狙われたウシオ。ヒルコ洞に主要キャラが集結!
アニメ「サマータイムレンダ」の11話「食餌の時間」の考察ページです。
11話は島の地下にある「ヒルコ洞」の激闘が描かれました。
中でも、野良を二人付き従えて慎平達の前に現れた朱鷺子に驚かれた方も多いと思います。
また、シオリを見て竜之介は「ハイネ」と呼びました。
ここから竜之介の正体や14年前に何が起こったのかを推理していきます。
それでは考察していきましょう!
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「サマータイムレンダ」11話のネタバレを含みます。
11話をご視聴の後読んでいただけると、より楽しめます。
菱形家の役割とは?
朱鷺子は人間でありながら、影に協力していました。
慎平たちの前に現れたのは、ウシオを回収するためのようです。
一体菱形家はどんな役割を担っていたのでしょうか?
ヒルコ様(ハイネ)に食餌を提供する
霊安室のようなところに、窓の父・青銅がいます。
横たわっていた遺体は、島を訪れていた三浦という刑事。
状況から考えると、朱鷺子が三浦の存在を知らせた後殺された可能性が高いです。
菱形家はこうして、島に侵入してきた危険因子を秘密裏に処分しては、ハイネに食餌として提供する役割を担っていたと思われます。
ひょっとしたら病院を隠れ蓑にして、今まで病院で亡くなった人をハイネに献上していたのかもしれないですね。
看護師の根来も協力者か
看護師の根来も協力して、ハイネに食餌を運んでいました。
恐らく菱形病院はヒルコ洞へ繋がっており、病院から死体を運んでいたのではないでしょうか?
窓は何も知らない
朱鷺子「何にも知らんお兄ちゃん。お兄ちゃんはお父さんに選ばれやんかった」
青銅は窓に秘密を話すことを反対していたようです。
その理由は明らかになってはいませんが、朱鷺子だけが秘密を聞かされ、手を汚していたようですね。
朱鷺子は澪だけは巻き込みたくない
朱鷺子「澪にだけは言わんといてください」
澪を巻き込みたくないことはもちろんのこと、朱鷺子は自分の裏の顔を澪に知られたくないような印象があります。
自分が手を汚すことには納得しているものの、四本腕の影やハイネたちの目的に100%同調しているわけではなさそうです。
3周目の夏祭りの時に、朱鷺子は四本腕の影に殺されていますしね。
でも、今まさに澪も下水道を通ってヒルコ洞に来ていますからね・・。
澪と出会ってしまった時、朱鷺子はどんな判断を下すのでしょうか?
できれば、澪を守るために慎平側について欲しいのですが・・。
慎平は何故ネイルガンを捨てた?
慎平たちは朱鷺子に案内されヒルコ洞の最深部へと進んでいきます。
何故慎平は朱鷺子に言われるがままネイルガンを捨てたのでしょうか?
理由は二つあります。
- 何かを掴んでからループしたかった
- ネイルガンはコピー品で、ウシオが生きていればいつでも復元できる
朱鷺子は恐らくネイルガンがコピー品であることに気づいていません。
黒幕のところに辿りついた後で、ネイルガンを復元すれば、まだ逆転のチャンスはあると考えたのかもしれません。
ヒルコ洞とヒルコ伝承について
ヒルコ伝承について、時系列で整理しました。
- 大昔、ヒルコ様が日都ヶ島に流れ着き、自然の洞窟(ヒルコ洞)に住み着いた
- 明治の半ばまでは、干潮の時だけ現れる入り口が日都ヶ島港にあった
- 日清戦争中、軍が港を整備した時に入り口が塞がれた。
恐らくですが、ヒルコ洞にサンゴなどの影があったのは、ヒルコ様が日都ヶ島に辿りつく以前にいた海を再現しようとしたのではないでしょうか?
もし5周目があるなら、雁切あたりにヒルコ伝承について詳しく聞きたいですね。
ひづるたちの足取り
8話で慎平たちとは別行動をとることになったひづると根津。
二人の足取りを整理しましょう。
- 今まで下見だけだったミオが自宅に侵入してきた
- ミオは慎平が自分たちの仲間だと知っていた
- コバマートで影は全員倒したはずなのに何故?
- シオリは死んでいないと結論づける
- ひづるは下水道が怪しいと睨んだ
- マンホールから下水道へ
- 影しか通れない鉄格子の前で行き詰まる
- 澪と凸村が現れ、シオリが鉄格子を消す
- 澪と凸村を追って、ヒルコ洞窟へ
- 四本腕の影とシオリと対峙
14年前、ひづる達やハイネの間に何があったのか?
