ミオリネがどうやってスレッタを救うのかを予想！

アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第16話「罪過の輪」の考察です。

「それはちょっと困るかも…。でも、お母さんが言うなら諦めます」

自分の夢さえ諦めるほど、スレッタの洗脳が手遅れなレベルでしたね😭

もしプロスペラが「ミオリネと結婚するな」と言えば、スレッタは諦めてしまうんでしょう。

ミオリネの言葉も届かない状態で、ミオリネはどうやってスレッタを救うのでしょうか？

今回はプロスペラが目指すパーメットスコア8で何が起こるのかを解説し、スレッタが自由になる方法を予想していきたいと思います。

前回の考察はこちら👇

エリクトは何故エアリアルになったのか？

エアリアルが誕生するまでの年表から、エリクトがエアリアルになった経緯を解説します。

プロスペラ「エリィの生体コードはデータストームと完全に同調できていた。けれど幼い体は過酷な宇宙の環境に耐えられなかった。私はルブリスを使って、エリィの命を繋ぐと決めたわ。エアリアルとしてね」

ベルメリア「データストームのネットワークを使って、生体コードを転移したってことですか？」

機動戦士ガンダム 水星の魔女16話「罪過の輪」

21年前、エルノラとエリィは水星に逃れましたが、過酷な宇宙環境にエリィの肉体は耐えられかったようです。

ルブリスのデータストームのネットワークにエリクトの生体データを移すことで、エリクトはエアリアルという新しい体を手に入れて命を繋ぎました。

パーメットスコア8で何が起こるのか？

プロスペラ「でもスコア8なら、クワイエット・ゼロでデータストームの領域を広げれば、エリィは自由に生きることができる！」

機動戦士ガンダム 水星の魔女16話「罪過の輪」

このセリフから考えられるプロスペラの目的は二つ。

敵のシステムをオーバーライドしたり空間を掌握したりと、これまでエアリアルはスコアを上げることでさまざまな能力を開花させてきました。

ではパーメットスコア8になると、何が起こるのでしょうか？

以下、二つの仮説を立ててみました。

エアリアルがスレッタなしで動くようになる

スレッタ「あっ、やめて。止まってエアリアル！」

機動戦士ガンダム 水星の魔女14話「彼女たちのネガイ」

14話のソフィとの戦いの中で、エアリアルはスレッタの意思に反して、ソフィにとどめを刺そうとしています。

オープニングでは、スレッタがエアリアルに乗っていないにも関わらず、エアリアルが動く様子が描かれているので、エリクトがスレッタなしでもエアリアルを動かすようになる可能性は高いです。

