心理と状況から導きだされる三つの仮説を解説します
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の第5話「ニャアンはキラキラを知らない」の考察です。
マチュ「シュウジとのキラキラは私だけのものなのに!」

マチュ、バチクソ嫉妬してますやん…😅
「シュウちゃん」呼びの距離感、ジークアクスの操縦スタイルやマヴの扱い、服の脱ぎ方にいたるまで、マチュとニャアンは全然違います。
シュウジと二人だけの秘密だった領域にニャアンが突然入ってきて、マチュの心は大荒れですが、当のニャアンは「二人の役に立てた!これで地球行きに近づいたね😊」って思ってそうなのも対照的ですね…。
- オメガ・サイコミュの起動条件は何なのか?
- オメガ・サイコミュ起動手順
- 人物背景と起動時の状況
- 心理と状況から導きだされる三つの仮説
- 人によって違うキラキラの見え方
訓練を受けていないマチュやニャアンがジークアクスを問題なく動かせるのは、オメガ・サイコミュのおかげです。
これまでマチュだけがジークアクスを動かせていたので、マチュが特別なニュータイプだと思っていた視聴者さんも多いと思います。
ですが今回ニャアンも起動させたことで、この認識を改める必要が出てきました。
一体オメガ・サイコミュの起動条件は何なのか?
今回はその条件について、人物背景・作中の状況を踏まえつつ、導き出された三つの仮説について解説していこうと思います!
気になった方は最後まで読んでみてくださいね🎵
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の5話のネタバレを含みます。
5話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。
オメガ・サイコミュの起動条件は何なのか?

ここではオメガ・サイコミュが起動する条件を調査するため、「起動手順」「起動した人物の背景と起動時の状況」を整理し、そこから導き出された「三つの仮説」についてお話ししていこうと思います!
オメガ・サイコミュ起動手順
オメガ・サイコミュを起動するには二つの手順を踏む必要があります。

サイコミュ起動デバイスを専用スロットに挿入する

シャリア「でなければ貴重なサイコミュデバイスを託したりしません」
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第1話「白いガンダム」
サイコミュ起動デバイスはシャリアからエグザベ少尉に託された貴重なものです。
「WARINIG」の文字が示すとおり、簡単に持ち出せるものではありません。
挿入後ツマミを反時計回りに回すと、起動認証が始まります。
ロックガハズレル

認証が正常に進むとロックが外れ、オメガ・サイコミュ制御に移行します。
このロックの解除が起動の成否を左右する重要なポイントです。

ちなみにロックが外れる時はハロが教えてくれます😊
というか、ハロは必須条件じゃないですよね…??
人物背景と起動時の状況
では次に、「エグザベ」「マチュ」「ニャアン」の出自やオメガ・サイコミュを起動しようとした時の状況を比較した図をご覧ください。

まとめてみたものの、驚くほど共通点は見当たりませんでした😅
起動したマチュとニャアンに関しては、本当に真逆といっていいくらい対照的で、性別くらいしか共通点がなかった気がします。
心理と状況から導きだされる三つの仮説
比較図を踏まえると、特定までは至りませんでしたが、オメガ・サイコミュの起動にいくつかの条件が浮かび上がってきます。
ここでは、起動条件として考えられる三つの仮説をご紹介します😊
自由への渇望が鍵?

マチュ「宇宙って自由ですか?」
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第1話「白いガンダム」

ニャアン「自由だ!」
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第5話「ニャアンはキラキラを知らない」
ほぼ共通点のないマチュとニャアンですが、あえて挙げるなら「自由への渇望」という内面の感情だけは、二人の言動から共通して読み取ることができます。
二人のセリフから「自由」への思いが強いことが分かりますね。
アマテの自由への渇望については、こちらの記事で詳しく解説しています👇
エグザベ少尉がニュータイプ適性は十分あるにもかかわらず起動できなかったのは、彼が軍人であり「規則や軍務に縛られて行動しているから」とも考えられます。
しかしこの数少ない共通点でさえ、二人の自由のベクトルは真逆と言っていいです。
- マチュの自由:偽物の中で生きる日常からの脱出、憧れ
- ニャアンの自由:迫害に晒された末の怒り、執着
この違いは彼女らの性格や境遇が反映されており、同じ「自由」という言葉でも、その求め方はまるで違う気がします。
心のありようも作用?
心のありようで起動の成否が変わることも分かっています。
というのも、ニャアンは最初からジークアクスを起動できていたわけではなく、窮地に陥ってようやくロックが解除されたからです。
ニャアン「またやってしまった。昔から調子に乗るとろくなことがない。だからおとなしくしてたのに」
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第6話予告
ニャアンは普段猫をかぶっていましたが、極限状況で本来の激情的な自分を解放した際にロックが解除されました。
ハロに「ニゲロ」と連呼され、それまで難民として生きる中で押し殺していた怒りが一気に噴き出したのかもしれません。
このことから適正だけではなく、感情の高ぶりや本来の自我を解放する瞬間も、ロック解除に関わっていると考えられます。
起動の条件が一つではない可能性も
マチュとニャアンの対比が際立っていたので、そもそも起動の条件が一つとは限らない可能性もあります。
今後別のキャラクターの起動例が出た際には、その条件の違いにも注目していきたいところですね😊
人によって違う?キラキラの見え方

