アイをトレースしたあかねが、父親捜しの突破口となるか?
アニメ「推しの子」の第7話「バズ」の考察です。
アクア「大人がガキ守らなくてどうすんだよ」
「あかねを悪役に仕立てたらエンタメとして面白い」という制作側の思惑を真正面からぶった切る、アクアの真剣な表情に痺れました…!
出演者目線の「今ガチ」を投稿することで、今まで見守るだけだった声なき声の共感を得たのは大きかったですね。
メンバー全員であかねの今後の役者人生を守り抜いた印象的なシーンでした😭
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ【推しの子】の7話のネタバレを含みます。
7話をご視聴の後で読んでいただると、より楽しめます。
あかねのプロファイリングは正確か?
ここでは、あかねによるプロファイリング項目をピックアップし、どれだけ正確か検証しています。
◎/〇/△/×の4段階で判断、判断できなかったものは?になっています。
判断の基準は以下の通りです。
◎:2個以上の根拠。かなり正確。
〇:大体合っている。根拠がアイの発言のみだったり、事実確認がないもの。
△:正しいか怪しいもの
×:間違っているという根拠がある
アイは基本ウソつきですが、アイの独白の場合は嘘ではないとして検証しています。
検証には赤坂先生の書き下ろし小説「45510」から多く抜粋しているので、まだご覧になっていない方は是非読んでみてくださいね👇
こうしてみると、あかねのプロファイリングは怖いくらい正確ですね😳
この分析から分かることを解説していきます!
アイの中にある「二面性」について
あかねの分析の中で気になった項目が、「承認欲求が満たされている」ということです。
承認欲求というのは主に二つに分類されます。
他者から認められたいという気持ち(賞賛獲得欲求)、他者から嫌われたくないという気持ち(拒否回避欲求)です。
承認欲求があまりない人の特徴としては以下のとおり。
- 他人に嫌われることを恐れない(マイペース)
- 寛容
- 認められたいという気持ちが弱い
- 満足ラインが低い
アイに当てはまるものもあれば当てはまらないものもありますね。
アイ「母親としての幸せとアイドルとしての幸せ。普通は片方かもしれないけど、どっちも欲しい。星野アイは欲張りなんだ」
アニメ【推しの子】1話「Mother and Children」
全てを手に入れようとする貪欲さは、承認欲求の高さを表しているような気もします。
承認欲求の項目以外でも、「秘密主義と暴露欲求」「無頓着と執着」など、一見矛盾する二面性をアイは持っています。
アイ「私はウソつき。考えるよりも先にその場に沿ったことを言う。自分でも何が本心で何がウソなのか分からない」
アニメ【推しの子】1話「Mother and Children」
アイ自身でさえ本心とウソの境界が曖昧なようです。
一体これはどういうことなのでしょうか?
アイも転生者?
金輪際現れない一番星の生まれ変わり
アニメ【推しの子】主題歌「アイドル」
主題歌の中で、「一番星の生まれ変わり」と出てきます。
これを額面通りに捉えるならば、アイはアクアやルビーと同じ転生者ということになります。
アクアやルビーが元医者/元難病の子というのを周囲に話すことなく、星野アイの子どもを演じているように、アイも転生者であり星野アイを演じているとしたら…?
それならば、アイが自然に持ち合わせている二面性にも説明がつきます。
あかねがルビーとアクアの秘密に気がつく?
何かと秘密が多いアイの周囲ですが、今回あかねが秘密にグッと近づいた気がします。
既にアイの異性関係について勘づいていますし、世間では公表されていないアイの子どもの存在に気づいてもおかしくなさそうです。
ルビーはアイそっくりですし、今までバレなかったのがおかしいくらいですよね😅
今までベールに包まれていたアイの軌跡をトレースするあかねの能力があれば、父親捜しもグンと進展するのではないでしょうか?😎
モアイ像の胴体は埋まっている?
MEMちょ「一見あかねーの叩きが目立っているけど、それって表面的なものでさ。実体としては数%程度のものでしかない」
アニメ【推しの子】7話「バズ」
いわゆる氷山の一角と言いたかったんでしょうが、後ろのモアイ像が気になって集中できませんでしたw
モアイ像に胴体があることは、1956年にノルウェーの人類学者ヘイエルダールによって一部が発掘されたことで判明しています。
1987年に完全に発掘されますが、その時のモアイ像の全長は何と12m!
半分以上が土に埋まっていたというんですから、驚きですね😅
初期のモアイは全長3mくらいだったんですがどんどん大きくなり、後期の大きくなりすぎたモアイは、作ったはいいけど石切り場から運ばれることもなくそのまま埋もれてしまったようです😓
7話の感想
あかねの炎上騒ぎが最高の形で収まりそうでホッとしました。
今ガチのメンバーが皆いい子たちで良かったです~😭
そしてラストは衝撃展開でしたね。
アイのしぐさ、雰囲気、抑揚までも完璧にトレースしたあかねに脱帽です!
これはあかね役の石見舞菜香さんの演技力が大きいと思います。
あの目の星は遺伝じゃなかったんだ…😅
素の性格では不器用すぎる性格が災いして恋愛リアリティーショーに不向きでしたが、アイの鎧を着たあかねなら、視聴者をあっという間に虜にしてしまうかもしれませんね。
長年アイを傍で見てきたアクアですら目を見張っていますし、まさにあかねの天才役者としての真価が発揮された瞬間でした!
周囲に合わせて演じる有馬かなと、役にどっぷり入り込む黒川あかね、どちらが役者として優秀なのかちょっと気になっちゃいました😳
そしてアクアの反応が気になります。
自分好みの女性を演じるあかねにコロッと落ちてしまうのでしょうか?w
次回アクアに要チェックですね🎵
次回の考察はこちら👇
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