クインハーバーで何が起こるのかを予想しています！

アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第18話「空っぽな私たち」の考察です。

ミオリネに捨てられ、エアリアルも奪われて、さぞかし落ち込んでいるかと思いきや、思った以上に普通に授業を受けているスレッタに面食らいました😅

しかし地球寮のメンバーが感じた通り、それはスレッタのカラ元気でしたね。

心の空白を埋めるように、「やりたいことリスト」を必死で埋めるスレッタが痛々しかったです…。

エリクト「君たちは僕の遺伝子から作られたリプリチャイルドってことだよ」

後半の怒涛の展開はさらに驚きの連続でした😱

「リプリチャイルド」「カヴンの子」など、突然登場した難解単語に戸惑われた方も多かったのではないでしょうか？

今回は「リプリチャイルド」「カヴンの子」を図で解説し、図から分かることをまとめました。

ミオリネに続き、プロスペラとエアリアル（エリクト）にも放逐されてしまったスレッタ。

唯一の救いはプロスペラにもスレッタへの愛情がしっかりあったということでしょうか？

果たしてミオリネはクインハーバーの暴動を対話で解決することができるのか？

一体地球で何が起こるのか？など、今後の展開も予想していきたいと思います！

前回の考察はこちら👇

リプリチャイルドとカヴンの子

エリクトによってデータストームの世界に連れてこられたスレッタ。

スレッタはエリクトの遺伝子から作られたリプリチャイルドであることを告げられます。

リプリチャイルドとは、reprint（複写）からきた造語であり、パーメットスコア8を達成するための代用品です。

スコア8にならないとエリクトは自分の意思で動けないため、スコアを上げるパイロットが必要だったということですね。

カヴンは魔女集団のことで、17世紀スコットランドの魔女イゾベルの供述に登場します。

イゾベルは悪魔と契約を結び、13人の魔女集団の一員となって悪事を働いたそうです。

以下、まだ解き明かされていない謎についてまとめました。

スレッタの肉体（赤ちゃん）はどうやって用意したのか？

少女たち「17年前にお母さんが」

「覚えてないの？」

機動戦士ガンダム 水星の魔女18話「空っぽな私たち」

この時の描写から、エリクトが死亡したのは17年前であり、スレッタ誕生と同時期であることが判明しました。

ここで問題になってくるのは、スレッタと思われる赤ちゃんはどうやって用意したのか？ということです。

だって僕らは、家族だから。

機動戦士ガンダム 水星の魔女公式サイト小説「ゆりかごの星」

公式小説「ゆりかごの星」でエリクトはスレッタのことをはっきり「家族だ」と言っています。

もし赤ちゃんがエリクトのクローンだとしても、自分のクローンのことを家族と言うのは違和感があります。

何故赤い痣が浮かび上がったのか？

そして違和感はもう一つ。

エリクトが死亡した時に、赤ちゃんのスレッタに赤い痣が浮かび上がっていることです。

他のリプリチャイルドたちは青い痣です。

一人一人に個性があるわけではなく集合意識のような印象を受けます。

しかしスレッタだけは肉体を持ち、自我があります。

このことから、唯一スレッタだけは他のリプリチャイルドとは決定的に何かが違うのではないでしょうか？

ガンドノードの役割は？

ゴドイ「エアリアルのデータストームネットワークを拡張するモビルスーツ型ガンビット、ガンドノードです」

機動戦士ガンダム 水星の魔女18話「空っぽな私たち」

新たにモビルスーツ型ガンビットが登場しました。

これは一体どういう役割を持っているのでしょうか？

ソフィとノレアが学園を襲撃した時、二人はパーメットスコア3で無人機「ガンヴォルヴァ」を操っていました。

これの上位互換だと思ってよさそうです。

敵の攻撃に対して、最適な方法でエアリアルを守ります。

さらに今までエアリアルの周囲でしか展開できなかったデータストーム領域を、ガンドノードを通して広げることができるようになり、より広範囲のパーメット機器を支配下におけるようになります。