振り返ってみると、キラキラの見え方はキャラによって違っていました。
中心に黄色の光があるのは共通していますが、マチュは緑、シイコは青、そしてニャアンは紫。
それぞれの個性や内面を映し出しているかのようですね。
そして興味深いのがシュウジのラクガキのキラキラです。
単一色ではなく、さまざまな色のキラキラが混ざっているように見えませんか?
今回オメガ・サイコミュの起動条件が一つではない可能性について語りましたが、このキラキラの色の違いも、それぞれの発動条件や内面の違いを示しているのかもしれません。

シャリアブル「この第2次ソロモン会戦の作戦中に赤いガンダムのサイコミュが暴走。後にゼクノヴァと呼ばれるこの事故は、ソロモン要塞の三分の一を消失させ、結果グラナダへの直撃は回避された」
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第2話「赤いガンダム」
異なる色のキラキラが混ざり合う時、何か特別な現象が起こる…。
私はその現象こそがゼクノヴァではないかと考えています。

シャアがゼクノヴァを起こしたシーンでは、さまざまな色が入り混じっていましたね。
あの色の感じ、シュウジのラクガキのキラキラとよく似ている気がします✨
5話の感想

ニャアン「私が合わせなくていい!私の思う通りに世界が応えてくれる…!」
これまでずっとニャアンの立ち位置がぼやけていましたが、ここにきて一気に主人公格になった気がします!
シュウジと同じく人を殺すことに躊躇がないあたり、これまでニャアンが身をおいてきた境遇の過酷さが伺えます😅
ニャアンは戦場になった故郷を単身プチ・モビルスーツで脱出したという経緯は分かっていますが、謎に包まれた部分も多いので、今後どう明らかになるのか俄然楽しみになってきました😎
それでは、以下おまけ話です!
ジークアクスバルーン?

そういえば、リック・ドムに目くらましされた時に、関節部分から可愛いジークアクスのバルーンが飛び出してましたが、あれは何なんでしょうね?
変わり身の術ならぬ、目くらまし用のデコイみたいなものでしょうか?
見た目の可愛さから商品化されそうな気がします😍
三連星へのこだわり

今回三連星もとい二連星になってしまったガイアとオルテガが登場しましたが、二連星になっても三連星への強いこだわりというか未練を感じました。
お守りと一緒につけられた三連ドクロのキーホルダーも3への執着が伺えましたし、

クラン名のBINARYS(連星という意味)はBを数字の3に見立てて、極めつけは名前まで「GGG(ガイア)」「OOO(オルテガ)」と自分の名前の頭文字を3つ並べるというこだわりっぷり😂
「くそ!マッシュがいてくれれば…!」というセリフも何だか可愛く感じますねw
二人がやられたことをマッシュが知ったらどうなるのか、ちょっと切なくもあります…🥺
頑張れエグザベ君

毎度のように殴られてるエグザベ君ですが、不憫枠なんですか??😂
エグザベが覚醒してジークアクスを駆る姿もちょっと見てみたいです…!
さて次回は「キシリア暗殺計画」というサブタイトルから、ザビ家の身内争いが見られそうですね。
独立戦争後、ザビ家がどうなったのか知ることができそうです。
私としては軍を離れたガルマがこの現状をどう思っているかも気になるところですが…。
次回以降の展開も楽しみにしたいと思います🎵
次回の考察は5月14日(水)の予定です。
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