フシが失った器一覧や、ベネット教主領兵の正体を解説
アニメ「不滅のあなたへ」Seanson2の第9話「拡がる意識」の考察です。
ボン「分かった、必要なものは用意する。三か月で達成するんだ」
髪を切ってからというもの、ボンの頼もしさがMAXですね😁
ボンは元王族という身分から、自分の権限で動かせるもの(兵や物資など)が多いのも助かります。
またフシに寄り添う魂たちの意見をボンが代弁してくれているので、見えていなくても「フシは孤独ではない」と分かる描写がよかったです😊
今回は奪われた器一覧や、フシの修行から分かる観察者の正体について考察していこうと思います!
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「不滅のあなたへ Season2」の9話のネタバレを含みます。
9話をご視聴の後で読んでいただけると、より楽しめます。
フシが失った器一覧
アイキャッチでは現在のフシが獲得している器が表示されます。
沼の戦いで一度ノッカーにやられた後のアイキャッチでは、かなりの器が奪われた状態であることが分かります。
その後沼のノッカーは倒したので、フシは沼のノッカーに奪われた器と記憶を取り戻すことができました。
そのため、奪われた器はベネット教本山の戦いで失った器です。
戦闘力が高い器が多いなあ…😓
フシに寄り添う仲間たち
多くの器を失った状態になっても、なお戦いに行こうとするフシを仲間たちが止めます。
実際に彼らがそこにいるわけではありませんが、生前とは違う姿であるいはボンが代弁する形で、仲間たちがフシが間違えないように導いてくれていました。
馬になったピオラン
後ろ足で器用に魚を獲る馬を見て、フシが「まるで…」とピオランを思い出していることから、馬の正体はピオランと思ってよさそうです!
おや?
— アニメ『不滅のあなたへ』NEP公式 (@nep_fumetsu) November 13, 2022
何だか懐かしい感じのする馬ですね⭐️#不滅のあなたへ #toyoureternity pic.twitter.com/PzvoleBzs3
以前に公式Twitterも匂わせていましたね🤗
フシの肉+ピオランの魂で出来た馬なので、再生能力があり魚を獲るのが得意なのでしょう。
ピオランにとって、フシの役に立つもの=馬だったのが少し意外ではありますが…。
生前のピオランをフシがおぶって歩くシーンがあります。(Season1の20話)
ピオランは認知症だったので、このことをはっきりと覚えていないと思いますが、朧げに幸せな記憶として残っていたのかもしれません。
寂しがり屋なところがあるフシを乗せてどこまでも共に走っていきたい。
そんなピオランの思いが彼女を馬の姿に転生させたのかもしれませんね😊
グーグーの思いをボンが代弁する
ボン「お前に忘れられたヤツが行かせるなとうるさいんだ!」
不滅のあなたへ Season2 9話「拡がる意識」
言った後で、あからさまに「しまった」という顔をするボンでしたが、観察者がノッカーの襲撃を報せたことでうやむやになりましたね。
フシに自分の能力のことを伝えていないボンですが、観察者もまた今はフシに教える時ではないと思っているようです。
フシの課題は一年後のレンリル襲撃に備えて「より大きなものを作れるようになること」。
目標ができて、フシのやることも決まりました!
関係ないけど、ドラゴンボールZの人造人間編を思い出しましたw
ベネット教主領兵の正体
ノッカーに襲撃されたベネット教本山で、逃げる人を安全な場所に避難させようとするフシを助けてくれた人物がいました。
傷ついた人を異端として追い出そうとするベネット教の人間にも毅然と立ち向かう勇気ある人物です。
アニメ #不滅のあなたへ Season2
— アニメ『不滅のあなたへ』NEP公式 (@nep_fumetsu) December 18, 2022
レンリル編キャスト解禁!
カイ(CV #加瀬康之 )
ハイロ(CV #石川界人 )
メサール(CV #宮下栄治 )
エコ(CV #広橋涼 )
アルメ(CV #下屋則子 )
▼コメントはこちらから▼https://t.co/9QFmug8j8c
その正体は公式情報とエンドクレジットを合わせると、ハイロ・リッチという人物です。
ハイロの他にもカイやメサールなどのキャラクターが紹介されていますが、彼らはボンが集めた「不死身の仲間」なんだとか。
フシが修行している間に、ボンもレンリル襲撃に備えて仲間集めをしてくれるようですね!
