ひづるや潮は生き返るのか?最終回を大予想します!
アニメ「サマータイムレンダ」の第24話「Summertime re-rendering」の考察です。
かなり意味深なサブタイトルでしたが、「ループを飛び越えてあの夏を描きなおす!」というウシオのセリフで合点がいきましたね。
しかも描きなおすのは、1話からではなく300年前から!
つまり影がいる世界はなかったことになりますが、果たして・・?
今回は並行世界の原理をおさらいし、新しく描かれた夏がどんなものになるかを予想しています。
最終回まであと1話ですが、さっそく考察していきましょう!
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「サマータイムレンダ」24話のネタバレを含みます。
24話をご視聴の後読んでいただけると、より楽しめます。
何故慎平は虎島の戦いを知らなかったのか?
シデ「君と全くおんなじことをひづるちゃんが仕掛けてきたんですよ。いやーほんまループってええなぁ」
サマータイムレンダ24話「Summertime re-rendering」
ここでは、8周目の虎島での戦いのことを振り返り、何故慎平がひづるの作戦を知らなかったのかをおさらいします。
8周目、シデの策略で、仲間たちはバラバラに
8周目、慎平のループの始点はタカノス山でした。
すぐに澪やひづるに連絡しますが、どちらとも連絡は取れず。
何とヒルコが慎平(3周目のデータ)の振りをして、仲間たちを分断していました。
澪・窓→アランの畑
ひづる・根津・朱鷺子・凸村→虎島
ひづるは竜之介を取りつかせる作戦を使う
8周目の虎島で、竜之介はシデの鎧にとり憑き、内側から鎧を破壊しました。
その後、ひづると竜之介がどうなったかは描かれていませんが、恐らくシデに殺されたのでしょう。
*ハイネがひづるのスマホで慎平に連絡してきたから。
窓と澪は、もう一人のシデ(巌?)に畑で待ち伏せされ殺されています。
虎島での戦いは、朱鷺子の記憶から知った
アランの畑で澪と窓の死を知った慎平とミオの元に、瀕死の朱鷺子が現れます。
朱鷺子の記憶には、自分を逃がそうとするひづるの姿、シデにやられるロズの姿がありました。
しかし途中からシデとの戦いに乱入した朱鷺子は、ひづるの作戦までは知らなかったようです。
つまり、慎平も8周目のひづるが全く自分と同じ作戦を使っていたことを知らなかったことになります。
慎平は仲間たちを両方救うため、拳銃自殺をして9周目へ突入します。
竜之介は分離、影縫いで動けなくなる
一方、シデはハイネに教えられてひづるの作戦を知っていました。
9周目では、竜之介が取りつく作戦も失敗しており、「楽勝だった」と言っています。
そして10周目でも、ひづると全く同じ作戦をとってきた慎平に対して、冷静に対処します。
竜之介はシデから分離、影縫いで動けない状態になってしまいます。
元々、常夜は人間が生きていけない世界です。
竜之介が動けない状態になり、慎平は体の崩壊が始まってしまいます。
みんなを救うのは慎平!
最終回でOPがないパターンは何度も見たことがありますが、この一番熱いシーンでOPが流れた時は痺れました!!
竜之介「お…お姉ちゃんの言うた通りや。みんなを救うんは慎平や!」
サマータイムレンダ24話「Summertime re-rendering」
ちなみに竜之介のこのセリフは3周目に登場します。
竜之介「ほんまにあの人がみんなを救うん?お姉ちゃん…」
サマータイムレンダ5話「渦」
今回慎平は、9周目のひづるの言葉を2回も引用しています。
慎平が仲間から託された思いを大切にしていることが分かりますね。
慎平とシデの違いも浮き彫りに
一方シデはどこまでも自己中心的でした。
現世にあるというシデの本体は、光の届かない暗闇でただ一人です。
シデはここからヒルコの力を使って空っぽの肉体を操っていたんですね。
シデは結局誰も信用できなかったということでしょう。
託された思いを背負って最後まで諦めなかった慎平とは、全く違う結末を迎えることになりました。
一人足りない!?
慎平「みんなが俺をここまで運んでくれた。誰一人無意味なんかじゃない!無意味にはしない!みんながつないでくれたから…俺はここにおる!」
サマータイムレンダ24話「Summertime re-rendering」
慎平の脳裏に浮かぶのは、ここまで自分を運んでくれた仲間たちの姿…。
何か一人足りない気が・・!!😂
これに関しては、最後の感想でコメントさせていただきますw
誰が足りないか気になる方はこちらからジャンプできます👇
あの夏を描きなおすとどうなるのか?
