ホームズも体力が衰えていますからね。
知恵と観察眼をフルに使って相手を制圧するやり方を取り入れて、今回のようなバリツの形になったのかもしれませんね!
津軽が教授を追ってきた理由は?

ジャック「何故倫敦に?」
津軽「おたくらを追って来たんです」
ジャック「追ってきた?何のために?復讐か?治療か?」
津軽「興行ですかね。見世物の海外公演です」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」8話「夜宴」

津軽さん、何で興行なんて分かりづらい言い方したのかなあ🙄

あれ、あたくしの話ですか?
ゆんこさんには何であたくしが倫敦まで行ったのか分かってるんで?

分かりますよ。
鴉夜を楽しませるためでしょう?

津軽「首だけになってまで生きても面白くない?とんでもない。そんな体だって面白いことはたくさんあります」
「あたくしがあなたを楽しませてさしあげましょう」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」1話「鬼殺し」

何か懐かしいシーンが出てきやしたね。
こんなのゆんこさんはとっくに忘れてると思ったんですが…。

回想シーンで血だまりにうつる鴉夜さまが出てきて、1話のことを思い出しました!
思えば津軽さんのこのセリフから物語が始まったわけですから、感慨深いです🤭

あの時師匠が退屈そうにしてたんで、芸人の血が騒いだのかもしれやせん。

いつもつまらない噺ばかりしといて、何が芸人だ。
そろそろ真打っぽいところを見せてほしいものだな。

師匠手厳しい!!😭

(…まあお前と会って退屈はしてないかもな)
静句が言っていた経験豊富な方って誰のこと?

静句「ヘタクソです。あなたが何百年生きているのか知りませんが、もっと経験豊富な方を知ってるので」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」8話「夜宴」

この経験豊富な方というのは鴉夜様のことですよね?
生きている年月ならカーミラに負けてないですし😊

まあそういうことになるかな。

じゃあ鴉夜様と静句さんは、あんなことやこんなことをしている関係…!?
あぁ…根掘り葉掘り聞きたいけど聞けない~~!😂

ゆんこ…心の声がダダ漏れだぞ?😰


はっ…!😲
静句さんが合流した時、津軽さんが意味ありげな視線を送っていたし、お相手が津軽さんっていうセンもワンチャンあるんでしょうか?
「随分とおつらそうだ。あたくしが慰めてさしあげましょうか?」
的な展開を期待しても…🤤

ちょっと!
あたくしと静句さんにかぎって、そんな破廉恥なこと起こるわけないじゃないですか!

全くです。
私がこんな最低の似非噺家野郎とどうこうなるなんて、天地がひっくり返ってもありえません。
不愉快です。

静句さん冷たい…そしてつれない…。
8話の感想


殴り合いには負けたけど、化かし合いには勝ちましたね🥳
切り裂きジャックからダイヤを奪取した津軽さんはお見事でした!

手癖が悪かっただけですよw


上着を脱ぎ捨てたのは、戦闘態勢に入るだけじゃなくてダイヤをジャックから遠ざける意味もあったんですね。

どうやってダイヤを掠めとるか、そればっかり考えてましたからねえ。
うまくいってよかったです。

最後から二番目の夜に隠されていた暗号も解いて、次回からは人狼編に入るのでしょうか?
Fangzähne Wald
ダイヤに浮き出た文字はドイツ語だったので、舞台はドイツなのかもしれませんね。
次回以降の新たな展開にも期待したいです😊
次回の考察はこちら👇
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