竜之介たちの前にシオリや四本腕の影が現れ、二人は絶対絶命のピンチに陥ります。
このシーンは気になることが多かったので、竜之介のこと、シオリのこと、そして14年前に会ったことを情報を元に整理していきます。
竜之介は人格と記憶だけがひづるの中に入っている
以前慎平が、「南雲先生は二重人格なんですね?」と聞いた時に、根津は「当たらずとも遠からじ」と言っています。
11話で新たに、竜之介の人格と記憶だけがひづるの中に入っていることが分かりました。
さらに竜之介が2秒先の未来が見えることも判明しましたね!
こちらの記事で詳しく考察しています。
シオリ=ハイネ?
9話の記事でシオリとハイネの関係について考察しています。
シオリが致命傷のはずなのに死ななかったこと、アサコに指示を出していたことを考えると、シオリが他の影とは違うことは明らかであり、シオリがハイネであるとすれば辻褄はあいますね。
ただハイネはヒルコ洞の最深部に鎮座していたので、竜之介と同じく、人格と記憶がシオリの中に入っている状態なのではないでしょうか?
あれ?そうなると、竜之介も影ってことなんですかね?😓
14年前の出来事を整理
7話でひづるはこう話しています。
ひづる「私は14年前、この島である影と出会い、そいつに家族を殺された」
そして今回のハイネのセリフです。
ハイネ「さすがひづるや。何で邪魔しに帰ってきた。次に会うたら殺す言うたやろ?」
つまり竜之介を殺したのがハイネということになります。
- ハイネはごっこ遊びをしていた
- 竜之介はハイネの右目を奪った(?)
- ハイネは竜之介を殺した
- ひづるはハイネが竜之介を殺すところを目撃した
- ハイネはひづるに次に会ったら殺すと言った
四本腕の影「体の方はどこへ行ったんですか?母の右目を奪い去った体の方は?」
この言葉からすると、竜之介がハイネの右目を奪ったことになります。
しかし、ハイネがひづると根津の記憶をスキャンしたところ、ひづると竜之介は体の行方を知りませんでした。
ハイネの右目は慎平が持っているんですよね。
ハイネの右目は、竜之介→潮→慎平とわたっていったことになります。
ハイネの空腹が満たされることはない?
ヒルコ洞に響き渡るハイネの腹の音。
相当空腹なようですが、ハイネの空腹が満たされることはない気がしています。
というのも、ウシオが気になることを言っていたからです。
ウシオ「これは本体に負ったダメージ・・。データの破損・・。治すには食事が必要。データを治すにはオリジナルをもう一回スキャンするしかない。でも潮は灰になった。もうこの傷を・・治す方法はない」
ハイネも普通の影と同じくオリジナルの人間がいるとしたら、ハイネの空腹を満たすにはオリジナルの人間をスキャンする必要があるはずです。
しかし日都ヶ島にはハイネのオリジナルはいないような気がします。
着物の女の子とか目立ちますもんね💦
シオリ(ハイネ)「終わりやねん。この夏でもうおしまいやねん」
ハイネもウシオと同じく衰弱しており、体は輸血が必要なほど限界を迎えている。
だからこそ「この夏でもうおしまい」という言葉が出たのではないでしょうか?
しかし衰弱しているわりには、シオリとしてうろうろしているところを見ると、ハイネの体のことはまだまだ未知数な点があります。
澪はシオリに誘い出された?
シオリ(ハイネ)は、澪を下水道へと案内しヒルコ洞へと導いています。
ウシオを回収しようとしたり、澪をヒルコ洞へ連れてこようとしたり、目的は何なのでしょうか?
家族ごと影になり代わるにしても、潮は故人、澪とアランは影を倒しているので免疫があります。
何か別の、小舟家に固執する理由があるのかもしれません。
11話の感想
サブタイトル「食餌の時間」ということで、正直慎平たちがモグモグ食べられてしまうのかとヒヤヒヤしていましたが、そんなことはなくて良かったです。
ホッとしたのもつかの間、12話のサブタイトルが「血の夜」とあり、まだまだヒヤヒヤする時間は続きそうですね😭
そんな中で、チョロすぎる凸村にはかなり癒されましたw
4周目はウシオとの交流がクローズアップされ、澪の出番はあまりなかったのですが、今後澪の活躍が見れるかもしれませんね😊
まだまだハイネ関連は分からないことが多いですが、より分からないのが四本腕の影の方ですね。
ハイネに付き従う影のようですが、一体何者なのでしょうか?
私としては、ハイネよりもこの影の方が不気味です。
何せエンディングではモザイクかかっていますからねw
この四本腕の正体が分かるまで、慎平には粘って欲しいです。
次回の考察はこちら👇
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