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【GQuuuuuux ジークアクス考察】ニュータイプの新たな可能性を描いた作品

GQuuuuuux

続編はあるのか考えてみました!

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の第12話「だから僕は…」の考察です。

圧倒的ハッピーエンドになるだろうとは思っていましたが、シュウジVSマチュ+ニャアンの構図は全く予想していませんでした😂

マチュ「違う。それはニャアンが独りで生き抜いてきたってことでしょ?マヴになろう、ニャアン。一緒に戦って!」

コロニー6で逃げ出したニャアンを「独りで生き抜いてきた」と、ありのままを受け入れたマチュに、ようやくニャアンは自分の「居場所」を見出すことができたようです。

そして憧れの対象だったシュウジに対しても…。

マチュ「あしたの私は…もっと強くなってやる!誰かに守ってもらう必要なんてない、強い!ニュータイプに!」

シュウジの居る場所に届くどころか、一気に追い越して、いつの間にか「ララァを守らなければ」という思いに縛られていたシュウジを解放しちゃいましたね🥰

ラストでは、マチュとニャアンが地球の海でくつろぐ姿が描かれていましたが、これはまだ道半ば。

いつかきっとマチュとニャアンとシュウジの3人で、「海で泳ぐ」「餃子を食べる」を叶える日が来ると確信できる、最高の最終回でした!🥰

この記事で分かること
  • 主要キャラ5人を深掘りする
  • 「3人で海に行くんだ…」はいつ約束したのか?
  • ガンダムは何故巨大化したのか?
  • エンディミオン・ユニットとは何だったのか?
  • 続編はある?

とはいえ、1クールで展開もスピーディだったので、「もう少しキャラの深掘りが欲しかったな~」と感じたのも事実。

そこで今回は私なりにキャラを深掘りし、気になる続編についても語ってみたいと思います🎵

最終回を見終えてロスになってる方は、是非最後まで読んでみてくださいね😍

前回の考察はこちら👇

このページはアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の12話のネタバレを含みます。

12話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。

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主要キャラ5名を深掘りする

ここでは、「マチュ」「ニャアン」「シュウジ」「シャア」「ララァ」の5名の深掘りをしていきます。

キャラの背景も踏まえつつ心理を解説しているので、あの場面でどうしてあんなことを言ったのかといった理解度が深まるはずです🥰

リンク一覧をご用意したので、気になったキャラから読んでみてくださいね🎵

マチュ:自由に憧れる少女

マチュの髪は元々タマキと同じでした。

マチュの髪が染めたものであることは、公式Xでも明かされていましたね。

つまりマチュは「普通」が嫌いな女の子なんです😅

マチュ「お母さんって普通だな…」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第4話「魔女の戦争」

そのため、母タマキに対しては絶賛反抗期中。

エリート家庭のお嬢様として何不自由ない暮らしをしながらも、管理された環境や作り物の重力、本物じゃない空に息苦しさを感じ、「普通」の枠の中で生きる自分に嫌気がさしていました。

マチュ「運び屋って何かかっこいいね」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第1話「赤いガンダム」

マチュ「シュウジって不思議だよね」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第4話「魔女の戦争」

一方ニャアンやシュウジに対しては、ある種の憧れのようなものを抱いていたようです。

クランバトルのような命の危険もあることに立ち向かっていたのも、地球に行きたい気持ちはもちろんですが、二人に並びたいという思いもあったと思います。

マチュ「うるさい!そこは私の場所だろっ!」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第6話「キシリア暗殺計画」

育ちのいいマチュが、あの時ニャアンに対して思わずキツい口調になってしまったのは、自分だけの特権だった「シュウジとのキラキラ」を取られたというだけではありません。

「ジークアクスに乗れること」だけが憧れの二人と肩を並べられる唯一の手段だったマチュにとって、ニャアンもジークアクスに乗れると分かった瞬間、自分だけが取り残されてしまうような焦りを感じたのではないでしょうか。

