アフィリエイト広告を利用しています
アフィリエイト広告を利用しています

【考察】ルパン三世PART6 #3「大陸横断鉄道(嘘)の冒険」

ルパン三世PART6

狙うお宝は英国鉄道第一号の切符!?

スポンサーリンク

あらすじ

「探偵と悪党」の考察はこちら。
マーキス侯爵に変装したモートン(左)とアラクネ閣下に変装したルパン(右)
雑なつけ髭と、明らかに合っていない服のサイズが偽物のあかし。

ルパン一味が狙う次のお宝は、鉄道オタクと名高いマーキス侯爵が所有する、英国鉄道第一号リバプール&マンチェスター鉄道が催した試乗会の切符!

南アフド共和国首相アラクネ首相として侯爵邸に潜入したルパンは、出迎えたマーキス侯爵が偽物であることに気づく。

執事のモートンが、庭園鉄道に乗り込んだマーキス侯爵を殺害し、服を奪って変装していたのだ。
自動運転の庭園鉄道に乗車していたはずのマーキスをどうやって殺害したのか?

そして無事お宝を手に入れた不二子に危機が迫る!
ルパン達は不二子を救い出し、お宝を回収することができるのか?

大陸横断鉄道(嘘)の冒険 キャラクター紹介

マーキス侯爵
細身の老紳士。
この日は庭園鉄道のお披露目パーティだったため、多くの鉄道ファンがマーキス邸にやってきていた。
アラクネ首相の到着する前、庭園鉄道に乗車したが、モートンの陰謀により帰らぬ人になってしまった。

モートン
マーキス邸の執事。
お宝を狙ってマーキス侯爵を密かに殺害。

クイーン
ニューヨーク市警の警視。
ルパンが現れる場所を察知した銭形を車で送り届ける。
リーとダネイはクイーンの甥っ子。

マンフレッド・リー
クイーン警視の甥っ子。
ダネイと従兄同士。

フレデリック・ダネイ
クイーン警視の甥っ子。
リーと従兄同士。

マキ
リーとダネイがパーティ会場で会った黒髪の女の子。
リーとダネイに不二子の危機を知らせる。

庭園鉄道

鉄道侯爵家ご自慢の庭園鉄道のスペックを紹介。

  • アメリカ横断鉄道を模したもの。
  • 5㎞続く庭園に片道30分、時速10㎞の速さで運行している。
  • 東の池には自由の女神、西の池には金門橋、途中の築山はロッキー山脈に見立ててある。
  • ロボットによる自動運転。
  • 障害物は即時に検知して排除するシステム。

マーキス侯爵殺害のトリック

マーキス侯爵殺害のトリックはこちら(*タップで開く)

 

障害物検知システムを利用して殺害した。

侯爵は列車がミシシッピ川を走っているあたりで既に殺されていた。
その手前のロッキー山脈のところで、雪玉を使って列車を止めた後侯爵を殺害したものと思われる。

列車は時速10㎞だが、邸内は車の乗り入れが禁止されていたので、列車を止めて殺害する方法を選んだのだろう。

侯爵を殺し金庫の鍵を奪ったものの、お宝の場所が分からなかったため、アラクネ首相がルパンと知りつつすぐバレる変装で迎え、お宝を盗ませたのだ。

この雑な変装が、最終的にモートンを自滅させることになるとは、何とも皮肉な話である。

その他の小ネタ

今回登場した人物の元ネタを紹介する。

マンフレッド・ベニントン・リーフレデリック・ダネイはアメリカの推理作家、編集者である。

プロットとトリックをダネイが考案し、それをリーに梗概などの形で伝え、2人で議論を重ねたあとリーが執筆する形で推理小説を書いていた。

「エラリー・クイーン」「バーナビー・ロス」の名義で活動。

クイーン警視も小説の中で主人公の父役として登場する。

3話の感想

1話完結型なので、テンポよくサクサク進み、安定のアクションだった。

ラストの不二子の「私のお宝をさらった、バチね」も良かった。
バチというよりむしろご褒美だと思うのだが、言葉選びが不二子らしい。

ルパン一味はお宝そのものではなく盗む過程を楽しむことが多い。
そのために、お宝を取り逃がすことも少なくないが、そこに未練を感じさせないところがまたかっこいい!

さて、次回は押井守脚本の「ダイナーの殺し屋たち」が放送される。

筆者は押井守作品の中では「攻殻機動隊-GHOST IN THE SHELL-」「スカイ・クロラ」が好きだ。

攻殻機動隊は20年以上の前の作品だが、色褪せない面白さがある。
名作に新旧はないと感じさせる。

「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」は面白いが、これは絶対に映画館で観て欲しい作品だ。
普段映画をそんなに観に行くことがないが、何故か最前列で2回観てしまった作品だ。

興味がある方は是非見てみてほしい。

「ダイナーの殺し屋たち」の考察を読む。

コメント

タイトルとURLをコピーしました