フリーレンはヒンメルの背中を笑顔で見送った

アニメ「葬送のフリーレン」28話「また会ったときに恥ずかしいからね」の考察です。

華々しい逸話を多く残す一方で、小さな人助けを欠かさなかったヒンメル。

「きっとこんなことをしたって世界は変わらない」と言っていたヒンメルに

「大丈夫だよヒンメル。世界はちゃんと変わっている」

と返したフリーレンが最高でした…😭

もしオレオールでヒンメルに会えたら直接言ってあげて欲しいですね！

最終回となる今回は、私の方から皆様に感謝の気持ちを込めて、精いっぱいの魔法をかけたいと思います…！

前回の考察はこちら👇

孫はおろか子供もいなかったデンケン

デンケン「儂には子も孫もおらん。儂が二十半ばの時に妻に先立たれた」

アニメ「葬送のフリーレン」28話「また会ったときに恥ずかしいからね」

デンケンに孫はおろか子供もいないのが意外でした…！

ラオフェンの猫可愛がりっぷりから、娘がいて溺愛しているものだとばかり😓

デンケンは宮廷魔法使いという国をも動かせる地位にいながらも、多くの子供や孫たちに囲まれて、年老いた妻と添い遂げる、そんなささやかな幸せを望んでいたのかもしれませんね。

ラオフェン「じいさん。何でそこまでして一級魔法使いになりたいんだよ。富も権力も欲しいものは何だって持っているんだろ？」

デンケン「儂の故郷は北部高原の奥地でな。魔族どもが暴れたせいで今じゃ一級魔法使いしか入れない。久々に墓参りに行きたかった。それだけだ」

アニメ「葬送のフリーレン」21話「魔法の世界」

北部高原は魔族の活動が活発で心配ですが、ラオフェンやリヒターと仲良く墓参りしてほしいですね。

リヒターは「何で俺が…」とか言いつつ付き合ってくれそうｗ

「貴族にタメ口」ダメ絶対

シュタルク「宮廷魔法使い…。御貴族様じゃねーか！！！」

デンケンが宮廷魔法使いと知ってビビり倒すシュタルク🤣

グラナト伯爵「それとなクソガキ。ワシにタメ口たたくのはこの街では重罪だ」

アニメ「葬送のフリーレン」8話「葬送のフリーレン」

それもそのはず。

グラナト伯爵に一度タメ口を咎められてますからねｗ

王都では貴族に対する非礼は死罪とされているので、シュタルクはかなり焦ったことでしょう…。

大胆すぎるラント

ゼーリエ「この試験期間中、本体は故郷の村から出ていないな。今はのんびりティータイムか」

アニメ「葬送のフリーレン」28話「また会ったときに恥ずかしいからね」

合否というよりも、その大胆さに一番びっくりしたのはラントですかね！

試験期間中は一級魔法使いも多くいたはずですが、誰もラントの本体がいないことに気づかなかったんでしょうか？

それだけ分身体の精度が高かったってことなんでしょう。

ラストではユーベルにつきまとわれていましたが、エンドロールではユーベルが一人だったことから、ラントがうまいこと振り切ったのかもしれませんねｗ

レルネンの師弟愛？

レルネン「私はあの方を未来で一人、孤独にさせたくないのです」

アニメ「葬送のフリーレン」28話「また会ったときに恥ずかしいからね」

歴史に名を遺すために、フリーレンに手合わせを望んだレルネン。

方法は違えど、ヒンメルと言葉が重なります。

ヒンメル「君が未来で一人ぼっちにならないようにするためかな」

アニメ「葬送のフリーレン」7話「おとぎ話のようなもの」

ヒンメルはフリーレンが大好きでした。

…ということは、レルネンもゼーリエが大好きなんでしょうか！？🥰

師弟愛なのかLOVEなのか曖昧なんですが、ちょっとドキドキしちゃいました。

ゼーリエ「だが不思議なものだ。気まぐれでとったはずの弟子なのに、一人一人の性格も、好きな魔法も鮮明に思い出せる。フリーレン。何故か私は弟子をとって、後悔したことは一度もないんだ。例え歴史にその名を遺せずとも」

アニメ「葬送のフリーレン」28話「また会ったときに恥ずかしいからね」

そしてゼーリエが弟子に対して深い愛情を持っているのがはっきり分かって嬉しかったです。

覚えておきたいと思った相手には、無意識で好きな魔法を聞いているのかもしれませんね。

エーレの祖父だったレルネン

そしてエーレのお爺ちゃんであることが判明！

ヴィアベル「帰りはまた海路か。俺船酔いひでえんだよな」

エーレ「私のお爺ちゃん紹介しようか？一級魔法使いだから陸路で…」

アニメ「葬送のフリーレン」20話「必要な殺し」

そういえばエーレが紹介するって言ってましたもんね…😳

ゼーリエの一番弟子レルネンを紹介され、ヴィアベル達がどんな表情してるか気になりますｗ

フリーレンはヒンメルの背中を笑顔で見送った

1話のヒンメルの葬式にて。

ヒンメルの背中を思い出して、フリーレンは涙していました。

そして28話。

フリーレンは1話と同じようにヒンメルの背中を思い出しますが、今度は笑顔で見送りました。

ヒンメル「涙の別れなんて僕たちには似合わない」

きっとヒンメルの言葉を思い出したからでしょうね。

世界も変わっていますが、フリーレンも成長していると感じたワンシーンでした！

28話の感想

ゼーリエの「お前、マジか…」みたいな顔が最高でした🎵

ちょっと厳しい処分のようにも思えますが、「千年後にまた会いに来い」ってメッセージのような気がして、ゼーリエのツンデレっぷりにキュンとしちゃいました😊

今回ヒンメルの小さな親切が世界を変えていましたが、これってきっと逆のことも起こりうるんですよね。

軽い気持ちで人に意地悪をしたことも、きっとどこかで繋がっていて、世界に悪い変化をもたらすのかもしれません。

きっと「こんなこと」の積み重ねで世界は変わっていくんでしょう。

ヒンメル達との旅を回想しながら、フリーレン達も少しずつ成長していきました。

小っちゃかったフェルンも、今ではすっかりフリーレンより大きくなっちゃいましたね。

ちょっと丸くなったような気もします（ボソッ）。

エンドロールではクラフトやザインの姿を見ることができて嬉しかったです😊

原作未読なので、原作との比較とかは記事にできなかったのですが、前情報なしで見ることがよかったと思える作品でした。

ここまでおつき合いくださりありがとうございます🎵

それでは最後まで読んでくださった皆さんに魔法をかけておきますね！

それではまたどこかの考察記事でお会いいたしましょう🎵