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【チ。考察】オクジーが理解できない3つのことを解説!

チ。

オクジーは死を恐れている?

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第5話「私が死んでもこの世界は続く」の考察です。

グラス「二つ目を手短に言う!」

ゆんこ
ゆんこ

今そんな場合じゃねえ!

とオクジーとシンクロしてしまいましたw

それにしても、フベルトのネックレスって不思議な力があるといいますか、ちょっと不吉ですよね。

何せ持ち主は全員死んでいるわけですから…😓

この記事で分かること
  • オクジーが理解できない3つのこと
    • 地動説とは何なのか?
    • 何故異端者とグラスは満足気だったのか?
    • 何故二人が自分に託したのか?
  • ノヴァクの強さの秘密
  • オクジーは死を恐れている?
  • 異端者はネックレスをどうやって手に入れたの?
  • ポトツキの協力とは何だったのか?

今回はオクジーにとって不可解な3つのことについて解説しています。

その他、オクジーが死を恐れている行動や、ポトツキの協力について予想しています。

気になった方は是非最後までご覧ください😉

前回の考察はこちら👇

このページはアニメ「チ。 ―地球の運動について―」の5話のネタバレを含みます。

5話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。

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オクジーが理解できない3つのこと

オクジー「期待されても困る!」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第5話「私が死んでもこの世界は続く」

この4話はオクジーにとって不可解なことがいくつも起こった回でした。

その不可解なことについて、3つ挙げていきましょう!

地動説とは何なのか?

ノヴァク「私も元傭兵だから分かるが、どうせヤツらは文字一つ読めんだろう。異端になる能もない

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第5話「私が死んでもこの世界は続く」

ノヴァクが言っていたとおり、オクジーにはほとんど学がありません。

かろうじて、手紙の表紙に書かれた「ziemia」という字が読める程度でした。

神童と言われたラファウであれば、フベルトの残した研究資料の価値が分かっていましたが、恐らくオクジーには書いてある内容はおろか、文字すら理解できないでしょう。

何故二人は笑っていたのか?

次に不可解だったのが、異端者とグラスの二人の死に際が満足気だったことです。

代闘士という職業柄、オクジーは多くの人の死を見てきました。

オクジー「この仕事で人が死ぬ瞬間を何度も見てきた。でも誰一人満足な顔で死ぬ人はいなかった

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第4話「この地球は、天国なんかよりも美しい」

その全てが死への無念を物語っており、「地獄の入り口が見えてるみたい」とオクジーは形容しています。

そんな死に顔を見慣れているオクジーからすれば、二人の満足気ともいえる死に顔は理解できないものであったと容易に想像できます。

何故二人が自分に託したのか?

そしてオクジーにとって最も理解不能なのが、「何故自分だったのか?」ということでしょう。

地動説どころか、文字すら読めない自分を、何故二人は身を挺して助けてくれたのだろうか?

自分が託されたものの重みを、オクジーは感じているはずです。

ノヴァクに顔を見られていないオクジーであれば、どこか遠くの町でやり直すという選択肢もありました。

にもかかわらず、バデーニに会いに行ったということは、オクジーなりに二人に託されたものに向き合おうとしているのではないでしょうか。

グラス「二つ目は一つ目全部無視してこの世界に期待することだ」

オクジー「はあ?」

グラス「そしていつか再びその目で空を見てくれ」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第5話「私が死んでもこの世界は続く」

グラスの遺言どおり、オクジーが再び空を見る日もそう遠くないでしょう。

ラファウ「こんなに…美しかったのか」(3話)

その時オクジーは、ラファウのように宇宙そらの美しさに感動するのかもしれませんね😊

ノヴァクの強さの秘密

オクジー「す…隙がない。この人強い。戦ったら多分死ぬ

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第5話「私が死んでもこの世界は続く」

代闘士であるオクジーは当然強さが求められます。

そのオクジーをして「戦ったら死ぬ」というわけですから、ノヴァクはかなりの手練れであることが分かります。

ただものじゃないのは分かっていましたが、一体ノヴァクの強さの秘密は何なのでしょうか?

ノヴァクはフス戦争に参加していた?

ダミアン「え?審問官は独身のはずじゃ?」

カミル「ん、知らないのか?ノヴァクさんは出家せず在俗でやってる。よく知らないが、司教様に腕をかわれて特例で任にあたってる。元々傭兵らしいぞ

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第2話「今から、地球を動かす」

ノヴァクは傭兵であったことが分かっています。

司教というと、聖職者の中でも大司教に次ぐ高位の聖職者なので、司教が傭兵の腕をかう機会はかなり限られます。

その中で候補の一つと考えられるのがフス戦争です。

フス戦争とは?
  • 1419年から1434年にかけてボヘミア(現在のチェコ共和国の一部)で起こった戦争。
  • カトリック教会とフス派の戦い
  • カトリック教会の力が弱まり、後のプロテスタント運動につながる

当時の司教は領主としての役割も担っていたため、時として軍事力が必要でした。

フス戦争が長期化したことを考えると、司教がノヴァクを雇った可能性があります。

激しい戦いの中で司教はノヴァクの腕を買い、戦争が収束した後に領地の平穏を守る目的で異端審問官に任命したのかもしれませんね。

ゆんこ
ゆんこ

オクジーがノヴァクを倒して、ラファウの仇をとってくれるかな?と思っていたんですが、そう簡単にはいかなそうですね…😓

オクジーは死を恐れている?

