アニメ「全修。」の第11話「絶望。」の考察です。
ナツ子「死んだ時、本当はホッとしたんだ…」
ここにきて語られるナツ子の心の闇!


そういえば1話でもエゴサしてましたね😓
本当は「お前に才能なんかない」と世間に失望されるのを、ナツ子は誰よりも恐れていたのではないでしょうか?
だからこそ、ユニオの「お前の描く絵が大好きだー!」という言葉が、彼女の心に深く響いたのでしょう。
天才監督と称されたナツ子が、ようやく絵を描くことの原点に立ち返った瞬間でした。
- ナツ子の髪は願かけじゃない?
- ナツ子とルークは似た者同士?
- 採用通知書が届いた時、ナツ子は何と言っていた?
- 設定資料集に書いてあったこと一覧
- 森の国について
- ジャスティスの性別
ルークに救われ続けてきたナツ子なら、たとえルークが超空洞ヴォイドに飲み込まれたとしても、必ず救おうとするはず。
ここまで来たら最高のハッピーエンドを見せて欲しいですね😍
描け、描くんだナツ子!
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「全修。」の11話のネタバレを含みます。
11話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。
ナツ子は何故髪を伸ばしていたのか?

男性制作進行「あの髪の毛、願かけてんでしょ?コンテ上がるまで切らないって」
アニメ「全修。」の第1話「始線。」
ナツ子の髪の毛は「願かけ」と1話で語られていました。
しかし本当は違っていたのではないでしょうか?
ナツ子「また一つ名作が生まれる…はず」
アニメ「全修。」の第1話「始線。」
『滅びゆく物語』を見た時から、ナツ子の夢は巨匠になることでした。
念願のコンコンスタジオに就職して、トントン拍子で監督に抜擢されましたが、ナツ子が売れれば売れるほど世間には賛否両論が溢れ、「売れる作品を作らなければならない」というプレッシャーが常にあったはずです。
ナツ子「もう何も考えなくていい…もう何もしなくてもいい…やっと逃げられるって…」
アニメ「全修。」の第11話「絶望。」
伸ばした髪はナツ子の心を守る鎧であり、天才監督という重圧から逃れたいと思うナツ子の弱さだったのかもしれません。

だからこそ、ヴォイドに食われたナツ子が見た悪夢の中に出てきた人々は、皆髪が長かったんじゃないでしょうか?
少なくとも「願かけ」といった前向きな理由ではないことは確かでしょう。

最終回では髪をばっさり切ったナツ子がきっと見れる…はず!
ナツ子とルークは似た者同士?

ルーク「ユニオ。もしも世界が平和になって、俺たちがもう誰とも戦わなくてよくなったら、ここじゃないどこかに行かないか?伝説の勇者でも何者でもない…俺とお前でさ」
アニメ「全修。」の第11話「絶望。」
ナツ子が「天才監督」という重圧から逃げだしたいと思っていたとしたら、ルークとの共通点が見えてきます。
ルークも生まれた時から「伝説の勇者」として幼い頃から戦ってきました。
ルーク「でももっと強くならなくちゃ。また戦争が始まる…。何があってもこのソウルフューチャーを守らないと」
アニメ「全修。」の第11話「絶望。」
ヴォイドが現れるまでは、9つの国がソウルフューチャーを巡って争っていたので、その頃からずっとルークは戦っていたのでしょう。

今のルークも、ナツ子と同じく何のために戦うのか理由を見失っています。
「ルークを救えるのはナツ子しかいない」というのも納得ですね!

全部終わったら、皆で仲良く旅に出ればいいと思うよ😍
採用通知書が届いた時、ナツ子は何と言っていた?

ここでセリフは一切ありませんが、口元で予想していきましょう!

(採用通知書を見たナツ子)
ナツ子「やったー!」
(採用通知書を大切そうに抱きしめて、ポスターのルークを見る)

ナツ子「ありがとう。ルーク」

もうむっちゃルークのこと大好きやん…💕
「ルークを救うのはお前じゃなきゃダメなんだ!」と言われて、ようやくナツ子はいつだってルークに救われたきたことを思い出したようです!

涙を流すナツ子に思わずもらい泣きです…😭
設定資料集に書いてあったこと一覧

今回はナツ子が写本した設定資料集があったので、その中から情報をピックアップしていきます🎵
最初にヴォイドの襲撃に遭ったのは森の国

植物を操る緑の戦士。最初にヴォイドの襲撃にあい、滅びてしまった森の国の生き残り。樹木である手足を伸ばして戦う
チンゴスマンの紹介のところで、初めてヴォイドが襲撃したのは森の国であることが判明しました。

以降、9つの国が協力し合ってヴォイドと戦うことを決定しています。
ジャスティスの性別

竜人族の生き残り。男でも女でもある。

な…なんだと…??
大怪我をしてナインソルジャーをやめた時、美女をはべらせてたのでてっきり男かと思っていました!
ジャスティス雌雄同体だったんか…。
他にはアドミラルが魚人族の女将軍といったことが記載されていました🐟
11話の感想

ちょうど前回タップの正体を予想したばかりだったので、まさかの当たりで自分でもびっくりでしたw
さて、今までナツ子が使っていたのは鶴山監督のタップです。
しかしヴォイドの中で出会った小学生のナツ子に渡されたのはナツ子自身のタップになります。

塗装が剥げた金色の部分が微妙に違う…ような気がする!
今まではどんなに作画しても、強制的に原作の物語に修正されていましたが、ひょっとしたらこのタップで描いた場合、何か違うことが起こるかもしれません。
ナツ子「私が?『滅びゆく物語』を全修?そ…そんなことをするわけないじゃないですか!『滅びゆく物語』は私にとってバイブル!初めて映画館で見た時からずっと夢中なんです!」
アニメ『全修。』8話「告白」
しかし『滅びゆく物語』は他者が作った作品であり、ナツ子にとっても特別な映画です。
鳥監督と話した時にも全修なんてするわけないと言っていましたね。
「滅びゆく物語は大好きな映画だけど、ただ見てるだけの観客ではもういられない」
ただ超空洞ヴォイドになったルークを放っておくなんてできないですよね。
一体ナツ子が何を書くのか…彼女がどういう選択をするのか楽しみです!
ハッピーエンドになることは私は確信してるので、ラスト1話を楽しみましょう😎
次回の考察はこちら👇
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