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不滅のあなたへ 7話「変わりたい少年」

不滅のあなたへ

グーグーとフシの出会い。仮面に隠された悲しくも切ないグーグーの過去。

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あらすじ

6話のあらすじはこちら。

フシとピオランは、タクナハのある丘の上にある、酒造りを生業とする酒爺の元に辿り着いた。
酒爺の元にいたのは、グーグーという一人の少年。
酒爺の身の回りの世話から、あらゆる雑事まで器用にこなす彼は、常に奇妙な仮面をかぶっていた。
そこにはグーグーの悲しくも切ない過去に理由があった・・・。

グーグーとリーン

かつてグーグーには兄がいて、貧しいがたくましく生きていた。
今は雇われの身だが、お金を貯めて、いつか大きいお屋敷に二人で住むのが夢だった。

時折市場で会う、名前も知らない良家のお嬢様リーンに思いを馳せる日々。
ある日、市場で迷子らしい犬を捕まえると、その犬はリーンが飼っている犬だった。

リーン「お礼をしないと・・これなんかどうかしら?」
侍女「お嬢様!それはお父様からの贈り物ですよ」
リーン「これを売れば野菜を売る仕事なんて一生しなくて済むわよ」

一見失礼なリーンの物言いにも、市場で野菜を売っていた自分のことを知っていたのだと、浮かれるグーグー。
その手にはリーンから貰った緑の宝石が埋め込まれた指輪があった。

「ただいま~兄ちゃん。今日いいことがあってさ。・・兄ちゃん?」
日が暮れてグーグーが家に帰ると、シンはどこにもいない。
シンは悪い友人に唆され、グーグーと二人で貯めたお金を持って、失踪してしまったのだ。

(何でぼくはぼくなんだろう)
(どうして大きなお屋敷の子じゃないんだろう)

自分の境遇を嘆き、あたりをぶらつくグーグー。
丸太を大量に積んだ荷台が猛スピードで走ってきて、丸太の一本がグーグーの傍で転げ落ちた。
丸太は間一髪グーグーにぶつからなかったが、丸太は傾斜で転がり落ちていってしまう。

丸太が転がる先には、夢桔梗をつむリーンの姿が。
「お~~い!そこの人危ないよーー!!逃げてーーー!!」
リーンは花を摘むのに夢中で、グーグーの声に全く気づいていない。

丸太を追い抜き、グーグーはリーンを突き飛ばした。
しかし跳ね上がった丸太はグーグーの顔面を直撃し、グーグーは意識を失ってしまった。

(だれか・・たすけて・・・)

グーグーと酒爺

次に目が覚めた時、グーグーは酒爺の家にいた。
鏡を見ると、腹が出ていて、怪物のような顔になっていることに気づく。

酒爺「鼻は壊れたが飯は食える。あの状態からよく頑張ったよ。お前は運がいい!」

酒爺が丸太で顔が潰れてしまったグーグーを助けてくれたらしい。

(ずっとぼく以外の誰かのように生きることを夢見ていた)
(夢は叶った)
(ぼくはぼくでない怪物になってしまった)

酒爺は明るく笑い飛ばしていたが、この出来事はグーグーに暗い影を落としてしまった。

丸太に潰され朧げな意識の中で、あのお嬢様が助かったこと、名前がリーンであることが分かったことが、グーグーの救いだった。

そしてグーグーはフシと出会う。

ピオラン「おーい、爺おるか!このピオランがお前のために土産を持ってきてやったぞ!」
「不死身の怪物じゃ!」

自分と同じく、怪物と言われるフシにグーグーは興味を持つ。

グーグー「やぁ、俺ここの使用人でグーグーっていうんだ。君の名前は?」

そして自分を温かく迎え入れるグーグーとの出会いが、フシにも変化をもたらす。

グーグーとフシ

グーグーが酒爺に助けられてから三か月が経っていた。
フシとピオランはしばらく酒爺の元で暮らすことになった。

グーグーは、酒爺がマニアにしか受けない酒を造っている変人であること、自分を助けてくれた恩人であることを語り、蒸留所を案内したり、お酒を飲ませたりと、何かとフシの世話を焼く。

フシが薄汚れた服を着ているのを見て、「不潔はモテないぞ」と言ったグーグーは、フシを森の方にある川へと連れ出そうとする。

しかしフシは森の方に行くのを嫌がる。

ピオラン「森が怖いんじゃろう。森で得体のしれないやつに襲われたんじゃ。そいつは木にそっくりじゃった」

フシは先日ノッカーに襲われたことを気にしているようだった。

「不死身でも怖いものがあるんだ」と言うが、グーグーはフシの気持ちを尊重して森に行くのをやめる。
家の水を使おうとするグーグーだったが、フシが左足を負傷していることに気がつく。

ゆんこ
ゆんこ

名もなき少年が、楽園へ向かう途中で負った怪我ごと再現しているから、フシは怪我をしているんですよね。

「何で怪我しているんだ?」とグーグーは聞くが、フシは何と答えていいか分からないようだ。

グーグー「答えが浮かばない時は”分からない”って言うんだ」
フシ「わからない」
グーグー「お、聞き分けはいいな!さぁ脱いで。洗うから」

服を脱がされたフシは、グーグーの仮面を取ってしまう。
仮面を取られてしまったグーグーは、「不細工だろ」と俯く。

「まるで怪物さ。オレみたいなやつは一生隠れて過ごすんだ」
「分かっちゃいるけど慣れないよ、この生活は。まぁ怪物同士仲良くなろうぜ」

グーグーはフシに生きて行くうえで必要な仕事を教えていく。

朝起きたら掃除、それから食事作り。
食事を済ませたら昼まで畑仕事、午後は店番。

グーグー「ぼくはフシを家族として迎え入れたいって思ってる」
グーグー「そう。フシはまるで兄弟」
ピオラン「お前の兄さんか?」
グーグー「弟だ!」

フシとグーグーと、酒爺とピオランの4人で暮らす日々。
そこへたまに、お嬢様リーンもやってくる。
仮面をかぶっているので、リーンはグーグーのことが分からないようだが、リーンと会えるだけでも、グーグーは幸せだった。

フシはグーグーと共に、タクナハで穏やかな日常を送る。

7話感想

グーグー登場回ですね。
奇妙な仮面を被っている理由は負傷した顔を隠すためでした。

貧しいグーグー、兄に捨てられたグーグー、怪物のグーグー。
普段は明るく振る舞うグーグーですが、自分の境遇のこととなると後ろ向きな発言が目立ちます。
そんなグーグーが、自分と同じく「怪物」と言われるフシに出会ったことで、今後どう成長してくのかは楽しみです。

フシの方が弟らしいですけどw
確かにグーグーは使用人としての能力が高いんですよね・・。
フシ、グーグーに色々教えてもらうといいよ!

そしてリーンの興味はグーグーよりもフシにあるみたいです。
まぁフシは見た目イケメンですしね。
ちょっと傷心のグーグーですが、酒爺に励まされ体を鍛え始めます。
う~ん!恋する青少年は一途だなぁ!

グーグーの恋が叶うことを祈ってます😍

8話のあらすじを読む。

コメント

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