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【チ。考察】異端審問官たちについて、各章ごとにおさらい!

チ。

アッシュとダミアンが語った教会の歴史を解説

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第19話「迷いの中に倫理がある」の考察です。

ヨレンタ「私も古い友人と久々に再会したい」

ゆんこ
ゆんこ

オクジー君…。

オクジー君だ!😭

文字を通してオクジーと再会したヨレンタと同じく、私も久しぶりにオクジーに会えた気がして感極まっちゃいました。

すっかり大人びたヨレンタですが、「やっぱり…文字は奇跡ですね」と言った時だけは、オクジーに文字の素晴らしさを熱弁していた14歳のヨレンタに戻っていたような気がします。

いつかあの酒場の話の続きを

「時間と場所を超越して、オクジーとバデーニに会えたんだろうな…」と思える感動的なシーンでした😍

この記事で分かること
  • 異端審問官たちのおさらい
    • 一章~三章に登場する異端審問官たちの相関図
  • アッシュとダミアンが語った教会の歴史について
  • ポトツキはラファウの処刑後まもなく亡くなった?
  • フライの言動が怪しい?

今回は教会側の、特に異端審問官の情勢が明かされました。

異端審問官は一章から三章に登場しますが、その全てを覚えている方は少ないのではないかと思います。

この機会に各章ごとに登場した異端審問官をおさらいしていきましょう😊

気になった方は最後まで読んでみてくださいね🎵

前回の考察はこちら👇

このページはアニメ「チ。 ―地球の運動について―」の19話のネタバレを含みます。

19話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。

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異端審問官たちのおさらい

今回は若手審問官・アッシュが新たに登場しました。

よつ異端者に対して顔色一つ変えずに水責めしているところを見ると、まるで昔のノヴァクを見ているようですね。

ここでは、地動説を信じる者たちとの対比として登場する異端審問官について、図を交えながら解説していきます😉

一章~三章に登場する異端審問官たちの相関図

名前が分かっている異端審問官たちの相関図です。

一章(15世紀前期/35年前)

カミル「ん?知らないのか?ノヴァクさんは出家せず、在俗でやってる。よく知らないが、司教様に腕を買われて特例で任に当たってる。元々傭兵らしいぞ」

ダミアン「よ…傭兵!?そんな血に汚れた手で聖職を?」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第2話「今から、地球を動かす」

ノヴァクは元々傭兵でしたが、司教に腕をかわれて特例で異端審問官の任についています。

ダミアンとカミルはノヴァクの部下です。

ノヴァクは当時4歳だった娘のヨレンタから手紙をもらったり、彼女が冬でも勉強できるようにと手袋を贈ったりと、親子仲はかなり良好だったようです。

ヨレンタの手紙の内容についてはこちらの記事に掲載ています👇

二章(25年前)

二章のノヴァクは「異端者が娘に近づいた」として、即座に行動を開始しています。

会ったその日にオクジーを捕らえていることからも、かなりブチ切れていたことがうかがえますね。

ダミアン「ほ…本当に燃やしたんじゃ…」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第14話「今日のこの空は」

ダミアンは二章でも変わらずノヴァクの部下です。

ただノヴァクの勤務態度を注意したり、強引にオクジーに拷問するノヴァクに意見したりと、唯々諾々いいだくだくとノヴァクに従っているわけではなさそうでした。

カミルはオクジーとバデーニが処刑台に上がった時に告発文を読んでいます。

ゆんこ
ゆんこ

余談ですが、異端者を輸送する際にペーターという審問官が名前だけ登場しています😉

二章では異端審問官が増員され、名前が分かっているのはシモンとレフです。

シモンは助任司祭アントニの謀略で異端にされそうになっていたヨレンタを逃がしてくれた人物です。

ヨレンタの身代わりとしてシモンは火あぶりにされてしまいます。

ヨレンタが後に異端解放戦線の組織長として異端者を解放していたのは、シモンに助けられた自身の経験によるものではないでしょうか?

ノヴァクは焼死体を見て娘が死んだと思い込んで、以降酒浸りの生活を送ることになります。

ゆんこ
ゆんこ

個人的にあの後レフがどうなったのかも気になっています。

三章では登場していませんが、異端審問官をやめて穏やかに暮らしていて欲しいなあ😓

三章(現在)

アッシュ「私は教皇直属の身ですよ。この仕事に司教であるあなたの許可はいらない」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第14話「今日のこの空は」

アッシュはノヴァクのように特例で異端審問官になったわけではなく、正式に教皇に任命された異端審問官のようですね。

司教であるダミアンに対しても不遜な態度をとっています。

アントニ「お前、司教様に気に入られてるか知らんが、審問官ふぜいは身をわきまえろよ」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第11話「血」

何か昔、助任司祭ふぜいが異端審問官に意見してたような気がするけど、気のせいかな~🤣

異端審問官が本来下っ端ではないという話は、こちらの記事で解説しています👇

ダミアンは異端審問官から司教になったようですね。

ノヴァクも異端審問官をやめて、ダミアンに雇われているようです。

娘を喪ったノヴァクをダミアンが憐れんだのかもしれませんね。

ノヴァクは働いている様子もありませんでしたし、「雇う」というより「養う」の方が正しいのかも…。

ノヴァク「地動説を…ち殺す!」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第19話「迷いの中に倫理がある」

ノヴァクはアッシュに協力して異端解放戦線を追いつめようとしているようです。

娘を奪った地動説への恨みを募らせていますが、組織長が最愛の娘・ヨレンタというのは何とも皮肉な話です。

引き裂かれた父娘の再会はあるのでしょうか…?

