犯行に使われた散弾銃は人間の村から盗まれた?
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」の第11話「狼の棲家」の考察です。
静句さーん!
…ゆんこさん、どうしてここに?
いえ、そんなことよりも、鴉夜さまは!?
鴉夜さまは無事です😊
今こちらに向かってらっしゃいますよ。
鴉夜さまから言伝です。
静句、きみのことだから大丈夫だと信じているが、無茶はするな。我々もすぐそちらに向かう
…とのことです。
はい、届けるよう頼まれたお手紙です。
鴉夜さま…!
ありがとうございます。
この手紙も鴉夜さまが?
あ、それは津軽さんが夜なべして書いた手紙です😉
…ちょうどよかった。
火にくべるものが足りなかったんです。(メラァッ)
いともたやすく燃やさないでください!!💦
ゆんこさん、人狼の村でも殺人事件が起こっています。
どうか私に力を貸してください!
もちろんです。
一緒に事件を整理しましょう😉
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」11話のネタバレを含みます。
11話をご視聴の後で読んでいただけると、より楽しめます。
それぞれの村で起こった事件を比較!
ヴォルフィンヘーレでも人間の村と同様の事件が起こっているようですね。
共通している点・異なる点をまとめました!
共通点ばかりが目立っていましたが、こうして見ると違うところもあるんですね。
とはいえ共通点の多さから、二つの事件が無関係ではないことは明白です。
ここではヒントを探るべく、さらに注意深く見ていきましょう!
事件の被害者たち
こちらはそれぞれの村の被害者たちをまとめたものです。
↑が人間の村の被害者、↓が人狼の村の被害者です。
静句さん、何か気づいたことはありませんか?
ルイーゼさんとノラさんがそっくりです!
他の被害者たちもどことなく似ているような気がします…。
そうなんですよね😱
ナディア&ロミー、フィーネ&エッタ、リタ&クラリッサ、ルイーゼ&ノラは年齢も近く、髪の毛の色も非常によく似ています。
これが偶然とは思えません。
犯人は殺す女性を顔で選んでいたようです。
遺体が発見されるタイミング
事件は雨の日に起こっていましたね。
遺体発見のタイミングが二つの村で微妙に違うんです。
人狼の村では雨の日に遺体が見つかるんですが、人間の村では雨の日に行方不明になり、遺体は数日後に見つかっています。
人狼の村での事件では、匂いを消すために犯人が雨の日を選んでいたようですね。
殺害の手口が異なる
ハイネマン「首の背中が折られ、胸は真っ二つに避け、顔はズタズタにされていた。片手は骨ごと食いちぎられて、噛み痕も体のあちこちに」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」9話「人狼」
人間の村で発見された遺体は損傷が激しかったですね。
こんな殺し方ができるのは人狼だけだと村の人間は言っていました。
では人狼の村ではどんな風に被害者は殺されていましたか?
ホイレンドルフから盗まれた銃が使われた?
ノラ「雨の日に森の中で見つかった。散弾銃で顔を正面から撃たれていた」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」11話「狼の棲家」
確か…散弾銃で顔を撃たれていたと。
グスタフ「1年くらい前、そこにしまってた古い猟銃が盗まれてな。弾も何発か…」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」9話「人狼」
1年前、人間の村で銃が一丁盗まれています。
この銃が使われた可能性が高いですね。
人狼村の人たちは静句さんが犯人だと言っていましたが…。
私は犯人ではありません!
分かっています。
事件が始まったのは1年前、その時鳥籠使い一行はフランスで吸血鬼殺害事件の真っ最中だったじゃないですか?
ドイツの人狼村で殺人はできませんよ😅
犯人は人間か、人狼か?
人間の村では人狼による殺人が、人狼の村では銃を使った殺人が起こっています。
ゆんこさん、一体どういうことなんでしょう…?
静句さんは、もし二つの村の事件が同一犯だとしたら、人間と人狼どちらが犯人だと思いますか?
それは…人狼だと思います。
何故そう思ったんですか?
人狼は銃を使えますが、人間は人狼のように人の骨を食いちぎることはできませんから。
人狼は鼻がいいですし、4か月おきに人狼の村に忍び込んで人狼を撃ち殺すのは人間には難しいと思います。
二つの村の事件が同一犯なら、やはりあの金色の人狼が犯人なのでしょうか?
静句さんが人狼村で戦った時、金色の人狼はいましたか?
いえ…赤・銀・黒などの人狼はいたのですが、金色の人狼はいなかったと思います。
殺されたノラ
- 発射された弾は二発
- 銃声は一度だけ聞こえた
- 殺害現場は遺体発見現場とは別の場所
- 死ぬ前後のノラの行動:水に浸かる→服を着る→殺される→遺体発見現場に運ばれる
- ノラからする匂い:硝煙・鉄・鉛玉・ノラの血・人間の血
人狼の村で3人の女性が殺された時、銃声は一切聞こえていないそうなんです。
何故今回は銃声が聞こえたんでしょうか?
