グエル再びガンダムに蹂躙されるも、好感度は爆上がりか
アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第5話「氷の瞳に映るのは」の考察です。
今回「強化人士」という単語が出てきました。
そしてエランは強化人士4号と呼ばれていましたね。
今までエランがスレッタに近づいていたのは、ベルメリアやペイル社CEOたちに命令されていたからだったようです。
スレッタが自分と同じ強化人士ではないと知るや否や、手のひら返しで冷たくなったエランとは裏腹に、スレッタへの好意が全く隠せていないグエルが対照的な回でしたね😂
それではさっそく考察していきましょう!
地球寮の人物一覧がある前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の5話のネタバレを含みます。
5話をご視聴の後で読んでいただけると、より楽しめます。
アニメ本編や公式サイトに掲載されている用語以外は使用していないので、ガンダム初心者さんも安心してご覧いただけます。
スレッタには兄弟がいる?
アリヤ「この石は…兄弟とか?」
スレッタ「いない…です」
アリヤ「う~ん…じゃあ何だろう?」
水星の魔女5話「氷の瞳に映るのは」
地球寮でアリヤがスレッタを占うシーンがありました。
パジャマ姿で女子会をしていたり、すっかりスレッタが地球寮に馴染んでいるスレッタが微笑ましいです😊
ここでの兄弟がエアリアルなのか、もしくはプロローグに登場したエリクトのことなのか気になりました!
今後誕生日は重要なキーに?
スレッタ「ここにいない人も占えますか?」
アリヤ「誕生日。占いたい人の誕生日教えて」
スレッタ「知らない…です」
水星の魔女5話「氷の瞳に映るのは」
スレッタが言っていた「ここにいない人」は、エランのことです。
だからこそエランとのデートに行く際に、アリヤに「ちゃんと誕生日聞くんだぞ~」と言われています。
プロスペラも電話口で「知らないけど知りたい人ってことなんでしょ?」と言っています。
この時のスレッタにとって、エランは自分に優しくしてくれる「気になる人」だったということになります。
結局このあと、豹変したエランに傷つくことになってしまうのですが…。
ところで誕生日というと、どうしてもプロローグのエリクトのことを思い出してしまいますね。
プロローグを見直しても、この年代がA.S.何年の何月何日のことなのか分かりません。
エリクトの誕生日はガンダム開発凍結が発表され、ヴァナディース機関とオックスアース本社が襲撃された日です。
アリヤの占いに誕生日が必要なことといい、今後誕生日が重要なキーになり得るのかもしれませんね。
強化人士とは何なのか?
プロローグで語られていましたが、GUNDフォーマットにはデータストームという大きな欠点がありました。
GUNDフォーマットは優秀な技術ですが、モビルスーツのような巨大な機会を有機的に動かそうとすると、大量のパーメットが体内に流入し廃人同然になってしまいます。
GUNDフォーマットの生命倫理問題をクリアするには、以下の二つの方法があります。
1.モビルスーツを改良する
2.パーメットの大量流入に耐えられる人間を作る
エランは2の人間ということになりますね。
エランの体にはパーメットが流入した時のような痣が浮かび上がっています。
恐らくこれは通常の人間よりもパーメットに対して耐性を持っているということでしょう。
4号というネーミングの通り、エランの前には少なくとも3名の強化人士がいたことになります。
エラン「つらかったり苦しかったりは?これに乗ることが」
水星の魔女5話「氷の瞳に映るのは」
エランのようにパーメット3でガンダムを動かせるようになるまでに多くの犠牲があり、非人道的な実験が行われたであろうことは容易に想像できます。
さらに恐ろしいのは、エランが「彼女の顔も別人のものだったりして」と言っていることです。
このセリフからエランの顔も別人のものであり、強化人士は顔や声帯を別人にすることもできる技術ということになります。
今後エランのような強化人士や、顔が別人の人間が出て来るかもしれませんね。
いや、もう既に登場しているのかも…?😰
何故エランは豹変したのか?