手袋を間違えて注文してしまったノヴァクはヨレンタと口論になる

ノヴァク「本当にすまなかった。この愚かな私をどうか許してくれ」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第15話「私の、番なのか?」

叶うことならばノヴァクとヨレンタが再会し、ノヴァクが手袋をヨレンタにつけてあげて涙ながらに謝るシーンとかあればいいなぁ…なんて思ってます!😊

ダミアンとアッシュが語った教会の歴史

ダミアン「君はいくら何でも過激すぎる。もう少し柔和な対応で悔悛を促すのが決まりのはず」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第19話「迷いの中に倫理がある」

ダミアンは過激なやり方で異端者を拷問するアッシュを非難していました。

二人のやり取りの中で語られた教会の歴史を一通り調べてみましたが、該当するものがないものもありました。

一番分かりやすいのは、ダミアンの言っていた「大司教が魔女の嫌疑をかけられていた者を集団暴行から救った」という話です。

魔女狩りが本格的に始まったのは15世紀からであり、ダミアンの言っていた500年前には魔女狩りはなかったと思われます。

このため二人が語ったことは本来の歴史を元にしつつも、年代が違うといった創作も混ざっているようです。

修道士に対して異端が石を投げた事件

これは1302年に起こった司教カスタネへの住民の抗議活動を指している可能性が高いです。

正統教義の普及と異端者の改宗を促す活動を行っていたドミニコ会士に対して、住民が石を投げつけたという話があります。

法王の使節が殺された事件

これは1208年に教皇特使ピエール・ド・カステルノーが暗殺された事件を指しているのではないかと思われます。

ただしこの事件は異端が修道士に石を投げた事件と「同じ頃」と言うには少し年代が離れています。

そのため、アッシュの話は実際の歴史的事実を元にしたフィクションではないかと考えています。

呪術師が法王に?

呪術師の法王というのは、シルウェステル2世を指すのではないかと思っています。

彼は後に「紀元千年の魔術師教皇」と呼ばれ、さまざまな伝説が残っている教皇です。

ゆんこ
ゆんこ

シルウェステル2世には「悪魔と契約して海を飛び越えた」「質問に答える青銅製の頭を作った」といった逸話がありますが、さすがに事実ではないと思います😅

アッシュとダミアンの話の真偽はともかくとして、このシーンで言いたかったのは、今後の教会の在り方がどうあるべきなのかということでしょうね。

19話の感想

ノヴァク「悲惨だな…もっと安全に生きる可能性もあっただろうに」

ゆんこ
ゆんこ

あんたの娘だよ!😭

…とツッコみたくなるシーンでした

今回は主に異端審問官たちの話をまとめましたが、いかがだったでしょうか?

以下、気になることをピックアップしています!

バデーニがいた村は廃村になっていた

クラボフスキ「本自体は1年前に押収しました。廃村の教会から見つかったとか」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第19話「迷いの中に倫理がある」

25年前にクラボフスキがオクジーの本を復元したとして、1年前に押収されたということは、それまでは村の教会で秘匿されていたということでしょう。

ひょっとしたらクラボフスキが時々本棚から取り出して読んでいたのかもしれませんね🤩

村が廃村になっていたのは何気にショックでした。

バデーニが左遷された村は老人が多かったですし、時代の荒波に飲み込まれてしまったんでしょうか😓

ポトツキは「大昔」に死んでいた

アッシュ「ポトツキなる人物は大昔に死んでいて、現在その住所には全く無関係と思われる市民が住んでいるだけ」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第19話「迷いの中に倫理がある」

ラファウの養であるポトツキは既に亡くなっているようです。

ゆんこ
ゆんこ

もう利益の1割を寄付できないのか…😭

調べてみたところ、1950年~1955年のポーランド男性の平均寿命は58.6歳でした。(World population prospectionより)

15世紀ともなるとさらに平均寿命は短かったはずなので、35年経った現在でもポトツキが生きている可能性はかなり低いとは思っていたんですが、気になるのは「大昔に」というキーワードです。

ひょっとしてポトツキは、ラファウが処刑されて間もなく亡くなったのかもしれません。

「初犯は死なずに済む」というノヴァクの言葉を信じ、ラファウを密告したことを激しく後悔していたんでしょうか…😓

本編では描かれていませんが、ポトツキがその後の人生をどう生きたのかも気になりますね。

まるで尋問?フライの怪しい言動

フライ「では次こそがこの最重要任務の最終目的地なのですね」

シュミット「うむ」

フライ「それはどこで?」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第19話「迷いの中に倫理がある」

やたらとフライが目的地を聞きたがるのが気になりました。

まるで尋問のような…。

どこかに情報を流していたりするのでしょうか?

フライは火薬の配合を知る貴重な人材ではあるんですが、この回でちょっと怪しく見えてきちゃいました😓

おまけ:フベルトのネックレスについて

オクジーが捕まってからどこにいったのかと気にしていましたが、フベルトのネックレスはノヴァクが持っていました!

ラファウ「これは自戒です。異端への怒りと警戒を忘れないようにするためです」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」第3話「僕は、地動説を信じてます」

ラファウの場合は嘘から出た言葉でしたが、ノヴァクは本当に自戒の意味でネックレスを持っていたっぽいですね。

酒浸りの生活を送りながらも、最新技術である活版印刷の構造にも詳しかったことから、いつ地動説が復活しても叩き潰す準備は怠っていなかったのかな…と感じています。

そしてネックレスの持ち主は大体死んでいるので、ノヴァクの今後が心配です…。

さらには次回サブタイトルが「私は、地動説を愛してる」で震えてます…。

ヨレンタ…大丈夫だよね?😭

ノヴァクに剣を向けたりしないよね…?

次回の更新は2月9日(日)の予定です。

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