ハプナの着想は無痛症にあり!?
アニメ「LAZARUS ラザロ」の第5話「PRETTY VACANT」の考察です。
エレイナ「ハードルが高ければ高いほど燃える。それがハッカーです」
今回はリン(ポップコーン・ウィザード)とエレイナ(マッド・スクリーマー)が激突するサイバー攻防線となりましたね!
エレベーター内でのアクセルの大立ち回りも圧巻としか言いようがありません💕

とりあえず、警備員は今後ネクタイなしにした方がいいと思いますw
絞められちゃうからね…😅
- アクセルはハプナを飲んでいない?
- リンはキーパーソン?
- ハプナはどうやって生まれたのか?
- ハーシュは何故臨床試験データを知っていた?
さて今回は今後もキーパーソンとなりそうなリンのことや、ハプナがどうやって生まれたのかを解説していこうと思います。
痛みがどうやって伝わるのかを図で解説するにあたって、不肖ゆんこ体を張らせていただきました!😂
気になった方は是非最後まで読んでみてくださいね🎵
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「LAZARUS ラザロ」の5話のネタバレを含みます。
5話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。
アクセルはハプナを飲んでいない?

今回の第5話で、ついにアクセルの独白が登場しました。

これで主要メンバー全員分の独白が出揃ったことになりますね。
次回は誰の独白になるのか、ちょっと楽しみです。
ハーシュあたりかな?😏
さて、その中で気になったのがアクセルのこのセリフ。
アクセル「普段薬とか飲まねぇ俺も面白半分で飲んでみて、ソッコーで鉄格子に頭突きしたけど、痛いのなんの。どうも俺には効かねぇみてぇだったな」
アニメ「LAZARUS ラザロ」第5話「PRETTY VACANT」
どうやら彼はハプナを飲んだものの、全く効果がなかったようです。
*アクセルは特殊な訓練を受けています。
鉄格子に頭突きするのは大変危険なのでおやめください。
ここで考えられるのは二つの可能性。
- アクセルがハプナが効かない特異体質
- アクセルが飲んだハプナが偽物だった
これはアクセルがハプナが効かない特異体質か、もしくはハプナが偽物だったということになります。
アクセルがいた刑務所ではハプナがプレミア価格だったらしく、偽物を掴まされた可能性は高そうですよね😅
アクセル「さらに最悪なのはハプナはたった1回飲んだだけでも、猛毒になるらしいってこと」
アニメ「LAZARUS ラザロ」第5話「PRETTY VACANT」
さらにこのセリフからも分かるように、アクセルは一度しかハプナを服用していません。
もし最初のハプナが偽物だったなら、アクセルはハプナを一度も服用していない、極めて貴重な人類ということになります。

そしてもう一つ注目したいのが、エンディングでただ一人アクセルだけが立ち上がるシーンです。
これももしかすると「ハプナを服用していない唯一の存在」という暗示なのかもしれません。
今後の展開に大きく関わりそうな伏線、要チェックですね!😍
リンはキーパーソン?

リン「あたしをここまで追いつめたのはあんたが初めて!ホ~!」
アニメ「LAZARUS ラザロ」第5話「PRETTY VACANT」
さて、今回は凄腕ハッカーであるリンが登場しました!
前回のなんちゃってハッカー・ドクター909と違い、その腕はエレイナよりも一枚上手といってもよさそうです😂

ただ、エレイナは負けたことでハートに火がついた感じがしますね。
ハードルが高ければ高いほど、燃えるのがハッカーですから😎
さてリンですが、実はこれまでも騒動の裏で暗躍していた形跡があります。

スキナーの犯行声明に関与
1話で流れたスキナーの犯行声明の映像内。
よく見ると、サムズアップするリンの姿が確認できます。
これは犯行声明の拡散や映像加工にハッカーが関与していたことを示唆していると考えられます。
ビリンダ宅の監視カメラも操作
さらに3話では、スキナーの祖母ビリンダの自宅に設置されていた監視カメラ。
カメラ越しにアクセルたちの動きを監視していたのも、リンでした。
まとめ:やはりキーパーソン!
現時点で、リンが一連の騒動に深く関わっていることは間違いありません。
今後の動きにも注目ですね!🤩
ハプナはどうやって生まれたのか?