エアリアルだけに留まらない可能性も？

プロスペラ「今のエリィはパーメット粒子と同じよ。エアリアルという体がなければ、物理空間では崩壊してしまう」

機動戦士ガンダム 水星の魔女16話「罪過の輪」

現在エリクトはエアリアルという体があって初めて存在を維持できています。

しかし、パーメットリンクを介した機器に自在にアクセスできるとしたらどうでしょうか？

奪うだけでなくエリクトとして存在できるようになれば、エリクトはエアリアルという体に縛られることなく、あらゆる機体をエリクトとして自由に動かせることになります。

これが、プロスペラが言っていた「エリィは自由に生きることができる」という状態ではないでしょうか？

エリクトがみんなに見えるようになる

エアリアルを強奪しようとした5号はデータストームで悶絶します。

その時5号はエリクトの姿を見ており、声も聞いています。

4号も同じく、データストーム後にエリクトを見ていますが、その時はシルエットだけでした。

これはスコアが上がったことにより、より鮮明にエリクトを視認できるようになったと考えていいでしょう。

つまりスコア8になれば、誰にでもエリクトの姿を確認することが可能になるかもしれません。

ただしガンダムパイロットとして訓練された兵士や強化人士ならともかく、一般人がデータストームに耐えられるかは不明です。

何故5号はエリクトに拒絶されたのか？

「UNABLE TO LINK」とモニタに表示され、5号はエリクトが引き起こしたデータストームによって撤退を余儀なくされました。

以下、拒絶された理由を何点か挙げています。

項目「パーメットスコア」に関してですが、エアリアルのスコアが上がり、5号を追い出すだけの力を身につけたのではないか？という推測です。

皮肉にもエリクトには自分の意思があり、プロスペラの言いなりであるスレッタとは正反対なんですよね…😭

ミオリネはどうやってスレッタを救うのか？

プロスペラに洗脳されているスレッタには、ミオリネの必死の訴えも届きませんでした。

ミオリネはかなり頑張っていましたが、これは説得してどうにかなるレベルではありません。

プロスペラに直談判するも、ヴァナディース事変というカードを切られ、総裁になるという厳しい条件まで突きつけられてしまいした。

圧倒的不利な状況で、ミオリネはどうやってスレッタを救うのでしょうか？

プロスペラが強大すぎてお手上げに近いのですが、大きく二つ予想してみました。

株式会社ガンダムでスレッタを救う

ミオリネ「守るわよ。私があんたを」

機動戦士ガンダム 水星の魔女7話「シャル・ウィ・ガンダム？」

元々株式会社ガンダムはスレッタを守るために作られた会社です。

その後、兵器としてではなく医療で命を救うガンダムを造るという経営方針で、営業停止命令の中でも奮闘を続けています。

ミオリネが帰ってきた途端に仕事を振ったり、ニカの居場所を突き止めようとするミオリネに、チュチュがお礼を言ったりと、ミオリネはスペーシアンでありながら、地球寮のメンバーとの絆を順調に育んでいます。

スレッタ「エランさんに何もないなんてこと…絶対にないです！」

機動戦士ガンダム 水星の魔女6」話「鬱陶しい歌」

これはスレッタが4号に贈った言葉ですが、これはスレッタも同じはずです。

何もない操り人形であるはずがありません。

ミオリネ一人でダメなら地球寮のみんなでスレッタを取り戻す。

そういう展開になってくれたら嬉しいですね😊

プロスペラが妨害する可能性も？

ここで立ち塞がるのはラスボス…もといプロスペラです。

プロスペラは何故かこのタイミングで地球寮を訪ねています。

「デリングは英雄ではなく、アーシアン大量殺戮者だ」などと吹聴されてしまえば、ミオリネが孤立してしまいます。

ミオリネと地球寮との仲を引き裂き、ミオリネに逃げ道をなくすために現れたのだとしたら怖すぎますね😭

しかし逆に言えば、ミオリネや地球寮の結びつきが強ければ強いほど、自分の計画の障害になり得るとプロスペラが危惧しているとも言えます。

エアリアルを廃棄する

今までのミオリネの方針を覆すトンデモ説です。

エアリアルを廃棄してしまえば、スレッタはプロスペラにとって利用価値がない子供となり、スレッタは解放されるでしょう。

しかし、エアリアルの廃棄はエリクトの死を意味します。

そんなことプロスペラもスレッタも許すはずがありません。

しかしミオリネが強硬策を取れるとしたらどうでしょうか？

その策とは、まさにプロスペラが実行しようとしている「クワイエット・ゼロ」です。

クワイエット・ゼロはパーメットリンクを介したシステムを全て破棄することが目的

デリング「命を奪った罰は、機械によってではなく、人によって課されなければならない」

機動戦士ガンダム 水星の魔女　PROLOGUE

デリングは多くの戦場を経験し、人間性が失われ兵器に決定権を委ねる状況に強く反発していました。

兵器はあくまで道具であり、人を殺すという決定は人がするべきだと考えています。

だからこそ、パイロットの命まで奪うガンダムを呪いだと言い、魔女狩りを強行しました。

プロスペラ「データストームを利用して、パーメットリンクを介したあらゆるシステムを制御する、新機軸のネットワーク構想」

機動戦士ガンダム 水星の魔女14話「彼女たちのネガイ」

ここで、プロスペラがミオリネに説明していたパーメット・ゼロの内容におかしな点が出てきます。

確かに全てのシステムを思いのままに制御できれば、デリングは神様になれるでしょう。

しかしそこに人間性の回帰はありませんし、ノートレットが提唱した「植物の多種多様な生存戦略を人類にも適用できないか」という創案とは真逆のことを言っているように思います。

