何故デンケンは一級魔法使いになりたいのか？

アニメ「葬送のフリーレン」の20話「必要な殺し」の考察です。

1次試験終了まであと3時間！

対人戦が激化してきましたね～。

ヴィアベルが思った以上に面倒見がよくて、印象がガラッと変わりました😳

フェルンの戦法やデンケンが一級魔法使いになろうとしている理由について解説しています。

おまけではゆんこがとある魔法を食らってひどい目に遭ってます😱

前回の考察はこちら👇

意外と優しい！？世話好きヴィアベル

エーレ「おんぶして！」

シャルフ「ヴィアベル…おんぶしてくれ…」

ヴィアベル「おぉ…」

戦えないメンバーを決して見捨てないヴィアベルの好感度が爆上がりですｗ

第8パーティは「冷酷な上司にエリートな部下」という印象だったんですが、もう「世話好き保育士と駄々っ子園児」にしか見えなくなってます🤣

女子供を戦争に駆り出すような過酷な日常を送っていたにも関わらず、「下心」と言いつつも人の心を捨てていないヴィアベルがかっこよかったです！

シャルフは物のように運んでましたけどね…😅

↓↓↓

ちょっとヴィアベルさんに怒られちゃいました…口は災いの元ですね😭

ヴィアベルの好きな子って…

ヴィアベル「故郷に好きなヤツがいたんだよ。今からちょうど29年前。北側諸国の魔族の動きが活発化して、そいつは一家揃って中央に逃げていっちまった」

アニメ「葬送のフリーレン」20話「必要な殺し」

ヴィアベルの優しさは好きな子との約束が理由のようです！

4歳か5歳の話らしいので、恐らくヴィアベルの初恋でしょう🥰

女の子の方はちょっとエーレに似ている気がします。

エーレ「あなたは私の村も救ってくれたわ」

アニメ「葬送のフリーレン」20話「必要な殺し」

ただし初恋の子は中央諸国に避難したそうなので、北部魔法隊隊長であるヴィアベルに助けられたエーレとは別人なのかなと思っています。

初恋の子と顔立ちが似てるから助けたというのはあるのかもしれませんね🥰

それにしても29年前に4歳か5歳ってことは…ヴィアベル30超えてるじゃないですか！😱

思ったよりおじさんなんですね～。

何でフェルンは飽和攻撃を仕掛けた？

ヴィアベル（だが、一般攻撃魔法だけでこれほどの芸当ができるとしたら…あの女は相当な化け物だな）

アニメ「葬送のフリーレン」20話「必要な殺し」

フェルンは圧倒的物量作戦でエーレを圧倒しました。

フリーレン「じゃあ二か月後に備えて、みっちり修行しようか」

アニメ「葬送のフリーレン」18話「一級魔法使い選抜試験」

これはフリーレンとの修行の時にもやっていた攻撃ですね！

試験対策としてこの修行をしていたのには理由があります。

それはエーレの魔力切れを狙っていたからです。

フェルンの攻撃はフリーレンより速い

フリーレン「フェルンが戦った方が早く終わるんだよ。私よりも魔法を撃つのが速いから」

アニメ「葬送のフリーレン」9話「断頭台のアウラ」

フリーレンはフェルンに魔物との戦闘を任せることが多かったそうです。

その理由は「フェルンが戦った方が早く終わるから」というものでした。

フェルンが四方八方から魔法の速射を繰り返せば、相手は防御魔法を持続的に使うことになります。

防御魔法は魔力の消費が激しい

クヴァール「攻撃魔法に同調し、威力を分散させる仕組みか。複雑な術式じゃのう。魔力の消費もさぞつらかろう」

アニメ「葬送のフリーレン」3話「人を殺す魔法」

そして防御魔法は魔力の消費が激しい魔法です。

元々防御魔法は腐敗の賢老クヴァールが編み出した「人を殺す魔法」に対抗するための魔法でした。

一級魔法使い選抜試験では、受験者がさまざまな攻撃魔法を使っていましたが、防御魔法はみな同じものを使っていました。

フェルンの長所と防御魔法の弱点を見越したフリーレンが、試験に備えて必勝の策を授けていたともいえそうです。

ただしこの作戦は相手の魔力量を正確に見抜く力が必要です。

ヴィアベルが感じたように、フェルンは既に一級魔法使い以上の力があるのかもしれませんね😅

デンケンは何故一級魔法使いになりたいのか？

ゲナウ「やつの実力は一級魔法使いと比べても遜色はない」

ゼンゼ「富と権力にしか興味がないご老体が、何でいまさらこんな試験に…目的はやっぱり特権？」

アニメ「葬送のフリーレン」20話「必要な殺し」

宮廷魔法使いであるデンケンは一級魔法使いに近い実力の持ち主のようです。

一級魔法使いになると得られるものは二つ。

デンケンは特権に興味がない

リヒター「おかげで今や一級魔法使いは人外を疑うほどの化け物揃いだ。それほどの価値があるんだよ」

フリーレン「そう」

デンケン「馬鹿馬鹿しい」

アニメ「葬送のフリーレン」20話「必要な殺し」

しかしデンケンは一切特権に興味がないようです。

デンケン「魔法使いに質などいらん。一級魔法使いはただ単に権威の象徴であればいいのだ。魔法使いとしての力量がいくらあっても、人心を掌握できなければ無力も同じ。儂は自分より遥かに優れた魔法使いが、失脚し迫害されるさまを山ほど見てきた。大きな力は恐れられる。恐れの権威など長続きせん。それに魔法は誇り高いものでも何でもない」

アニメ「葬送のフリーレン」19話「入念な計画」

デンケンは血みどろの権力争いの経験からか、一級魔法使いは権威の象徴であればいいと言っていました。

大きな力に溺れる魔法使いにも、魔法使いを恐れて迫害する人々にも、うんざりしているように思います。

魔法に対しても自分なりの考えを持っているみたいですね。

デンケンとフリーレンは似ている？

デンケン「一級魔法使いに人死にの価値があるとは思えんだけだ」

フリーレン「それだけは同意見かな。一級魔法使いなんてただの称号だ。それほどの価値があるとは思えない」

アニメ「葬送のフリーレン」20話「必要な殺し」

一級魔法使いは象徴であり称号、価値がないという点で、デンケンとフリーレンの考えは非常に似ています。

フリーレンが一級魔法使いの資格を取りたいのは、単に北部高原に行くのに一級魔法使いの同行が必要だからです。

であるならば、デンケンが一級魔法使いの資格を取るのも北部高原に行きたいだけなのかもしれませんね。

20話の感想

大陸魔法協会の頂点に立つ大魔法使いゼーリエが登場しましたね！

第1クールのOPに登場していたのにも関わらず、結局第1クールで登場しなかったので、どんな人物なのかずっと気になってました😳

「生ける魔導書」と言われていることから、フリーレンと同じかそれ以上生きていそうです。

魔族の活動はヒンメル死後に活発化した？

フェルン「アウラは28年も前に力を取り戻しています」

アニメ「葬送のフリーレン」7話「おとぎ話のようなもの」

そして今回のヴィアベルのセリフから、魔族はヒンメル死後に活発化したようですね。

魔族がヒンメルを恐れていたということでしょう。

さて、次回は老魔法使い同士の戦いになりそうですね。

こちらはフリーレンの勝利を確信していますが、カンネとラヴィーネの方が心配です😓

ただ二人は連携力が高いので、二級魔法使いリヒター相手でも持ちこたえてくれると信じたい…！

次回の考察はこちら👇