とりあえず謝ってほしいんだけど、な!
ゆんこ
ゆんこ

それでも、「あの時はキツイ言い方してごめん」の一言はあってもいいと思います😅

言葉にしなくても通じるニュータイプとはいっても、ちゃんと言葉にした方がいいことだってあるよね。

普通に染まることを嫌い、管理された箱庭から飛び出して、本物の世界で自由に生きたいと願っていたのが、マチュという少女だったのかもしれません。

サイド6でテロ騒動があって以降、お尋ね者となり故郷を追われてしまいますが、ここからマチュは大きく成長していくことになります。

誰も殺したことがないニュータイプという、ガンダム史上非常に貴重な存在です。

ニャアン:安住の地を求める難民の少女

ニャアンは「生き抜くこと」最優先の難民の女の子です。

普段は「目立たない」「相手に合わせる」「自己主張しない」ことが彼女の生存戦略ですが、命の危機に晒された時、「誰かを盾にしてでも生き残る」といった利己的な行動をとります。

だから命が脅かされない安住の地が欲しいし、他者に対してはありのままの自分を受け入れてほしいと思っています。

ここまで彼女の生存本能が強くなってしまったのは、幼い頃に故郷が壊滅するという彼女の日常を一瞬で吹き飛ばす出来事や、誰も彼女に手を差し伸べる人間がいなかったことが理由として挙げられます。

だからこそ、「どんなニャアンも好きだよ」と言ってくれたシュウジや、「恵まれてるから自分とは違う」と感じたマチュには依存できるし、感情を預けられたのだと思います。

料理を食べさせてくれよと言ったエグザベに対し「好きな人のためにしか作りませんよ」と塩対応のニャアン

それに対して自分と似た境遇のエグザベに対しては、彼が親切にしてくれるほど「逃げ続けた自分の弱さ」を直視することになるため、心を開くことができなかったのでしょう。

マチュというマヴと安住の地を得ることができたニャアンは、これから大きく変わっていくのかもしれませんね😍

もしかしたら、安否の分からない家族を探す旅に出る日が来るかも…?

シュウジ:ララァに魅入られた青年

ララァの願った「シャアが死なない世界」を本物にするため、向こう側の世界からやってきた少年です。

ララァのことが好き。

シャアが死んだ絶望で別の宇宙を作りだしたララァを追って、彼女と共にたくさんの世界を巡ってきました。

シャアが死ぬたびにガンダムでララァを殺し、ララァが作った宇宙をなかったものにしています。

さまざまな世界を経験したためか、見た目よりもかなり大人びた雰囲気を持つ少年です。

シュウジが持つ不思議な空気感に、マチュもニャアンも惹かれたのかもしれません。

しかし、いつしか「ララァを守る自分」に囚われていたことをマチュに指摘され、最終的には彼女の愛を受け止めます。

ララァが目覚めた後は、ララァと共に向こう側の世界に帰ったと思われます。

余談ですが、いつかララァが辿りつくであろう「機動戦士ガンダム」の世界にシュウジは登場しません。

もしかしたら、いつの日かマチュとニャアンがシュウジに会いに来て、最終的にシュウジはジークアクス世界で生きていくことになるのかも…と考えると胸熱ですね!🥰

シャア:ゆりかごの中で虚無を抱く男

ジオン公国を勝利に導いた英雄で、赤い彗星のシャアと呼ばれています。

第二次ソロモン会戦の最中、ゼクノヴァに巻き込まれたシャアは、自分がララァの意志によって守られていたことを知ります。

「このいびつな世界にニュータイプの時代は訪れない」

そう悟ったシャアは、彼女を元の世界へ帰すべく、密かにイオマグヌッソ建造計画を進め、自身はスタッフとして紛れ込みます。

一見立派な理想のように思えますが、これは建前に過ぎません。

シャアがイオマグヌッソを作らせたのは、ニュータイプの時代を築くためではなく、自身の心の空白を埋めるためでした。

ジークアクスの世界には、唯一自分を理解してくれていたアムロがいないからです。

「機動戦士ガンダム」においては、ララァがシャアをかばって死んでしまったことで、シャアとアムロとの間に深い確執が生まれてしまいました。

しかし「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」においては、アムロとの戦いの中で「それでこそ私のライバルだ」と微笑む場面もあり、長年の因縁を超えて互いに認め合っていたことが伺えます。

小惑星アクシズを地球に落とす計画は失敗しましたが、最後に人の心の光に触れ、心の奥底をさらけ出してアムロとぶつかり合えたことで、シャアは安らぎを覚えます。

ゆんこ
ゆんこ

ちなみにシャリアの言っていた「地球に住む人類の粛清」というのは、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」で、実際にシャアがやらかしたことです。

