ボンが取るのは王の座か、フシの心か
アニメ「不滅のあなたへ」Seanson2の第6話「異端の徒」の考察です。
恐れていた通り、フシ達がベネット教に捕まってしまいましたね😰
フシは不死身のせいか、自分の身を軽んじるところがあります。
その結果、「不死身の人間の殺し方」のお手本のように、溶けた鉄を全身に浴びせられてのたうち回るハメに…。
ターミネーター2でも似たようなシーンありましたね💦
それを数を数えながら眺めている観察者には恐ろしいものを感じます。
ちょっとは助けてやってよ!😡
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「不滅のあなたへ Season2」の6話のネタバレを含みます。
6話をご視聴の後で読んでいただけると、より楽しめます。
フシが倒れた理由
2日前に死んだというハヌイ老師に変身した後、フシは倒れてしまいました。
フシは遺体を見るシーンで鼻を押さえており、遺体の腐敗が始まっていたことが予想されます。
その状態の体を再現したから、変身後フシは倒れたのです。
生きている状態のハヌイ老師を見たことがないので、再生も遅かったのかもしれませんね。
その後観察者によって球に戻されているので、再生自体できない可能性もありそうです。
鉄の檻で気分が悪くなった理由
グーグーの炎で鉄を溶かそうとしたフシですが、途中で具合が悪くなり嘔吐した後に気を失ってしまいました。
観察者「お前の体に必要なものが足りてないのだろう」
不滅のあなたへ Season2 6話「異端の徒」
これは一切窓がない檻で酸素不足になったためです。
毒耐性があるトナリに変身しても良くならなかったのはそのせいですね。
酸素は人間に絶対必要ですからね😓
何故観察者はフシを助けないのか?
溶けた鉄で体を焼かれ悲鳴をあげるフシを目にしても、観察者は知らんぷり。
これは観察者がフシに課したことが「万物を保存すること」だからです。
溶けた熱の熱さを知ることもフシの成長になると、観察者は考えています。
観察者「私がお前に協力するのは、お前の成長を手助けする時のみだ」
不滅のあなたへ Season1 14話「自由の島・ジャナンダ」
人間の感覚で言うなら、目の前で苦しんでいる人がいて自分に助ける力があるのなら助けてしまいそうですが…。
観察者からすると、「万物の保存」という目的に対して一貫した態度であると言えそうです。
ボンは王になれない
オープニングでは、ボンがドヤ顔で玉座に座っているシーンがあります。
周囲には国王・王妃・トルタ・ポコア・アイリスがかしづいています。
こちらは単行本8巻の表紙にもなっている絵です。
単行本の表紙は登場するキャラの夢を表しています。
逆に言えば、これは叶わないということ。
ボンが王になれないことを示しています。
逆に何でボンは王になりたいんでしょうね。
トルタと仲が悪いわけでもないし、家族仲も良いし、王になれなくても幸せになれそうなタイプだと思うんですが…😅
6話の感想
次回予告で、ボンは「フシを悪魔の使いと認めるか?」と問われています。
フシは永遠を生きる者で、ボンは一瞬を生きる者。
ボンが自己保身のためにフシを差し出したとしても、フシは死ぬことはありません。
またボンはウラリス国の王子で、個人とは違いその肩には王家や国民たちの命がかかっています。
個人の考えで判断を下すことはできないのです。
しかしそれでもボンはフシを助けてくれそうな気がします。
ボンは一兵卒の命も取りこぼさず、フシにも普通の友人のように接してきました。
フシを見捨てることはできないのではないでしょうか?
トドだけに?
ボン「さあ。何をしていたか言え。場合によっては、お前を海に帰すぞ」
ボンはアイリスという名前を知らないので、相変わらずトドと呼んでいます。
初めは気に留めなかったのですが、「よく考えたら海に帰すのはトドだからだよね…」と気づいたら笑ってしまいました🤣
シリアスなシーンで笑いを入れてくるのはやめて!!w
フシは冷えた鉄に閉じ込められて身動きが取れず、カハクの左腕に寄生したノッカーも鉄は貫けず、ウラリス国の軍隊を動かせるボンも檻の中と、かなり危ない状況ですが、ポコアの言う通り幸運を待つ時なのかもしれません。
ポコアが軍隊を動かしても、今度はウラリス国自体が異端とみなされてしまうから、状況がよくなりそうにないんですよね😓
フシやウラリス国が異端にならない方法で、フシ達を無事に助け出すことができるのでしょうか?
来週の放送を待とうと思います!
次回の考察はこちら👇
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