データストームのその先では、エリクトの思うがまま

今回スレッタがエリクトのデータストームの世界に招待されたわけですが、ガンドノードを使えばより多くの人間をデータストームの世界に連れてこれることになります。

データストームの世界は、当然モビルスーツを持ってくることができないため、争うことができません。

万が一秩序を乱す人間がいても、エリクトが対象者にデータストームを引き起こせば排除することができます。

クワイエット・ゼロは全世界の人間をエリクトの世界に連れて行くのが最終目標で、ガンドノードはその最終的な実験ということになります。

プロスペラとエリクトが成し遂げたい復讐とは？

こうしてみると、エリクトが自由に生きるための計画が着々と進んでいる気がしますね。

しかし忘れてはいけないのは、プロスペラの本来の目的は復讐だということです。

プロスペラ「見ててね、みんな。私たちの娘が、仇を取ってくれる！」

機動戦士ガンダム 水星の魔女公式サイト小説「ゆりかごの星」

仇ということは、復讐をする対象がいます。

復讐の第一候補としては、ヴァナディース機関とオックス・アース本社を襲撃するように命令したデリングです。

しかし現在デリングは脊髄を損傷し目覚めていません。

プロスペラはデリングの生命を維持する機器を細工さえできえば、デリングの命を奪える状態にあります。

ただデリングの命を奪うだけでは飽き足らず、デリングを絶望の淵に叩き落してから殺したいのか、それとも、デリング以外に復讐の対象がいるのでしょうか？

プロスペラ「GUNDの理念を踏みにじった大罪人が、今度はエリィの未来を邪魔するなんて、許せないわよね」

機動戦士ガンダム 水星の魔女 19話「一番じゃないやり方」

19話で、プロスペラが復讐したいのはオックス・アース社ということが判明しました！

プロスペラは水星と地球圏を行ったり来たりしていたことが明かされているので、地球圏にプロスペラの協力者がいる可能性は高いです。

今回のミオリネの地球行きを利用して、協力者と接触を試みるかもしれませんね。

二人はスレッタを復讐に巻き込みたくなかった

プロスペラ「いいの？エリィ。あの子も一緒に行くことだって…」

（モニタが瞬く）

プロスペラ「そうね。スレッタは自由に生きていいのよね」

機動戦士ガンダム 水星の魔女18話「空っぽな私たち」

スレッタはパーメットスコアを上げるためのパイロットだったので、目標だったスコア8を達成すれば用済みです。

しかしエアリアルと誰よりも固い絆で結ばれており、エリクトとプロスペラが望めばスレッタは復讐の手伝いをしてくれたと思います。

それでも二人がスレッタを置いていったのは、スレッタをこれ以上復讐に巻き込みたくなかったからです。

エリクトが何と答えたのかははっきりしませんが、前後のプロスペラのセリフから想像してみましょう。

エリクト「復讐は僕らだけでやろうよ。スレッタには自由に生きて欲しいんだ」

地球で何が起こるのか？

クインハーバーで暴動が起こり、アーシアン側の武装集団がベネリット関連施設を襲撃しているそうです。

これは先の学園テロの報復攻撃として、ベネリットグループのセキュリティフォースが地球で強引な治安活動を行ったためです。

ミオリネは総裁選に有利となる実績を作るため、地球に赴くことを決断します。

以下、地球での現状をまとめました。

地球に主要キャラが集結し、第二のドローン戦争が勃発してもおかしくないと考えています。

18話の感想

スレッタの号泣シーンが無音なのが、かえって悲壮感を漂わせていましたね😭

厳しい口調で「学園に戻りなさい」とスレッタに言ったプロスペラですが、今までで一番「母親らしかった」ような気がします。

縋っていたもの全てに捨てられたスレッタはこれからどうなるのでしょうか？

「思っていることをミオリネに言う」という目的を果たしていないので、スレッタも地球に向かうような気がしています。

一体地球で何が起こるのか目が離せないですね😳

それでは以下気になったことをピックアップしていきます！

ミオリネの指輪の意味は？

ミオリネ、左手の人差し指に指輪をつけていましたね。

初めはオープニングにも登場したノートレットの指輪かと思ったんですが、デザインが違っていました。

指輪はつける位置によって意味があります。