つまり、デリングの本来の計画は、全てのパーメットリンクを介したあらゆるシステムを破棄することではないか？ということに繋がっていきます。

クワイエット・ゼロという名前は、データストームを利用してパーメットリンクのシステムを鎮静化させるという意味になります。

クワイエット・ゼロを内密に進めているのも、パーメットリンクシステムの破棄だなんて、モビルスーツで儲けているベネリットグループの企業が認めるはずがないからです。

もしこの仮説が正しければ、ミオリネはクワイエット・ゼロを使って、エアリアルを廃棄することができます。

YOASOBIの祝福MVでは、エリクトが消えた後、苔が生えたエアリアルを背に歩き出すスレッタの姿が描かれます。

これはスレッタが呪縛から解放され、自分の意思で歩き出すということを意味しているのかもしれませんね。

何度でも聴きたい！YOASOBIの「祝福」はこちらから👇

16話の感想

「私は笑えない！正しくっても笑っちゃいけないよ！」

「これ以上スレッタを思いどおりにさせないから！」

「復讐したければ大人同士で勝手にやって！でもスレッタをあんたの復讐に巻き込まないで！」

シャディクは「人のために動くなんて、昔のミオリネなら絶対やらなかった」と言っているので、このミオリネの成長は本当に頼もしいです。

プロスペラ相手に一歩も引かずに、自分の意見をぶつけています。

しかしこのタイミングでヴァナディース事変の真実を語るなど、ミオリネすらも思い通りに操ろうとするプロスペラが一枚上手でした…。

何とかプロスペラの呪縛からスレッタを救う方法はないものかと、今回は二つの予想をたててみましたが、いかがだったでしょうか？

もし皆さんがスレッタを救う方法を思いついたら、株式会社ガンダムまで連絡してあげてください📞

それでは以下、気になったことをピックアップしています！

グエルの帰還

グエルあっさり学園に帰ってきましたね！

次回のサブタイトルが「大切なもの」なので、グエルのお当番回である可能性があります😊

グエル「これ以上…なくしたくないんだ。俺と父さんを繋ぐもの」

機動戦士ガンダム 水星の魔女15話「父と子と」

グエルが主導し、ラウダと共にジェターク社を立て直してほしいですね！

グエルはフォルドの夜明けの捕虜だったことに加えて、地球の現実を知る者であり、プロスペラの思惑から完全に外れている人物です。

グエルがダークホースとなって、スレッタを救う手助けをしてくれたら嬉しい🥰

ラウダも帰還を待ち望んでいた？

セセリアが学内用のスレッドを確認しているシーンがありますが、ところどころ「ラウダが書き込んだのかな？」と思われるタイトルがありますね🤣

帰ってきたグエルを見て卒倒してしまったラウダは、誰よりもグエルの無事と帰還を願っていたということでしょう。

ティルは地球寮の仕事人

何か言いたげなスレッタに気づいて、ティルが助け舟を出してくれましたね。

グラスレー寮での戦いで、咄嗟にシャディクを出し抜く作戦を考えるなど、ティルの機転には驚かされるばかりです。

まさにティルは地球寮の仕事人と言えるでしょう😳

フェンは心強い味方になる？

宇宙議会連合がどういう組織なのかはいまだ不明です。

ベネリットグループからシン・セーに大金が流れていることに勘づき、議会が強制介入しようとしていること、フェンはそれを止めたいことが分かっています。

ミオリネとフェンは互いの目的のために協力関係にあるため、今後フェンが心強い味方になってくれそうですね。

Season2に突入しましたが、水星の魔女は毎回内容が濃いですね！

次回は総裁選の話になるのでしょうか？

次の総裁はやはりミオリネになって欲しいですね。

シャディクが「御三家のどこかが後ろ盾になればあるいは…」と言っているので、ジェターク社が後ろ盾になってくれることを期待しています。

それこそ、ミオリネが「あんたスレッタが好きなんでしょ？スレッタを助けたいなら協力しなさいよ！」とかグイグイいって欲しいです😂

次回の考察はこちら👇