スレッタは何者なのか?プロローグ~現在を年表で解説!
アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第6話「鬱陶しい歌」の考察です。
ベルメリア「今さら21年前の復讐なんて無意味ですよ」
初っぱなから爆弾が投下されましたね。
もしプロローグが21年前の出来事であるならば、スレッタは25歳じゃないとおかしいです。
ということは、エリクト≠スレッタになります。
さらにスレッタの出自についてもさまざまな疑問を呈することになりました。
今回はプロローグから現在までの年表で物語を整理しようと思います。
スレッタとエランが決闘を経て心を通わせたのも束の間、無情にもペイル社のCEOらによって、エランは処分されることになります。
エランが思い出した誕生日の記憶は一縷の救いになったのでしょうか…?
スレッタ「まだかな、エランさん」
何も知らずにエランを待っているスレッタが切なすぎました😭
感情が追いつかない!?6話をさっそく考察してきましょう!
*13日放送の総集編の感想を追加しました。
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の6話のネタバレを含みます。
6話をご視聴の後で読んでいただけると、より楽しめます。
アニメ本編や公式サイトに掲載されている用語以外は使用していないので、ガンダム初心者さんも安心してご覧いただけます。
プロローグ~現在の年表
プロローグを21年前と仮定して、公式WEB小説「ゆりかごの星」に準拠した年表を制作しました。
この年表を見ても、エリクト≠スレッタであることは明らかです。
さらにスレッタは一体何者なのか?という話に続きます。
スレッタは何者なのか?
エリクト≠スレッタならば、スレッタはエリクトの妹なのでしょうか?
その場合、5話のアリヤの占いで兄弟の話が出てきたことと辻褄があります。
しかしスレッタが生まれたのはナディムが死んで4年後です。
これだと計算が合いません。
スレッタとナディムがよく似ているからこそ、スレッタは何者なのか?という疑問が生まれてきます。
ナディムが生きている
プロローグで死んだと思われていたナディムが実は生きているという一番平和な仮説です。
ナディムはデリングの手が及ばない安全なところで療養しており、後にエルノラ(プロスペラ)と再会、フォールクヴァング襲撃事件から4年後にスレッタが生まれたというパターンです。
ゆりかごの星では、プロスペラが地球圏と水星を行ったりきたりしているので、ナディムが地球圏のどこかで生きていてくれたら嬉しいですよね…。
ナディムの精子を凍結保存していた
ナディムが死んでいた場合は、精子が凍結保存されていて子供をもうけたというパターンもあります。
精子の凍結保存の技術がガンダムの世界にあるかは分かりませんが、ガンダムを作れるなら凍結保存も技術的に可能という仮定です。
もしオックス・アース社の生き残りがいるとしたら、ナディムの精子がどこかに残っていてもおかしくなさそうです。
エリクトのスペア
エランを処分することになった時、ペイルCEOの一人、ニューゲンが気になることを言っていました。
ニューゲン「スペアはまだあるわ。早く次を用意することね」
水星の魔女6話「鬱陶しい歌」
このスペアとは、エランのスペアであり、今のエランを処分しても次のエランの用意があるということです。
スレッタが会っていたエランは単に身代わりで、本物のエランは別にいました。
市民ナンバーを持っていない人間を連れてきて、顔や記憶を変えてエランとしてガンダムに乗せ、オリジナルのエランは安全圏で高みの見物をしていたわけです。
エラン「彼女の顔も別人のものだったりして」
水星の魔女5話「氷の瞳に映るのは」
スレッタは強化人士ではありませんでしたが、これほど緻密な整形技術が確立されている以上、スレッタがエリクトの顔をした別人という可能性は捨てきれないです。
スレッタはそのことを知らされず、自分をプロスペラの娘だと信じて生きているということになります。
ルブリス
*これはかなりぶっ飛んだ説です。
見ててね、みんな。私たちの娘が、仇を取ってくれる!
