ボッス王国と冥府の国で起こった過去の戦争まとめ。
アニメ「王様ランキング」の16話「王の威厳」のあらすじと感想です。
ここでは、ボッス王国と冥府の国で起こった戦争について掲載しています。
前王妃シーナがどうして死んだのか、オウケンの正体が誰なのかが明らかになりました。
そんな中、過去の戦争の苦い経験を経て成熟したデスハーが、王としての威厳を見せつけてきます。
それではさっそく16話を振り返っていきましょう!
前回のあらすじと感想はこちら。
ボッス王国で起こった戦争の経緯
ミランジョという名前に聞きおぼえがあるボッジ。
「ミランジョ、お願い・・!」
ボッジは、シーナが自分を守って大量の矢を受けて死んでいったことを思い出します。
血を流して倒れるシーナ。
その瞬間ボッジの目に映ったのは、味方の裏切りにより同じく矢を受けて倒れるミランジョと、瀕死のミランジョの前に現れた魔神の姿でした。
ミランジョの戦争前後の言動まとめ
13話でドルーシが「あの時の噂は本当だったか・・。前王妃様の死もミランジョ様が・・」と言っていました。
今回その真相が明らかになりましたね。
13話のあらすじと感想はこちら。
ボッス王国で起こった戦争について、大体の経緯が分かってきたので、ミランジョの言動をおさらいしつつ振り返ってみましょう!
*青枠で囲んでいるところ、青字のところは予想です。
ボッス様、子をお作りください。(1回目)
巨人族の女は子供が一人しか産めんのだ。
シーナが死んで、新たな王妃を迎えれば、子が作れる。
ボッス様も新しい子を依代に復活すれば生き永らえられる。
ミランジョが戦争を引き起こす。
シーナ殺害に成功するが、自身も裏切りにあい矢で貫かれる。
魔神登場。
ミランジョは矢を射る合図に使っていた鏡に魂を写し生き永らえる?
ボッス様、どうかお子を・・。(2回目)
ヒリングを新たな王妃として迎える。
ボッスはヒリングの護衛に四天王最強のドルーシをつける。
シーナただ一人を殺すためだけに戦争を起こしてしまうミランジョ、かなりおかしいです・・😱
冥府の国の覇権争い
デスハー、デスパー、オウケンは非情な父王に対し反旗を翻します。
父王に対抗するためには、経験と策を持った傭兵の力が必要不可欠でした。
デスハーは傭兵とギガンを雇って父王に対抗しようとします。
しかし、父王の雇った傭兵はギガンと同族のギガンテス軍でした。
デスハーが雇った傭兵たちはデスハー王が雇ったギガンテス軍をおびき寄せる手段として、子供のギガンテスを人質にとることを考えます。
子供に鞭を打ち、罠にはまったギガンテス達をなぶり殺しにする傭兵たちを見て、ギガンは耐えきれなくなりデスハーを裏切ります。
ギガンはオウケンが止め勝利を収めたものの、ギガンの裏切りで味方に大きな被害が出てしまいました。
死んだギガンテス達を肴に祝杯をあげる傭兵たち。
デスパー「私は兄者を軽蔑する!」
被害によって士気を下げたくなかったためですが、傭兵たちの傍若無人ぶりは非情な父王のやり方と何ら変わらないと、デスパーはデスハーのもとを去ってしまいます。
オウケン「デスパー兄も分かっていますよ」
オウケンはデスハーを心労を思い、自分はいつでもデスハーのイエスマンになると言う。
そして優しく最強の騎士団を作り、いつかギガンも騎士団に入れると約束する。
三兄弟の絆
オウケンはデスハーとデスパーの弟でした!
この戦いは三兄弟になって大きな教訓を残した戦いになりました。
当時三兄弟は無法者の傭兵たちの力と知恵に頼るしかなかった。
しかしデスパーは知恵を身に着け、現在はデスハーを後方からサポートしています。
そしてオウケンはこの戦いの後に冥府騎士団を作ったのだと思います。
隊長が「あの優しかったオウケン様が・・」と言っていましたしね。
隊長の優しい人柄からも、オウケンの人望がうかがえます。
しかしオウケンはその後不老不死になってしまった。
だからデスハーとデスパーはオウケンを何としても助けてあげたいと思っているのではないでしょうか?
三兄弟の絆はデスハーの王としての在り方にも表れています。
デスハーの王としての矜持
デスハーはオウケンの願いを叶えたかった。
だからギガンを罪人としてではなく、冥府騎士団に迎え入れるため冥府に連れて帰ろうとします。
そして冥府の魔物がデスハーに襲い掛かってきた時、デスハーなら雷で簡単に魔物を殺せたはずです。
自分が傷を負うことになってもデスハーは魔物を殺しませんでした。
「誰も殺すつもりはない」という約束をデスハーは守ったのです。
今の自分にはデスパーという頼れるブレーンがおり、オウケンが残した冥府騎士団もいる。
「王たるもの全ての責任を負うこと」「決して父王のように非情な王にはならない」という強い意志を感じました!
デスハー「帰るぞ!」
その堂々たる姿にボッジも憧れの眼差しを向けていましたねw
ボッジのことを無能よばわりするデスハー王のことが、正直あまり好きではなかったのですが、何かすごくかっこいいなと思ってしまいました😂
十日草輔先生のイラスト、八田洋介監督のインタビューが掲載されています!
そしてボッジはまだ王ではない
既にデスハーが成熟した王であるのに対し、ボッジはまだ王ではないということを感じる一幕があります。
ギガンを受け入れたデスハーに対し、ボッジはまだドーマスを許すことはできませんでした。
自分を突き落としたドーマスが涙ながらに謝罪しても、ボッジは背を向けて走って行ってしまいます。
やはり信頼していた人に裏切られたというのは相当こたえているようです。
ボッジが憎しみに囚われるのは嫌だ。
そんな思いを胸にカゲは明るく接し、壁のぼり競争をしかけます。
ボッジは笑顔になりカゲを追いかけていきます。
ボッジはまだ幼く王ではありませんが、カゲという心強い友達がいる。
そして自分に心を預けてくれるギガンもいる。
絆がさらに深まりましたね😭
ボッジの成長が本当に楽しみです!
16話の感想
いや~、見どころたっぷりの回でしたね!
そしてこの二人の様子が、完全に授業参観で子供を見守る父母状態で面白かったです😂
四天王と一兵卒の関係なのに、完全に立場が逆転しちゃってますよねw
デスハーの王の矜持や、色んな絆が見られた回でしたが、時に非情にならざるをえない戦争の過酷さも見せつけられました。
だからこそ、シーナ一人を殺すために戦争を起こしたミランジョの異常さが際立ったと思いました!
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