ウシオ覚醒の理由や、ウシオが幼くなった理由を解説します!
アニメ「サマータイムレンダ」の第23話「常夜」の考察です。
全25話のサマータイムレンダもいよいよクライマックス!
正体を現したゲスすぎるシデ。
ループも未来予知もできない常夜でのバトルはハラハラドキドキでしたね😊
一方で「何故ハイネの故郷への道が開けたのか?」「観測者」「破損データが云々」など、難解な部分が多い回だったように思います。
このページでは、23話を見た皆さんが疑問に思いそうなことを、一つ一つ解説していきます。
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「サマータイムレンダ」23話のネタバレを含みます。
23話をご視聴の後読んでいただけると、より楽しめます。
何故ウシオは覚醒したのか?
シデ「それは観測者の右目。やはり君が卵!それが今覚醒したんですよ!」
サマータイムレンダ23話「常夜」
私は「黄身が卵!」と聞こえてしまいましたw
ハイネからちぎれた右目がウシオですが、想定外の出来事だったからか、ウシオは破損データだらけの状態でした。
しかしヒルコを逆ハッキングするなど成長し、徐々にデータを復元。
そして前回、ヒルコの本体を粉砕(手加減)したことで、ヒルコの中にあったデータを取り込んで完全に復元、観測者としての力を取り戻したのではないかと思われます。
この取り戻したデータの中には人間の頃の波稲の欠片も含まれます。
思えば、17話でウシオの右目が赤くなったのも、破損データだった波稲の人格が一瞬だけ現れたのかもしれません。
波稲のデータを完全にヒルコから取り込んだウシオは、波稲を取り出します。
波稲はひづるの友人だったハイネの元人格で、慎平たちの味方になってくれるみたいなので、心強いですね😊
ヒルコ・ハイネ・波稲の区別について
*当ブログではヒルコ・ハイネ・波稲をこのように区別して表記しています。
また字幕ではウシオは潮と表記されていることが多いのですが、オリジナルの潮と影のウシオを区別するため、敢えてウシオ表記のままにしています。
どうして常夜への道が開いた?
シデ「望み通り・・故郷へ連れ帰っちゃあそ!」
サマータイムレンダ23話「常夜」
3周目では、夏祭りで千人食べて故郷に帰ろうとしていたヒルコ。
故郷に帰るには、かなり力を蓄える必要があります。
しかしシデはヒルコを切り裂き、あっさりと常夜への道を開きました。
「こんなに簡単に常夜に行けるなら、人を食べて力を回復とか面倒なことをせずとも、最初からやれば良かったのでは?」
と感じた方も多いと思います。
その理由を4周目を振り返りながら解説します。
木彫りのヒルコ像
10話で慎平たちは菱形医院の旧病棟に忍び込みました。
そこにあったのは木彫りのヒルコ像です。
ヒルコ像の中には隠し扉の鍵があり、扉を開けるとヒルコ洞へと繋がっていました。
ヒルコ洞は常夜を模したもの
ヒルコ洞では、ドフラインイソギンチャクなど、幻のイソギンチャクが生息していました。
青銅「彼女はただ帰りたがってるだけだ。遠い深い海のかなた・・彼女の故郷に・・」
サマータイムレンダ16話「オリジナル」
青銅のセリフから、ヒルコ洞は常夜を模倣して作られていることが分かります。
ヒルコの中に常夜への鍵があった
ヒルコ洞が常夜に対応しているなら、ヒルコ像はヒルコに対応していると仮定してみます。
ヒルコ像の中には影の力で取り出せる鍵がありました。
10話でウシオは、ヒルコ像をスキャンしてヒルコ洞への鍵を取り出しました。
もしヒルコの中に常夜への鍵が隠されているとしたら?
実際に常夜への鍵を取り出すには莫大な力が必要になるのでしょう。
しかし、そんなことをせずとも鍵を取り出す方法がある・・。
だからこそ、シデはヒルコの体を引き裂いて、常夜への鍵を取り出したのです。
竜之介に引き継がれた約束
竜之介「決めたんです。お姉ちゃんとの約束・・僕が代わりに果たすって!」
サマータイムレンダ23話「常夜」
この約束とは、3周目でひづるが慎平に言った「必ず助ける」という約束です。
慎平を助けるという約束を果たせないと悟った時、ひづるはこう言っています。
ひづる「す・・すまない・・か・・必ず助けると・・言った・・あの約束・・。私には・・果たせそうにない・・・」
サマータイムレンダ20話「「All is (not) lost.」
「私には」、つまりひづるは、慎平と交わした約束を、竜之介に託していたということになります。
だからこそ竜之介は、常夜へと向かう慎平をサポートすると宣言したのです。
慎平たちが常夜から帰る方法は?
ウシオ「こっからは人は行けやん。入ったら出ることも、死ぬこともできやん!迷子になってまうよ!」
サマータイムレンダ23話「常夜」
常夜は人では辿りつけない場所。
出ることも死ぬこともできない恐ろしい場所のようです。
慎平たちに常夜から帰る方法はあるのでしょうか?