散弾銃の痕が木に残っていたので、聞こえた銃の音はこれですね。
ノラを撃った音は他の3人の女性と同じく聞こえなかったと見るべきでしょう。
音が聞こえない場所で撃ったと考えるべきです。
耳がいい人狼たちを欺けるような場所なんてあるんですか?
その場所がどこかまでは分かりませんでした😓
レギ婆の「もう少しだったのに」とはどういう意味?
レギ婆「ノラ…。あぁ…ノラ、ノラ。何故ノラが!もう少しだったのに…」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」11話「狼の棲家」
ノラさんが死んだ時、人狼の村の村長の様子がおかしかったですね。
何が「もう少し」だったのですか?
人狼の村の女性は13歳になると「巫女」になるそうです。
ヴェラが「ノラも来週巫女になるんだ」と言っていたので、「もう少し」というのはそのことでしょう。
巫女になった女性は、時々レギ婆に呼ばれて血の儀式に出なくてはならないと言っていましたね。
血の儀式というのは一体何なんですか?
血の儀式とは?
ゲルガー「奴らは進化をする、血筋を操る。どんな個体と個体を混ぜりゃ、子がより強くなるか、やつらはそれを計算しつくして、交尾をして子を増やす。そうやって力を手に入れたんじゃ」
アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」10話「霧の窪地」
人狼たちは究極の人狼「キンズフューラー」を生み出すため、品種改良を繰り返しながら進化してきました。
つまり血の儀式というのは、レギ婆が決めた男性と巫女の女性が交尾をすることだと思います。
そんな…13歳はまだ子どもです!
人の感覚ではそうかもしれませんが、人狼にとっては当たり前に行われてきたんでしょうね。
カーヤもヴェラも巫女であることを受け入れているようでした。
巫女をやめることはできないのですか?
できません。
村を出ようとすると、ブルートクラレに連れ戻されると言っていたじゃないですか?
ローザも巫女をやめたがっていましたが、羊の櫓を組まれて有罪でした。
巫女が村を出ようとすることは、血を絶やす大罪だと思われているようです。
11話の感想
人狼に囲まれて詰問される静句に鳥籠の描写が!
人々が生首の鴉夜を目にして驚くというのはアンファルの定番のパターンですが、「自分と同じ存在が一人もいない」という孤独な状況を静句も味わったのかもしれませんね。
11話は静句が孤軍奮闘するなかで、彼女の意外な一面をたくさん見ることができた回でした🥰
人間の村で起こった犯人は金色の人狼です。
歯形が全て一致しているのが証拠になります。
しかし金色の人狼がアルマかと言われると違うような気がするんですよね😓
犯人は非常に賢く、殺す時期、天気、人間を選んでいます。
最初は8年前のローザの娘であるユッテが何らかの方法で生き延びて、母親を殺した人間たちに復讐しているのかと思っていました。
しかし人狼村でも、ローザは村から逃げようとした罪に問われ、大怪我を負わされていたことが分かっています。
ユッテには人間の村と人狼の村、両方に殺意が芽生えてもおかしくありません。
ただ両方の村に復讐するにせよ、片方の村ずつ復讐していけばいい話で、二つの村で同時に事件を起こす必要はないんですよね。
これだけ大がかりな殺人をユッテ一人でできるのか?と聞かれると、かなり難しいのでは…と思ってしまいます😓
ありがとうございます、ゆんこさん。
頭の中がゴチャゴチャしていたものが、「分かったこと」「分からないこと」で整理された気がします。
静句さんの役に立てて良かったです!🥰
失礼を承知で言わせていただきますが…。
正直あなたのことが気に入らなかった。
あの似非噺家野郎だけでもうっとうしかったのに、突然現れたあなたが鴉夜さまと楽しそうに談笑しているのを見て、銃口を向けたのは一度や二度じゃありません。
あの~…サラッと怖いこというのやめてもらえます??😰
しかし危険を顧みず、ここまで来てくださったことには感謝しています。
これからも、しもべとして鴉夜さまに力をお貸しください。
任せてください…って
え、しもべ??🤤
子分の方が良かったですか?
言っておきますが、鴉夜さまのメイドの座は譲れませんよ。
奪う気ありませんから~!🤣
これからも今まで通り、皆さんとご一緒できるだけで十分です。
来週は鴉夜さまたちと合流できるといいですね😘
はい、鴉夜さまがどう事件を解決してくださるのか楽しみです。
定位置は津軽の頭の上に落ち着きました🥰
次回の考察はこちら👇
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