魔物退治に明け暮れた4年間は命懸け!?
アニメ「Helck」の第14話「傭兵団」の考察です。
ヘルク「余裕とは無縁の日々だった」
どう見ても片手間に魔物退治してるようにしか見えなかったですが…??😂
前回に引き続き過去話が続きますね。
エディルとの出会いが描かれるなど、少しずつ人間の国について明らかになりつつあります。
ヘルク「俺はもう一人だったから…かつての仲間はみんな敵になってしまったからね」
アニメ「Helck」6話「襲来」
頼れる仲間たちと共にいたはずのヘルクは何故一人になってしまったのでしょうか?
エディルは初めて登場したのが4話で、忘れている方も多いと思います。
一体どういう人物だったのかしっかりおさらいしていきましょう🎵
おまけでは、翼の兵士になった人物一覧があります。
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「Helck」14話のネタバレを含みます。
14話をご視聴の後で読んでいただけると、より楽しめます。
エディルって何者?馴れ初め~翼の兵士になってから
ここでは翼の兵士エディルを振り返ります。
ヘルクと出会って翼の兵士になってからのことをおさらいしていきましょう!
エディルは領主の息子だった
魔物が大量発生した頃、領主の息子だったエディルは王国に兵を出してもらうように嘆願。
ヘルクはエディルの町を救うための魔物討伐部隊に参加していたようです。
しかし、兵士を連れて町に戻る途中で新世界生物に遭遇し、部隊はほぼ壊滅してしまいました。
ヘルクのマントは元々エディルのもの
ヴァミリオ「これ!ヘルクのボロマントだろー!」
アニメ「Helck」4話「衝撃」
新世界生物との戦いで上半身裸の状態になったヘルクは、赤いマントを羽織っていました。
これはエディルが身に着けていたマントだと思います。
裸のままでは忍びないと思って、エディルが自分のマントを譲ってくれたのかもしれませんね。
結局その後会ったアリシアには「半裸戦士」と言われていたので、効果は薄かったみたいですがw
以降ずっとマントは大切にされてきたみたいですね。
「いい香り」「落ち着く」とヴァミリオは評していました。
4年間、ヘルクや傭兵団とともに魔物退治をしていた
ヘルク「兄のように慕ってくれた、とても大切な友人だ。魔物退治を数年一緒にやっていた。何をするにもどこに行くにもずっと一緒だった」
アニメ「Helck」6話「襲来」
エディルは領主の息子という立場でありながら、ヘルクや傭兵団と気さくにつき合っていたようです。
魔物退治を一緒にやるとはいっても、収穫やBBQの肉を回すなど、留守番を任されることも多かったみたいですがw
クレスが負傷してヘルクが王都に帰還した時に、傭兵団と共についてきたようです。
翼の兵士になる仲間たちを見ている
ここからは翼の兵士になってからのエディルになります。
翼の兵士とは、勇者への覚醒を果たした元人間です。
通常であれば自我をもたず、人間の王の命令に従うだけの生物兵器となります。
ヘルク「自我を…なくさずにすんだみたいだな」
エディル「はい。俺も覚醒率は高かったみたいです。ただ…おかげで覚醒に苦しむ仲間の姿を見るハメになりましたけどね。あれを見るくらいなら、いっそ自我をなくしたほうが良かったです」
アニメ「Helck」4話「衝撃」
「覚醒に苦しむ仲間の姿」というのは、傭兵団の仲間たちを指すのかもしれません。
現時点で翼の兵士になるのが確定しているのは、傭兵団リーダーアリシア・重歩兵総隊長ゼルジオン・後方支援をしていたハラオルです。
現在翼の兵士たちはトール城を攻めている
翼の兵士は王の術により何度も蘇ります。
勇者への覚醒が徐々に進んでいるため、信じられないスピードでレベルアップしています。
人間たちはトール城にこれまで6回攻めてきていますが、今のところは魔界の防衛部隊が撃退できているようです。
アリシア「それに当面の私たちの目的は勝つことではないだろう」
アニメ「Helck」12話「信じる心」
人間の目的が明かされないまま攻め込まれている状態なので、ここらで反転攻勢に出たいところですね!
アリシアの先祖はアズドラの友人?
アリシア「私のお父さんもね、傭兵だったんだ。もっと昔、まだこの国が出来るもっと昔の私のおじいさんは魔族と戦った勇者だったんだって。まぁ嘘くさいけど」
ヘルク「勇者と魔族か。そんな単語、おとぎ話でしか聞いたことなかったな」
アリシア「つまりね、私は戦士の家系ってやつ」
アニメ「Helck」14話「傭兵団」
前回勇者が誕生したのは255年前だと言われています。
この時の勇者がアリシアのご先祖様だった可能性がありますね。
さらにアリシアのご先祖様はアズドラと交流があった人物かもしれません。
アズドラ「その昔、僕たちと君たち人間とは共存していたことがあったのだから。しかし君たちは内戦を起こし新国家となった時に交流は断たれてしまった。それまでは仲良くしていたものだよ」
アニメ「Helck」6話「襲来」
内戦が起こる前は交流があったこと、アズドラがアリシアの剣をじっと見つめていたことが根拠として挙げられます。
アズドラ「こんな事態にならなければ、もう一度人間と友好を築けたと思うんだがな…。すまない、友よ」
アニメ「Helck」12話「信じる心」
アズドラの友人だった人間が、アリシアのご先祖である勇者だったのではないでしょうか?
二人は戦いを通じて友となり、人間と魔族は共存する時代を築いたのではないでしょうか?
現在人間の国との交流は断たれていますが、アズドラはもう一度友好を築きたいと思っているようですね。
次回ヘルクとアズドラが出会うようですし、こちらがどんな出会いだったのかも楽しみです!
何故魔物は減らなかった?
勇者クレスが魔王トールを倒し、人々は世界が平和になったと喜んでいました。
しかし実際には魔王城があった方向から、魔物が大挙して押し寄せてきています。
何故魔物は減らなかったのでしょうか?
魔物は大地の毒から生まれている
魔物は大地の毒から生まれます。
特に大地の毒が強いところで生まれるのが新世界生物です。
魔族が魔物を生み出しているわけではありません。
魔族は毒の進行を抑えている
魔族は魔王城を築いて結界を張り、毒の進行をおさえています。
しかし人間が魔王トールを倒したことで結界がなくなってしまったのでしょう。
毒の進行がおさえられなくなり、人間の国に魔物が押し寄せることになったのです。
魔王トールを倒したのは逆効果だったんですね…😔
14話の感想
BBQ美味しそう…🤤
でもリンゴは直火じゃなくて、アルミホイルで包んで焼く方が美味しいと思うんですがいかがでしょう!?
過去話は基本シリアスですが、ちょいちょいコメディパートも挟んでくれるので、絶望的に暗い気持ちにならずに済んでいるのがありがたいです🤩
今回、重傷のクレスを戦わせようとする民衆に「あ、人間滅ぼそう…」と考えた方も多いと思います。
ただ、国民に愚民でいて欲しいと考える支配階級がいることも事実です。
魔族と共存していた時代を知らないこと(真実が書かれた歴史書が存在しない?)、魔物が大地の毒から生まれていることを知らないこと、人間の国の人々は敢えて真実を知らされていないような気がします。
国民の怒りの矛先が、討伐命令を下した王ではなくクレスに向くことも不自然です。
人間の王や王の側近がうまい具合に人々を煽動しているのかもしれませんね。
次回の考察はこちら👇
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