何故種籾を水に浸していたのか、徒長とは何なのかを解説!
アニメ「天穂のサクナヒメ」の第3話「田植唄」の考察です。
サクナ「わしは何も怠けとらんぞ!爺の申す通り、怒りをこらえ、体にむち打ち、空腹にも耐えてやってきたではないか!なのにこの仕打ちか!」
野良仕事はワンオペでできる仕事じゃないですよね💦
頑張ってるのに報われないサクナがちょっと可哀相になってきた…😭
そして今回は稲作回ということで、稲作に関わる事柄について解説していきます。
おまけではクイズの答えを掲載しています🎵
このページはアニメ「天穂のサクナヒメ」の3話のネタバレを含みます。
3話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。
前回の考察はこちら👇
何故種籾を水にさらしていたのか?
田右衛門「このように、まず籾に水を吸わせまする」
サクナ「そしたら田にまけばよいのじゃな?」
田右衛門「いえいえ、しばし待てば籾から芽が出てきますゆえ」
アニメ「天穂のサクナヒメ」3話「田植唄」
種籾が発芽するのに必要な水分を吸収させる工程のことを浸種といいます。
水分を吸収することでデンプンがブドウ糖となり、発芽を促進します。
種籾が一斉に発芽することで、発芽が不揃いになるのを防ぐことができます。
不揃いな発芽は均一な生育が困難になるので、しっかり浸種しておきたいですね。
冬にレンゲソウを植えるのは何故?
タマ「根を張らせたい春には、なるべく根の養分となるものを。冬になればレンゲのような土に糧を与える草を育て、春にすき込むことで、肥沃な土壌となる地力を高めて、稲が育つのを手助けしていく。いつどのようなものを作りまくかによって、米の質や味にも関わる大事な作業にございます」
アニメ「天穂のサクナヒメ」3話「田植唄」
レンゲソウには土を肥やす効果があります。
レンゲソウやクローバーといったマメ科の植物には、根に共生する根粒菌が存在し、大気中の窒素を固定して土壌に供給してくれるため、窒素肥料としての役割を果たします。
窒素には葉、茎、根など植物体全体の生育を促進する働きがあるため、非常に重要です。
ただし、窒素は過剰に与えると植物の徒長を引き起こすので、注意が必要です。
徒長って何?
サクナ「徒長に注意するよう…。徒長とは何じゃ?」
アニメ「天穂のサクナヒメ」3話「田植唄」
徒長とは、稲の苗が必要以上に細長く伸びてしまう現象です。
正常に育った苗と比べて病弱・虚弱で、害虫に対する抵抗性も弱くなるため、最終的な収量・品質の低下に繋がります。
徒長は以下のことが原因で起こります。
- 日照不足
- 水のやりすぎ
- 高温
- 風通しが悪い
- 窒素肥料過多
徒長にならないようにするには、「光」「水分」「温度」「肥料」のバランスを保つことが大切です。
本日の献立
ここでは3話に登場した夕餉の献立を紹介しています。
ゲーム内における発動効果も載せていますよ😏
イクサリの団子
満腹度-10
ゆいは好きみたいですが、もはや食べる意味がないような発動効果となっています😂
ゲームでは献立を空白or水に設定すると出されます。
わびしすぎて泣けてきますね…。
鹿肉の燻製
治癒強化1
焦がした鹿肉をミルテがリメイクしてくれた一品。
失敗に挫けず、機転をきかせてくれたのはグッジョブでした🎵
3話の感想
初めての野良仕事で四苦八苦しているサクナが描かれましたね。
いくら神とはいえ、初めての作業はうまくいかないものです。
そしてご覧になった方は、稲作の思った以上の「面倒くささ」を感じたのではないでしょうか?
それもそのはず、米を作るには88もの工程が必要とされており、米という字も八十八からきているんです。
米農家さんへの感謝が止まらない~!!😭
数回ではありますが、私も田植えと稲刈りの経験があり、田植えの後は腰が痛かったですね😂
残念ながら、私にはマッサージしてくれるタマ爺はいないわけですが…!
さて、以下はおまけになります。
日本農業新聞にて、米作りを深堀り!
現在日本農業新聞にて、サクナが挑戦中の米作りの内容を深堀りしています。
今回の記事は、サクナが田起こしをしたときに出ていた湯気のお話ですよ😏
どうやら連載形式のようで、今後もアニメに関連したさまざまな記事が公開されていくと思います。
こちらも楽しみですね🎵
Xのクイズの答え
#天穂のサクナヒメ 3話の記事を本日公開予定です。
— yunko (@todaysyunko) July 22, 2024
久しぶりの企画モノで、3択クイズでもいかがですか?😏
難易度は★3となっています。
正解はブログに掲載します🎵#サクナヒメ pic.twitter.com/XczvPcsl96
Xで出したサクナヒメクイズの答えは浸種でした~!
記事を読んでくれた方には余裕ですよね🎵
問題に取り組んでくださった皆さん、ありがとうございます😊
次回の考察はこちら👇
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