機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト小説「ゆりかごの星」
プロスペラ「大丈夫。エアリアルは勝つわ。私のかわいい娘だもの」
機動戦士ガンダム 水星の魔女 6話「鬱陶しい歌」
ゆりかごの星と6話で、どうしてプロスペラの表現が微妙に変わったのか、その違和感から生まれた説です。
実はプロローグで、「私たちの娘」と酷似した表現が使われたシーンがあります。
カルド「ルブリスは、まだ赤ん坊なのさ」
エリクト「赤ちゃん?」
カルド「そう。寝返りもできない生まれたて。ここにいるスタッフ、みんなの子供」
水星の魔女プロローグ
カルド博士はルブリスのことを「みんなの子供」と言っています。
6話でプロスペラが言っていた「私のかわいい娘」は、直前で「エアリアルは勝つわ」と言っているので、エアリアルで確定です。
そうなると消去法で、私たちの娘=みんなの子供=ルブリス=スレッタとなります。
なかなか起動しなかったルブリスが、内気なスレッタと重なる気がしてきませんか?
エリクト「ケーキは好き?今日はエリィの誕生日なんだよ。お誕生日の帽子もかぶるの!ケーキはね、イチゴがのってるの」
機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE
「誕生日がないのは悲しいじゃないですか」と、スレッタが誕生日にこだわりを持っていたことも、エリクトが最初に教えたのが誕生日のことだったからと思うと合点がいきます。
…これはさすがに無理矢理すぎますかね?😅
皆さんのご意見もお待ちしております🎵
スレッタが何者かということは、年表でいうところの斜線部分、襲撃事件が起こってからスレッタが4歳になるまでの空白期間に何があったかで、今後解明されていくと思います。
エランが見た少女は誰?
ファラクトが放ったスタン効果の電磁ビームを食らって、絶体絶命のピンチのエアリアルの周囲に、ガンビットが集合し衝撃波を放っていましたね。
この後エランのガンビットが動かなくなったり、LIVE配信の映像が乱れたりするなどの現象が起きています。
その後エランが聞いたのは少女の声でした。
スレッタも「今日はいつもより声が聞こえた気がする」と言っており、スレッタは普段からこの声を聞いているということになります。
一体この少女は誰だったのでしょうか?
少女の正体はエリクト・サマヤ
3話で、エアリアルのコックピット内でシステム画面が表示されているシーンがありますが、その中には「SYS Ver. E.S」と書かれています。
これはプロローグに登場したエリクト・サマヤのイニシャルと同じです。
エルノラとエリクトが水星に辿りついた後、エリクトがエアリアルのシステムに組み込まれたということになります。
エアリアルが呪いをクリアしているのはエリクトのおかげということですね。
思えばエリクトがルブリスを起動した時、エルノラは手放しで喜んでいませんでした。
自身の身体に負荷がかかってもエルノラはルブリスを起動させようとしていました。
GUNDフォーマットの健全性を証明することはヴァナディースの悲願だったはずです。
ルブリスが起動したのは喜ばしいことのはずなのに、エルノラは「どうしてこの子が…」という表情をしています。
この後エリクトを待ち受ける過酷な運命を、エルノラは悟っていたのかもしれません。
ベルメリアの見立てとはどういう意味か?
エラン「ベルメリア・ウィンストン。あんたの見立ては間違ってたよ」
スレッタとの激闘のさなか、エランはベルメリアの見立てが間違っていたとつぶやきます。
これは一体どういうことなのでしょうか?
ベルメリア「次の戦闘は問題ないわ」
エラン「次の次はもたないってことか」
機動戦士ガンダム 水星の魔女 6話「鬱陶しい歌」
エランとスレッタが決闘する前に、エランはベルメリアの定期検査を受けています。
検査の内容までは明らかになっていませんが、あと何回ガンダムに乗れるのかという意味です。
ベルメリアは次の戦闘は問題ないと言っていましたが、エランはスコアを4まで上げてスレッタと戦っていました。
そのため、想定以上のパーメットが体内に流入し、エラン自身「次はない」と悟っていたようですね。
6話と総集編の感想
せっかく仲良くなれそうだったのに、処分されるとかそんな無慈悲な展開ある?😭
強化人士5号が出てきて、スレッタと仲良くなることもありえなくはないですが、そのエランは誕生日のことを思い出したエランとは別人なんですよね…。
こんなことをしてまでガンダムって開発しないといけないものなんでしょうか?