左手の人差し指に指輪をつけることで、目標に向かって進む力を与えてくれるそうです。

「進めば二つ」が信条のスレッタを想って、ミオリネがつけたのだとしたらエモいですね🥰

チュチュの成長

先輩として、スレッタを気遣うチュチュの成長には、アリヤも私もニッコリです😊

ニカはスペーシアンに嫌がらせをされても、手を出すことなく笑顔でじっと耐えていました。

それは宇宙と地球の架け橋になるという夢があったからです。

ニカがいなくなり、ラウダにお礼を言われることで、チュチュの中で何かが変わったんですね。

ミオリネ「スペーシアンてだけでクソ呼ばわり？あなたもアーシアンを差別する連中と変わらないのね」

機動戦士ガンダム 水星の魔女4話「見えない地雷」

もうチュチュの中にスペーシアンという偏見はありません。

元々自分の懐に入れた相手に対しては情が深いチュチュなので、これからスペーシアンとアーシアンの間にある壁を取っ払うのに一役買うかもしれませんね🥰

グエル憧れのケナンジ隊長に会う

グエル「ケナンジ隊長！？」

グエルのビジネススーツ姿にも驚かされましたが、ケナンジに会った時の反応が面白すぎましたね🤣

やはり太ったケナンジが衝撃だったのでしょうか？

ジェターク家設定資料集では、ケナンジっぽい人物にヴィムが「自慢の息子」と言っている様子が描かれているんですよね。

この時からグエルにとってケナンジが目標になったのかもしれません。

ただ「あの時の坊主じゃん」といった面識を匂わせる発言はなかったので、ケナンジ似のイケメンという可能性もあります😅

シャディクはミオリネと結婚したかった

シャディク「ミオリネとの結婚はかなわなかったからね」

機動戦士ガンダム 水星の魔女18話「空っぽな私たち」

シャディクがミオリネと結婚したかったことがさらっと語られました。

かつてホルダーになったグエルとの決闘を避けていたシャディクでしたが、本音としてはミオリネと結婚したかったということでしょうか？

その後の「婚約おめでとう」が何だか怖い気がします…😱

拉致されたサリウスの解放という名目で、グループの資産を次々と地球に売却しているシャディク。

シャディクの底は見えませんが、地球に向かったミオリネを追いかけそうな気がしています。

オリジナルエランの弱点

ペイルグレードなるAIの存在が明らかになりました。

ペイル社ではAIが自社のトップを選出しているようですね。

あらゆる項目でSSを叩きだしているオリジナルエランの唯一の弱点がモビルスーツ操縦技術でした。

ラウダの葛藤

「最初っからあの人がいりゃよかったのにな」

「持ってる人は違うっつぅの？」

「お前なんも持ってないもんな」

機動戦士ガンダム 水星の魔女18話「空っぽな私たち」

何も持っていないという寮生の言葉はラウダに向けられたものではありません。

しかしこの時のラウダは劣等感を抱いているように思います。

グエルのことを尊敬してやまないラウダですが、ならば自分の存在意義とは何なのだろうか…と葛藤している様子がうかがえますね🥲

ヴィムが密かに開発していたシュバルゼッテにラウダが搭乗する可能性も出てきた気がします！

セセリア懺悔室

懺悔室から突然出てきたセセリアに、マルタンだけでなくお茶の間の皆さんも驚かれたと思いますｗ

この「新しいオモチャみ～っけ！」みたいな顔がたまりませんね。

水星154年63日

スレッタとエアリアルしか知らない思い出を語る時に登場した水星暦です。

水星は太陽に近く、公転周期が88日なのでこういう表記なのかもしれませんね。

この計算から、水星に人が移住してから37年と110日目の出来事ということになります。

エリクト「今日のゲームはディギングキング。スコアは6-4で僕の勝ち」

機動戦士ガンダム 水星の魔女18話「空っぽな私たち」

スレッタがエアリアルのゲームで初めて遊んだのが4歳の頃、プロスペラを除いて水星で一番の腕前になったのが6歳なので、この思い出はスレッタが4-6歳の思い出ですね。

つまり11年～13年前であり、水星の移住からおおよそ50年の歳月が流れていることになります。

月でもパーメットが採掘されるようになってすっかり人が減った水星ですが、スレッタは水星に学校を作るという夢を叶えることができるのでしょうか？

次回の考察はこちら👇