グラス「君はまだ天国に行くべきじゃない」

オクジー「な…何故?」

グラス「君の顔はまだ、死を恐れてるからだ」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第5話「私が死んでもこの世界は続く」

グラスがこう言ったのにはちゃんとした理由があります。

確かにオクジーは死を恐れる行動をとっているからです。

オクジー「負けました!俺が悪いです!許してください!!」

ノヴァク「え?えー…」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第5話「私が死んでもこの世界は続く」

ノヴァクに対して降伏したシーンですね。

もし早く天国に行きたいなら、ここでノヴァクに殺されてもよかったはずです。

にもかかわらず、オクジーは全面降伏し生き残ろうとしました。

また橋が壊れた時もオクジーはとっさにツタを握り、全力で生きようとしています。

口では天国最高と言いつつ、心のどこかではこの世に期待しているオクジーの本質を、異端者やグラスは見抜いていたのかもしれませんね。

異端者はネックレスをどうやって手に入れたの?

フベルトのネックレスを何故異端者が持っていたのか気になっていましたが、恐らくネックレスは石箱に入っていたものと思われます。

ラファウが手紙を書き終えた時、ペンダントは机の上にあり、その後ラファウはペンダントを身に着けていません。

このことから、手紙とともに石箱に入れられたのではないかと思っています。

5話の感想

ゆんこ
ゆんこ

フベルトのネックレス、耐荷重いくらなん…?

まずは成人男性の体重を支え続けた、強固すぎるネックレスの紐を賞賛したいと思います😂

フベルトさんの尋常ならざる思いがこもっているのか、グラスが自身で紐を切るまで耐えてましたねw

シリアスな場面に不届きなこと考えててすいません…。

以下、少し気になったシーンについて書いています。

ポトツキの協力とは何だったのか?

この星空の秘密を捧げる。

なお、これにより利益が生じた場合、その1割をポトツキに贈与すること。

彼の協力は心強かった。

住所は…

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第5話「私が死んでもこの世界は続く」

今回ラファウが3話冒頭で書いていた手紙の内容が明らかになったわけですが、「彼の協力」という文面が気になりました。

ポトツキの協力というのは一体何を指すのでしょうか?

少なくとも、その協力とは売上の一割に値するものであることが分かります。

そこで考えられる可能性を4つ考えてみました。

  • 育ててくれた恩
  • 家に天文の資料が多くあったこと
  • 石箱のありかのヒントを残す手伝い
  • ラファウを逃がす手伝い

まず①は、そもそも孤児であるラファウを見出して育ててくれたのがポトツキだったことを指します。

続く②は、二度目の異端認定は即火あぶりと分かっていながらも、天文の資料を残してくれたということです。

異端者「そこにある二つの大岩のそれぞれに中央に印がついた三つ星…オリオンのベルトが彫られていた」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第5話「私が死んでもこの世界は続く」

③では、観測地にある大岩に、石箱へと続くヒントが彫られていたことが気になりました。

これは天文を志し、オリオンのベルトに気づいた人に研究資料を託したいという思いから彫られたものだと思われます。

石箱へと続くヒントを彫ったのがポトツキという可能性が考えられます。

とにかくあの時のラファウはノヴァクに目をつけられ、ノヴァクを欺いて行動する時間がほとんど残されていませんでした。

自分が捕まった時のことも考えて、あらかじめポトツキに石箱へのありかを示すヒントを残す協力を頼んでいたかもしれません。

④はちょっとトンデモ理論なのですが、ラファウを逃がす手伝いです。

ラファウ「ではそろそろ一人にしてもらえますか」

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」の第3話「僕は、地動説を信じてます」

ノヴァクはラファウの死を直接確認したわけではありません。

毒の成分を確認したわけでもありません。

ならばこの死そのものが偽装で、ラファウを運び出す人と、死体に火をつける人を買収すればワンチャンラファウを逃がせるのでは…?

という希望的観測です。

とはいえこの説だと、10年間ラファウに何の動きがないのも不自然ですね😅

あと、残念なことにラファウを火あぶりにした人もモブでした😭

やはりラファウが生きているというのは望み薄でしょうか…。

OPにラファウによく似た青年が登場するせいで、ラファウが生きているのではないか?というバイアスがかかっているのかもしれません😅

それでも「彼の協力」というのは、ちょっと気になってるんですよね。

皆さんはポトツキの協力は何だったと思いますか?

「私はこう思ったよ!」というのがあれば、教えてくれると嬉しいです😍

ではここまで読んでくださってありがとうございました♪

次回の考察はこちら👇

コメント

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