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【チ。考察】新たな主人公ドゥラカはどんな人物なのか?

チ。

ルネサンスの三大発明って何?

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第16話「行動を開始する」の考察です。

ゆんこ
ゆんこ

ね、年代ジャンプしたんですけどーー!?😱

クラボフスキは結局本を復元したの?

ヨレンタはまだ生きてるの?

色んな謎が残ったまま年代が飛んでしまいました!!

数分後…。

ゆんこ
ゆんこ

って誰やね~~~ん!!

さらにOPでは新主人公と思われる人物の登場など、頭の理解が追いつきませんでした…!😵‍💫

この記事で分かること
  • OPの変化5選!
    • 新たな主人公
    • ノヴァクが新キャラに
    • アントニの出世
    • 消えたヨレンタ
    • 首に縄がかかったバデーニ
  • ルネサンスの三大発明
    • 火薬
    • 羅針盤
    • 活版印刷

今回は新章の始まりということで、さまざまなところに今後の展開のヒントとなる情報があったので、しっかり紐解いていこうと思います。

興味を持たれた方は最後まで読んでみてくださいね😊

前回の考察はこちら👇

このページはアニメ「チ。 ―地球の運動について―」の16話のネタバレを含みます。

16話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。

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OPの変化まとめ

ここではOPの変化をまとめています。

以下に挙げるもの以外にもたくさん変わった部分はあったんですが、特に前後の関連が深いものだけを5つピックアップし、PVを参考にしながら今後の展開についても解説しています

参考にした本PV第2弾はこちら👇

新たな主人公ドゥラカ

ラファウからドゥラカへと変更されています。

ドゥラカは一体どんな人物なのでしょうか?

ドゥラカ「感じる…大稼ぎできる気配を」

「金を稼がなきゃ。これが私の信念だ」

アニメ『チ。 ―地球の運動について―』本PV第2弾

ドゥラカは「金を稼ぐこと」を信念とする女性のようです。

叔父「金持ちが天国に行くのはラクダが針の穴を通るより難しい」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第16話「行動を開始する」

『新約聖書』のマタイ19章16-26節には、物質的な富よりも神への従順が重要であると書かれているため、その価値観からいうと、ドゥラカの信念は俗っぽい印象です。

彼女がこのような信念を持つことになったのは、公式サイトのキャラクター説明によると「幼い頃に父を亡くした経験」があるからですね。

ドゥラカ「な…何だこの本」

アニメ『チ。 ―地球の運動について―』本PV第2弾

ドゥラカはフライが隠した本を読んで衝撃を受けます。

本を手に入れることは、解放戦線の組織長いわく「最重要任務」であるため、シュミット達はドゥラカから本を取り返そうとするでしょう。

ドゥラカ「あなたたちの目的は…?」

シュミット「我々の目的はあの本を出版することだ」

アニメ『チ。 ―地球の運動について―』本PV第2弾

ドゥラカとシュミットは「神を信じていない」という共通点があるため、ドゥラカとシュミット達は行動を共にすることになるのではないでしょうか?

最終目標として「地動説の本を出版する」というのが、新章のテーマになりそうです!

ノヴァクから新キャラへ変更された

1話から3話までは若ノヴァク、4話から15話までは髭ノヴァクだったのですが、16話から何と新キャラに変更されました。

この新たな審問官については情報が何もありません。

これが意外なのは、ちゃんとノヴァクが第2弾のキービジュアルに登場しているからです。

つまりノヴァクは新章に登場するにもかかわらず、冒頭シーンからは消えています。

これはヨレンタの一件で、ノヴァクが異端審問官の立場を追われてしまった可能性を示しています。

アントニ「娘を異端にすれば、ノヴァクは終わりだ。司教への媚びへつらいがうまいだけのノヴァクには、ふさわしい結末だ」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第14話「今日のこの空は」

