慎平たちがシデ=雁切真砂人と確信するまでを解説!
アニメ「サマータイムレンダ」の第18話「対面」の考察ページです。
周囲の反対を押し切り、シデの説得を試みた慎平。
結果はウシオの死という最悪の事態をもたらしてしまいました。
本来ウシオと慎平が出会うのは24日夏祭りの最中です。
しかしウシオは慎平と共にループし、今まで何度も慎平の危機を救ってきました。
ウシオ「大丈夫や。何があっても私がついてる」
強力な味方だったウシオを失い、これから慎平たちはどう戦うのでしょうか?
今回は正体を現したシデに関する情報をまとめつつ、最後の感想で今後を予想していきたいと思います!
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「サマータイムレンダ」18話のネタバレを含みます。
18話をご視聴の後読んでいただけると、より楽しめます。
シデの情報まとめ
シデの正体が雁切真砂人だと判明しました!
3周目の夏祭りに姿を見せなかった時点で怪しかったのですが、ようやく正体が分かってスッキリしましたね😁
慎平たちもシデ=雁切真砂人ということに大分前から感づいていたものの、確証がなかったこと、ループする中で少しずつ確信を深めていったことが明かされました。
そして7周目の菱形医院地下で、青銅に驚くべき事実を聞かされます。
ここでは、慎平たちがシデの正体を知るまでと、青銅から聞かされた真砂人の正体、そしてシデが二人いることに関して解説していきます。
慎平たちがシデの正体を知るまで
ヒルコ様を祀っている日都神社の宮司ということで、雁切は4周目の時点で慎平たちから疑われていました。
ところが、4周目でひづるが真砂人は影ではないことを確認しています。
ここで雁切は敵の候補から一度外れたはずでした。
しかしシデが顔を隠していること、人間をコピーしないことから、「シデはコピー能力がない顔見知りの人間である」となり、再び雁切に疑いの目が向けられます。
最終的には、ひづるの「生理的に無理」という共通点が確信にいたった要因となりましたw
最後は女の第六感なのね~😊
人と影のハイブリッド
菱形家と雁切家が元々同じ家だったこと、紙垂彦が雁切家を、紙垂彦の兄が菱形医院を継いでいったことが判明しました。
紙垂彦は恐るべき「秘術」を使って、300年間生き永らえてきました。
その秘術とは、立体のハイネの肉体を妊娠させ、子どもを産ませ、子どもに自分の記憶と人格を移植させるというものです。
こうして雁切真砂人は、コピーして変身する能力はないものの、平面の影を攻撃されても死なない、人と影のハイブリッドとなったのです。
ハイネの子どもが父のクローンにしかならないっていうのが悲しかったです😭
影はどうやっても自分の遺伝子を残すことができないんですね・・。
慎平の迷い
慎平の迷いの原因となったのは、話していた真砂人の左手に火傷がなかったことです。
7周目の体育館の戦いで、シデに火傷を負わせていましたね。
しかしそれ以上に、慎平は敵であるはずの真砂人を人として見ており、人殺しをしたくなかったというのが大きいと思います。
慎平の目的はあくまで影の母であるハイネで、ハイネさえ殺せれば終わると思っていました。
慎平「何でそこまでハイネを守る!?お前は人や・・。ハイネが帰る故郷にお前は一緒に行けやんはずや!ハイネを差し出せ・・それで、終わりにできやんか?」
シデ「それは私のエンディングではない。母の願いをかなえることが私の使命」
慎平はシデの説得を試みましたが、シデの使命はあくまでハイネの希望をかなえることで、ハイネを差し出すことを拒否。
慎平の選択は、ウシオを失うという最悪の結果をもたらします。
ハイネとシデは一蓮托生ではない?
ここで気になるのが、シデが望むエンディングのことです。
ハイネの望みは「家族で故郷に帰ること」、しかしシデが望むエンディングは「電源を切ること」だったはずです。
シデ「殺しても殺してもセーブポイントから復活する勇者に魔王が勝つには、ゲーム機の電源を切るほかないとは思いませんか?もしも二次元の魔王に電源という三次元の概念が理解できたらどうです?君は見届けてください。慎平君。私が電源を切る瞬間をね」
シデ「最後の食餌です。存分にお召し上がりください。そしてどうか最後のお力を私のために。母よ」
シデ「この先は、無」
シデ「これが私のエンディング・・・」
サマータイムレンダ5話「渦」
3周目、シデはハイネの最後の力を、自分のために使わせようとしていました。
つまりこの時シデはハイネではなく、自分が望むエンディングを優先していたということになります。
シデの願いを叶えた後、ハイネに故郷へと帰る力が残っていればいいのですが・・。
シデ「ガキどもが・・この私のエンディングを変えられるとでも?」
シデは自分のエンディングを諦めているとは思えないので、こちらを阻止することも重要になってきそうです!
シデが二人存在したことから、二人のシデで思惑が違う可能性もあります!
シデは二人いる?
シデを倒したかと思いきや、突如シデが再び現れウシオを殺します。
火傷がなかったもう一人のシデは真砂人の父・巌でした!
ハイネ「シデサマは欲と二人連れじゃ!せやさけ・・腕が四本もありなさる」
サマータイムレンダ 14話「to be / not to be」
思えば、ハイネのこのセリフも「シデが二人いる」という伏線だったのかもしれないですね。
18話のエンディングでは、シデとモザイクだった部分が晴れて、真砂人・巌となる演出があります!
こういう演出がニクイですよね~!
享保の大飢饉
ヒルコ様として島民に迎えられたハイネですが、ここで享保の大飢饉のおさらいです。
享保の大飢饉をきっかけに、飢饉に備えて全国各地でサツマイモの栽培が普及し、後の天明の大飢饉・天保の大飢饉の時には多くの人々の命を救ったそうです。
サツマイモは栄養価が高く、天候異変に強く荒地でも育成可能なので、飢饉の時の救荒作物でした🍠
ハイネは島民数百人を影に変え、島は飢饉を乗り越えたようです。
当時の日都ヶ島の人口がどれくらいかは分かりませんが、結構な人数が影にされてしまったようですね。
18話の感想
悪夢のような出来事が起こってしまいました😭
非情さを捨てきれなかった慎平の選択ミスですね。
慎平が覚悟を決めるために、一番大切なウシオを再び失うことになってしまいました・・。
「ごめん、慎平・・気づいて・・」
初めは体育館での戦いと同じく、やられたと見せかけて本体はネックレスというオチかと思ったのですが、ループした慎平の隣にウシオがいなかったので、本当にウシオは死んでしまったんですね😭
「気づいて」ということは、ウシオは慎平に何かを遺したことになります。
今後ウシオの争奪戦が始まる!?
ハイネたちは24日に復活の儀式を行うため、大量の島民を殺す兵隊が欲しいはずです。
ループしていたウシオはハイネの支配を跳ねのけました。
もし3周目と同じく24日に万年青浜にウシオが現れるのなら、ウシオは自分が影という認識すらない状態なので、ハイネに頭をいじられ簡単に兵隊になってしまう可能性があります。
ウシオが再び慎平の仲間になっても困るので、ハイネサイドがウシオを先に手に入れようと躍起になりそうです。
オープニングで海を漂うウシオ、そして大量のカゲとシデらしき影が海を泳いでいる様子が描かれているのは、今後ウシオ争奪戦が起こることを示唆しているからではないでしょうか?
最悪手を取ってしまった慎平が、今後どう動いてウシオを取り戻すのか期待です。
慎平よ、もう引き金を引くのをためらわないでくれー!
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