プロローグで「生贄を要する技術が詭弁だな」と言っている人物がいて、その時は悪者にしか見えませんでしたが、ガンダムにエリクトが使われている可能性があり、パイロットであるエランが処分されるのを見てしまうと、ガンダム開発を暴力で止めたデリングが正しかったのではないかと、頭が混乱しそうになります😓
魔女のレッテルを貼られ、歴史から消されたGUNDという技術が、エアリアルの活躍を通して人を救う医療技術として再興していく。
スレッタはエアリアルと共に、GUND技術を応用し水星を誰も死なない星にして学校を作るという夢を叶える。
そんな明るい着地点を予想していたのですが、エアリアルに呪いのモビルスーツとしての様相が明らかになってきて、不穏な未来しか見えません。
プロスペラ「ベルはヴァナディースの遺志を継いだのね」
ベル「も」じゃないってことは、プロスペラの頭の中は復讐しかないんだ…と思うと悲しかったですね😭
一体プロローグの後に何があったんでしょうか…。
呪い呪われた未来は 君がその手で変えていくんだ
水星の魔女 OP主題歌「祝福」の歌詞より引用
今はただこの歌詞を信じて、スレッタが呪いを跳ね除け未来を手にすることを祈るばかりです。
癒しは逞しく生きるグエル
ジェターク寮を追い出された時、こんな展開も期待したんですが、思ったよりキャンプ生活を満喫してて、グエル先輩逞しかったな🤣#水星の魔女 pic.twitter.com/uj9ein8Pza
— yunko (@todaysyunko) November 7, 2022
ニカ姉さんがスレッタのことを呼び捨てで呼ぶようになったことや、地球寮のメンバーが協力して、ジャンク品からエアリアルの推進ユニットを作ってくれたりと、ほのぼのするシーンは合間にありましたが、一番癒されたのはグエルでしょうか?
ジェターク寮を追い出される時も、ジェターク寮の生徒たちはグエルを嘲笑するでもなく心配そうな表情でした。
グエルがいかにジェターク寮の生徒から慕われているか分かるシーンでしたね。
グエルはスレッタを追って地球寮に来るかと思ったのですが、何とソロキャンプを楽しむ余裕っぷりw
逞しすぎる御曹司に癒される!!😂
総集編はグエル役を務める阿座上洋平さんがナレーション!
#水星の魔女 #G_Witch
— 阿座上洋平 (@azakami_youhei) November 13, 2022
なんだこのトレンドはぁ!!! pic.twitter.com/BvXfYWCf5W
11月13日に放送された総集編では、グエル役を務める阿座上洋平さんが登場!
アドリブも所々入っているそうで、爽やかな阿座上さんのナレーション中に時折グエルがカットインするという素晴らしいものでした。
グエル推しのそこのあなたも、グエルに惚れ直すこと間違いなしです🎵
*何だこの原稿はぁ!!の部分はアドリブだそうですw
「ガンダムの何がダメなの?」「スペーシアンとアーシアンってなに?」など、視聴者が疑問に思いそうなことを解説してくれる点もありがたかったです。
総集編侮りがたし!
まだご覧になってない方は、グエルナレーションを楽しみながら視聴してみてください🎵
ガンダムチャンネルから見ることもできます😍
阿座上さんのナレーションが光る総集編はこちら👇
阿座上さんの心温まるエピソードをご紹介!
今日の現場でグエル役の阿座上くんが
— 花江 夏樹 (@hanae0626) November 13, 2022
「たまたま当たったから…」ってわざわざ持ってきてくれました。
でも多分当たるまで引いてくれたはず😏#水星の魔女 pic.twitter.com/xR5C9Ufs59
阿座上さんが花江さん(エラン役)に一番くじの景品を持ってきてくれたそうです😍
阿座上さんいい人すぎる…!
阿座上「たっ…たまたま当たったんだからな!別にお前の為に当たるまで引いたわけじゃない。勘違いするなよ!」
こんな一幕があったのかもしれませんねw🤤
7話では、スレッタとミオリネが社交界デビュー!?
その次の週のサブタイトルは「シャル・ウィ・ガンダム?」となっています。
このチャラそうなサブタイトルからすると、いよいよシャディクが動き出すのでしょうか?
御三家最後の一人がついに陥落なるか、こちらも楽しみです。
(11月13日追記)第1クール前半戦振り返りSPの内容から、7話は社交界デビューが待っているようです!
新展開がどのようなものになるのか?
次回が待ち遠しいです~!
第1クール後半も皆さんと楽しんでいけたらと思っております。
次回の考察はこちら👇
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