エラン「スレッタ・マーキュリー…君は僕とは違う」
エアリアルにはパイロットを死に至らしめるデータストームは起こりませんでした。
つまり普通の人間がエアリアルを操縦するのに何ら問題はないということになります。
これはガンダムに乗るために作られ、過酷な人体実験に耐えてきたエランにとって、自分の存在意義を否定されたようなものです。
もしくはもっと早くエアリアルが世に出ていれば、エランが実験で苦しい思いをすることはなかった。
初めエランはスレッタのことを、自分と同じ境遇の仲間だと思っていました。
それが違うばかりか、自分が望んでやまなかった完璧なガンダムに幼い頃から乗り、「家族だ」と言ったスレッタに対して、苛立ちを抑えきれなくなったのだと思います。
完璧なガンダムに搭乗するスレッタへの羨望と嫉妬が、あの冷たい態度に現れたのでしょう。
エラン「僕が勝ったら君のガンダムをいただくよ」
スレッタとの決闘でエアリアルを望んだのもそのためです。
氷の君のメッキが大分剥がれてきましたね
5話の冒頭で、エランはクリバーリ(ホバー砲戦型)3機と決闘しています。
その時には正確な射撃で相手のブレードアンテナを折っていました。
つまりグエルとの決闘においても、わざわざ近づいてディランザのブレードアンテナを折る必要はなかったはずです。
エランは氷の君らしからぬ激情を秘めていることが分かります。
スレッタとの決闘で、彼の心の闇が少しでも晴れてくれるといいのですが…。
スレッタへの好意がダダ漏れなグエル4選
再びガンダムに蹂躙され、噛ませ犬感が漂うグエルですが、決闘の中でパイロットとしての腕がしっかり伝わってくるのがいいですね。
そして何よりスレッタへの好意を全く隠せていないところが、見ていてニヤニヤしてしまいますw
5話の中だけでも4か所、スレッタへの好意が滲み出るシーンがあるので、振り返ってみましょう!
1.デートと聞いて駆けつける
チーフ・メカニックのカミルと共にトレーニングに勤しんでいたグエルですが、ペトラとフェルシーから「氷の君とデートに行ったって!」という情報を聞くやいなや、トレーニングを中断。
グエル「場所はどこだ?」
嫉妬心を隠せないグエルw
そもそも講義中に教室にやってきて、「俺はお前のことなんて全然好きじゃないんだからな!」と宣言したことは学校中の噂になってそうですよね。
それにも関わらず、ペトラとフェルシーがわざわざスレッタとエランのデートのことを伝えに来たということは、グエルの恋心はペトラとフェルシーに筒抜けということになりますw
ペトラとフェルシーどころか、スレッタ以外全員「うん、知ってた😐」っていうパターンもありえそうです🤤
2.惚れた女の涙を見過ごせない
デートに乱入後、傷つき涙するスレッタを見て、グエルはエランに噛みつきます。
エランもイラついていたため、二人は決闘することに。
ヴィムに決闘を禁止されているとか、ダリルバルデが引き揚げられているとか関係ない、惚れた女が泣いているなら、グエルが決闘を受ける理由としては十分なのです。
グエル、スレッタのこと大好きじゃ~~ん!😍
3.初めての女がらみの決闘
グエル「こいつがスレッタ・マーキュリーに近づかないことだ」
シャディク「へえ~」
これははっきりと「初めて」という描写はなかったのですが、少なくとも「女のことで決闘するなんて馬鹿げている」とグエルは思っていたはずです。
グエル「女を賭けるのはお前だけだ」
シャディク「人聞きが悪いなぁ。相手の男が返せって言ってくるだけだよ」
水星の魔女3話「グエルのプライド」
シャディクが女のことで決闘しているのに対して、「お前だけだ」と言っているということは、グエルは女を賭けたことはないということになります。
そんなグエルが、エランに対してスレッタ接触禁止令を出したことには、シャディクも驚いたのではないでしょうか?
