二人はお互いのことをどう思っていたのか？

アニメ「葬送のフリーレン」14話「若者の特権」の考察です。

前半はフェルンとシュタルクの痴話喧嘩を微笑ましく見ていました。

ところが、クライマックスでとんでもないものがブッ込まれてきました…！！

うやうやしく跪くヒンメル、「久遠の愛」を意味する鏡蓮華の指輪、二人を祝福するかのような鐘の音。

そしてヒンメルはフリーレンの左手の薬指にそっと指輪を…。

私でも分かります！

これはプロポーズですね！！⭐

失礼、全視聴者の心を代弁してしまいまいした🤭

むしろ鐘が鳴るタイミングを見計らってたかもしれない！？

やはり今回はプロポーズシーンが衝撃的すぎて、言葉が出ないです…！

ヒンメルのプロポーズで気になったことを振り返っていきたいと思います🥰

前回の考察はこちら👇

フリーレンとヒンメルはお互いのことをどう思っている？

今までの情報から、フリーレンとヒンメルはお互いのことをどう思っていたのか考察します！

フリーレンは恋愛感情が理解できない

フェルン「これと同じ、鏡蓮華の意匠の指輪だったんですよね。花言葉は”久遠の愛情”だそうです」

フリーレン「…そう。知らなかった。どうでもいい。ヒンメルもそんな花言葉知らなかったと思うよ」

アニメ「葬送のフリーレン」14話「若者の特権」

フリーレンの「どうでもいい」というセリフですが、突き放すような言い方でしたね。

鏡蓮華の花言葉に対する「無関心さ」であったり、失くしたものへの「諦め」を感じます。

ただしフリーレンもヒンメルのことを大切に思っているのは確かで、それが恋愛感情だと理解していないだけのように思います。

フリーレン「私たちエルフは長くは生きるけど、恋愛感情や生殖本能みたいなものが軒並み欠落しているからね」

アニメ「葬送のフリーレン」7話「おとぎ話みたいなもの」

エルフは恋愛感情が欠落しているので、ヒンメルの気持ちも、自分の気持ちさえも分からないのかもしれません😅

ヒンメルは全て分かっている？

一方ヒンメルですが、鏡蓮華の花言葉はもちろんのこと、フリーレン本人すら気づいていないフリーレンの気持ちにも気づいていたのではないでしょうか？

『そうだろうね。でも、僕を見つめている彼女は一目でわかるはずだから』

『そういうものですか』

『そうとも』

「勇者」楽曲用原作小説「葬送」

ヒンメルの銅像を見つめる様子を見ればフリーレンだと分かるというのなら、フリーレンのヒンメルへの思いは顔に出ていることになります。

なんでわかるの？　と食事の席で一度聞いたこともあった。

「君たちは考えていることがすぐ顔に出るからね」

　そう言うと、ヒンメルは微笑む。

「勇者」楽曲用原作小説「葬送」

フリーレン達の食べたいものが分かるなど、ヒンメルは一行のことをよく理解していました。

ここまでフリーレンのことを理解していながら、はっきりと「好きだ」と告白しないのは、フリーレンが恋愛感情を理解していないからです。

フリーレン「私はみんなのこと何も分からない」

ヒンメル「なら知ってもらえるように頑張るとするかな」

アニメ「葬送のフリーレン」3話「人を殺す魔法」

フリーレンに恋愛感情を知ってもらえるよう頑張った結果が、あのプロポーズシーンに繋がったのかなと思います！

ザイン加入で変わったこと

フリーレンとフェルンの二人旅だった頃とは違って随分賑やかになってきましたね。

シュタルクが加入してパーティが明るくなったような気がしますし、ザインは世間一般の常識を持った大人です。

英雄の弟子だからか、フェルンとシュタルクがそういう性格なのかは分かりませんが、二人は世間一般の常識からちょっとズレたところがあります。

フリーレンの全く色気がない投げキッスにも「えっちすぎる…！」と過剰反応してましたしねｗ

そういった意味で、客観的な視点を持った大人であるザインがこじれそうな関係の潤滑油になっていると感じます🥰

そのうちザインがフェルンとシュタルクの恋のキューピッドになってくれそうな気がしますね👼

フェルンの気持ち

シュタルク「飯でも食いに行く？…ウン。一人で行くね」

アニメ「葬送のフリーレン」6話「村の英雄」

シュタルクはフェルンを食事に誘ったことがありますが、絶対零度の瞳で断られたことがあります。

さらにフェルンの好きなものを知らないという負い目から、フェルンに「一緒にプレゼントを選びに行こう」と言えなかったみたいです😅

しかしフェルンは「嫌がったりなんかしませんよ」と笑顔で言っています。

以下、この二つの理由を解説します。

知ろうとしてくれたことが嬉しいから

フリーレン「フェルン、ごめん」

フェルン「何故謝るのですか？」

フリーレン「私はフェルンのこと何も分からない。だからどんなものが好きなのか分からなくて…」

（中略）

フェルン「あなたが私を知ろうとしてくれたことが、たまらなく嬉しいのです」

アニメ「葬送のフリーレン」3話「人を殺す魔法」

実はフリーレンもフェルンの好きなものが分からず謝ったことがありました。

その時フェルンは「知ろうとしてくれたことが嬉しい」と答えています。

だからシュタルクが自分の好きなものを知ろうとしてくれたことが嬉しかったはずです。

フェルンにとって大切な思い出だったから

ザイン「好きなの選んでいいって言われて断るやつなんて普通いないぜ。きっとそれが大切な思い出だと思っているからだ」

アニメ「葬送のフリーレン」14話「若者の特権」

シュタルクの誕生日の時に二人でプレゼントを選んだことが、フェルンにとっては大切な思い出でした。

ザインはそれを見抜き、二人の仲直りのきっかけを作ってくれていましたね！

14話の感想

いや～すごい回でした！

ヒンメルがこれほど露骨な求愛をしてるなんて思ってもみなかった…🤭

しかし正直なところ、あのプロポーズで気持ちが伝わらないとなると、打つ手がないような気もしています😅

ヒンメルの次の一手やいかに？

人の気持ちをしろうとするフリーレンが、ヒンメル達との旅を回想しながら、今後自分とヒンメルの気持ちに気づいてくれるといいのですが…。

指輪が戻ってきて、大切に指輪を握りしめていただけでも一歩前進でしょうか？

以下小ネタです！

フリーレンが立ち止まった場所

ヒンメルがプロポーズしたのはラート地方のとある町です。

フリーレンはこの町に来た時に、ヒンメル達との旅の思い出を回想しています。

そしてフリーレンが立ち止まったのは、まさにヒンメルがプロポーズした時計台が見える場所でした。

シュタルクが馬鹿でよかった？

フリーレン「ところで何でフェルンが鏡蓮華のブレスレットしてるの？」

フェルン「シュタルク様が馬鹿だからです」

アニメ「葬送のフリーレン」14話「若者の特権」

もしシュタルクが鏡蓮華の花言葉を知っていたら、フェルンにこのブレスレットを贈ることはなかったでしょうｗ

シュタルクが花言葉を知らなかったことが、フェルンにとっては幸運だったのかもしれませんね。

フリーレンEDテーマアニメMVが公開されました！

ED主題歌「Anytime Anywhere」のMVが公開されています。

14話をご覧になった後で見ると、心に沁みます😭

次回の考察はこちら👇