変態役に定評のある子安さんがクラフト役を務める

アニメ「葬送のフリーレン」の12話「北側諸国の冬」の考察です。

前回の次回予告から子安さんが出ると分かっていたので、クラフトの初登場シーンでは笑ってしまいました😂

フェルン、ズバッと言いすぎぃ！

まぁ暗がりで半裸エルフがスクワットしてたら無理もないですかね…🤣

今回は前回からのギャップがすごいというか、笑えるシーンが多かったですね！

そんなギャグ満載の回でしたが、グラナト領の人々やクラフトとの交流には一期一会というか、胸が温かくなりました😊

クラフトが言っていた「女神」が気になったので、女神周辺の情報をまとめています！

前回の考察はこちら👇

女神とは何者なのか？

フリーレン「天地創造の女神さまは神話の時代を除いて、この世界の長い歴史の中で実際に姿を現したことは一度もない」

アニメ「葬送のフリーレン」11話「北側諸国の冬」

女神は神話の時代に登場した人物で、現在では信仰の対象になっているようですね。

尖った耳で、見た目は完全にエルフです！

2話で勇者一行が荒れ果てた教会に辿り着き、フリーレンが花畑を出す魔法を使うシーンがありますが、そこに鎮座していた壊れた像も女神でしょう。

クラフト「だから俺は、死んだら天国で女神様に褒めてもらうんだ」

アニメ「葬送のフリーレン」11話「北側諸国の冬」

クラフトのセリフから、女神は天国にいて、生を終えた人を労ってくれる存在のようです。

それでは天国とは一体何なのでしょうか？

天国とは何か？

アイゼン「人は死んだら無に還る」

ハイター「天国に行くんですよ」

アニメ「葬送のフリーレン」4話「魂の眠る地」

フリーレンが言うには、数千年前までは「人は死んだら無に還る」という考えが主流だったそうです。

遥か大陸の北の果て。この世界の人々が天国と呼ぶ場所”魂の眠る地オレオール“にたどり着いた。

そこは多くの魂が集まる場所で、私はかつての戦友たちと対話した。

アニメ「葬送のフリーレン」1話「冒険の終わり」

千年前のフランメの手記の中で、天国という単語が出てきたので、そのあたりから天国という概念が登場したのでしょう。

そして天国というのは、まさにフリーレン達が目指す場所オレオールのことです。

クラフト「そうか。いい友人をもったな、フリーレン。大事にしろ」

フリーレン「いや、その人はもう…」

「今は天国にいるよ」

クラフト「なら、いずれ会えるな」

フリーレン「そうだね」

アニメ「葬送のフリーレン」11話「北側諸国の冬」

もしフランメの言う通り、オレオールが多くの魂が集まる場所ならば、ヒンメル・ハイター・フランメ・女神がいるということになります。

いずれ会えるというのは、フリーレンが死んだら会えるという意味ではなく、オレオールにたどり着いたら会えるということかもしれませんね。

余談ですが、フリーレンがハイターのことを「死んでいる」ではなく「天国にいる」という前向きな表現をしていて胸が温かくなりました😊

フランメやハイターが信じていた天国の存在をフリーレンも信じていて、それはきっとフリーレンの中で二人がちゃんと生きているってことなんでしょうね。

クラフトはどんなエルフ？

いきなりフェルンに変態扱いされていましたが、クラフトは只者ではなさそうな武道僧モンクです。

シュタルク「よく鍛え上げられたいい体だ。あんた、とんでもなく強いだろ」

アニメ「葬送のフリーレン」11話「北側諸国の冬」

シュタルクにはとんでもなく強いと評されているので、かなり腕が立つ人物でしょう。

Kraftはドイツ語で「力・筋力・活力・影響力」といった意味があります。

武道僧とあるので、素手で敵をなぎ倒すのかもしれませんね。

クラフトは大昔の偉人？

クラフト「俺の成してきた偉業も正義も、知っているやつはみな、死に絶えた」

アニメ「葬送のフリーレン」11話「北側諸国の冬」

名のあるモンクだろうと確信しつつも、シュタルクはクラフトの名前を知らなかったようです。

ヒンメル達が活躍していた時代よりも、もっと昔の偉人だったのではないでしょうか？

それなら千年生きているフリーレンが知っていてもおかしくなさそうなのですが…。

「同族と会うのは300年ぶりくらい」とクラフトが言っていたので、エルフと出会うこと自体がレアで、同族のエルフが何か偉業を成し遂げたとしても耳に入ってこなかったのかもしれませんね😅