ウシオの髪の毛を辿る
常夜へと向かう寸前の慎平たちです。
ウシオの髪の毛が一本だけ、常夜への道から現世に向かって伸びています。
ウシオは一人で常夜へ戦いにいくつもりでしたが、慎平と一緒に現世に戻るため、髪の毛を目印に置いたのだと思います。
常夜はヒルコの記憶と繋がっており、ヒルコが死ねば消えます。
シデとヒルコを倒した後、このウシオの髪の毛を辿れば現世に戻ってこられるはずです!
どうしてウシオは幼くなった?
シデへのハッキングをヤマビコで返され、ウシオはハイネの右目以外のほとんどを失ったようです。
ヤマビコ:シデの能力の一つ。相手の攻撃をそっくりそのまま相手に返す。
絶体絶命かと思いきや、澪から貰っていた回復薬(潮の髪の毛)で見事復活します!
って、何か幼いーーー!?😲
これはハッキングをシデに返されたことで、影の本体が損傷し、本来の大人の潮に変身するだけのストレージがなくなってしまったのではないかと思われます。
そこで、子どもの姿ならそこまで容量をとらないため、幼い姿に変身したのではないでしょうか?
これは瀕死の状態に陥ったヒルコが赤子に戻ったことと似ている気がします。
23話の感想
慎平「俺は潮が好きや。好きなやつと一緒におりたい。何か文句あるか」
言った!
慎平、ようやく言ったな!
両想いおめでとうございます!!🎉
300年連れ添ったカップル(シデとハイネ)のドロドロ熟年離婚を見た直後だっただけに、若者たちの純粋に気持ちが通じ合うシーンは清々しかったです!
ウシオ「私は慎平が好き。好きな人の味方で何か文句あんのか!」
これは8話でミオ相手に啖呵を切った時、14話で体育館戦前の決意表明のセリフをなぞったものでしたね!
それでは、23話で気になったところをピックアップしていきます!
二人の世界に居心地が悪い?竜之介
本日 #サマータイムレンダ 23話の考察記事を掲載予定です。
— yunko (@todaysyunko) September 16, 2022
完全に二人の世界に入っちゃってる慎平と潮に、竜之介がいたたまれなさを感じているように見えるのは気のせいでしょうか?😂 pic.twitter.com/zZhOK4txx6
お互いの瞳に映るのは大好きな人の姿だけ・・♥
私だったら、こんな場面に居合わせたら、即刻この場を立ち去りますわw
シデの電源を切るシーンでざわついた人はファミコン世代
300年間生きたシデサマも勿論ファミコン世代でしょう。
何度も「おきのどくですがぼうけんのしょはきえてしまいました」という字幕を見た経験があるのかもしれません🤣
ブラウン管テレビも登場!
右側についている大きなつまみを回すとチャンネルが切り替わる仕組みです。
上の3つの小さなつまみは何でしょうね?
多分色合いや明るさを調整するつまみだと思うのですが・・。
M69焼夷弾
M69とは、六角形の断面を持った簡素な鋼製のパイプの子爆弾。
M69焼夷弾は、M69子爆弾19発を前後2段に集束して38個とし、クラスター弾とします。
投下後に高度約610mで開裂し、子爆弾へと散開する仕組みです。
太平洋戦争で使われ、当時木造建築だった日本では、大規模な火災被害と大量の民間人への死者が発生したそうです。
東京都・名古屋市・神戸市・大阪市の空襲は歴史的にも有名ですね。
日都ヶ島のモデルである友ヶ島が空襲にあうことはありませんでした。
シデは目的を達成できない
シデは、卵であるウシオの右目を奪って、観測者になるつもりのようです。
しかし思い出してみてください。
これからウシオが慎平に右目を渡すと決まっているからこそ、12話でハイネは慎平の右目を奪えなかったのです。
この事実から、シデはウシオから「卵」である右目を奪えないことになります。
ひづる「その目を網代慎平に授けたのは、ウシオ。君だな」
「彼女が最後まで味方だったからこそ・・あのメッセージと網代慎平の右目が今ここにあるのだ」
サマータイムレンダ13話「トモダチ」
観測者として覚醒したウシオならば、22日の慎平にハイネの右目を授けることもできるでしょう!
シデは無敵に思えるけど・・慎平たちを信じます!!
現世にいるシデの本体にはあの人が活躍?
シデの本体は現世にあるとのことですが、シデの本体を倒すのはこの人かも!!?
凸村、今週もオチ要員として安定でしたw
いつもありがとうございます!🤤
今回は難解なところを解説してみましたが、いかがでしたでしょうか?
難解ではありますが、本編はクライマックスそのもので、多少の疑問は吹き飛ぶ熱い展開だったと思います。
残り2話を共に駆け抜けましょう!
次回の考察はこちら👇
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