このシャディクの「へえ~」は意味ありげですよねw
4.御三家だけど、敵じゃない
グエル「お前分かってるのか?こいつは敵だ。御三家なんだぞ」
スレッタ「あなたも…そうじゃないですか」
グエル「あっ…俺は!チッ…」
水星の魔女5話「氷の瞳に映るのは」
御三家というのは、ジェターク社・グラスレー社・ペイル社のことです。
ベネリットグループ傘下のTOP3の会社であり、ミオリネの花婿になってグループの実権を握ろうとしているので、敵ということになります。
グエル自身もホルダーとしてミオリネの花婿だった時期もあるのに、自分のことを棚に上げてエランを敵認定です。
これにはスレッタも思わずツッコんでいますね。
「あっ…俺は!」の後に何と言おうとしていたのかは、推して知るべしです😊
「俺は御三家だけど、敵じゃない」「俺はお前の味方だ」と言おうとしたのかも?
素直になれないグエルを応援したくなるー!
気持ちがダダ漏れなグエルですが、スレッタ本人には「訳わかんないです」といまいち伝わってないのが切ないところです。
ただスレッタがどもらずに会話できる貴重な異性なので、グエルにもワンチャンあると思っていいのかもしれません🥰
いつかグエルはスレッタに気持ちを伝えるのでしょうか?
あっ、もうプロポーズはしてましたね!w
今後もグエルの恋を温かく見守っていきましょう😊
おまけ:近所のスーパーもグエルの恋を温かく見守っています
グエル先輩、近所のスーパーでも結婚ネタでいじられてたよ🤣#水星の魔女 pic.twitter.com/1ycEwyVa98
— yunko (@todaysyunko) October 31, 2022
ついにうちの近所でも、水星の魔女仕様のエアリアルを見かけるようになりました!😍
何故かグエルのパッケージ(チェダーチーズ味)しかありませんでした。
きっとポップを作った店員さんがグエルファンなんでしょうね😁
5話の感想
はい、グエルの好感度アップが留まるところを知りませんw
ここのところ決闘で負けっぱなしですが、単純にパイロットとしての操縦能力を見るなら、グエルがトップなのではないではないかと密かに思っています。
今回の一番の被害者は、グエルに専用機を強奪された挙句、四肢をもがれてしまったラウダのような気もしますね😅
今度こそグエルはヴィムにぶん殴られて勘当されてしまうのでしょうか?
ペイル社はガンダム・ファラクトをどうごまかすつもりなのでしょうか?
あれ完全にデータストーム起きてるガンダムですけど、生命倫理の観点からも新型ドローンとか言い逃れできないですよね?💦
次回以降の水星の魔女も見逃せません!
それでは、以下に気になった点をピックアップしていきます🎵
オックスアースの亡霊たち
強化人士の管理をしていたベルメリアは、プロスペラの後輩でした。
もしプロスペラ=エルノラなら、オックス・アース社時代の後輩ということになります。
オックス・アースの亡霊たちが、モビルスーツ開発企業の中で暗躍している可能性は否定できないですね。
今後もガンダムや強化人士が登場したり、プロスペラ自身がパイロットとしてガンダムに搭乗することもありそうです。
決闘賭博のゆくえ
メカニック科2年のヌーノとオジェロは、決闘賭博に生活費をつぎ込む悪友コンビです。
決闘が終わった時の彼らの様子を見れば、勝ったか負けたかすぐ分かるところが面白いですよねw
スレッタで大儲けしたはずのオジェロは5話で負けまくって生活の危機!?
6話ではスレッタに賭けて挽回して欲しいですね😂
名言生産機ミオリネ
2話でもダブスタクソ親父と名言を生み出したミオリネですが、5話でも名言が飛び出しました。
「ロミジュリったら許さないからね!」
水星の魔女の世界ではロミオとジュリエットが存在することが分かりましたw
今回は婚約者としての存在感を出すことはできませんでしたが、次回以降ミオリネには頑張って欲しいです。
そして私が個人的に気になるのは、ダブスタクソ親父ことデリング総裁が2話以降姿を一切見せていないことです。
裏で動いているのか、それとも娘にダブスタクソ親父と言われたのがショックで引きこもっているのか、一体どちらなのでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございます🎵
それでは、また来週の考察でお会いいたしましょう!
次回の考察はこちら👇
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