何故トキオはイデアールに戻ったのか?
アニメ「SYNDUALITY Noir」の17話「Greyish zone」の考察です。
シエル「私は最初からこっち側なの」
ついにシエルが正体を現しましたね。
新曲が完成したら一番に聞かせるという約束はどうなっちゃうの…?😱
ノワールとミステルを助けるためにアメイジア跡地に向かったカナタですが、マハトとトキオに襲われるわ、シエルには裏切られるわで踏んだり蹴ったりです😭
今回は未契約のゼロ型素体の候補や、トキオがイデアールに戻った理由などを考察していこうと思います!
前回の考察はこちら👇
このページはアニメ「SYNDUALITY Noir」の17話のネタバレを含みます。
17話をご視聴の後で読んでいただけると、より楽しめます。
何故アルバは英雄なのか?
アルバ「クレイドルなら物心つく前から乗ってる。生きるために乗るしかなかった」
「SYNDUALITY Echo of Ada」Old Amasia Investigation Trailer
アルバはゼロ型メイガス・エイダを連れたドリフターです。
ドリフターとしての腕前もさることながら、アルバを英雄視する人々が多いのは、アルバが人類の救世主ともいえる存在だからです。
それは世界人口の92%が喪失したと言われる災厄「新月の涙」が大きく関わっています。
ブルーシストは人体に有害
新月の涙以降、雨にはブルーシストという未知の猛毒が混入しており、普通の人間は触れるだけでモザイク病を罹患するようになりました。
そのため地上は人にとって住みづらい環境になってしまいます。
人類が雨を克服する大きな一歩を踏み出したのは「レインタイト」と呼ばれる個体が発見された2222年のことです。
アルバはレインタイト
アルバはレインタイトと呼ばれる個体で、ブルーシストに触れてもモザイク病を発症しません。
アルバは反アメイジア組織に所属しており、2222年4月27日にテロ行為でアメイジア政府に拘束されています。
そのまま極刑になるはずでしたが、対ブルーシスト血中因子を持っていたため、クゼ医院のドーサンによって保護観察処分となり、アメイジアの市民権を得ました。
ワクチンの成分の素はアルバの血液
アメイジア崩壊後、アルバは暫定政府の研究者に血液を供与しています。
ドーサンの研究成果からレインタイト血清はほぼ完成していましたが、アルバの血液が提供されたことで増産体制が加速したと言えます。
その後徐々に人々は地上に拠点を作り、ドリフターの一攫千金時代が到来することになりました。
アルバは雨に怯える人々が地上に進出するきっかけを作ったから、英雄と呼ばれているんですね😳
未契約のゼロ型素体は身近なところにある?
アルバ「一人を別の体に移せばいい」
カナタ「そんなことできるんですか!?」
アルバ「ゼロ型のメイガスがもう一体あればな。ただでさえ希少性が高いうえに、契約前のメイガスとなれば見つけ出すのは困難だ」
アニメ「SYNDUALITY Noir」17話「Greyish zone」
アメイジアが崩壊したのは20年前であり、アメイジアで製造されていたゼロ型メイガスを探し出すのは非常に困難です。
シエルはゼロ型メイガスでありながら、マスターがいない珍しいメイガスなので、ノワールとミステルを救う素体になりえるかもしれません。
ただその場合、シエルに盛大な死亡フラグがたっちゃうってことになるんですが😭
トキオは何故イデアールに戻ったのか?
トキオ「歓喜がどうとか、美辞麗句を並べ立ててうそぶいてるお前も、昔のまんまだなぁヴァイスハイト」
ヴァイスハイト「どれだけ退屈でも、ここは君の生まれ故郷。僕やマハトをはじめとする大切な家族がいる」
アニメ「SYNDUALITY Noir」17話「Greyish zone」
白仮面ことトキオですが、イデアールに忠誠を誓ってるとはとても思えないんですよね。
では何故イデアールに戻ってきたのでしょうか?
シュネー「私は決して許しません。マイロードを置き去りにしたあなたがたを」
ムートン「はて?私の記憶とは一致しませんが。あなたのマスターは自らの意思で残ることを選んだはず」
アニメ「SYNDUALITY Noir」17話「Greyish zone」
恐らくトキオはイデアールを去る時、マハトと一緒に行こうとしたはずです。
しかしどうやらマハトはイデアールに残ることを選んだようですね。
「忘れられないというのは、いささか苦しいものですな」
ムートンが何を話しているのか、トキオには痛いほどわかった。
それは、トキオがこの街に来る前の話だ。「もう忘れたよ」
「坊っちゃん。カナタ様はついて来てくれたのです。なら、なんとかするのがスジですものね」
「SYNDUALITY Kaleido」ep.01「ジョンガスメーカー」
マハトはトキオについてこなかった。
そしてトキオはずっと後悔している。
ならばトキオは、今度こそマハトとイデアールから逃げるために戻ってきたのではないでしょうか?
ヴァイスハイトが「家族」って言ってることも気になりますね😅
「SYNDUALITY Kaleido」にマハトのエピソードが追加!
外伝小説「SYNDUALITY Kaleido」にep.04「黒き翼と白き羽根」が追加されました😊
マハトに命を救われ、以来付き従う野良ドリフター・ブライス視点のお話です。
ギルボウは元々黒かったことが明かされています。
イデアール自体はゼロ型メイガス狩りを行うなど、過激な行動が目立ちますが、マハト自身の人となりに魅かれるドリフターもいるんですよね。
マハト「ふむ、何故かよく分からぬが部下にもよく言われる。我は誰に対しても心を閉ざしたことなどないのだが」
アニメ「SYNDUALITY Noir」3話「Behind of the mask」
ディザイアネストで初めてカナタに出会った時、マハトは部下の話をしています。
「よく言われる」という表現からも、とっつきにくい印象はあるものの、部下から慕われているようです。
マハトは早く部下を連れてイデアールから去った方がいいと思う…😓
ヴァイスハイトがとにかく不気味で気になっちゃいますね。
17話の感想
シエル「笑顔で帰りましょうね」
ヴァイスハイト「人間気取りかい?機械仕掛けのお人形なのにね?」
アニメ「SYNDUALITY Noir」12話「Mirage of the Ideal」
人とメイガスの区別がないカナタに対し、ヴァイスハイトはシエルを人形扱いしています。
どちらがシエルにとって傍にいて居心地がいい人物なのかは明白だと思うんですが、何故かシエルはヴァイスハイトに逆らえません。
次回はシエルのお当番回?
シエルの裏切りによって囚われの身となってしまったカナタ。イデアールには仮面をかぶったトキオとムートンの姿もあった。さらに追い打ちをかけるように、シエルはヴァイスハイトからカナタの始末を命じられてしまう。そして明らかになるシエルの衝撃の過去とは―。
アニメ「SYNDUALITY Noir」18話「Beyond the sky」あらすじ
18話のあらすじを見るかぎり、次回はシエルの過去が明らかになるようです😊
個人的に何故シエルはマスター不在なのか気になります。
マリアは複数の汎用メイガスと契約していますし、ヴァイスハイトやマハトが契約すればいいだけだと思うんですが…。
「新曲が完成したら一番に聞かせる」「みんな笑顔で帰る」など、死亡フラグをビシバシ感じてしまいますが、そんな不吉なフラグはへし折って欲しいですね😭
次回の考察はこちら👇
コメント