人物相関図つきでさまざまな疑問を解説!
2024年4月25日より、NETFLIXにて「シティーハンター」が公開されました!
実写化というのは、それ自体がハードルが高いものであり、「原作寄りにすれば現実味がなく、オリジナルにすると原作の良さを破壊してしまう」という難題が常につきまといます。
しかしこの「シティーハンター」は実写のリアリティがありつつも、しっかりと「シティーハンター」を表現してくれたので、「大満足!」という人が多かったのではないでしょうか?
この記事では、「シティーハンター」をご覧になった方が疑問に思いそうなことを人物相関図つきで解説していきます。
ラストには感想や制作秘話などの裏話があります。
是非最後まで読んでみてくださいね😍
こちらはNETFLIXで公開中の「シティーハンター」のネタバレを含みます。
まだ未視聴の方はシティーハンターをご覧になってから記事をご覧になるとより楽しめます。
人物相関図
こちらが人物相関図です。
事件の大まかな流れや組織についてまとめました。
ここからは、一度視聴した方が疑問に思いそうなことについて解説していきます。
XYZって何のこと?
もっこりニットちゃん「ネットで噂を見て。伝言板に”XYZ”。もうお二人にしか、シティーハンターにしか頼れないんです。どうか…くるみを見つけてください」
シティーハンター
アルファベットのラスト3文字ということから、「後がない」という意味です。
シティーハンターに依頼する時は、新宿東口の伝言板にXYZと書くのが暗黙の了解になっています。
冴羽商事の名刺にもしっかりXYZのロゴがありますね🤩
何故槇村は警官をやめたのか?
冴子「あいつ、そのクスリのことをずっと追ってたみたい。たった一人で…」
シティーハンター
槇村は父が香を引き取ることになった事件をずっと追っていました。
被疑者から検出された薬<エンジェルダスト>についても調べていたようです。
槇村は事件を追ううちに、黒幕の強大さに気づいたはずです。
実際に、犯罪を取り締まる側であるはずの伊東もユニオン・テオーペと連絡を取り合っていました。
組織は莫大な資金を投じることで、日本の経済界のみならず警察機構にまで入り込んでいたことが分かります。
警官のままでは、事件のこともエンジェルダストのことも突き止めることはできないと、警官をやめて裏社会の道へと飛び込んだのではないでしょうか。
獠は何故エンジェルダストのことを知っていたのか?
獠「エンジェルダスト」
冴子「知ってるの?」
獠「昔戦場で使われたクスリだ。非人道的だってんでとっくに禁止になったはずだがな。それのさらに強化版ってとこか」
シティーハンター
原作の設定になりますが、獠がエンジェルダストのことを知っていたのは、実際に打たれたことがあるからです。
獠は幼少期に飛行機事故に遭い奇跡的に生存、中米のジャングルに放り出されたところを、反政府ゲリラの村に拾われます。
獠の銃の腕前や戦闘技術はこの頃に培われたものです。
内戦が激化する中で、獠は父と慕っていた男にエンジェルダストを投与されています。
何でローレの社長はあっさり切り捨てられたの?
元々ローレがユニオン・テオーペのフロント企業であり、エンジェルダストの強化版の製法と生体(くるみ)さえ手に入れば用済みということでしょう。
ユニオン・テオーペは失敗すれば組織の人間であろうとも罰を与え、場合によっては命すら奪う非情な組織です。
失敗した人間に対して、今野はタブレットから命令し罰を与えていました。
劇中では「死」しか採用されませんでしたが、画面から推測するに「毒」「窒息」「騒音」「電気ショック」といった優しめ(?)の罰も存在するようです😅
シティーハンターの感想
獠、むっちゃかっこよかったですね🤩
わたくしも思わず、獠のコスプレで一番好きなセリフ言ってみましたがいかがでしょうか?
う~ん、獠ちゃんの肉体美には遠く及びません…😭
感想では好きなシーンについて語ってみます!
