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【天穂のサクナヒメ】憎しみの連鎖を断ち切る赦し 

天穂のサクナヒメ

何故石丸は田右衛門を目の敵にしていた?

アニメ「天穂のサクナヒメ」の第11話「赦しの光」の考察です。

田右衛門「もう良いだろう。解き放たれよ、憎しみから」

ゆんこ
ゆんこ

た、田右衛門…!

剣使えたんだね…😲

サクナヒメの元はゲームなので、黄泉石丸とは当然サクナが戦い勝利しました。

当時プレイしていた私はというと、しっかり準備してから戦いに向かったので、そこまで黄泉よもつ石丸いしまるに苦労した記憶がありません。

石丸の体力をなかなか削れなかったので、今思えば「異世送り・体」(相手の体力を下げる羽衣技)を入れたら良かったのかな~と感じています。

アニメのサクナヒメが始まってからというもの、ゲームにはなかったドラマティックな展開があったり、開発者の方からあっと驚く裏話が聞けたりと、二度感動できるのは非常に嬉しいところです😍

この記事で分かること
  • 石丸の脳裏に響いたのは誰の声?
  • トヨハナはどうやって頂の世にやってきた?
  • 石丸はどうやって死んだのか?
  • 田右衛門は武家の名門の生まれ?
  • 田右衛門が石丸に勝てた理由
  • 流浪の石工衆「金虎衆」について

今回は開発者さんの一人であるこいちさんの、石丸に関する裏設定もご紹介しつつ、本編の分かりづらい部分を解説していきます!

前回の考察はこちら👇

このページはアニメ「天穂のサクナヒメ」の11話のネタバレを含みます。

11話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。

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石丸の脳裏に響いたのは誰の声?

石丸「やめろ…やめろ!喋るな!俺にしゃべりかけるんじゃねえ!」

「クソ!何なんだこのムカつく感じは!ああ!何だったんだ、あの声は!」

アニメ「天穂のサクナヒメ」11話「赦しの光」

あわや石丸に痛めつけられそうになっていたかいまるですが、突然かいまるの体が光を放ちはじめると、石丸が苦しみだしてしまいました。

どうやら「声」がしたようですが、その声の主は誰だったのでしょうか?

声の正体はかいまる

きんた「かいまるが神様になっちまったかや?」

タマ「なったわけではない。なりつつあるというのが正しいか」

ココロワ「そうですね。神の気…神気を宿しつつあるということです」

アニメ「天穂のサクナヒメ」11話「赦しの光」

頂の世にいるうちに、人の子たちは神に近い存在になりつつあるようです。

10話ではきんたとゆいが光って見えたたのも、神気が宿りつつあるということでしょう。

きんたとゆいの場合は、槌が光ったり織機が歌ってるように聞こえる時には、決まって良い装備品ができるようです。

そしてかいまるの場合は、肉体から心が離れて誰かの心に入り込む力があります。

かいまるが動物と心と通わせることができたのは、この力の片鱗といえるでしょう。

石丸は頭の中でかいまるの声が響いて、一時撤退を余儀なくされました。

トヨハナはどうやって頂の世にやってきた?

ココロワ「ええ。サクナさんのお母上・トヨハナ様もかつては麓の世にいた人の子。羽衣でこの頂の世に来て神になったと聞きます」

アニメ「天穂のサクナヒメ」11話「赦しの光」

そして、サクナの母であるトヨハナも元・人間であることが判明しました!

ここではトヨハナがヒノエ島にやってきた経緯について、ゲームの話から補完しながら解説します。

タマ「もしや、トヨハナ様にこの羽衣を授けた…」

アニメ「天穂のサクナヒメ」5話「きんたの恩返し」

5話に登場した「訪れしもの」がトヨハナに羽衣を授け、トヨハナは羽衣の力を使って麓の世から頂の世に家ごとやってきました。

タマ「そんな折、この家と共に忽然と現れたのがトヨハナ様であった

田右衛門「サクナ様のお母上は、御身一つでなくこの家ごと麓の世から参られたのですな」

ゲーム「天穂のサクナヒメ」夕餉のシーンより

当時のヒノエ島は鬼やアシグモ族、獣神などが住んでいました。

突然現れたトヨハナは当然怪しまれ、アシグモ族はトヨハナを殺そうとしました。

そうしかしアシグモ族の間に流行っていた病をトヨハナが煎薬で治したことにより、アシグモ族はトヨハナに恩義を感じ、島での生活を支えると誓ったそうです。

タマ爺が馴れ初め話や大龍の話を聞かせてくれる。

ゲームでは、夕餉の時間にタケリビとトヨハナの馴れ初め話を聞くことができます。

この後都を放逐されたタケリビがヒノエ島にやってきて、トヨハナと出会いお互い恋に落ちたようです。

何故トヨハナは頂の世にやってきたかは、次回以降の考察でお話しできればと思います😚

石丸はどうして死んだのか?