マリガン「ご存知のように、ハプナが痛みを取り除く仕組みは、SCN9A遺伝子にあり、ナトリウムチャネルNav1.7として、シュワン細胞で発現します」
(中略)
マリガン「ナトリウムイオンの透過が阻害され、生物を死に至らしめる…」
デルタ製薬のカンファレンスでは、「SCN9A遺伝子」「ナトリウムチャネルNav1.7」「シュワン細胞」といった専門用語が登場しました。
そもそもハプナがどうやって生まれたのか、まだ謎が多いですよね。
そこには「無痛症」という実在の病気が関係しているかもしれません。
まずは、痛みの伝わり方の仕組みを整理しましょう!🤩
痛みの伝達の仕組み

- SCN9A遺伝子…ナトリウムチャネルNav1.7を作るための設計図。この遺伝子をもとに、痛みの信号を通す入口となるタンパク質が作られる。
- ナトリウムチャネルNav1.7…痛みの刺激があると開き、電気信号の元になるナトリウムイオンを通す。ここが壊れると、痛みを感じなくなったり、逆にずっと痛み続けたりする。
- シュワン細胞…末梢神経の軸をソーセージの皮のように覆い、電気信号を効率よく伝えるサポート役。
ハプナは無痛症から着想を得た?
実際に、無痛症(先天性無痛症)という病気があります。
これはSCN9A遺伝子の変異でナトリウムチャネルNav1.7が働かず、痛みを一切感じなくなる症状です。
マリガンの説明を踏まえると、ハプナはこの無痛症のメカニズムに着目し、SCN9A遺伝子の働きを変化させる薬ではないかと考えられます。
実際、現代医療でもナトリウムチャネルNav1.7の働きを阻害する薬は開発中ですが、ハプナはそのさらに上をいくゲノム編集薬と言えそうです。
だからこそ「天才が作りし芸術品」と言われるのでしょう。
ただし、その代償として命を脅かすリスクもありそうです😓
- ハプナはSCN9A遺伝子に働きかけるゲノム編集薬
- 無痛症という実在の病気から着想を得た可能性が高い
- 現代のナトリウムチャネル阻害薬の進化版
- 便利な反面、命の危険も孕む?
5話の感想

エレイナ大活躍の回でしたね!
無線機を使ってローカルハッキングするというリンの手腕も見事でした😊
結局ハッカーに逃げられたということで、スキナー捜索は振り出しです。
しかしエレイナの晴れやかな表情を見ていると、またここから巻き返せる予感がするのは気のせいでしょうか?😍
さて、以下は気になったことをピックアップしてみました!
ハーシュは何故臨床試験データを知っていた?

ハーシュがハプナの臨床試験データの内容を知っていたことが気になりました。
ちょっと慌てた様子で「えっ。ああ、多少はね」と言っていたのも怪しすぎる…。

そもそもハーシュに指示を出しているアベルはNSA(アメリカ国家安全保障局)長官です。
アクセルたちのような犯罪者を使ってスキナーを捜させなくても、いくらでも捜索に使える駒があるはずです。
秘密裏に誰よりも早くスキナーを見つける必要があるということは、秘密にしたい相手とは議会なのかもしれません。
さらに、議会はハプナ開発にも少なからず関わっていて、ハーシュも全容ではないにしろ臨床試験データを知っていたと考えると、辻褄が合うような気もするんですよね…。
今回はハプナの仕組みも明らかになってきて盛り沢山の回でしたが、ここからチームラザロがどう巻き返していくのか、次回もめちゃくちゃ楽しみです🎵
次回の更新は5月12日(月)の予定です。
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