TV版とアマプラ版はどこが違う？

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の第8話「月に墜(堕)ちる」の考察です。

マチュが向かったと思われる地球は、ニャアンのいるグラナダからは見えません。

二人の距離が遥か遠くに離れてしまったみたいで切なかったです…😭

次に会う時は敵同士…なんてこともありえるんでしょうか？

今回はイオマグヌッソの元ネタである、クトゥルフ神話のヤマンソについて解説します。

情報量過多な8話がひとめで分かる人物像間図もご用意していますので、物語の整理にご利用ください🤩

それではさっそく考察していきましょう！

前回の考察はこちら👇

イオマグヌッソの元ネタを解説！

キシリア「ミゲル・セルベートに毒薬を与えた総帥のスパイは貴様だな？」

アサーヴ「ジオンの未来を思えばこそです。イオマグヌッソを稼働させてはいけません。あれはジオンと人類を滅ぼす悪魔の機械です」

キシリア「だからこそ、総帥に与えるわけにはいかんのだ」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第8話「月に墜(堕)ちる」

前回に引き続き、「イオマグヌッソ」という単語が登場しましたね！

キシリアがサイド6の大統領ペルガミノに出資を求めていたこの事業計画ですが、アサーヴの言葉からも分かるように、イオマグヌッソは非常に危険な装置のようです。

実はこのイオマグヌッソ（Yomagn’tho）という名前は、クトゥルフ神話に登場する「ヤマンソ」に由来しています。

では「クトゥルフ神話とは何なのか」「ヤマンソとは一体どのような存在なのか」を、詳しく解説していきます😊

クトゥルフ神話とは？

クトゥルフ神話とは、アメリカの作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフト（1890-1937）が創作した架空の神話体系で、宇宙的恐怖（コズミック・ホラー）をテーマにした作品群です。

その後、多くの作家が独自の神格や設定を追加し、現在では非常に広大で複雑な神話体系となっています。

ヤマンソは、そのクトゥルフ神話の一部として、エドワード・P・バーグランドが創造・設定した神格です。

後にクリスピン・バーナムが短編や資料を通じてヤマンソの設定を補足・拡張しました。

バーグランドによるヤマンソの描写は、主に「異形で宇宙的な存在」というざっくりしたイメージなので、ここから先はクリスピン・バーナムが拡張した設定をもとに、ヤマンソについて解説していきます。

ヤマンソとは？

ヤマンソとは、クトゥルフ神話に登場する架空の神性で、「Feaster from the Stars（星々からの貪食者）」と呼ばれる存在です。

クトゥグァ（炎の神）を召喚するために開いた次元の通り道に潜んでおり、儀式に失敗するとクトゥグァの代わりに出現し、召喚者を含め儀式に関わった者たちの命を奪います。

最初は小さな火の玉として現れ、次第に三つの炎の花びらを持つ大きな火の輪へと変化します。

人類にとって極めて脅威となる存在で、その目的や意志は人間には理解できません。

飢えを満たすために人間の魂を貪るとされます。

魂を食われた者は精神を破壊され、生ける屍のようになるとされています。

いったんヤマンソに魂を食われると、それを取り戻す手段はほぼ存在しません。

8話人物相関図

こちらは8話後半「月に堕ちる」の人物相関図です。

後半部分だけのはずなのに、何という情報量！😅

以下、人物相関図から分かることを解説していきます。

イオマグヌッソ稼働に必要な条件は？

ティルザ「追加の補正予算も承認され、ガンダム・フレドのめども立った。急にうまく回り始めたわ」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第8話「月に墜(堕)ちる」

シロウズとティルザはイオマグヌッソ建設現場に配属された人たちのようです。

「急にうまく回り始めた」はイオマグヌッソ計画のことを指しており、キシリアがサイド6からの出資を取りつけたことや、ニャアンがジフレド（ガンダム・フレド）のパイロットに選ばれたことが関係していると思われます。

ティルザ「そうね。あとはシャロンの薔薇の行方さえ分かれば…」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第8話「月に墜(堕)ちる」

さらにティルザのセリフから、シャロンの薔薇も計画に必要な存在であることが分かりますね。

シャロンの薔薇というと、ゼクノヴァと関わりが深い存在です。

そしてゼクノヴァこそが計画の鍵になっています。

キシリア「そなたには、いま一度ゼクノヴァを起こしてもらう」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第8話「月に墜(堕)ちる」

キシリアもスカラシップと引き換えに、ニャアンにゼクノヴァを起こすように言っていましたね。

太陽光増幅システムと言われているイオマグヌッソですが、もしかしたら増幅させるのは太陽光ではなく、ゼクノヴァの時に生じるエネルギーなのかもしれません😱

シロウズの正体は？

シロウズはシャアと声優が同じ（新祐樹さん）なので、シャア本人の可能性がかなり高そうですね。

ただしアサーヴとミゲルのように、ギレンのスパイであることも考えられます。

というのも、ギレンはクローン強化人間を開発中で、まもなく実戦投入するとエグザベが語っていたからです。

シロウズ「ミス・ティルザ、こちらへ。やはり同じ便で機材も運べることになりました」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第8話「月に墜(堕)ちる」

シロウズが話していた荷物の中身も気になります。

もしギレンのスパイなら、中身はただの機材ではなくサイコ・ガンダムのような兵器かも…？😱

TV放送とアマプラ版はどこが違う？

◤月に墜(堕)ちる◢

TVでのご視聴ありがとうございました！
ただいまよりPrime Videoで国内最速配信がスタート！
今回配信される本編映像内において
TV放送時と一部異なる表現がございます。
最新話をぜひお楽しみください！

▼Prime Videohttps://t.co/PGL92q3mKs

監督：#鶴巻和哉#GQuuuuuuX… pic.twitter.com/nqFl9w2tGV

— 機動戦士Gundam GQuuuuuuX（ジークアクス） (@G_GQuuuuuuX) May 27, 2025

公式Xの方で、TV放送とPrime Videoで一部異なる表現があると言及されていました。

アマプラ版の方では、エグザベがニャアンを送り届けるシーンで、ギレンの近況が語られています。

「キシリアのサイコミュ独占が面白くない」「クローン強化人間を開発している」といった内容です。

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8話の感想

色々ありすぎてびっくりだよ！！

記事では後半部分に内容を絞りましたが、前半部分もツッコみたいところが多すぎました…。

まず、シャアとセイラ（アルテイシア）が激突した時に止めたのはララァでしたね。

サイコミュを通じて彼女と話をしたのでしょうか？

シャア「何者なのだ？お前は？向こう側から来たというのか？」

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第8話「月に墜(堕)ちる」

そしてこのララァは「向こう側から来た」存在のようです。

ゼクノヴァが起きると「向こう側」への道が開くようですが、ガンダムのさまざまな世界線のうちの一つ（正史）なのか、まだまだ謎が多いですね😅

そして次回予告でもララァが登場していましたね！

彼女に出会うのはマチュなんでしょうか…？

ジークアクスを観ると、いつも「12話で本当に終わるのか…？」と感じてしまうのですが、毎回とんでもない内容をぶち込んでくるので、楽しく観れています😍

「機動戦士Zガンダム」などは未視聴なので、サイコ・ガンダムや強化人間といった内容についていくのはなかなか大変ですが、偉大なガンダム先輩方に支えられながら考察を頑張ってまいります🎵

今後ともどうぞよろしくお願いします😊

それでは次回の考察でお会いしましょう！

次回の更新は6月4日（水）の予定です。