そして光に包み込まれ、そのままアムロと共に行方不明となりました。

皮肉なことに、シャアの思惑はいつも上手くいかず、彼の理想も完成しません。

しかし好敵手であるアムロに誰にも言えなかった本音をぶつけたことで、シャアの人生は満たされていたのです。

つまりジークアクス世界のシャアは、何もかも自分にとって都合のいい世界に、好敵手が存在しないこの世界に物足りなさを感じていたのだと思います。

ララァがシャアのために作った世界が、他でもない彼自身に否定されてしまったのは、何とも皮肉な話ですね😅

ララァ:終わらぬ夢の中で、シャアを探し続ける少女

ジークアクスの世界には、ララァは二人存在します。

ここでは、主に2のララァについてお話ししていきます。

ララァは向こう側の世界の人間です。

彼女の世界では、シャアはララァをかばって死んでしまいます。

ゆんこ
ゆんこ

私はこの世界のシャアを「よくやった!」と褒めてやりたいよ😭

愛する者を失った絶望が引き金となって、エルメスのサイコミュがもう一つの別の宇宙を作ってしまいます。

ララァは作り出した宇宙の世界で眠りについていました。

白いモビルスーツにシャアが殺されると、彼女が目覚めた時にさらに傷ついてしまうため、眠った状態のララァをシュウジが殺し、その世界をなかったことにしてきました。

マチュの声で目覚めたララァは、シュウジに守ってもらう必要なんてないと感じるほどに凛々しい表情をしていました。

ジークアクスの世界を壊すことなく、ララァは向こう側の世界へと帰っていきます。

またこれから彼女の長い旅が始まるのでしょう。

いつの日か、シャアの心が救済される「機動戦士ガンダム」の世界に辿りつくまで…。

またジークアクス世界のララァにも大きな変化が訪れています。

シャアがララァを訪ねてきたのです。

夢に見たシャアが会いにきてくれて幸せいっぱいのララァに、「こんな幸せがあってもいいよね…」と思える印象的なシーンでした💓

3人で海に行く約束はいつしたの?

マチュ「3人で海に行くんだ…」

ニャアン「その約束、まだ…?」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第12話「だから僕は…」

印象的なこのシーンですが、実は「3人で海に行く」という具体的な約束のシーンは、私の確認した範囲では見つけられませんでした😓

単に見落としているだけかもしれませんが、どこでこの約束をしたのか気になったので、過去の回を改めて振り返ってみました!

マチュ「地球行きたい!絶対行きたい!」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第4話「魔女の戦争」

第4話の回想シーンでは、3人で地球に行く計画を立てている描写があり、その直後マチュとニャアンが橋の上で話しています。

マチュ「ニャアンはどんな水着着る?お金なら大丈夫だよ」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第4話「魔女の戦争」

この時マチュがニャアンに水着の話を振っているので、この時点で既に「地球の海で3人で泳ぐ」という約束をしていたと思われます。

「地球行きたい!で、3人で海で泳ごうよ!」

そんな会話が3人の間で交わされていたのかもしれませんね🥰

ガンダムは何故巨大化したのか?

ララァが目覚める前に殺したいシュウジを、マチュとニャアンが止めようとします。

そんな中、痺れを切らしたシュウジの目が怪しく光ると、何とガンダムが巨大化してしまいました😱

ゆんこ
ゆんこ

が、ガンダムがでっかくなっちゃったー!?

この理由は、ガンダムが「向こう側から来た」ということが関係しています。

コモリ「屈折して見えます」

シャリア「この宇宙では不安定な状態なのでしょう」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第9話「シャロンの薔薇」

シャロンの薔薇と同じ宇宙からやってきたガンダムも不安定な状態なので、シュウジのイメージで巨大化したということになります。

ただ単純に「ラスボスといえばハイパー化っしょ!」という制作陣の遊び心だったような気もしています🤣

エンディミオン・ユニットとは何だったのか?

エンディミオン・ユニット(僕はもう見たくない。またガンダムがララァを殺す光景を…)

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第12話「だから僕は…」

ジークアクスのオメガ・サイコミュにはシャロンの薔薇と同じくオーパーツが使われていたようです。

マチュの手に添えられた連邦軍の軍服らしき手と、アムロの声優さんである古谷徹と同じ声だったことから、オーパーツに宿っていたのはアムロといっていいでしょう。

ララァと同じく、アムロもジークアクスの世界にきていたということでしょうか?