アントニの謀略によって、表向きにはヨレンタは異端として処刑されたことになっているので、ノヴァクは異端審問官を辞めさせられてしまったのかもしれませんね😓

ノヴァク「ありえない…今になって、復活だと…!」

「地動説を、ブチ殺す!」

アニメ『チ。 ―地球の運動について―』本PV第2弾

しかしノヴァクが異端審問官でなくなったとしても、全く安心できません。

PVではノヴァクが地動説に対して憎しみをあらわにするシーンがあります。

娘を喪うきっかけとなった地動説が再び世に出てきたとしたら、悲しき復讐鬼と化してもおかしくないですね😓

結局のところ新章になっても、ノヴァクと地動説を信じる者たちとの因縁は続きそうです…。

アントニは司祭に出世

ノヴァクが異端審問官を追われた根拠として、アントニが司教に出世していることも挙げられます。

そうなると今まで司教だったアントニの父は司教ではなくなってしまったということでしょう。

*特定の状況下では複数の司教が同じ地域に存在することもありましたが、基本は一つの教区に一人の司教です。

ゆんこ
ゆんこ

司教から大司教に出世したって可能性もありますけどね…。

消えたヨレンタ

新人異端審問官によって逃がされたヨレンタですが、一体どこへ行ってしまったんでしょうか…。

OPでヨレンタがいたシーンからもヨレンタが消えていますね。

いる家の灯りが全て消えてしまっているのは、教会の腐敗がいっそう進んだ暗黒の時代が到来し、人々が疫病や貧困で苦しんでことを示唆しているのかもしれませんね。

バデーニの首には縄がかけられている

そしてバデーニは眼帯がなくなり、首が縄にかかっています。

完全に舞台から退場したという証でしょう。

バデーニが死んでしまったという事実は変わりませんが、彼が「地動説はまだ終わってない」と言ったとおり、25年たった今でも地動説の火はまだ消えていないようです。

新章で活躍する人々がどのように地動説を受け継いでいくのか、見守っていきたいですね!

ルネサンスの三大発明

さて今回は、ルネサンス三大発明のうち二つが登場しましたが、皆さんお気づきになられましたか?

新章となるこの時代はラファウの時代から35年後のことです。

ラファウの時代は15世紀前期とありますので、大体15世紀後期に入った頃でしょうか?

この時代は社会や科学、宗教において大きな変化が起きました。

ルネサンスとは「再生」という意味で、古代ギリシャやローマの文化を再評価し、人間や自然に対する関心が高まった時代です。

ルネサンスは14世紀から16世紀にかけてイタリアを中心に広まっています。

そしてルネサンスの時代には、特に重要な三つの発明がありました。

それが「火薬」「羅針盤」「活版印刷」です。

火薬

火薬は聖堂を爆破する時に使われていましたね。

シュミット「調合にはある3つの素材を混ぜ合わせ…って細かいことはいいんだ」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第16話「行動を開始する」

シュミットは面倒くさがって最後まで言ってくれなかったので代わりに書きますが、当時の黒色火薬は「硝酸カリウム」75%「木炭」15%「硫黄」10%の比率で混ぜることによって作られていました。

ゆんこ
ゆんこ

取り扱い注意!💣

火薬の登場によって大砲といった兵器も開発され、戦闘の方法が大きく変わっていきました。

羅針盤

羅針盤の発明によって航海術が大きく向上しました。

これによりヨーロッパの国々は海外へ進出し、1492年にコロンブスがアメリカ大陸に到達、1498年にはガマがインドへの航路を発見することになりました。

活版印刷

活版印刷機がエンディングで登場していました。

1450年頃、ヨハネス・グーテンベルクによって活版印刷術が発明され、書籍の生産と知識の普及に革命をもたらしました。

ゆんこ
ゆんこ

本が大量生産できるようになったんですね…。

「O ruchu Ziemi」は「地球の運動について」という意味。

「この本のタイトルは?」

シュミット「地球の運動について」

アニメ『チ。 ―地球の運動について―』本PV第2弾

そして作品タイトル回収ともいえる本の題名には胸が熱くなっちゃいました。

この本がもしオクジーの書いた本だとしたら、オクジーの感動はまだこの本にしっかり残っているということですよね。

ヨレンタ「文字はまるで奇蹟ですよ」

「文字になった思考はこの世に残って、ずっと未来の誰かを動かすことだってある」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第9話「きっとそれが、何かを知るということだ」

オクジーの本が再び大地を動かすのでしょうか?

今後の展開からも目が離せません!

16話の感想

いや~新章開始ともあってPV第二弾やOPの情報量がかなり多かったですね!

記事の内容をOPの変化とルネサンス三大発明に絞ったんですが、他にも25年前に叔父に両親を殺された少年が誰なのかなど、気になるところがたくさんあった回でした。

クラボフスキが本を復元はしたものの、あの聖堂の保管庫に厳重にしまわれていたところを見ると、禁書扱いになっていたのかもしれません。

少なくとも誰もが自由に閲覧できる状態ではなかったことは確かです。

ゆんこ
ゆんこ

燃やされてなかっただけラッキー!と思った方がいいですかね😅

あの本を出版するのが最終目標とは書きましたが、アントニ司教をはじめとする教会正統派や、地動説にブチ切れまくってるノヴァクがいることを考えると、そう簡単にはいかなそうですね…。

また人が作ったものを徹底的に破壊しようとするシュミットの姿勢にも一抹の不安が残ります。

教会の腐敗は確かに問題ですが、人々の聖書を信じたい気持ちまで否定しなくても…とは思います😅

ただあえてこの厳しい入隊試験を課すことで、あとから「やっぱり思ってたのと違った」という勘違いが生まれることはないので、そういう意味ではシュミットは親切なのかもしれないですね。

新章が始まって、二章から登場する人物もいれば新たにクセ強めな人物もいて、しばらくは整理しないといけないかもしれませんが、おつき合いいただけると嬉しいです!

次回の更新は1月19日(日)の予定です。

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