ヒサメからカハクまでのハヤセ継承者を図で解説!
アニメ「不滅のあなたへ」Seanson2の第2話「鼓動する遺言」の考察です。
ヒサメの左腕のノッカーが暴走し、トナリは傷つき手の施しようがない状態になってしまいました。
トナリは名乗らなかったので、フシは目の前の女性が誰なのか知りません。
それでも救えなかったことに悲しそうな表情をしています。
トナリ「そんな顔しないで。笑った方がいい」
ミァ(何で泣いてるの?トナリ。笑ってた方が人生得よ)
フシを気遣うように笑うトナリからは、かつて仲間が遺した言葉とフシへの優しさが溢れていたように思います。
今回は第1シーズンのジャナンダ編を振り返りつつ、トナリ最期の物語を解説していこうと思います。
そしてハヤセの六代目継承者カハクは何と初の男性!?
ハヤセの後継者は今まで全て女性で、フシとの子どもを欲しがっていました。
男性の継承者ならば、フシもまとわりつかれずに済むのでしょうか?
いやいや、ハヤセなら「男同士でも問題ありません」とか言いかねない…😓
フシとカハクの関係が今後どうなるのか楽しみですね!
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「不滅のあなたへ Season2」の2話のネタバレを含みます。
2話をご視聴の後で読んでいただけると、より楽しめます。
トナリの心残りとは何だったのか?
トナリ「色々やり残したことがあってね」
不滅のあなたへSeason2 2話「鼓動する遺言」
トナリはフシがジャナンダ島で出会った少女です。
ウーロイ・ミァ・ウーパを失ったノッカーとの戦いの後、トナリはジャナンダ島に残る選択をしています。
どうしてトナリは40年も経ってフシに会いに来たのでしょうか?
一体トナリの心残りは何だったのでしょうか?
フシに会いたかった
トナリ「フシ!あたし…いつかまたあんたに会いにいこうかな」
アニメ不滅のあなたへ第19話「さまよう殺意」
別れ際のトナリのセリフです。
ジャナンダ島編では、嘘ばかりついていたトナリですが、この言葉は本当だったんですね。
フシの役に立ちたかった
それでもすぐに会いに行かなかったのは、ジャナンダ島をまとめる仕事もありましたが、今の自分がフシに会いに行っても足手まといになることが分かっていたからです。
トナリは、別れ際に「何もやってないよ、あたしらは…」と言っています。
二度目の襲撃の際、ノッカーは死体を操りフシたちを襲いました。
その中にはトナリの仲間であるウーロイ・ミァ・ウーパもいました。
トナリは三人を手にかけることができず、フシが三人を殺しています。
結局自分がフシに助けられただけと気づいていたのでしょう。
その後、毒が効きづらい自分の体質を利用し、40年かけてさまざまな毒を体に取り込み続けます。
全てはフシの役に立つためです。
孤独に生きるフシのことが気がかりだった
守護団やトナリの口伝で、不死身の少年フシは人々の間で噂になっていました。
トナリはフシが島に引きこもっていることも知っていました。
誰とも会わずに孤独に生きるフシのことを放っておけなくなったのでしょう。
トナリはフシのことが好きだった
トナリ「もうイヤなやつじゃない?」
フシ「ああ」
不滅のあなたへSeason2 2話「鼓動する遺言」
フシに今まで会った仲間のことを聞く中で、トナリは自分のことについてフシに聞いています。
フシは目の前の女性がトナリだと知らないまま、トナリについて話してくれます。
初めはイヤなやつだと思っていたが、戦う仲間を連れてきてくれたと。
トナリ「どうやったらあたしのことすきになってくれるの?」
フシ「ならない」
アニメ不滅のあなたへ15話「トナリという少女」
決して自分を好きにならないと言っていたフシに、「今では感謝してる」と言われ、トナリは満足気に微笑んでいます。
何故トナリは名乗らなかったのか?