槇村への思い
序盤では相棒である槇村が死んでしまいます。
槇村「すまん。勝手をした」
獠「慣れねえことするからだよ」
シティーハンター
槇村の刺し傷を見て、もう助からないと分かった後の獠の切り替えの早さを見ていると、どうしても獠にはクールなイメージがつきまといます。
しかし阿久津に「あっさり死んじまって」と言われた時のチップを叩きつける様子であったり、今野に言った「黙ってあの世で土下座してろ」だったりを見ていると、獠はずっと槇村の死を悼み怒っていたんだなと感じることができますね。
香「もとからAなんてないでしょ!?」
シティーハンター
香が槇村と同じ台詞を言った時、ハッとしてから泣き笑いの表情になったのもそうです。
かつての相棒の面影の中に、血が繋がらないはずの香と槇村の家族の絆を感じたのかもしれませんね。
それにしても初めての戦闘であるにも関わらず、香がどんどん獠を理解して相棒になっていく様子が描かれていたのは見事でした😊
香というと、スケベな獠に対し100tハンマーで制裁!といったイメージがありますが、まだ知り合ったばかりのせいか、獠に対する当たりが弱い気もしますw
コスプレイベントの時に持ったハンマーがしっくりきたことをきっかけに、以降お馴染みの得物になっていくのでしょうか?
今後パワーアップした香のハンマーを見たいですね🤩
獠、香に見とれる?
獠はセクシー系が好みのはずですが、香と出会ったときに見とれているそうです😚
鈴木亮平「原作にはないシーンですが、一瞬獠が香に見とれるという表情を入れているんです。槇村の妹じゃなかったら、槇村が死ななかったら、獠は香を普通に口説いていたかもしれない、最初から女性として見ているという関係をどうしても入れたかったので。観ている方がどう解釈してもいいんですが、そこは僕のわがままで入れさせてもらいました」
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最終的に二人がくっつくことを見越して、布石として見とれる表情を入れたのでしょうか?
ラストで初めて香と呼ぶシーンについても「このシーンは大事にしたかった」とおっしゃっていたので、獠にとって今後香が大切な女性になっていくんだなと感じることができました。
香、無茶苦茶可愛いですもんね~😍
どうやら鈴木亮平さんは、シティーハンターに並々ならぬ思いがあるようです。
鈴木亮平は冴羽獠が大好き!?
2010年の記事でこんなものを見つけました。
鈴木亮平「マンガ原作なんですが、もうちょっと歳を重ねてから、『シティーハンター』という漫画の主人公をやってみたいですね。僕、冴羽獠が大好きなんですよ。これは有言実行の夢ですね」
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何と鈴木亮平さん、冴羽獠が大好きみたいなんですね。
これが14年前の記事というから驚きです😱
今回の実写化はまさに夢がかなったというというところでしょうか。
それだけにシティーハンターの中には制作陣はもちろんのこと、鈴木亮平さん自身のこだわりもたっぷり詰まっています。
鈴木亮平「例えば変態仮面をやっている時に、冴羽獠をやるならこれ恥ずかしいと思ってちゃダメだなとか。獠ちゃんだって裸踊りするし」
鈴木亮平&神谷明、冴羽獠のスペシャル対談! Netflix 映画『シティーハンター』インタビュー
変態仮面の方がもっと恥ずかしい気がするんですが、そこは感性の違いですかねw
令和の時代にギリギリを攻めたもっこりショーのシーンなども、自ら振付を考えたり、パンツは私物など、こだわり方が尋常じゃないです🤣
制作陣の皆さんはもちろん、鈴木亮平さんご自身もシティーハンター愛に溢れていたからこそ、この素晴らしい実写化が実現したのかもしれませんね!
続編はある?
佐藤祐市監督「まさにこの場所で撮影をさせていただいて、そのために新宿警察さんであるとか東京ロケーションボックスさんとか、各方面の方にいろいろご尽力いただいて、何とか撮影することができて。なんだ新宿でできるじゃん!っていう感じがして。もっとやりたいなあという感じがしております」
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シティーハンターというと新宿が舞台の作品ですが、監督は「もっとやりたいなあ」とおっしゃっていたので、続編のお話があれば前向きに考えてくださるのではないかと思っています!
少し先になるかもしれませんが、またNETFLIXさんで制作してもらうのが一番現実的ではないでしょうか?
ユニオン・テオーペとの闘いも始まったばかりですし、獠と香の関係がどうなっていくのかも楽しみです。
私としては、獠が槇村や冴子と出会ったエピソードも見たいですね🤩
続編の話が出たら、また記事にしたいと思います。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!
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