石丸「悪ぃが因果応報なんて信じねえ。ここにあるのは強さと弱さ。それだけだ!」

アニメ「天穂のサクナヒメ」11話「赦しの光」

石丸は黄泉神よもつがみ黄泉火産霊よもつほむすびと戦って死んでいます。

黄泉火産霊たちに取り殺された後、黄泉石丸となってサクナや田右衛門と戦いました。

田右衛門は武家の名門の生まれ?

田右衛門は武家の名門の生まれではないかという根拠はいくつかあります。

田右衛門の本名はかつら右衛門尉うえもんのじょう瑞月みづきの朝臣あそん高盛たかもりであること。

右衛門尉は高い位の官職です。

②父が厳格であったこと

田右衛門は野良仕事が好きでしたが、厳格な父に叱られてばかりいたようです。

武家の名門だからこそ厳しく育てられたのかもしれません。

③刀が業物であること

田右衛門「この刀は由緒正しき業物なれど、肝心のそれがしには武芸の才が全く備わっておりませぬ」

ゲーム「天穂のサクナヒメ」一章

ゲームでは刀を業物だと明言しています。

家柄が古く、代々高い社会的地位についていた可能性が高いです。

もし田右衛門が武家の名門だったなら、石丸が田右衛門を目の敵にしていた理由も納得がいきます。

自分がどんなに望んでも手に入らないものを田右衛門が持っていたからです。

当の田右衛門は家を捨てて野良仕事とかしてるわけですから、石丸は余計に苛立ったのでしょうね😅

田右衛門が黄泉石丸に勝てた理由

サクナですら歯が立たなかった黄泉石丸に何故田右衛門が勝てたのでしょうか?

その理由としては、田右衛門は普通に強いということが考えられます。

厳格な父からスパルタ教育を受けていた田右衛門は、覚悟さえ決まれば刀を振るうことができました。

サクナ「おぬしは米作りが好きなのじゃろ?土をいじり、育てるのが好きなのであろう?それで十分ではないか」

アニメ「天穂のサクナヒメ」11話「赦しの光」

田右衛門の覚悟が決まったのは、サクナに認めてもらったからです。

何の才もないと嘆いてばかりの田右衛門でしたが、ちゃんとサクナは田右衛門のことを見てくれていたんですね😊

「武士はこうあるべき」と田右衛門が育てられてきたのなら、ありのままの自分を受けて入れてくれる人なんて田右衛門の周りにはいなかったと思います。

サクナに認められたことで、石丸と斬り結ぶ覚悟ができたのではないでしょうか。

流浪の石工衆「金虎衆」について

さて、開発者の一人であるこいちさんから石丸の出自が明かされました。

何と石丸は流浪の石工衆に所属していたようです。

ゲームでも石丸がクイを出すシーンがあるんですが、「何でクイ?」とずっと思っていたので、石工という出自には納得です!

田右衛門が種籾を手放せなかったように、石丸も仕事道具を捨てることができなかったんですね…。

五行思想についてザックリ解説

金虎衆の由来となった五行思想についてザックリ図で解説してみました。

五行思想は自然哲学の一つで、世界のあらゆるものを「木・火・土・金・水」の5つの要素で説明しようとする考え方です。

自然界の様々な要素と関連づけられており、その中に「五獣」や「五常」も含まれています

金虎衆というのは金と白虎からとった名でしょう。

ちなみに金に対応している義は、血縁関係にない仲間同士の結びつきであったり、義は正義や道義を重んじることを意味しています。

そう考えると、石丸という男は本来石工衆の中で道義を重んじる人物だったのが、戦で全てを失ってしまった哀しい男だったのかもしれません。

11話の感想

田右衛門の涙…!

最後まで石丸と分かり合うことはできませんでしたが、田右衛門と兎鬼の赦しによってようやく石丸も憎しみから解放されたのではないでしょうか?

そして黄泉石丸は何とかなりましたが、大龍がまだ残っています。

噴火で田がダメになった影響でサクナも弱っており、このままだととてもじゃないけど大龍を倒すことなんてできなそうですよね😅

一体どうやってサクナは大龍を退治するのでしょうか?

次回の更新は9月23日(月)の予定です。

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