ウシオ「託されたこの力で、ループを飛び越えてあの夏を描きなおす!急がな!この体が消えてまう前に!」
サマータイムレンダ24話「Summertime re-rendering」
慎平と別れた後、ウシオがやったことは3つです。
ウシオがやったこと、そして並行世界の原理をおさらいし、描きなおした夏がどういうものになるのかを予想します。
ウシオがやったこと
ひづるに録音メッセージを残す
この録音メッセージがきっかけで、ひづるは日都ヶ島に戻ってきます。
ループ中の慎平に、ループ能力の限界と夏祭りの惨劇を伝える
24日の夏祭りの惨劇を止める、これが慎平の目標になりました。
慎平に観測者の右目を託す
ウシオ「プレゼントや」
1話冒頭のシーンに繋がりました!
そして1話では言っていなかったセリフがあります。
ウシオ「ほなな。もう行くわ。辿りついてね。この結末に!最後の最後に、みんなが待ってるよ。私が、待ってるから!」
サマータイムレンダ24話「Summertime re-rendering」
並行世界の原理おさらい
朱鷺子「慎平さんが死ぬと、世界はいくつもコピペされて、その中の一つに意識だけが移動する。そしてそれまでの世界はなかったことになるというわけですね」
サマータイムレンダ21話「網代慎平の一番長い日」
今回慎平たちの意識が移動したのは、300年前の現世です。
ヒルコが常夜の出口と300年前に流れ着いた浜を繋げたからですね。
ウシオが消したのは、赤子のヒルコではなく、ハイネをコピーする前の鯨のヒルコでした。
今まで慎平たちが戦ってきた影のいた世界はなかったことになり、影が存在しない世界になります。
では、ここからどんな世界になったのか予想していきましょう!
新しい2018年夏を予想
慎平とひづるが帰った理由が変化する
何と、振り出しに戻ってきました!
しかし影が存在していないなら、潮はヒルコに殺されることもないはずです。
慎平は潮の葬式ではなく別の理由で戻ってきたことになります。
ひづるも同様ですね。
この時点でひづるの生存が確定しているのは嬉しいです!😊
影に殺された人物はいない
影に殺された人物を以下にまとめました。
他にも、3周目の夏祭りや7周目の体育館戦で兵隊になっていた影たちなど、細かい人物たちがいます。
影に殺される以外の原因(事故・病気など)で亡くなっている場合がありますが、ひづるが生存していたので、ほとんどの人物は無事と考えていいでしょう!
ただし窓の母は、影に殺されたのではなく病気が原因で亡くなっているので、2018年にはもう亡くなっている可能性があります。
また島民を影にしたことで、飢饉を乗り越えたと言っていたので、影がいなくなることで餓死した人もいるかもしれないというのが、唯一不安な点ですね。
慎平たちには1周目~10周目の記憶がない
影がいた世界がなかったことになるなら、1周目から10周目までの記憶は、慎平たちからなくなっているでしょう。
しかし、慎平が仲間たちと共に掴んだ新しい夏が待っていると思えば、決してループした10周が無駄ではないと思わせてくれます!
沼男は出版されていない
小説家のひづるが自身の体験を元に書いた沼男が存在しなくなります。
代わりに「サマータイムレンダ」を出版しているのではないかと予想します。
ひづる「もしこの戦いが終わったら、この島での体験を小説にするよ。ノンフィクションはまだ書いたことないんだ」
サマータイムレンダ19話「メイドインブラック」
24話の感想
最終決戦の締めくくりとして最高の1話でした!
サマータイムレンダには怖い部分・グロいシーンなどは勿論あったのですが、ウシオの明るさに何度も救われてきた気がします。
全ての仕事をやり終えて消えてしまったウシオですが、「私が、待ってるから!」というセリフからも慎平との再会を信じている気がしますね。
元々これは「大切な人にもう一度会いたい」という潮の思いから始まった物語ですし、来週のサブタイトルが「ただいま」であることから、これがウシオとの最後の別れではないと信じたいです!
出番がなかった人たち
ここでは、何かあると思わせておいて結局何もなかった人たちを書いておきます。
チトセがガソリンを撒いて、マッチでスタンバってたのですが、結局何もなかったですね。
そしてラストはもちろんこの方にしめてもらいましょう!
すみません…。
個人の考察なので、予想が外れることもあります🤣
凸村に撃たれて死ぬのは嫌なので、このあたりで私は退散させていただきます!
来週のサマータイムレンダ考察でお会いいたしましょう🥰
慎平たちの10周を振り返ったフローチャート付き!次回の考察はこちら👇
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