誰にでも起こりうる話なだけに辛すぎました…
アニメ「推しの子」の第6話「エゴサーチ」の考察です。
恋愛リアリティショーで起こったある事件をきっかけに、出演者の黒川あかねがSNSの誹謗中傷によって追い詰められていくという内容でした。
「実際にネットで誹謗中傷された経験がある」という方にとっては、非常に辛い内容だったのではないでしょうか。
インターネットが普及した現代では、誹謗中傷に晒されることは他人事とは思えないだけに、私も見ていて心が沈む回でした😭
アクア「俺は敵じゃない。頼むから落ち着いてくれ」
あかねが命を絶つ前にアクアが止めてくれて本当に良かった…。
あかねは来週アクアが救ってくれると信じています!
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ【推しの子】の6話のネタバレを含みます。
6話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。
MEMちょの声が怖い理由
MEMちょ「謝罪って日本人の道徳的には正しいけど、炎上対策としては下の下なんだよ」
炎上後、あかねがMEMちょの言葉を思い出すシーンがありましたよね。
MEMちょの目元が見えず怖い声になっていたのは理由がありました。
大久保「あかねの回想でさ、MEMちょがさ、”謝るのは下の下なんだよ”みたいな話してるじゃん。あのシーンわざとちょっと怖く言ってくださいって」
石見「あっ、そうだったんですか。何かそれ私もオンエア見てゾクッとして。そういう演出だったんですね」
大久保「そう、あかねが思い出してることだから。MEMちょのあの言葉が今刺さってるシーンだから、ここは敢えてキツくっていう」
【推しの子】生放送 「苺プロダクション給湯室」!出演は石見舞菜香さん&大久保瑠美さん!
真面目すぎるあかねはMEMちょの言葉を思い出して、責められている気持ちになっていたんですね😭
黒川あかね役の石見舞菜香さんとMEMちょ役の大久保瑠美さんが出演する「苺プロダクション給湯室」はこちらでご覧になれます!👇
アクアがあかねを助けた理由
恋愛リアリティショーでは誰かと張り合うこともなく、ただ番組終了までやり過ごすというスタンスのアクアでしたが、極限まで追いつめられたあかねを助けに来てくれました!
アクアがあかねを助けた理由としては、アイも死後ネットで好き放題書かれたことがあったからではないでしょうか?
被害者であるアイが亡くなっており、同情的な意見が大半だったこともあって、3日ほどでネットでの誹謗中傷も鎮静化していきましたが、アイを目の前で殺され失意の底にあったルビーとアクアにとって、傷口に塩を塗られるような辛い体験だったと思います。
何故アクアがあのタイミングで現れたのかは疑問が残りますが、真面目で努力家のあかねが心ない誹謗中傷で自ら命を絶つのを未然に防いでくれて、アクア本当にグッジョブです!
アクア私見?MEMちょ年齢詐称疑惑
恋愛リアリティショーでリアルに恋をするのか?という問いに対して、出演者が自分の意見を言うシーンがあったのですが、Mちゃんだけ(18?)と書かれていましたね。
共演者に焼肉を気前よく奢るシーンで「ガキどもー!」と叫んでいたり、あかねが無理していることに誰よりも早く気づいていたりと、おバカ系癒し枠らしからぬ気遣いを見せているあたり、実際のMEMちょはかなり年上なのかもしれません。
それにしてもガッツリ顔が出ているのに、イニシャルでMちゃんとか書く意味はあるんでしょうかw
6話の感想
本人たちの中では解決したことだとしても、それをネットは許さない。
ネットの闇が深すぎて、見ていてしんどい回になりました😢
私も含め、これから皆さんが生きていく中で、ネット上での誹謗中傷トラブルに見舞われることがあるかもしれません。
もし誹謗中傷される側になった時、冷静でいられる人はいないと思います。
私にとって、今回の話は「もし自分や友人家族がネットで誹謗中傷されたらどうしたらいいか」を考えるきっかけになりました。
タブー視するのではなく、「自分の身に起こり得ること」として、自分や大切な人の命と心も守る術を知っておいた方がいいのかもしれませんね。
以下備忘録として、ネットで誹謗中傷された時の対処法やネットトラブルに対応してくれる相談窓口をご紹介させていただきます。
もしネットで誹謗中傷されたら
魚拓やスクリーンショットで証拠を保存
ネット上で誹謗中傷が安易に行われてしまうのは、その匿名性から「問題が起こっても、発言やアカウントをすぐ消せばいい」という発信者の逃げ得な一面にあります。
まずは画像を保存し、該当URL・誹謗中傷の内容・日時・回数などを証拠として残しましょう。
以下、一例としてTwitterでの魚拓のやり方を画像つきでご紹介します。
Twitter画像化保存サービス Twitter魚拓👇
しかるべきところに相談する
漠然と「弁護士に相談すればいいのかな…?」と思っていたので、総務省・法務省・民間の機関が垣根を超えて窓口を設けていることを知ることができて良かったです!
違法・有害情報相談センター
誹謗中傷ホットライン
最も多い相談は、「子どもの写真をSNS上に勝手にあげられた」などプライバシーの侵害にあたるパターンです。
大切な子どもが危険に晒されるのは、親としては絶対に避けたいところ。
紹介させていただいたサイトでは、誹謗中傷以外でもネットでのトラブルを無料で相談できます。
(*連絡にかかる通信料等は自己負担です)
追いつめられて苦しむ人が少しでも減りますように…!
次回の考察はこちら👇
コメント
そうっすね、ネットリンチとかやる人最低ですね
自分らは優秀だから、あの人はおかしいからと思い込みで人を傷つけてはいけない
コメントありがとうございます!
SNSは鍵垢でない限り世界中の人から見られていますから、自分がうっかり加害者にならないように気をつけたいですね😅