そして気になるのはジフレドの中には誰が宿っているのかということ。

ジフレドは殺意がかなりお高めなので、アムロじゃないような気もするんですよね😅

ひょっとしてジークアクスの世界は、歴代ガンダムパイロットのオーパーツがそこかしこに存在する世界線なのかもしれません。

ジークアクスの続編はあるのか?

これ以上ない綺麗な終わり方をしたジークアクスですが、個人的には続編の可能性も十分あると思っています。

その理由を三つ挙げてみました🎵

3人で海に行く約束を果たしていない

一つ目は、「3人で海へ行く」という約束を果たしていないことです。

マチュとニャアンがシュウジを追って、向こう側の世界へ行くなんて話もあっていいですよね。

向こう側の世界については、本作でほとんど描かれなかったので、続編で描くというのはアリだと思います!

アルテイシア擁立後も、課題は山積み

二つ目はザビ家なき後、擁立されたシャアの妹・アルテイシアの表情が沈んでいたのも気になりました。

彼女の門出が決して希望に満ち溢れたものではないことが伝わってきます。

地球連邦軍の脅威はもちろんのこと、ジオン公国の中にも敵がたくさんいるからです。

キシリア派だったマクベ中将やギレン派の残党が、アルテイシアを引きずりおろそうとしてくるかもしれません。

ドズルはアルテイシアが軽キャノンで討った。

ザビ家の末弟・ガルマや、ドズルの遺児・ミネバを担ぎ上げる者もいるでしょう。

こうした不安定な政治情勢においては、さまざまな混乱が予想されるので、そこを続編で描いてほしいです。

最後のマチュのセリフは私たちへのメッセージ?

最後はラストのマチュのセリフから。

「いつかまた会えるって、ガンダムが言ってる」

これが私たちに対するメッセージのような気もするんですよね。

またいつかマチュたちに会える日がくる、そんな気がしてきませんか?

以上、「続編はある!」という理由を三つ述べてみました🤩

1月に公開された「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」から、何かと話題のジークアクスなので、今後も何らかの発表があることを期待したいですね!

12話の感想

終わってしまいましたね…😭

私は「ジークアクス」が始まる前に「機動戦士ガンダム」(全43話)を視聴し、最終回の前には「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」を視聴しています。

宇宙世紀の沼に片足突っ込んじまったな…という思いです。

正直なところ、私がガンダムご新規さんに「ジークアクスって初代ガンダム見た方がいい?」と聞かれたら、「とりあえず見ないでGO!」と背中を押したいですw

もちろん初代ガンダムを見ることで楽しめるシーンもたくさんあるんですが、宇宙世紀のことを何も知らずに視聴できるチャンスって二度とないじゃないですか?

まっさらな人が「ジークアクス」を観た時、どんな感想になるのか、私はとても興味があります🥰

それだけ、この「ジークアクス」は自由な作品でした。

ガンダム古参の方を喜ばせるオマージュシーンをたくさん盛り込んでおきながら、「ガンダムとはこういうもの」という枠を飛び越えてきたように思います。

いつの間にか凝り固まっていたガンダムのイメージに別解を見た気がしました。

常に戦争の道具にされてきたニュータイプですが、そんなこと素知らぬ顔でシュウジの尻を追いかけて、1クールを駆け抜けたマチュに拍手を送りたいですね👏

「ニュータイプとは何なのか?」を改めて問う作品になりました。

「ニュータイプは万能ではなくただの人、そして洞察に満ちた優しさを持つ者のことである」

そんな新たなニュータイプの可能性を示してくれたように思います。

まだまだ宇宙世紀を見始めたばかりの私には難しい内容も多かったのですが、優しいガンダム諸先輩方や読者の声に支えられて、ここまで完走することができました。

本当にありがとうございます!🥰

各話考察はここで一旦締めますが、続編があればまた記事にしたいと思っていますので、その時はどうぞよろしくお願いします🎵

この記事を書いた人
ゆんこ

関東在住の主婦です。
2021年5月1日にブログを開設、2023年5月26日時点で100万PVを達成。

好奇心の塊で、気になることはトコトン突き詰めます。
漫画やアニメの考察、特に図を使ってひとめで分かるように解説しています。

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