周囲に与える影響も計り知れない

またクラフトは周囲に与える影響力も強い人物です。

食事前の祈りも最初はクラフトとフェルンだけだったのですが、シュタルク、最終的には女神を信じていないフリーレンも祈りを捧げるようになっていました。

信心深いクラフトがいつの間にかフリーレンたちに大きな影響を与えていたといえるかもしれません。

何よりも、厳しい北側諸国の冬をクラフトと共に過ごす時間を、フリーレン達が楽しんでいる様子が伝わってきますね🥰

シュタルクの受難

今回シュタルクは受難続きでしたね～。

唯一ラッキーだったことといえば、フェルンがいい匂いだと分かったくらいでしょうか！？

死刑執行人登場で気絶！？

「庭の木、切り終えました」

グラナト伯爵にタメ口聞いたシュタルクを処刑しに来たのかと思いきや、庭の木を切った報告をしにきただけだったみたいですね。

シュタルク「勘弁して…」

二度目の気絶で走馬灯が見える？

シュタルク「それに…あんなに大きいジャンボベリースペシャル。俺…どうしちまったんだ？」

アニメ「葬送のフリーレン」11話「北側諸国の冬」

低体温症になったシュタルクが見た夢です。

これは人が死ぬ前に見るという走馬灯？

それとも、三途の川の向こうで死んだおじいちゃんが手を振っている的な風景でしょうか？

シュタルクの人生の中でどんだけジャンボベリースペシャルの影響でかいのよ🤣

おじさんの添い寝に思わず二度見！？

避難小屋で目覚めたシュタルクの隣にはクラフトが！

低体温症になったシュタルクをクラフトが温めてくれたみたいです。

目覚めたシュタルクはクラフトの方を見た後一旦目をそらし、目を閉じた後もう一度クラフトを見ています。

ちょっと現実逃避している様子が伺えますねｗ

シュタルク「誰！？このおっさん！！」

十分に溜めてからのもっともなツッコミに噴くしかありませんでしたｗ

どうせ人肌で温めてもらうなら、フェルンがよかった…とボヤいていたとかいないとか！？

11話の感想

初登場シーンのつかみから、クラフトの穏やかな気質、只者ではない雰囲気など、シュタルクじゃなくても「楽しかったぜー！」と言いたくなりました🥰

一体どんな戦いをするのかも気になるので、再登場を楽しみにしておきたいです！

以下、気になったことをピックアップしています！

大きくなった食事もある

アウラ達を倒したフリーレンたちに町の人からの感謝の気持ちなのか、フェルンが「美味しい」と言っていた料理がふるまわれていました。

サイズはかなり大きくなってますねｗ

意外だったのが、少食だと思っていたフリーレンもガッツリと頬張っていることです。

人は見かけによらないんですね…。

何でフリーレンは今でも魔力を制限しているのか？

ハイター「常に魔力を制限しているのに？」

フリーレン「…」

ハイター「それは血の滲むような努力の賜物に見えますが。それこそ人生を懸けたような」

アニメ「葬送のフリーレン」11話「北側諸国の冬」

フランメに「お前は一生をかけて魔族を欺くんだ」とは言われていましたが…。

もう魔王は倒したのだから、力を隠す必要はない気がしますが、やはり魔族を根絶やしにするまで魔力の制限は続けないといけないということでしょうか。

それとも魔王に代わる強力な魔族が遠い未来に現れることを意味しているのでしょうか…？

ハイターの褒めるという教え

女神の代わりに褒めてくれたハイターはフリーレンにも変化をもたらしました。

フリーレン「フェルン。シュタルク。よくリュグナー達を倒した。偉いぞ」

アニメ「葬送のフリーレン」11話「北側諸国の冬」

リュグナーとリーニエを倒したフェルンとシュタルクをしっかりと褒めています。

身の上話を聞いてくれたハイター、その時の嬉しい気持ちがフリーレンを変えたのです。

フェルン「当たり前です。こういう時はしっかり褒めないと！」

アニメ「葬送のフリーレン」7話「おとぎ話のようなもの」

ちなみにしっかり褒めるという習慣はフェルンにも受け継がれていますｗ

さて、次回のサブタイトルが「本物の勇者」ということで、ヒンメル成分が多そうですね！

ちょっと次回予告で衝撃的な文言が見えたのも気になります～🙄

次回の考察はこちら👇

特別ED「bliss」が公開されました！

地上波では金曜ロードショーで1話～4話が放送されました。

その時の特別EDがこちらの「bliss」となっています😊

配信では観られない特別なEDなので、ご覧になっていない方は是非見てみてくださいね🎵