サンデル「悪いけど教えられないんです。彼女の意向でね。あなたに知られるのは恥ずかしいんですって」
不滅のあなたへSeason2 2話「鼓動する遺言」
トナリはお礼を言われるのに慣れていない
ジャナンダ島編では、フシが何度かトナリにお礼を言うシーンがありますが、そのたびにトナリは慌てたり頬を赤らめたりしています。
きっと40年もフシのために毒を取り込み続けたなんて知られたら恥ずかしいと思ったのでしょうw
ミァの死んだ時のことを思い出したから
それでも死ぬ間際くらい打ち明けてもいいのでは?と思うのですが、自分が死ぬことになってもトナリが名乗らなかった理由があります。
それはミァが死んだ時のフシを思い出したからではないでしょうか。
ミァはノッカーに操られたウーパによって槍で貫かれます。
瀕死のミァを助けてくれと、ウーロイがフシに懇願しますが、もちろんフシにそんな力はありません。
フシ「俺は…何でもできるわけじゃない。人を助けられたことなんて…一度も…ない!」
ミァを助けられずうなだれるフシのことが目に焼きついていたのかもしれません。
自分がトナリだと名乗れば、きっとフシは暗く悲しい気持ちになるのでしょう。
トナリはそれが嫌だったのかもしれません。
だからこそ、フシが「オレにできることは?」と聞いた時に、ただ死ぬまで隣にいることを望んだのだと思います。
何もしなくてもいい、ただそばにいるだけで十分だと、トナリは言いたかったのかも…。
トナリが教えてくれたこと
トナリがフシに遺したのは、「仲間を共にみんなを守れ」ということです。
フシが誰にも会わず島に引きこもった理由は二つあり、40年間でたった一人ノッカーを倒し続けてきました。
しかし現在、ノッカーはフシのいないところにも出現し、人を襲い始めています。
フシを孤独から解放し、信頼できる仲間と共にノッカーを倒すことができるよう、かつての共に戦った仲間の立場から、トナリとサンデルはフシに思いを伝えます。
一人でも生きていける
トナリ「あたしはあんたを理解してくれる人が…仲間ってのがあんたには必要だと思うんだよね」
不滅のあなたへSeason2 2話「鼓動する遺言」
悠久の時を生きるフシは孤独です。
だからこそ、理解者が必要だとトナリは言います。
トナリ「運命を変えるには、時に協力も必要。たった一本の矢より、たくさんの矢で戦った方がいい」
アニメ不滅のあなたへ 15話「トナリという少女」
フシを支配したいノッカーは学習し、あらゆる方法でフシを手に入れようとしてきます。
ノッカーに対抗するには、誰かの力を借りなければならないと伝えます。
これはジャナンダ島の時に言った言葉です。
実際にジャナンダ島で、フシは島民と協力してノッカーを撃退したこともあります。
誰かが死ぬのを見たくない
サンデル「あなたの仲間はあなたを悲しませるために生きてきたのではありません」
不滅のあなたへSeason2 2話「鼓動する遺言」
トナリ「みんなの生きてた時のこと、たくさん思い出してあげて。それだけで生きててよかったと感じるの」
不滅のあなたへSeason2 2話「鼓動する遺言」
フシは何よりも仲間との別れが辛かったはずです。
助けられなかった人たちが死ぬたびに、フシは心を痛めてきました。
しかしトナリとサンデルはフシに大好きと言い、別れは決して辛いだけのものではないと教えてくれます。
大切な人たちを見送るだけだったフシに、二人の親愛の気持ちは心に沁みたんじゃないでしょうか?
ピオランも「幸せだった」と、そのことを伝えてきてはいたはずですが、彼女の死から40年経って、トナリとサンデルがもう一度丁寧に伝えたことで、今まで死んでいった人たちのフシへの思いがもう一度脈動しはじめたような、そんな気がします。
ハヤセの子孫たち
生涯フシに執着していたハヤセの子孫たちは、後にフシの守護団を結成します。
ハヤセに寄生したノッカーとハヤセの魂が世代を超えて、フシの元に現れています。
ハヤセの魂の影響なのか、代々継承者にまとわりつかれ、フシとしてはいい迷惑なのですが、皮肉にも人々と連携してノッカー対策をしているのは守護団なんですよね…。
4代目と5代目継承者の名前は分からなかったのですが、判明したものだけを図にしました。
2話の感想
フシの傍には、オニグマ・マーチ・グーグー・トナリの姿が…!!😭
やはり今まで死んだ仲間の中には、フシの傍にいることを選んだ人たちがいるようです。
フシの仲間探しはまだまだ先は長そうですが、これからもフシのことを見守って欲しいですね。
以下にはちょっとシリアスの合間にあった、クスッとしたシーンをピックアップしています。
子どもの作り方を知らないフシ
観察者「…すまない、分からなかったな」
何とフシは子供の作り方を知りませんでしたw
グーグーとそういう話題にならなかったのでしょうか?
40年島に引きこもっている時に、そういうことが気になるお年頃になってもおかしくないはずなのですが…。
フシに教える人がいなかったということでしょうかね😅
観察者も目を逸らしてないで教えてやってよ!
フシが激太り!?
町で暮らす生活の中で、フシが激太りしているシーンがありますw
滞在した町のご飯が美味しかったのでしょうか🤣
フシは形状の再現ができるので、いつでも少年の姿に戻れるっちゃ戻れるのですが…。
何だか観察者の背中も「フシ…痩せろ」と言っているような気がしてなりません😂
次回の考察はこちら👇
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