フシの修行から分かる観察者の正体
観察者「例外はあるが、お前の作り出すものはお前と繋がっている。この膜で繋がっているものの先にさらに物を作り出せる。これはお前の感覚野と比例している。もしもその先に大地を作れるようになれば、そこは完全にお前のテリトリーだ」
不滅のあなたへ Season2 9話「拡がる意識」
これはフシが作り出したものにノッカーが触れれば、フシがノッカーを感知できるということです。
つまりフシがより大きなものを作り出せば、それだけ広範囲のノッカーを感知できるようになります。
フシ「感じる?いつでも敵の位置が分かるのか?」
観察者「体を這う虫みたいなものだ。小さい卵の状態では気づかぬが、孵化して動き出すとひどい不快感がする」
不滅のあなたへ Season1 13話「高みへの意志」
そして観察者はこれまで何度もノッカーの位置をフシに教えてきました。
これは今フシが立つ大地そのものを観察者が作り出していると考えてよさそうです。
観察者「私はいずれいなくなる。その時に向けてお前は一人で打ち勝てるようになっておく必要がある」
不滅のあなたへ Season1 13話「高みへの意志」
観察者が言っていた「滅び」とは、観察者がいなくなることで大地そのものが消えてしまうことを指すのではないでしょうか?
その時のためのバックアップ装置として作られたのがフシなのではないかと思います。
何故観察者はフシに戦わせているのか?
ノッカーを感知する能力を持ち、フシを支配できるほどの力を持つ観察者ですが、いつも傍観しフシを助けることはしません。
何故観察者は自らノッカーと戦わないのでしょうか?
観察者「ヤツらの”私たちを討つ”という目的を破壊せぬかぎり、攻撃は続く。それを止めるのは私ではなくお前だ」
不滅のあなたへ Season1 13話「高みへの意志」
ノッカーの目的は「肉体から魂を解放すること」です。
肉体に魂が宿った状態は「重くて痛くて苦しい」とノッカーは考えています。
フシはノッカーの言う解放を「ただの殺し」だと言いました。
そして観察者は死について「性質の違い」だと語っています。
観察者「ああ、何て偉くなったものだ。まるで人間になったかのようだ」
不滅のあなたへ Season2 6話「異端の徒」
観察者がフシを人間のように育てているのは、フシが人間を知ることで人が生きる意味をノッカーに伝え、魂の解放を諦めてもらうという目的があるのかもしれませんね。
フシ「死んで幸せになれるなら、何でオレたちは生きているんだろう」
その答えこそが、ノッカーを退ける鍵になるような気がしています。
9話の感想
先を見据えて、きびきびと短期目標を挙げていくボンが頼もしすぎました😊
民衆にも兵士にも慕われていましたし、ボンはいい王様になれたんだろうなと感じます。
ボンの能力をかって、フシと巡り合わせたトナリの先見の明にも脱帽です。
それでは以下気になった点をピックアップしています!
ノッカーに侵食されているカハク
沼のノッカーを退けたカハクですが、左腕に寄生しているはずのノッカーの触手が顔にまで及んでいます。
文字を書こうとするノッカーを止めることもできていません。
これはヒサメの時と同じく、寄生したノッカーが暴走する兆しなのではないかと思うと不穏ですね…。
カハク「どんな姿になろうとも、私はあなたを愛せる自信があります」
求婚後にフシに拒絶されてからは大人しいですが、カハクが暴走してしまえば、ヒサメの時とは比べ物にならないほど手強い敵として立ちはだかってしまうのではないでしょうか😰
今回は観察者の正体など、物語の根幹に関わる部分を考察してみましたが、いかがだったでしょうか?
ノッカーがあと208体いることも分かり、どうやってノッカーが生まれてくるのか原理が分からないかぎり、いたちごっこだと思うんですよね。
肉体から魂を解放することをノッカーが諦めてくれないと、ノッカーか生物のどちらかが滅びるまで戦いが続いてしまいます。
人の中で生き、人の心を理解していくフシがノッカーとの戦いに終止符をうってくれるのに期待ですね😘
次回の考察はこちら👇
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